子供の居場所が失われる中、創業70年のお好み焼き屋が小さな社交場に 11/12(土)に貝塚こども祭り開催、焼きそば無料プレゼント
[22/10/31]
提供元:@Press
提供元:@Press
コロナでさらに子供たちの居場所が少なくなっている中、小さな社交場を無くしたくない想いで創業70年のお好み焼き店を承継し、営業するお好み焼き「ニューカキシタ」(所在地:大阪府貝塚市、代表:竹本 大助)では、2022年11月12日(土)に貝塚こども祭りを開催します。
貝塚こども祭りでは、来店した中学生以下全員に焼きそばを無料プレゼントします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/331200/LL_img_331200_1.jpg
93歳のおばあちゃんが経営していた垣下商店
【コロナで子供の孤独・孤立が加速】
近年、子供の居場所が少なくなっています。昔は空き地や駄菓子屋などが子供たちの遊び場になっていましたが、最近は公園でもボール遊び禁止や大声禁止などの規制がある場所も増えています。そして、コロナによって友達や地域の人たちと触れ合える機会が一気になくなっていきました。
それは子供たちの心に悪い影響を与えていると言っても過言ではありません。厚生労働省が悩み相談窓口として紹介する特定非営利活動法人あなたのいばしょには、若者を中心にチャット形式で月約2万件の投稿が届いています。コロナ以降、チャット投稿で最も多く使われた言葉は「死」が最多で「学校」「友達」という言葉が続きました。
【駄菓子がもらえる創業70年のお好み焼き屋に集まる子供たち】
大阪府貝塚市にあるニューカキシタが子供たちの居場所になっています。ノートにありがとうと書くだけで駄菓子が無料で5つもらえるサービスをしており、口コミで毎日開店前から子供たちが待ち構えています。駄菓子を真剣に選ぶ姿はほほえましく、楽しんでいる様子が伺えます。去年オープンしたニューカキシタですが、実は93歳のおばあちゃんがやっていた垣下商店という創業70年の歴史があるお好み焼き屋を引き継いでいます。
垣下商店は大きな一枚の鉄板の前で店主のおばあちゃんが一人でお好み焼きや焼きそばを作り、鉄板の周りにみんなが囲むように座る下町のお店でした。高齢になり震える手でもお好み焼きを焼き続けていましたが、コロナになり飲食店としての対策を行政から指導され、さすがに手が回らないことばかりで閉店することになりました。
親子三世代で通っていた鉄鋼業を営む竹本は垣下商店が閉店することを知ると、すぐにおばあちゃんに引き継ぎたいと申し出ました。垣下商店は単に懐かしいお店というわけではなく、地域の重要な社交場なのでこの場所を守っていきたいと思ったからです。何十年もの間、多くの人に囲まれた垣下商店の象徴である鉄板台を譲り受け、おばあちゃんだけでなく昔からの常連のお客さんにも協力してもらいお好み焼きを再現し、昨年5月にニューカキシタをリニューアルオープンしました。店には募金箱を置き、釣り銭などを大人が入れてくれた募金で子供たちに駄菓子を提供しています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/331200/LL_img_331200_2.jpg
子供たちが駄菓子を選ぶ様子
【誰もが気軽に触れ合えるお店を増やしていきたい】
垣下商店の頃からのお客様は「子供の頃、優しく話を聞いてくれたり時には叱られたり、親には話せないことでも相談できる大人がいてくれた。」「ランドセルを家に置いたらすぐに垣下商店に来ていた。お好み焼きをおごってもらったり勉強を教えてくれたりして、知らない大人に育ててもらった。ニューカキシタになっても、今では失われつつある昭和の良き風景が残っている。」と話しています。
代表の竹本より
「今の子供たちも、楽しんでいる姿は昔の子供と何も変わりないと感じます。子供たちが年齢関係なくさまざまな人と出会い、繋がりを持つことは成長に良い影響を与えると思っています。そんな場所を無くすことなく、さらに増やしていく予定です。」
想定以上に募金箱にお金が集まったので、貝塚こども祭りを11月12日(土)11時から14時に開催します。来店した中学生以下全員に焼きそばを無料プレゼントします。
《ニューカキシタ 概要》
