ライフステージや介護経験で変化する介護の不安 クチコミプラットフォーム「buzzLife」アンケートレポート
[12/12/13]
提供元:@Press
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インタラクティブ・マーケティングをワンストップで手がける株式会社イーライフ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:藤原 誠一郎)は、同社が運営するクチコミプラットフォーム「buzzLife」(バズライフ、 http://www.buzzlife.jp/ )の会員約18万5千人に対して、介護に関するアンケート調査を行いました。
「buzzLife会員」は、商品の新しい価値を発見する「創造的消費」を行い周囲と積極的に交わる、いわゆるアクティブ・コンシューマーの要素が強く、無報酬の活動にも関わらずbuzzLifeの諸活動に積極参加し自分の意見を発信する特徴があります。今回は「介護の不安」をテーマにアンケートを実施したところ、実に約11,361名の会員から自由記述を伴う回答が寄せられました。
※この「buzzLife」アンケート結果は、「buzzLife」ホームページ内でも公開しています。
URL: http://www.buzzlife.jp/survey/2012/121201/
■介護の従事状況――50代では5人に1人が介護に従事
まず、現在介護に携わっているかどうかについて尋ねました。全体では、何らかの形で介護に従事している人は全体の15%弱。内訳は家族・身内が9%、次いで仕事4%弱、両方が1%となっています。
また、年代別では40代以降に介護従事者が増加、50代では5人に1人以上が家族または仕事で介護に従事しています。
・あなたは現在、介護に従事されていますか? N=11,361
【グラフ1】 http://www.atpress.ne.jp/releases/32244/1_1.png
■介護の不安――精神・経済・時間の不安がライフステージや介護従事で変化
【全体】介護者自身の精神・経済・時間が三大不安
そして介護について不安に思うことを複数回答と自由記述回答で答えてもらいました。
全体では、「精神的負担や疲れ」「経済的負担」「身体的負担や疲れ」がトップ3で、いずれも6割超となっています。次いで「時間的拘束」が5割弱、「仕事との両立」が4割弱。「介護者自身の精神・経済・時間」が三大不安であり、その不安の強弱が後述のライフステージや介護の従事経験で変わってきます。
・あなたが介護において不安に感じる事はありますか。当てはまるものすべてお選びください。 N=11,361
【グラフ2】 http://www.atpress.ne.jp/releases/32244/2_2.png
【性別】女性は不安が高め、男性:経済面 女性:精神面の不安が多い
性別では、どの項目も女性の方が不安に思う率が高くなっています。FAでは「介護が長くなると精神的に疲れて不安になると思う(40代女性)」と精神面の不安が多く出てきます。一方男性は、「思っている以上に経済的負担が大きく家計にこたえる(50代男性)」など経済面の不安が。介護を自分で担うことが多い女性と、家計を支えることが多い男性の違いからきているのかもしれません。
・あなたが介護において不安に感じる事はありますか。当てはまるものすべてお選びください。 N=11,361
【グラフ3】 http://www.atpress.ne.jp/releases/32244/3_3.png
【年代】若い年代に時間的拘束の不安、高齢化で経済面に不安も
年代では、20〜40代の不安が高く、逆に50代以上になると不安が低くなる傾向にあります。
詳しく見てみると、40代以下では「まだ子供が小さいことと、仕事をしているため、家事育児、仕事そして介護それらの両立ができるかが一番不安です(20代女性)」など、時間的拘束や仕事・育児との両立などの不安が高い傾向にあります。既婚・子どもありの回答者でも同様の傾向が出ており、仕事・結婚・育児といったライフプランを考えた時に、介護が不安要因としてクローズアップされるのではないでしょうか。
そして50代以降は、「老老介護」を除いて全体的に不安が減る傾向にあります。実際に介護が身近に、あるいは自分で親などの介護を担うようになって、想像で不安がふくらんでいた部分が少し解消されるのではないでしょうか。ただFAを見ると、「介護者が年金生活になった場合、親族を看てあげることが出来るのか、そして自分達もそれなりに生活していけるのか心配です(50代女性)」など、働き手の定年退職が間近なことから経済面の不安が目立ちます。
