舞台公演主催者の「宣伝意欲の向上」。2022年は公演チラシの流通量が、前年比188%の増加!
[22/11/30]
提供元:@Press
提供元:@Press
株式会社ネビュラエンタープライズ(本社:東京都江東区 亀戸7-43-5 小林ビル 代表取締役 緑川 憲仁)は、2021年4〜9月と2022年4〜9月を対象に「公演チラシによる舞台芸術公演の宣伝」に関する社内データを利用した調査レポートを発表いたしました。
調査結果詳細:https://nevula-prise.co.jp/service/our-service/b84695885925
画像 : https://newscast.jp/attachments/PrCOxM0vsMzT5SsF6GE8.jpg
■調査結果概要
今回の調査結果からは、新型コロナウイルス感染症の影響下においても公演主催者の「宣伝意欲の向上」が見られるということがわかりました。
紙媒体による広告が減少傾向の昨今においても、舞台芸術業界ではチラシによる宣伝が盛んに行われていることがわかります。
■ネビュラの「チラシ折り込み代行サービス」とは
「チラシ折り込み代行サービス」は、公演主催者より先々の公演チラシをお預かりし、関東近郊を中心に舞台公演会場で観客にむけて配布を行うサービスです(実際の配布は提携先公演主催者により行われます)。
お預かりしたチラシは約20〜50枚を束としてまとめ、主催者より来場された観客の皆様にお渡しいただいております。月間の取り扱い公演数は、約40〜50公演。チラシ束製造数は、月間約9万部〜10万部です。
URL:https://nevula-prise.co.jp/service/orikomi-service/a8e5b98b9637
今回の調査では「チラシ折り込み代行サービス」の利用データより、コロナ禍の影響が大きい2021年4〜9月と、2022年4〜9月の期間を比較しました。
■調査結果のポイント?
画像 : https://newscast.jp/attachments/EuoEMkVqa2oEhhpxEqSl.png
<分析結果>
(1) 「チラシ取り扱い枚数」は、前年比188%の増加傾向
(2) チラシ折り込みの「お申し込み団体数」は、前年比175%の増加傾向
(3) チラシ束を配布する「折り込み代行公演数」は、前年比161%の増加傾向
(4) 劇場でお配りする「チラシ束の作成部数」は、前年比173%の増加傾向
(1) 「チラシ取り扱い枚数」は、前年比188%の増加傾向
弊社が公演主催者からお預かりしている公演チラシの取り扱い枚数です。
2021年4〜9月の932万8,674枚に対し、2022年の同期間は1,749万5,610枚で、前年比188%の増加傾向となりました。
チラシを利用した公演宣伝が活発になっているといえます。
(2) チラシ折り込みの「お申し込み団体数」は、前年比175%の増加傾向
弊社が劇場配布のためのチラシ束を作成する「チラシ折り込み代行サービス」 に、申し込みを行った公演主催者の団体数です。
2021年4〜9月の916団体に対し、2022年の同期間は1,599団体で、前年比175%の増加傾向となりました。
公演主催者はチラシを利用した公演宣伝を、積極的に希望しているといえます。
(3) チラシ束を配布する「折り込み代行公演数」は、前年比161%の増加傾向
弊社の作成したチラシ束を配布していただく、折り込み代行先の公演数です。
2021年4〜9月の168公演に対し、2022年の同期間は270公演で、前年比161%の増加傾向となりました。
公演主催者がチラシによる宣伝の機会を作ることに対して、積極的であるといえます。
(4) 劇場でお配りする「チラシ束の作成部数」は、前年比173%の増加傾向
弊社が「チラシ折り込み代行サービス」において作成している、公演チラシ束の部数です。
2021年4〜9月の27万7,920部に対し、2022年の同期間は48万880部で、前年比173%の増加傾向となりました。
劇場を訪れる観劇客が公演チラシを受け取る機会は増加しており、観劇意欲の高まりに合わせて情報が求められているといえます。
■調査結果のポイント?
