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インフォコム、ビッグデータ領域におけるデータサイエンス事業に参入 日本初「データ解析クラウドソーシング・マッチングサイト」の提供も開始

 インフォコム株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長 竹原 教博、以下 インフォコム)は、スマートデバイスやソーシャル・ネットワークの急速的な発達などにより脚光を浴びている、いわゆる「ビッグデータ」分野での事業を展開するため、2013年からデータサイエンス事業に参入することとしました。まずは、本年2月から、日本初の懸賞金モデルによるデータ解析クラウドソーシングサイト「CrowdSolving(TM)」を新たなサービスとして開始いたします。


【データサイエンス市場の現状】
 ECサイト等へのアクセス/購買履歴データやソーシャル・ネットワークから生成されるソーシャルデータ、スマートフォンなどの新しいデバイス等から得られるセンサーデータなど、企業や消費者を取り巻く経済活動全般において、急激なスピードで膨大なデータが産み出されるようになり、今後もその量は急激に増大することが予測されます。
 これらの量的な増加を背景としながら、非構造化データの利用や、生成された時点に応じて処理することが重要と考えられている「ビッグデータ」を活用して製品/サービスの品質向上や新事業の創出に積極的に取り組む企業が多くなっています。また、そのような活動をサポートする経営・データ分析システムなどの新たなIT製品やサービスの提供を始めるITサービス企業も増加しています。


【データサイエンス事業展開の背景】
 インフォコムでは、現在、ヘルスケア(医療機関、製薬、健保等向け)、バイオサイエンス(創薬支援向け)、ネットビジネス(消費者向けサービス)、機関システム構築(大手企業向け)、ERP(中堅企業向け)等の各領域で事業を展開しております。また、多くのお客様へのITシステムの提供のみならず、お客様が保有する大量データについて「データ解析」や、「大量データハンドリング」なども手掛けており、技術/手法を培ってきています。
 インフォコムは、これらの技術/手法をベースに、ヘルスケア分野、ネットビジネス分野などの当社注力領域を含む広く産業領域において、ビッグデータ活用による企業活力向上をサポートすることを目的として、データサイエンス事業の展開を本格化いたします。すでに、様々な領域において多くの経験を持つデータサイエンスティストを採用し、事業推進体制の強化を進めております。


【開始するサービス】
 今回、データサイエンス事業への展開を進めるにあたり、まずは、データサイエンティストによる専門的サービスとしてデータ解析クラウドソーシング・マッチングサイト「CrowdSolving(TM)」の提供を2月から開始します。
 今後、大量データを解析/分析ソフトウェアの提供や総合的なソリューションの提供も順次開始する予定です。


【データ解析クラウドソーシング・マッチングサイト「CrowdSolving(TM)」について】
 インフォコムでは、データサイエンス事業の一環として、ビッグデータ分析において特に重要な機能であるデータサイエンティストによる専門的サービスである、日本初の懸賞金モデルのデータ解析クラウドソーシングサイト「CrowdSolving(TM)」を新たなサービスとして本年2月から開始いたします。

 「CrowdSolving(TM)」は、「自社内外に蓄積された様々なデータをビジネスに有効活用したい」「分析したいデータがあるが社内に分析担当者がいない。」「分析をアウトソーシングしたいが結果に見合うコストで依頼を行いたい。」などの、企業におけるニーズへお応えするサービスです。
 分析したいデータを保有する企業等が、「分析目的」「期間」「分析したいデータ(個人情報は含まない)」を、データ解析クラウドソーシングサイト「CrowdSolving(TM)」を通じてデータ分析を依頼し、会員登録している多数のデータサイエンティストがサイト上で分析精度を競い合うことで、より高精度な分析/予測モデル、評価レポートを提供した上位者へ懸賞金が支払われる、日本初の「データ解析クラウドソーシング・マッチングサイト」です。

 「CrowdSolving(TM)」では、潜在する日本トップレベルのデータサイエンティストの誘致も進めており、「依頼者である企業が発注しやすいサービス価格で、高品質な分析データの提供を受ける」ことができ、事業展開の初期コストを軽減することができます。
 この分析情報を活用することで事業計画の精度向上を期待でき、コスト低減による収益向上や、ステークホルダーからの企業評価向上に結び付くものと考えております。


【今後の目標】
 データサイエンス事業全体で2016年度には10億円の売り上げを目標としております。


【ご参考】「CrowdSolving(TM)」概要
http://www.atpress.ne.jp/releases/32933/1_1.jpg


【用語解説(五十音順)】
■クラウドソーシング
インターネットを介して、「不特定多数」の人や企業/団体に業務を外注/委託すること。知的生産力やコンテンツなどを多数から調達して事業成果を出すことに適している。

■大量データハンドリング
通信キャリアの通話ログデータなどのような、膨大な量のデータを効率的に分散処理/管理すること

■データサイエンス
データを収集・管理し、それらを分析/モデリングすることで、その現象の背後に特性や、相関、因果関係などを浮き彫りにする科学的アプローチ。統計解析やデータマイニング、パターン認識などの解析手法を駆使し、客観的な視点でデータを読み解くことで、物事の理解を深める。ビッグデータを対象としたデータサイエンスでは、上記のような手法と、利用しやすい形でデータを蓄積するデータベース技術、高速にデータ処理を行うための分散処理技術等も必要となる。

■データサイエンティスト
データサイエンスに関わる活動で中心的な役割を果たす人材。明確な定義は存在しないが、分析・モデリングに関するスキルのみに限らず、「物事を数学的命題として把握できる」能力や、「データの裏にストーリーを見出す」能力、またこれらの処理に活用できるIT技術に関する知識、さらには活動を主体的に押し進めるためのコミュニケーション能力や、周辺のビジネスに関する知識等、広範な能力を備え、実務で活かせる研究者のこと。

■ビッグデータ
インターネットの普及と発展に伴って、様々な人間の社会活動や自然現象の結果として生成されるデータ。また、それらのデータを、収集・管理・分析/モデル化することで現象の理解やビジネスに利用する取り組みのことを表す場合もある。ビッグデータの特性として、3V(ボリューム(Volume)、多様性(Variety)、発生速度や更新頻度(Velocity))などが挙げられる。


                                 以上


※本リリースに記載された会社名、サービス名及び製品名等は該当する各社の登録商標または出願中の商標です。


<事業/サービスに関するお問合せ先>
インフォコム株式会社 ヘルスケア事業本部
ヘルスケアサービス部
東京都渋谷区神宮前2-34-17
Tel: 03-6866-3860
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