・あなたが介護において不安に感じる事はありますか。当てはまるものすべてお選びください。 N=11,361
【グラフ4】 http://www.atpress.ne.jp/releases/32244/4_4.png
【介護従事/非従事】不安自体は少ないが、精神面・時間的拘束の悩みが深い従事者
さらに、家族の介護に従事している人とそうでない人でも見てみると、介護従事者の方が非従事者より全体的に不安が低めとなっています。年代別で高い年代がそうだったように、実際に介護に従事してみると不安が減る傾向にあるのかもしれません。
また、介護従事者では「経済的負担」がぐっと少なくなる一方、「精神的負担」「時間的拘束」が多くなる傾向にあります。FAでも「精神的疲れと時間的束縛による、自分の子供とのかかわりができない(50代女性)」「介護は24時間なので、外出がなかなか出来ないのが、大変です(60代男性)」など、精神面や時間的拘束に関する記述が目立ちます。実際に介護しているということは、経済面では(負担ではあっても)ある程度の見通しは立っている状態。相対的に、精神面や時間的な負担がクローズアップされてくるのかもしれません。
まとめると、ライフステージ別では既婚(子育て期)に時間的不安、中高年では経済的不安が多い傾向が見られました。また、介護従事者では精神的・時間的不安が多く、介護に対する知識や経験値が上がっても、解決が難しい要素といえるでしょう。それぞれの不安・ニーズにマッチした介護支援商品やサービスが求められます。
≪調査概要≫
調査対象 :「buzzLife」会員登録者
調査地域 :全国
調査実施日 :2012年10月16日(火)〜19日(金)
有効回答者数:11,361名
過去に実施したアンケートは、「buzzLife」ホームページ内で公開しています。
URL: http://www.buzzlife.jp/survey/
【株式会社イーライフ 会社概要】
商号 : 株式会社イーライフ
代表者 : 代表取締役 藤原 誠一郎
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-29-9
日本パーティビル2F
設立 : 1999年9月
主な事業内容: インタラクティブ・マーケティング戦略
インタラクティブ・マーケティング基盤構築
対顧客コミュニケーション/調査・分析
URL : http://www.elife.co.jp/
「buzzLife会員」は、商品の新しい価値を発見する「創造的消費」を行い周囲と積極的に交わる、いわゆるアクティブ・コンシューマーの要素が強く、無報酬の活動にも関わらずbuzzLifeの諸活動に積極参加し自分の意見を発信する特徴があります。今回は「介護の不安」をテーマにアンケートを実施したところ、実に約11,361名の会員から自由記述を伴う回答が寄せられました。
※この「buzzLife」アンケート結果は、「buzzLife」ホームページ内でも公開しています。
URL: http://www.buzzlife.jp/survey/2012/121201/
■介護の従事状況――50代では5人に1人が介護に従事
まず、現在介護に携わっているかどうかについて尋ねました。全体では、何らかの形で介護に従事している人は全体の15%弱。内訳は家族・身内が9%、次いで仕事4%弱、両方が1%となっています。
また、年代別では40代以降に介護従事者が増加、50代では5人に1人以上が家族または仕事で介護に従事しています。
・あなたは現在、介護に従事されていますか? N=11,361
【グラフ1】 http://www.atpress.ne.jp/releases/32244/1_1.png
■介護の不安――精神・経済・時間の不安がライフステージや介護従事で変化
【全体】介護者自身の精神・経済・時間が三大不安
そして介護について不安に思うことを複数回答と自由記述回答で答えてもらいました。
全体では、「精神的負担や疲れ」「経済的負担」「身体的負担や疲れ」がトップ3で、いずれも6割超となっています。次いで「時間的拘束」が5割弱、「仕事との両立」が4割弱。「介護者自身の精神・経済・時間」が三大不安であり、その不安の強弱が後述のライフステージや介護の従事経験で変わってきます。