所在地 : 〒597-0001 大阪府貝塚市近木町12-15(南海電鉄 貝塚駅より徒歩2分)
営業時間 : 11時から14時、17時から21時
定休日 : 日曜日、月曜日
Instagram: https://www.instagram.com/new_kakishita/
貝塚こども祭りでは、来店した中学生以下全員に焼きそばを無料プレゼントします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/331200/LL_img_331200_1.jpg
93歳のおばあちゃんが経営していた垣下商店
【コロナで子供の孤独・孤立が加速】
近年、子供の居場所が少なくなっています。昔は空き地や駄菓子屋などが子供たちの遊び場になっていましたが、最近は公園でもボール遊び禁止や大声禁止などの規制がある場所も増えています。そして、コロナによって友達や地域の人たちと触れ合える機会が一気になくなっていきました。
それは子供たちの心に悪い影響を与えていると言っても過言ではありません。厚生労働省が悩み相談窓口として紹介する特定非営利活動法人あなたのいばしょには、若者を中心にチャット形式で月約2万件の投稿が届いています。コロナ以降、チャット投稿で最も多く使われた言葉は「死」が最多で「学校」「友達」という言葉が続きました。
【駄菓子がもらえる創業70年のお好み焼き屋に集まる子供たち】
大阪府貝塚市にあるニューカキシタが子供たちの居場所になっています。ノートにありがとうと書くだけで駄菓子が無料で5つもらえるサービスをしており、口コミで毎日開店前から子供たちが待ち構えています。駄菓子を真剣に選ぶ姿はほほえましく、楽しんでいる様子が伺えます。去年オープンしたニューカキシタですが、実は93歳のおばあちゃんがやっていた垣下商店という創業70年の歴史があるお好み焼き屋を引き継いでいます。
垣下商店は大きな一枚の鉄板の前で店主のおばあちゃんが一人でお好み焼きや焼きそばを作り、鉄板の周りにみんなが囲むように座る下町のお店でした。高齢になり震える手でもお好み焼きを焼き続けていましたが、コロナになり飲食店としての対策を行政から指導され、さすがに手が回らないことばかりで閉店することになりました。
親子三世代で通っていた鉄鋼業を営む竹本は垣下商店が閉店することを知ると、すぐにおばあちゃんに引き継ぎたいと申し出ました。垣下商店は単に懐かしいお店というわけではなく、地域の重要な社交場なのでこの場所を守っていきたいと思ったからです。何十年もの間、多くの人に囲まれた垣下商店の象徴である鉄板台を譲り受け、おばあちゃんだけでなく昔からの常連のお客さんにも協力してもらいお好み焼きを再現し、昨年5月にニューカキシタをリニューアルオープンしました。店には募金箱を置き、釣り銭などを大人が入れてくれた募金で子供たちに駄菓子を提供しています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/331200/LL_img_331200_2.jpg
子供たちが駄菓子を選ぶ様子
【誰もが気軽に触れ合えるお店を増やしていきたい】
垣下商店の頃からのお客様は「子供の頃、優しく話を聞いてくれたり時には叱られたり、親には話せないことでも相談できる大人がいてくれた。」「ランドセルを家に置いたらすぐに垣下商店に来ていた。お好み焼きをおごってもらったり勉強を教えてくれたりして、知らない大人に育ててもらった。ニューカキシタになっても、今では失われつつある昭和の良き風景が残っている。」と話しています。
代表の竹本より
「今の子供たちも、楽しんでいる姿は昔の子供と何も変わりないと感じます。子供たちが年齢関係なくさまざまな人と出会い、繋がりを持つことは成長に良い影響を与えると思っています。そんな場所を無くすことなく、さらに増やしていく予定です。」
想定以上に募金箱にお金が集まったので、貝塚こども祭りを11月12日(土)11時から14時に開催します。来店した中学生以下全員に焼きそばを無料プレゼントします。
《ニューカキシタ 概要》
所在地 : 〒597-0001 大阪府貝塚市近木町12-15(南海電鉄 貝塚駅より徒歩2分)
営業時間 : 11時から14時、17時から21時
定休日 : 日曜日、月曜日
Instagram: https://www.instagram.com/new_kakishita/