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岐阜県の日本酒専門店「さくら酒店」が火事で焼け落ちた酒屋を建て直すクラウドファンディングを12月25日まで実施 〜焼け跡から救い出した日本酒がリターンに〜

日本酒専門の酒販店・株式会社さくら酒店(本社:岐阜県大垣市、代表取締役:近藤 悠一・駒澤 健)は、2022年12月12日、火災によって焼失した本社の再建と営業活動の再開に向けたクラウドファンディングを開始し3日間で1,000万円を超えるご支援をいただきました。クラウドファンディングは12月25日(日)23時まで実施しております。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/340071/LL_img_340071_1.jpg
本社焼け跡にて

■クラウドファンディング概要
プロジェクトURL: https://readyfor.jp/projects/sakurasaketen_revive
実施期間 : 2022年12月12日(月)10時〜12月25日(日)23時(2週間)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/340071/LL_img_340071_4.png
クラウドファンディング 二次元コード

2022年11月27日の午前、さくら酒店が入居する倉庫の隣の建物から出火し、本社およびマイナス5℃の保冷庫を備えた倉庫の大部分が焼失しました。お酒もほとんどが廃棄処分となりました。しかし、多くのボランティアの皆様のおかげで、かろうじて割れずに生き残った日本酒を救い出すことができ、できる限りの洗浄とふき取りを行い、友人の酒屋の仮設倉庫で保管させていただいています。そこで、本社の再建と、マイナス5℃で保管できる倉庫での営業再開を目指して、READYFORの寄付型クラウドファンディングを開始しました。ご支援いただいた方には、返礼品として、焼け跡から救い出した日本酒をお送りさせていただきます。


■クラウドファンディングの資金の使い道
(1) 現在の本社所在地(大垣市開発町)の焼け跡に本社を再建する
(2) マイナス5℃で保管できる倉庫での営業再開
(3) 全国の仕入れ先の酒蔵から新しい商品を仕入れ、販売を再開する
(4) 2023年4月に開業10周年を迎えるにあたり、ご支援いただいた方をご招待して10周年復活記念会を行う

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/340071/LL_img_340071_2.jpg
焼けてしまった保冷庫内の日本酒
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/340071/LL_img_340071_3.jpg
救い出した日本酒をボランティアの方々と洗浄

■想い
2013年の創業以来、マイナス5℃の自社保冷庫で徹底した品質管理を行い、国内外のお客様へ高品質な日本酒をお届けし続けてきました。しかしながら、2022年11月27日の火災によって、本社とその保冷庫の入る倉庫のほとんどを焼失。隣接する私(近藤)の実家は全焼してしまいました。絶望の中、多くの瓶が割れたり溶けたりしている保冷庫の中で、まだ冷たい状態で残っていたお酒たちを見つけました。それは造り手が心血を注いで造った我が子のような存在。その子たちから「救い出してほしい」という声が聴こえてきたような気がしました。たくさんの方々の助けによって、その日本酒を火災現場から運び出し、洗浄・ふき取りを行い、再起をかけて行うクラウドファンディングの返礼品にすることにいたしました。
失ったものは決して小さくはないですが、残ったこの日本酒が、いずれまた世界中のかたの笑顔をつくることができる会社へと復活する希望の光となることを願って。


【会社概要】
株式会社さくら酒店
代表取締役: 近藤 悠一・駒澤 健
本社所在地: 岐阜県大垣市開発町3-183
事業内容 : 日本酒の小売(通販含む)・卸売・輸出
公式HP : https://sakurasaketen.com

大学時代の同級生2人で立ち上げた日本酒専門店です。在学時、一緒にアルバイトをしていた日本酒バーで手造りの日本酒の魅力に惹かれ、お互いの海外留学をきっかけに「日本の文化である日本酒を世界に広めよう」と意気投合。その後、東京の「はせがわ酒店」、大阪の「山中酒の店」でそれぞれ修業を積み、2013年に起業しました。

さくら酒店の一番のこだわりは品質管理です。それは2人が留学時代に現地のレストランで飲んだ日本酒が、本来の味とはかけ離れて美味しくなかったという経験から来ています。ワインはしっかり温度管理されて美味しい状態で出てくるのに、日本酒は何年も前に造られたものが平気で常温放置されていました。国内に目を向けても、いまだ常温保存がまかり通っているのが現状です。これではせっかく蔵元が美味しいお酒を造っても、お客様に飲まれる頃には劣化してしまう―。そこで日本酒の劣化を防ぐと言われる「マイナス5℃」の保冷庫を自社で作り、毎日ベストコンディションの日本酒を全国・海外のお客様にお届けしてきました。今回の火災でその保冷庫は失いましたが、必ずや復活させます。
そして近い将来、世界中の名だたるレストランで、ワインと同じように日本酒が本来の味わいで提供されること、そしてその価値観の「逆輸入」により低迷する国内の日本酒消費を底上げすることで、100年先の子どもたちが安心して暮らせる社会・自然環境の保全に努めてまいります。

<主な実績>
・世界10数か国への日本酒の輸出。
・フランス大使館、ルーマニア大使館のイベントで日本酒を提供。
・賛否両論、ミシュラン掲載店をはじめ国内500軒超の飲食店への日本酒卸し。
・「岐阜の地酒で乾杯」(3,000人規模、岐阜最大の日本酒イベント)主催。
・全国商工会連合会によるドイツ、イタリア、フランスの国際展示会への國酒出展事業を支援。
・NHK文化センター、毎日文化センター、阪急百貨店、グローバルビジネスカレッジなどでの日本酒講座で講師を務める。
・オンライン酒蔵見学ができる「オンライン飲み会with蔵元」を開催中。
・「マイナス5℃熟成日本酒」、「ブレンドSAKE」のクラウドファンディングを実施。目標額を大きく上回る支援をいただく。
・ウクライナ人道支援日本酒「SAVE UKRAINE」、「For the SAKE of UKRAINE」をリリース。
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