アルガルバイオ シリーズB資金調達ラウンド 総額9.4億円を調達
[22/12/28]
提供元:@Press
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「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をミッションとして、藻類由来の新たなプロダクトやソリューションに最適な藻類の種株や培養製法などを技術提供する『バイオファウンダリー型藻類開発プラットフォーム』を構築する株式会社アルガルバイオ(本社:千葉県柏市、代表取締社長:木村 周、以下「アルガルバイオ」)は、シリーズB資金調達の2nd Closingで新たに3.5億円の資金調達を実施し、本シリーズB資金調達総額は9.4億円、累計調達額は約14億円に達しました。
アルガルバイオは、『藻類』の可能性を解き放つ研究開発を通じて、主に健康、食糧、環境といった領域の社会課題を解決する取組を行っています。特に、「藻類」はCO2を活用して有用成分を産生することから、カーボンニュートラル社会の実現において大変有用な資源で、今年度より広島県大崎上島の研究拠点にて「微細藻類によるCO2固定化と有用化学品生産に関する研究開発」(NEDO事業)も開始しました。
今回の資金調達を受け、「藻類」が持つ様々な可能性を「カタチ」にする為のバイオファウンダリー型藻類開発プラットフォームを更に強化し、『藻類』が社会実装する様、挑戦を続けて参ります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/340802/LL_img_340802_1.jpg
資金調達実施
【シリーズB資金調達2nd Closing概要】
調達額:3.5億円(累計調達額:約14億円)
2nd Closing引受先(順不同・敬称略):
(既存投資家)
・京都大学イノベーションキャピタル株式会社(イノベーション京都2016投資事業有限責任組合)
・Abies Ventures株式会社(Abies Ventures GP I有限責任事業組合)
(新規投資家)
・大陽日酸株式会社
・伊藤忠商事株式会社
・株式会社常陽キャピタルパートナーズ(つくばエクシード投資事業有限責任組合)
・きらぼしキャピタル株式会社(きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合)
【既存投資家コメント】
●京都大学イノベーションキャピタル株式会社 代表取締役社長 楠美 公
京都iCAPはESG、SDGsの推進に資するスタートアップへの投資を特に重視しています。アルガルバイオ社は世界的に稀有な藻類バイオファウンダリー企業として、微細藻類を活用した省エネルギー型の化学物質製造、食糧生産、二酸化炭素固定などさまざまな応用分野に挑戦しており、京都iCAPの投資理念と合致する事業展開を行っています。今回、大型の資金調達に成功したことにより各事業がいよいよ実用化フェーズに到達することが期待できると考えています。
●Abies Ventures株式会社 取締役パートナー 長野 草太
次世代が健やかに過ごすことができる、循環・共生型の持続可能な社会を実現していくことは、人類の普遍的なミッションだと考えます。そのためのCO2削減、食糧課題解決、健康寿命の向上等の課題に対し、藻類は根本から解決できる可能性を有しています。藻類によるアプローチは世界中で模索されていますが、藻類製品を開発から培養まで一気通貫で行える事業ケイパビリティ、バイオファウンダリー構想、世界中の市場からニーズが高く独自性のある製品群等、アルガルバイオ社はユニークなポジションを確立しています。Abies Venturesは、アルガルバイオ社が世界規模での成長を期待できると信じ追加投資させて頂きました。弊社が強みを有する海外ネットワークを活かし、アルガルバイオ社の成長支援をして参ります。
【新規投資家コメント】
●大陽日酸株式会社 執行役員 イノベーションユニット長 小林 邦裕
大陽日酸は産業ガスメーカーとして、豊富な経験と独自の技術開発力を背景に、多種多様な分野において、それぞれの産業活動の基盤を支えています。次世代の産業として、藻類を活用した製造業の展開に着目しており、アルガルバイオ社は、その藻類を通じ多様な社会課題に対して、絶えず解決策を提示する、革新的な企業であり、期待しています。大陽日酸は、カーボンニュートラル社会の実現など社会課題の解決に向けて、今回の出資を契機にアルガルバイオ社との協業を進めて参ります。
●伊藤忠商事株式会社 開発・調査部長 須田 亮平
アルガルバイオ社が保有するライブラリーは、バイオ由来原料として健康食品、化粧品等の高付加価値領域や、コモディティとして食糧領域を含めて多角的な事業展開の可能性を秘めております。伊藤忠商事の既存事業との親和性も高く、それらを様々な事業開発に繋げることを目的に出資致しました。
本出資を通じ、伊藤忠商事の有するサービス基盤及びネットワークとアルガルバイオ社の藻類培養に関する知見ノウハウを相互に活用し、マーケットインの発想で、社会課題の解消に資する商品・サービス展開を加速し、全ての人々が生きやすい社会の実現を目指して参ります。
