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10年にわたる、北海道白老町との地域創生プロジェクト廃校跡地を活用した工場&ガーデン施設『スキンケア工園(こうえん)ナチュの森』が完成

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/337206/img_337206_1.jpg
親子で一緒に使える低刺激スキンケア製品等をつくる「株式会社ナチュラルサイエンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小松令以子)」と、姉妹会社である「株式会社ナチュラルアイランド(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:小松令以子)」は、2022年12月2日、北海道白老町虎杖浜の自社施設「スキンケア工園 ナチュの森」内に、「自然と科学のミュージアム 森の工舎(もりのこうしゃ)」を開設します。これにより、北海道白老町と10年にわたり取り組んできた“地域創生プロジェクト”の一つである、廃校跡地を活用した「ナチュの森」の全施設が完成致します。

表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/337206/table_337206_1.jpg


▼エリア
北海道白老郡白老町は、新千歳空港から車で50分程の場所に位置します。水質にすぐれた倶多楽湖をはじめ、希少植物が存在するなど自然豊かな土地として知られています。周辺には登別温泉やクマ牧場といった観光名所や、近年では「国立アイヌ民族博物館 ウポポイ」「星野リゾート 界 ポロト」等、注目を集める施設が相次いでオープンするなど、文化的な盛り上がりもみせるエリアです。

▼施設概要
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/337206/img_337206_2.jpg
「スキンケア工園 ナチュの森(以下、ナチュの森)」は、自社化粧品工場「ナチュラルファクトリー北海道」を中心に、化粧品原料を有機栽培する研究薬香草園や、子どもたちが自然の中で楽しむガーデンがある、工場の“工”とガーデンの“園”から成る“スキンケア工園”です。日本有数の透明度を誇る倶多楽湖の湧水を、美容と健康のために、化粧品づくりの原料としてはもちろん、ガーデンの運営やサロン、レストランにまで様々な方向から活用しています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/337206/img_337206_3.jpg
(引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」https://www.google.com/

▼施設誕生の背景
低刺激で効果的な化粧品づくりに最適な“水”を求め続けて巡り合ったのが、北海道白老町の倶多楽湖のカムイワッカ(アイヌ語で“神の水”)でした。軟水で肌にやさしく、他の成分の効果を最大限に発揮するこのピュアな水は、まさに低刺激スキンケア製品づくりに最適。この水を活かして化粧品をつくりたいと思ったのが、「ナチュの森」誕生のきっかけです。

水の湧き口のすぐ近くにあったのが、2011年当時、もうすぐ廃校となることが決まっていた旧虎杖中学校。廃校後の利用方法が見つからない状況でしたが、この地を活用して「ナチュの森」ができました。
10年にわたり、株式会社ナチュラルサイエンス(以下、NS)、姉妹会社の株式会社ナチュラルアイランド(以下、NI)が、北海道白老町や地元の方の協力のもと完成させた施設です。

▼施設詳細
ナチュの森は、大きく4つのエリアに分かれています。

A.自社スキンケア工場兼屋内施設「ナチュラルファクトリー北海道」
●自社工場「ナチュラルファクトリー北海道」
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/337206/img_337206_4.jpg
https://nachunomori.jp/concept/production
NSとNIの製品を作る自社工場。開発から出荷までを一貫して自社で管理をおこない、確かな品質の製品づくりを実現しています。倶多楽湖の湧水を、毎日の水質検査・ろ過処理のもと化粧品の原料として活用しています。※工場見学ツアーも開催しています(https://nachunomori.jp/activity/2855/)。

●直営スキンケアショップ「home ナチュの森店」
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/337206/img_337206_5.jpg
https://nachunomori.jp/shop
NSとNIの全商品を取り扱う直営店。“home”という名の通り、おうちのようにゆったりくつろいで、商品を実際に試したり、スキンケアアドバイザーに相談しながらアイテムを選ぶことができます。敏感肌のお手入れをはじめ、赤ちゃんや子どもの肌相談会や沐浴セミナーも開催。家族で肌チェックも行うことができます。

