漢方を求める女性の78%は「かくれ貧血」 〜貯蔵鉄(フェリチン)を「血余」で対策する〜
[22/12/15]
提供元:@Press
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漢方相談薬局、鍼灸院を東京・千葉で20店舗展開している株式会社誠心堂薬局(本社:千葉県市川市、代表取締役:西野 裕一、以下 当社)では、年間9,000名を超える女性の相談を受けています。
東京都にある銀座店(中央区)と千葉県にある津田沼店(習志野市)の計2店舗にて、漢方相談で来店されている女性の方71名に調査をしたところ、健康診断では問題がないにもかかわらず、貧血症状を訴える女性が78%を占めることが分かりました。(調査期間:2022年11月8日〜12月7日)
女性の相談内容は多岐にわたります。中には、寝ているのに疲れている、だるい、立ち眩み、息切れ、イライラといった不調でお悩みの方がいます。これらの不調は貧血に多く見られる症状ですが、健康診断の血液検査を受けても貧血と診断されず原因不明として漢方相談に来店されます。これらの不調は貯蔵鉄が減少している「かくれ貧血」の可能性が考えられ、中医学では「血余」という考えを活かし、こういった女性の原因不明の不調を回復させることが期待できます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/339142/LL_img_339142_1.jpg
誠心堂薬局津田沼店
【かくれ貧血とは】
西洋医学で診断される貧血のうち、一番多いのは鉄欠乏性貧血であり、ある一定量の血液に含まれるヘモグロビン濃度が基準値よりも低い状態のことを指します。それに対して、「かくれ貧血」は、ヘモグロビン濃度は正常な反面、体内で貯蔵している鉄(貯蔵鉄、フェリチン)が減少し、貧血のような症状がみられることであり、潜在性鉄欠乏性貧血と呼びます。
一般社団法人 日本鉄バイオサイエンス学会によるフェリチンの基準値は男女とも25〜250ng/mLであり、12〜25ng/mLは貯蔵鉄の減少、12ng/mL以下は貯蔵鉄の枯渇と定義しています。2009年の厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、フェリチンが15ng/mL未満の日本人女性の割合は22.8%で、とくに月経のある20〜40代に限ると48.5%となり、実は「かくれ貧血」である女性の割合は多いと言えます。
参考:厚生労働省, 国民健康・栄養調査, 平成21年
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html
【中医学で考える対策「血余(けつよ)」】
西洋医学でフェリチンを増やすという考えは、中医学では「血余(けつよ)」という考えにあたります。「血余」とは2,000年以上前に書かれた『黄帝内経』という中国の最も古い医学書に使われ、「血(けつ)」が充実している状態を意味します。「血」とは西洋医学の血液とは異なり、全身をすみずみまで栄養かつ潤し、精神を安定させる働きも有する物質と考えています。また、「女子以血為本(女性は血をもって本となす)」とも言われ、女性は血と関係が深く、影響をうけやすいと考えます。
「血余」であれば、月経は順調であり妊活・妊娠・出産・産褥期までスムーズに支えることができます。また目は輝き潤いがあり、髪はたくさん生え美しく艶とハリがあり、爪は健康的な色で丈夫であり、精神が安定しよく眠れる状態です。それに対して、「血」が不足する「血虚(けっきょ)」では、顔色が悪くなり、めまいやふらつき、イライラや不安、動悸、月経不順など様々な不調がみられやすくなります。「血」を消耗する要因には、食事からの栄養不足、過労、ストレス、睡眠不足、目の使いすぎ、過度の運動・筋トレ、過度のダイエット、生理、出産、授乳などがあげられ、現代女性をとりまく環境の変化や生活の変化が大きく影響していると考えられます。
誠心堂薬局「血余のはなし」
https://www.seishin-do.co.jp/tcm/blood_surplus/
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/339142/LL_img_339142_2.jpg
血余
【当社の現状】
不調を抱える女性には、中医学の弁証論治によって、漢方薬を選択し提供しています。弁証論治とは、中医学理論に基づいた診断方法である四診によって体質を判断し、その体質にあった漢方薬を選択し治療することを意味します。同じ不調を訴える方でも、体質が異なれば違う漢方薬を選択します。例えば、同じ貧血の方でも、血液を作る力が落ちている方、血液の栄養が不足している方、血液の巡りが悪い方で異なる漢方薬を使用します。
そのため、当社では、中医学の専門家である、中国の中医師の資格を有する中医学アドバイザーおよび、中医師と同等の知識を有すると認められた国際中医専門員の資格を有する薬剤師・登録販売者・鍼灸師が、お悩みの方の相談にあたり、漢方薬だけでなく、生活指導を含めたアドバイスを行っています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/339142/LL_img_339142_3.jpg
相談風景
【今後の展開】
女性の健康と「かくれ貧血」には深い関係があります。このように原因が分かりにくい不調で悩む方に対して、中医学の知恵を活かし、健康をサポートしていくことが当社の務めです。今後も中医学の観点から女性の健康に貢献できるよう、精一杯取り組んでまいります。
【会社概要】
会社名 : 株式会社誠心堂薬局
本社所在地: 千葉県市川市南行徳3-18-23
代表者 : 代表取締役 西野 裕一
設立 : 1987年3月