●株式会社常陽キャピタルパートナーズ 代表取締役社長 池田 重人
藻類の研究開発成果を、健康・食糧・環境という今後ますます重要性が増す社会課題の解決に向け、『バイオファウンダリー型藻類開発プラットフォーム』を提供するアルガルバイオ社のアプローチに強く共感しております。また、生産時にCO2を多く利用することからカーボンニュートラル社会の実現にも貢献することが出来るため、今後さまざま様々な展開が期待されます。常陽グループのネットワークを通じ、御社の取り組みをサポートして参りたいと思います。
●きらぼしキャピタル株式会社 代表取締役社長 陣内 伸夫
きらぼしキャピタルは、食糧や環境などの様々な地球レベルの課題解決に取り組むアルガルバイオ社を応援します。藻類株の育種・培養の研究を進め、多様な藻類データを保有している会社は当社以外にはありません。藻類は環境負荷が少なく、タンパク質を多く含む性質など様々な機能性が注目され、無限の可能性を秘めています。きらぼしキャピタルはきらぼしグループと共に、藻類の商業化実現に向けて、当社のビジネスの成長に伴走していきます。
【当社コメント】
代表取締役社長 木村 周
1st Closingに続いて、多くの投資家の皆様よりご支援を頂き、シリーズB資金調達2nd Closingを実施しました。気候変動といった世界的な社会課題に加えて、ウクライナや中国情勢に加えて急速な円安など事業環境は絶え間なく変化している中で、より持続可能な社会創りに貢献できるイノベーションに対する期待が国内外でより高まっています。社員一同、ひとつ一つ藻類の「可能性」を「カタチ」にして、創業以来の想いである「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」、を実現して参ります。
■アルガルバイオについて
東京大学発ベンチャーとして「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をミッションに、健康・食糧・環境といった産業領域に最適な藻類技術をパートナー企業へ提供するバイオファウンダリーを構築しております。用途や目的生産物に最適な藻類種を当社保有の藻類ライブラリーとそれに付随する蓄積データからスクリーニングするとともに、育種改良や培養製法の最適化を通じて事業化・実用化に必要な“藻類技術パッケージ”をお客様へ提供していくバイオファウンダリー型の藻類開発プラットフォームとして様々な藻類由来のプロダクトやソリューションを開発中です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/340802/LL_img_340802_2.jpg
研究施設イメージ
<沿革>
2018年3月 株式会社アルガルバイオ設立(本社:東葛テクノプラザ)
2018年4月 シード資金調達(0.4億円)
2018年10月 東大柏ベンチャープラザに研究所を開設
2019年4月 培養技術センター開所(柏市船戸)
2019年7月 公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金「2019年度助成事業」交付
2019年11月 シリーズA資金調達(4億円)
2019年11月 Forbes Japan“200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”選定
2020年7月 NEDO「シード期の研究開発型スタートアップに対する
事業化支援助成金」採択
2020年11月 Forbes JAPAN“200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”に2年連続選定
2021年8月 Forbes Asia 100 to Watchに選出
2021年9月 週刊東洋経済「すごいベンチャー100」に選出
2021年9月 Falling Walls2021のWinnerに選出
2022年2月 「第38回ビジネスプラン発表会
あすのちばを支えるビジネスチャレンジコンテスト」大賞受賞
2022年2月 J-TECH STARTUP 2021に認定
2022年4月 NEDO「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/
CO2有効利用拠点における技術開発/
研究拠点におけるCO2有効利用技術開発・
実証事業(基礎研究エリア)」採択
2022年7月 シリーズB資金調達1st Closing(5.9億円)
2022年11月 Forbes Japan“200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”に3年連続選定
2022年11月 藻類サプリメント「Moneru」CES2023 Innovation Awards受賞
(Food&Ag Tech部門)
<会社概要>
企業名 : 株式会社アルガルバイオ(Algal Bio Co., Ltd.)