●エステサロン&マグマスタジオ「aQua salon(アクアサロン)」
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https://nachunomori.jp/beautycare/
エステ・スパ・マグマヨガが楽しめる、女性限定のビューティケアサロン。軟水で肌あたりのいい倶多楽湖の湧水を使用し、全身で自然の恵みと美しくなる喜びを体感できます。マグマヨガは、富士山の溶岩石の遠赤外線効果で体を芯から温め、ホットヨガとは違うリフレッシュ感とリラックス効果を体感できます。また、エステのトリートメントでは、ナチュの森内の有機農園で栽培した植物から抽出した、NIの「カレンデュラ手づみオイル」や「セントジョーンズ・サポートオイル」を使用。施術後は、NS/NIのスキンケア製品を好きなだけ楽しめるメイクルームもご用意しています。

●レストラン「Smile Kitchen」
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/337206/img_337206_7.jpg
https://nachunomori.jp/restaurant
スキンケアメーカーならではの、美と健康にこだわったメニューが楽しめるレストラン。倶多楽湖の湧水や北海道産厳選素材、NSの製品である「ブルーベリー果実ビネガーローヤル」などを使った、こだわりの料理やドリンクをご提供しています。

B.「森の工舎」&「あそびのひろば」
●「自然と科学のミュージアム 森の工舎」
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/337206/img_337206_8.jpg
https://nachunomori.jp/morinokousha_pre
旧虎杖中学校の校舎をリノベーションして誕生した「森の工舎」は、NSとNIのモノづくりの根源でもある"自然と科学"をテーマにしたミュージアム。 フレグランスデザイナー監修の「香りのラボ」、本格的な蒸留を間近で体験できる「蒸留実験室」、知的好奇心を刺激する「ライブラリー」「えほんのへや」、開放的空間で様々な展示が行われる「ギャラリー」のほか、実験器具を使い倶多楽湖の湧水で作った自家製ドリンクや軽食が味わえる「蒸留カフェ」、アロマミストやキャンドル、ドライフラワー、理科実験雑貨などを取り揃える「森の工舎ショップ」など、自然と科学を通じた、さまざまな発見や学びを楽しむことができます。

●あそびのひろば
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https://nachunomori.jp/asobinohiroba
旧虎杖中学校の体育館を活用し、すべり台の”アスレチックふわふわ”や、トランポリンマットの”エアトラック”など、子どもが楽しめる遊具を揃えた全天候型の屋内施設です。雪の積もる冬でも、子どもが思いきり体を動かせます。
※小学生以下のお子さま限定・要予約(土日祝)

C.庭園エリア「ナチュラルガーデン」※冬季休業中
https://nachunomori.jp/garden
旧グラウンドエリアを活用したガーデンエリア。倶多楽湖の湧水を使用したじゃぶじゃぶ池「クッタラ噴水」や足をつけられる「森ビーチ」で、湧水の肌あたりの良さ・心地よさを体感できます。広大な敷地を生かした遊具「おやまのすべりだい」「お空のネット」で体を動かしたり、「しずくはらっぱ」で、まったり自然を楽しむのもおすすめ。セラピーホースとしてトレーニングを受けているポニーによるひき馬乗馬や、キッチンカーも夏期限定で開催しています。

D.研究薬香草園「ナチュラルファーム」
より安全で効果的な原料をオリジナルで開発するために、化粧品の原料となる植物を栽培している実験農園。雑林と雑草の工地を開墾して、いちから有機農園へと作り上げました。こだわりの環境で、カレンデュラやセントジョーンズワートをはじめとしたハーブを育てています。栽培は、授産施設のみなさまと一緒に有機農法で行っています。
※ファームでのイベント時以外、一般のお客さまは入場いただけません。