・あなたが介護において不安に感じる事はありますか。当てはまるものすべてお選びください。 N=11,361
【グラフ2】 http://www.atpress.ne.jp/releases/32244/2_2.png
【性別】女性は不安が高め、男性:経済面 女性:精神面の不安が多い
性別では、どの項目も女性の方が不安に思う率が高くなっています。FAでは「介護が長くなると精神的に疲れて不安になると思う(40代女性)」と精神面の不安が多く出てきます。一方男性は、「思っている以上に経済的負担が大きく家計にこたえる(50代男性)」など経済面の不安が。介護を自分で担うことが多い女性と、家計を支えることが多い男性の違いからきているのかもしれません。
・あなたが介護において不安に感じる事はありますか。当てはまるものすべてお選びください。 N=11,361
【グラフ3】 http://www.atpress.ne.jp/releases/32244/3_3.png
【年代】若い年代に時間的拘束の不安、高齢化で経済面に不安も
年代では、20〜40代の不安が高く、逆に50代以上になると不安が低くなる傾向にあります。
詳しく見てみると、40代以下では「まだ子供が小さいことと、仕事をしているため、家事育児、仕事そして介護それらの両立ができるかが一番不安です(20代女性)」など、時間的拘束や仕事・育児との両立などの不安が高い傾向にあります。既婚・子どもありの回答者でも同様の傾向が出ており、仕事・結婚・育児といったライフプランを考えた時に、介護が不安要因としてクローズアップされるのではないでしょうか。
そして50代以降は、「老老介護」を除いて全体的に不安が減る傾向にあります。実際に介護が身近に、あるいは自分で親などの介護を担うようになって、想像で不安がふくらんでいた部分が少し解消されるのではないでしょうか。ただFAを見ると、「介護者が年金生活になった場合、親族を看てあげることが出来るのか、そして自分達もそれなりに生活していけるのか心配です(50代女性)」など、働き手の定年退職が間近なことから経済面の不安が目立ちます。
・あなたが介護において不安に感じる事はありますか。当てはまるものすべてお選びください。 N=11,361
【グラフ4】 http://www.atpress.ne.jp/releases/32244/4_4.png
【介護従事/非従事】不安自体は少ないが、精神面・時間的拘束の悩みが深い従事者
さらに、家族の介護に従事している人とそうでない人でも見てみると、介護従事者の方が非従事者より全体的に不安が低めとなっています。年代別で高い年代がそうだったように、実際に介護に従事してみると不安が減る傾向にあるのかもしれません。
また、介護従事者では「経済的負担」がぐっと少なくなる一方、「精神的負担」「時間的拘束」が多くなる傾向にあります。FAでも「精神的疲れと時間的束縛による、自分の子供とのかかわりができない(50代女性)」「介護は24時間なので、外出がなかなか出来ないのが、大変です(60代男性)」など、精神面や時間的拘束に関する記述が目立ちます。実際に介護しているということは、経済面では(負担ではあっても)ある程度の見通しは立っている状態。相対的に、精神面や時間的な負担がクローズアップされてくるのかもしれません。
まとめると、ライフステージ別では既婚(子育て期)に時間的不安、中高年では経済的不安が多い傾向が見られました。また、介護従事者では精神的・時間的不安が多く、介護に対する知識や経験値が上がっても、解決が難しい要素といえるでしょう。それぞれの不安・ニーズにマッチした介護支援商品やサービスが求められます。
≪調査概要≫
調査対象 :「buzzLife」会員登録者
調査地域 :全国
調査実施日 :2012年10月16日(火)〜19日(金)
有効回答者数:11,361名
過去に実施したアンケートは、「buzzLife」ホームページ内で公開しています。
URL: http://www.buzzlife.jp/survey/
【株式会社イーライフ 会社概要】
商号 : 株式会社イーライフ
代表者 : 代表取締役 藤原 誠一郎
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-29-9
日本パーティビル2F
設立 : 1999年9月
主な事業内容: インタラクティブ・マーケティング戦略
インタラクティブ・マーケティング基盤構築
対顧客コミュニケーション/調査・分析
URL : http://www.elife.co.jp/