URL : https://www.seishin-do.co.jp/
事業内容 : 薬局の経営、医薬品及び医薬部外品の販売、
鍼灸治療院及び接骨院の経営、化粧品の輸入及び販売、
前各号に附帯する一切の業務
東京都にある銀座店(中央区)と千葉県にある津田沼店(習志野市)の計2店舗にて、漢方相談で来店されている女性の方71名に調査をしたところ、健康診断では問題がないにもかかわらず、貧血症状を訴える女性が78%を占めることが分かりました。(調査期間:2022年11月8日〜12月7日)
女性の相談内容は多岐にわたります。中には、寝ているのに疲れている、だるい、立ち眩み、息切れ、イライラといった不調でお悩みの方がいます。これらの不調は貧血に多く見られる症状ですが、健康診断の血液検査を受けても貧血と診断されず原因不明として漢方相談に来店されます。これらの不調は貯蔵鉄が減少している「かくれ貧血」の可能性が考えられ、中医学では「血余」という考えを活かし、こういった女性の原因不明の不調を回復させることが期待できます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/339142/LL_img_339142_1.jpg
誠心堂薬局津田沼店
【かくれ貧血とは】
西洋医学で診断される貧血のうち、一番多いのは鉄欠乏性貧血であり、ある一定量の血液に含まれるヘモグロビン濃度が基準値よりも低い状態のことを指します。それに対して、「かくれ貧血」は、ヘモグロビン濃度は正常な反面、体内で貯蔵している鉄(貯蔵鉄、フェリチン)が減少し、貧血のような症状がみられることであり、潜在性鉄欠乏性貧血と呼びます。
一般社団法人 日本鉄バイオサイエンス学会によるフェリチンの基準値は男女とも25〜250ng/mLであり、12〜25ng/mLは貯蔵鉄の減少、12ng/mL以下は貯蔵鉄の枯渇と定義しています。2009年の厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、フェリチンが15ng/mL未満の日本人女性の割合は22.8%で、とくに月経のある20〜40代に限ると48.5%となり、実は「かくれ貧血」である女性の割合は多いと言えます。
参考:厚生労働省, 国民健康・栄養調査, 平成21年
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html
【中医学で考える対策「血余(けつよ)」】
西洋医学でフェリチンを増やすという考えは、中医学では「血余(けつよ)」という考えにあたります。「血余」とは2,000年以上前に書かれた『黄帝内経』という中国の最も古い医学書に使われ、「血(けつ)」が充実している状態を意味します。「血」とは西洋医学の血液とは異なり、全身をすみずみまで栄養かつ潤し、精神を安定させる働きも有する物質と考えています。また、「女子以血為本(女性は血をもって本となす)」とも言われ、女性は血と関係が深く、影響をうけやすいと考えます。
「血余」であれば、月経は順調であり妊活・妊娠・出産・産褥期までスムーズに支えることができます。また目は輝き潤いがあり、髪はたくさん生え美しく艶とハリがあり、爪は健康的な色で丈夫であり、精神が安定しよく眠れる状態です。それに対して、「血」が不足する「血虚(けっきょ)」では、顔色が悪くなり、めまいやふらつき、イライラや不安、動悸、月経不順など様々な不調がみられやすくなります。「血」を消耗する要因には、食事からの栄養不足、過労、ストレス、睡眠不足、目の使いすぎ、過度の運動・筋トレ、過度のダイエット、生理、出産、授乳などがあげられ、現代女性をとりまく環境の変化や生活の変化が大きく影響していると考えられます。
誠心堂薬局「血余のはなし」
https://www.seishin-do.co.jp/tcm/blood_surplus/
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/339142/LL_img_339142_2.jpg
血余
【当社の現状】
不調を抱える女性には、中医学の弁証論治によって、漢方薬を選択し提供しています。弁証論治とは、中医学理論に基づいた診断方法である四診によって体質を判断し、その体質にあった漢方薬を選択し治療することを意味します。同じ不調を訴える方でも、体質が異なれば違う漢方薬を選択します。例えば、同じ貧血の方でも、血液を作る力が落ちている方、血液の栄養が不足している方、血液の巡りが悪い方で異なる漢方薬を使用します。
そのため、当社では、中医学の専門家である、中国の中医師の資格を有する中医学アドバイザーおよび、中医師と同等の知識を有すると認められた国際中医専門員の資格を有する薬剤師・登録販売者・鍼灸師が、お悩みの方の相談にあたり、漢方薬だけでなく、生活指導を含めたアドバイスを行っています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/339142/LL_img_339142_3.jpg
相談風景
【今後の展開】
女性の健康と「かくれ貧血」には深い関係があります。このように原因が分かりにくい不調で悩む方に対して、中医学の知恵を活かし、健康をサポートしていくことが当社の務めです。今後も中医学の観点から女性の健康に貢献できるよう、精一杯取り組んでまいります。
【会社概要】
会社名 : 株式会社誠心堂薬局
本社所在地: 千葉県市川市南行徳3-18-23
代表者 : 代表取締役 西野 裕一
設立 : 1987年3月
URL : https://www.seishin-do.co.jp/
事業内容 : 薬局の経営、医薬品及び医薬部外品の販売、
鍼灸治療院及び接骨院の経営、化粧品の輸入及び販売、
前各号に附帯する一切の業務