表2: https://www.atpress.ne.jp/releases/337206/table_337206_2.jpg


▼地域創生への取り組み
「ナチュの森」のある北海道 白老町や隣接する登別市。私たちは、自然を守りながら生産活動を行うことを大前提として、一緒に地域を守り育てていくための活動も行っています。

●白老町・登別市と地域創生の包括連携協定を締結
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北海道の白老町・登別市とナチュラルサイエンスは、2022年に地域創生を目的とした包括連携協定を締結。「地域福祉や健康増進」「子育て支援や子どもの育成」「地域の発展とまちづくり」「暮らしの安心・安全」「地域の景観・自然環境の保全」の5項目について、協力して取り組むことを協定しました。

●白老町の「指定避難場所」にナチュの森を登録
有事の際の避難場所として、「ナチュの森」を登録しています。

●脱・孤育て支援・冬の遊び場の提供
雪の積もる冬でも、子どもたちが思いきり体を動かせる場を。体育館だった場所を屋内型の「あそびのひろば」とし、子育て中のご家族が集える場所としました。

●学びの場の提供
中学校の職業体験受け入れ、保育園の遠足の受け入れ、スキンケアイベントの開催。工場見学ツアーや「森の工舎」での体験を通して、モノをつくる喜びや自然・科学の楽しさもご提供しています。

●スキンケア製品の寄贈・白老町地域イベントへの協賛・出展
地域の一員として、スキンケア製品の寄贈、地元の活性化につながるイベントや祭礼などの際の協賛や設営サポートなどをしています。

●授産施設の方々や地元の方の雇用創出
自然を生かした研究農園やガーデン施設の管理は、共同作業所「フロンティア」の皆様と一緒に行っています。他施設でも、地元の方々や、旧虎杖中学校出身のスタッフが多く在籍しています。ナチュラルサイエンスおよび姉妹会社ナチュラルアイランドは、障がいのある方への支援活動が評価され、2017年に「全国手をつなぐ育成会連合会」に表彰されました。


▼環境保護への取り組み
自社工場「ナチュラルファクトリー北海道」では、環境マネジメントシステムISO14001を取得して自然環境を守りながら、化粧品づくりを行っています。

●排水処理
製造釜はできるだけふき取り処理を行い、洗浄水の使用量を抑えています。また、 工場排水は河川には流しません。生活排水は施設内に設置したバイオマス浄化槽でろ過処理。 水質検査も行い、厳しい自社基準で合格となったもののみを河川に排水しています。

●命を奪わない防虫設備
できるだけ生き物の命を奪わないよう、虫よけには生き物にやさしいアロマを使用し、外灯などの照明には虫が寄りつきにくい LED を採用しています。

●生態系に配慮した照明
森林の中にある設備のため、森の生態系にも配慮。工場の機械は稼働する時間を決め、夜は決まった時間になったら真っ暗に消灯し、人工的な光が及ぼす影響を最小限にとどめています。


▼白老町とのあゆみ
ー はじまりは北海道と出会ったこと ー

NSと北海道とのご縁は15年ほど前にさかのぼります。
私たちは、原料開発を行う中で、実際にさまざまな土地に足を運び、スキンケア製品づくりを行う場所を検討してきました。候補地のひとつだった北海道で、その力強く大らかな自然の恵みに魅了され、2008年には北海道でハーブの栽培とエキスの抽出をはじめました。ハーブが開花する時季になると、社員数人が泊まり込んで抽出実験などを行っていたのです。

抽出作業を終わらせたある日、山の麓に伏流水が湧いているのを知り、はじめて飲んでみました。それはまさに感動の瞬間でした!作業を終えて疲れた体に、すっとやわらかく染み込んでいくような、やさしいおいしさを感じたのです。その時に、仲間がつぶやいた「あぁ、北海道の水を使って、この大自然の中で化粧品を作ったら、どんなに素晴らしいものができるだろう。やってみたい」この一言が、北海道工場を作ろうと思ったきっかけでした。

