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マクニカ、機械学習の統合プラットフォーム「データブリックス」の取り扱いを開始


半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス・ソリューションプロバイダーの株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、レイクハウス・プラットフォームを提供するデータ&AIのリーディングカンパニー Databricks Inc.(本社:サンフランシスコ、Co-founder&CEO:Ali Ghodsi、以下データブリックス)と販売パートナーシップを締結したことを発表いたします。
・製品名 データブリックス レイクハウス・プラットフォーム
・提供形態 従量課金
・提供開始日 2022年10月5日
<AI活用におけるデータ保管の課題>
多くの企業や組織において、データ活用のためのAIの採用が本格化しています。特にビジネスでの活用に注目が集まる機械学習は、顧客向けの個別最適化やレコメンド機能による売上の拡大(広告やレコメンドの最適化)、需要予測やサプライチェーンの最適化(コスト削減、納期短縮等)、IoTなどのセンサーデータを活用した予知保全や異常検知など様々な場面において大きな効果を上げており、適用範囲が拡大しています。ビジネスにおいてAI活用を実現するためには、分析対象となるデータの効率的な取り込み・分析・可視化が不可欠と言われています。しかしながら、単純なデータ活用のために「データウェアハウス」(処理後のデータを保管するためのデータストレージ)を導入すると、ストレージ内の既に処理されたデータをAI活用の分析対象として活かすことはできません。一方、AI活用のためのプラットフォームである「データレイク」(元データをビッグデータとしてそのまま保管するデータストレージ)では、処理されていないデータを加工して利活用するためには専門的な知識や工数が必要となります。
同じデータであっても活用方針の違いから保存先・保存方法を変える必要があるため、多くの企業や組織でデータの分断・重複・サイロ化が進み、ビッグデータ活用・AI活用を妨げる大きな課題となっているのが現状です。
画像 : https://newscast.jp/attachments/NVdgWIky6Ft7EzUzqVy0.png
※企業におけるデータ・AI活用度とビジネス活用範囲を示した曲線。従来のデータウェアハウス・データレイクではプラットフォーム間に分断が発生していた。
<レイクハウスという選択肢>
レイクハウスは、このようなデータとAI活用における企業課題を解決するソリューションです。データウェアハウスとデータレイクの最良の要素を兼ね備え、処理後のデータも未処理のデータも一括して保管可能な統合プラットフォームとして、機械学習におけるデータの親和性を促進する一助になると、大きな注目を集めています。
その中で、今回取り扱いを開始するデータブリックスには、大きく3つの特徴があります。
1. 非構造化データから構造化データまで様々なデータタイプをサポート
データブリックスには、非構造化/構造化の様々なデータ(テキスト・画像・動画・音声データなど)を保存できます。これらのデータは、データブリックスのWeb画面からSaaS利用が可能です。
2. マルチクラウド対応と、オープンなアーキテクチャ
データブリックスでは、利用する環境をユーザーが柔軟に選択、調整することが可能です。主要なパブリッククラウドプラットフォームから、ユーザーが最もコストメリットを享受できる環境を選択し、必要なリソースだけを利用できます。プラットフォームの全てのコンポーネントは、オープンソースで構成されているため、ベンダーロックインを回避し、特定のテクノロジーへ依存することなく、柔軟なアーキテクチャの構築、将来的な変更も可能です。
3.様々なワークロードをサポート
データサイエンス、機械学習、データベース言語であるSQLなど多様な領域のワークロードに対応しています。これら全てのワークロードを実施するには複数のツールが必要になる場合がありますが、それらは全て同じデータリポジトリを使用します。
<データブリックスのアーキテクチャ>
画像 : https://newscast.jp/attachments/6KDloIQ0Own67JUaxvB6.png
マクニカでは、これまで取り扱ってきたGPU(Graphical Processing Unit、画像処理装置)商材や機械学習におけるモデル作成ツールAI分析ソリューションに加え、今回のデータブリックスの提供によりAIプラットフォームについても網羅することで、企業のさらなるAI活用を支援してまいります。
<本サービスに関するお問い合わせ先>
株式会社マクニカ データブリックス製品担当
E-mail: databricks-sales@macnica.co.jp
URL:https://www.macnica.co.jp/business/dx/manufacturers/databricks/index.html
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
Databricks Inc. について

データブリックスは、グローバルで唯一のデータ&AI企業です。Comcast、Condé Nast、H&M、そしてFortune 500の50%以上を含む7,000以上の世界のリーディング企業が、データブリックスのレイクハウス・プラットフォームを活用し、データ、アナリティクス、AIなどのデータプロジェクトに取り組んでいます。データブリックスは米国サンフランシスコに本社を構え、世界中に営業拠点を有しているグローバル企業です。Apache Spark(TM)、Delta Lake、MLflowのクリエーターによって創立され、企業のデータチームが抱える、世界の最も困難な課題を解決するサポートをしています。その他のデータブリックスの詳細に関しては、Twitter、LinkedIn、Facebookをフォローしてください。
■会社名:Databricks Inc.
■設 立:2013年
■本社所在地:San Francisco, California, United States
■代表者:Ali Ghodsi
■ウェブサイト:https://www.databricks.com/jp/ 
株式会社マクニカ について
マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス・ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24か国/地域80拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。
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