画像 : https://newscast.jp/attachments/CIHdnHpmahDkd9LIGD3a.png
「チラシ折り込み代行サービス」では、公演主催者がチラシを折り込む公演を決めることができます。弊社でお取り扱いしている、折り込み先公演数は月平均40〜50公演。作品のジャンルや出演者・スタッフ、観客の男女比・年齢比予想などから、宣伝をしたい公演との相性を考え、お申し込みいただきます。
2022年4〜9月にお預かりしたチラシのうち、折り込み先を1〜5公演に絞って申し込まれたチラシは21.5%でした。観劇客に対してチラシを利用し宣伝するにあたり、予算規模に応じターゲットを絞っての宣伝を希望する団体もいらっしゃいます。
■舞台芸術業界におけるチラシ宣伝の特徴
舞台芸術業界において、チラシによる宣伝が今なお活発に行われている要因は以下のように考えられます。
?観客の高いモチベーション
舞台公演に訪れる客層は、エンタメ・娯楽・情報の入手に意欲的で、積極的に情報を取り入れたい方々が多く、より高い訴求力が期待できます。
?より届きやすい配布タイミング
チラシの配布は、情報入手への期待値が最も高まる「開演前のタイミング」で行われるため、会場では公演の開始を待ちながら一枚一枚のチラシの情報にゆっくり触れてもらえます。
?効果的なターゲティング
弊社の「チラシ折り込み代行サービス」ではチラシの配布公演主催者と提携し、客層の分析・来場者数の予測・チラシ配布状況の細やかな把握に努めております。無駄のない効果的な宣伝先を見つけることが可能です。
また、舞台芸術業界ではチラシそのものが「作品の重要な構成要素」と捉えられていることも大きな要因です。
■考察
以上のことから、新型コロナウイルス感染症の影響下においても公演主催者の「宣伝意欲の向上」が見られるということがわかりました。
劇場を訪れる観劇客にプッシュ式で宣伝できるターゲティングの強さもあり、舞台芸術業界ではチラシによる宣伝が盛んに行われています。
■調査概要
調査方法 :弊社「チラシ折り込み代行サービス」利用データより
調査期間 :2021年4〜9月、2022年4〜9月
■「チラシ折り込み代行サービス」概要
配布場所:関東近郊の劇場・公演会場
公演数:月間約40〜50公演
チラシ束の作成数:月間約9万部〜10万部
1束あたりの封入枚数目安:20〜50枚程度
束の仕様:A4サイズ(縦)
配布方法:劇場ロビー机上に設置・手渡し・客席に設置
配布劇場実績:紀伊國屋ホール(新宿)、紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(新宿)、新宿シアタートップス(新宿)、東急シアターオーブ(渋谷)、Bunkamuraシアターコクーン(渋谷)、新国立劇場(渋谷)、PARCO劇場(渋谷)、東京芸術劇場(池袋)、あうるすぽっと(池袋)、本多劇場(下北沢)、世田谷パブリックシアター(三軒茶屋)、吉祥寺シアター(吉祥寺)、パルテノン多摩(多摩)、KAAT神奈川芸術劇場(横浜)、彩の国さいたま芸術劇場(さいたま) ほか
公演ラインナップ公開:毎月5日前後
お申し込み受付開始:毎月10日前後
URL:https://nevula-prise.co.jp/service/orikomi-service/a8e5b98b9637
■会社概要
ネビュラエンタープライズは、2002年に「Next(ネビュラエクストラサポート)」として事業をスタートしました。以降、舞台業界への貢献を目的に、公演制作を支える施策やチラシ宣伝を主幹とした事業を展開しています。長きにわたり取り組んできた「チラシ折り込み代行サービス」は、劇場に来場されるお客様にお渡しする先々の公演チラシを束としてとりまとめ、数多くの公演団体の皆さまとともに、約20年にわたり関東近郊における舞台業界の宣伝インフラとして推進し、現在に至っています。
名称:株式会社ネビュラエンタープライズ
本社住所:〒136-0071 東京都江東区 亀戸7-43-5 小林ビル
設立:2002年5月1日
資本金:640万円
代表者:代表取締役 緑川 憲仁
ホームページ:https://nevula-prise.co.jp/
お問い合わせ先
担当:広報 成島・清水
TEL:03-5628-1325
FAX:03-5628-1326
E-mail:main@nevula-prise.co.jp