一言に北海道といっても、とてつもなく広大な土地です。その中で工場をつくるなら、化粧品に最適な水のある場所がいい、そう考えていました。
さまざまな水を探し、ようやく巡り合ったのが、倶多楽湖の湧き水「カムイワッカ」の水(アイヌ語で「神の水」)でした。この水は、肌にやさしい軟水で、他の成分の良さを引き立てるクリーンでピュアな名水です。そして、この水こそが私たちが探し求めていたもの!と確信したのです。
「カムイワッカ」の水は、北海道白老町虎杖浜の森の中、倶多楽山の裾野にある小さな「親水公園」で湧き出ています。

ー 白老町虎杖浜の一員として ー

親水公園の少し奥に、数年後に廃校になる予定の「虎杖中学校」があることを役場の方から聞きました。学校内を案内してもらうと、廃校になると言っても、この中学校に通う30名ほどの子どもたちは、とても生き生きと過ごしていて、校舎には落書きが一つもなく、大切にされていることが随所から感じられる、とても居心地が良い場所でした。
「こんなに素敵な場所がなくなるなんて」という残念な気持ちと「倶多楽湖の水で化粧品を作りたい」という想いは、重なりながらどんどん大きく膨らんでいきました。そして、「虎杖中学校の跡地に湧水を引き込んで工場を作れないか」と白老町に相談することになりました。

スキンケア製品づくりに最適な水と、その近くに素敵な場所が見つかったことはとても奇跡的なことです。けれども、工場をつくるにあたってはいくつかの困難がありました。はじめ、近隣の漁業関係者や住民の方から心配する声を多くいただいたのです。その主なものは「化粧品工場」というと、どうしても環境を汚す工場をイメージしてしまうところから派生した内容でした。白老町の関係者の方々に、東京本社の研究所や工場をご覧いただき、環境への徹底した取り組みや有害物質を一切使わないことを確認していただきました。少しずつ、私たちの作りたい工場のことを理解していただいたのです。

そして、環境を一切汚さないことを約束して、工場をこの地で操業する許可をもらうことができました。さらに湧水の使用許可も白老町と取り交わし、2014年には白老町から虎杖中学校の跡地を購入させていただくことができました。その時から決めていたのは、地元の人々の思い出が残る虎杖中学校の校舎や体育館は取り壊さずに、そのまま残して再利用しようということ。この場所が昔と変わらずに存在することは、災害避難場所などの用途において、地元のお役に立てると思ったのです。

当初、私たちの工場建設を心配された地元の方々とも、勉強会や地元のお祭り、清掃など地域活動への参加を通して、少しずつ関係を深めていきました。今では最大の理解者になってくださり、共に協力して町づくりに取り組んでいます。

表3: https://www.atpress.ne.jp/releases/337206/table_337206_3.jpg


▼運営会社
会社名:株式会社ナチュラルサイエンス
所在地 :東京都江東区北砂3-4-27
本社所在地:東京都中央区新川1丁目22-11
URL:https://www.natural-s.jp/
代表者:代表取締役社長 小松令以子
事業内容:化粧品・医薬部外品・歯みがき粉の企画・研究・開発・製造・販売、健康食品・食品の企画・開発・製造・販売、エコロジー・子ども商品の企画・開発・販売

会社名:株式会社ナチュラルアイランド
所在地 :北海道札幌市中央区南1条西8丁目9-1 エコネットビル8階
本社所在地:北海道札幌市中央区北1条西28丁目2-35 MOMA Place 2階
URL:https://island.natural-s.jp/
代表者:代表取締役社長 小松令以子
事業内容:化粧品・医薬部外品の企画・開発・製造・販売、北海道原料をはじめとした素材原材料の企画・開発・製造・販売、食料品(栄養補助食品含む)の企画・開発・製造・販売

【一般のお客様からのお問い合わせ先】
株式会社ナチュラルサイエンス
TEL: 0120-122-783(フリーダイヤル)
URL: https://www.natural-s.jp/
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