代表者 : 代表取締役社長 木村 周
本社所在地: 〒277-0882 千葉県柏市柏の葉5-4-6
設立 : 2018年3月
事業内容 : 藻類及びその成分の研究開発、生産及び販売
URL : https://algalbio.co.jp/
アルガルバイオは、『藻類』の可能性を解き放つ研究開発を通じて、主に健康、食糧、環境といった領域の社会課題を解決する取組を行っています。特に、「藻類」はCO2を活用して有用成分を産生することから、カーボンニュートラル社会の実現において大変有用な資源で、今年度より広島県大崎上島の研究拠点にて「微細藻類によるCO2固定化と有用化学品生産に関する研究開発」(NEDO事業)も開始しました。
今回の資金調達を受け、「藻類」が持つ様々な可能性を「カタチ」にする為のバイオファウンダリー型藻類開発プラットフォームを更に強化し、『藻類』が社会実装する様、挑戦を続けて参ります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/340802/LL_img_340802_1.jpg
資金調達実施
【シリーズB資金調達2nd Closing概要】
調達額:3.5億円(累計調達額:約14億円)
2nd Closing引受先(順不同・敬称略):
(既存投資家)
・京都大学イノベーションキャピタル株式会社(イノベーション京都2016投資事業有限責任組合)
・Abies Ventures株式会社(Abies Ventures GP I有限責任事業組合)
(新規投資家)
・大陽日酸株式会社
・伊藤忠商事株式会社
・株式会社常陽キャピタルパートナーズ(つくばエクシード投資事業有限責任組合)
・きらぼしキャピタル株式会社(きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合)
【既存投資家コメント】
●京都大学イノベーションキャピタル株式会社 代表取締役社長 楠美 公
京都iCAPはESG、SDGsの推進に資するスタートアップへの投資を特に重視しています。アルガルバイオ社は世界的に稀有な藻類バイオファウンダリー企業として、微細藻類を活用した省エネルギー型の化学物質製造、食糧生産、二酸化炭素固定などさまざまな応用分野に挑戦しており、京都iCAPの投資理念と合致する事業展開を行っています。今回、大型の資金調達に成功したことにより各事業がいよいよ実用化フェーズに到達することが期待できると考えています。
●Abies Ventures株式会社 取締役パートナー 長野 草太
次世代が健やかに過ごすことができる、循環・共生型の持続可能な社会を実現していくことは、人類の普遍的なミッションだと考えます。そのためのCO2削減、食糧課題解決、健康寿命の向上等の課題に対し、藻類は根本から解決できる可能性を有しています。藻類によるアプローチは世界中で模索されていますが、藻類製品を開発から培養まで一気通貫で行える事業ケイパビリティ、バイオファウンダリー構想、世界中の市場からニーズが高く独自性のある製品群等、アルガルバイオ社はユニークなポジションを確立しています。Abies Venturesは、アルガルバイオ社が世界規模での成長を期待できると信じ追加投資させて頂きました。弊社が強みを有する海外ネットワークを活かし、アルガルバイオ社の成長支援をして参ります。
【新規投資家コメント】
●大陽日酸株式会社 執行役員 イノベーションユニット長 小林 邦裕
大陽日酸は産業ガスメーカーとして、豊富な経験と独自の技術開発力を背景に、多種多様な分野において、それぞれの産業活動の基盤を支えています。次世代の産業として、藻類を活用した製造業の展開に着目しており、アルガルバイオ社は、その藻類を通じ多様な社会課題に対して、絶えず解決策を提示する、革新的な企業であり、期待しています。大陽日酸は、カーボンニュートラル社会の実現など社会課題の解決に向けて、今回の出資を契機にアルガルバイオ社との協業を進めて参ります。
●伊藤忠商事株式会社 開発・調査部長 須田 亮平
アルガルバイオ社が保有するライブラリーは、バイオ由来原料として健康食品、化粧品等の高付加価値領域や、コモディティとして食糧領域を含めて多角的な事業展開の可能性を秘めております。伊藤忠商事の既存事業との親和性も高く、それらを様々な事業開発に繋げることを目的に出資致しました。
本出資を通じ、伊藤忠商事の有するサービス基盤及びネットワークとアルガルバイオ社の藻類培養に関する知見ノウハウを相互に活用し、マーケットインの発想で、社会課題の解消に資する商品・サービス展開を加速し、全ての人々が生きやすい社会の実現を目指して参ります。
●株式会社常陽キャピタルパートナーズ 代表取締役社長 池田 重人
藻類の研究開発成果を、健康・食糧・環境という今後ますます重要性が増す社会課題の解決に向け、『バイオファウンダリー型藻類開発プラットフォーム』を提供するアルガルバイオ社のアプローチに強く共感しております。また、生産時にCO2を多く利用することからカーボンニュートラル社会の実現にも貢献することが出来るため、今後さまざま様々な展開が期待されます。常陽グループのネットワークを通じ、御社の取り組みをサポートして参りたいと思います。
●きらぼしキャピタル株式会社 代表取締役社長 陣内 伸夫
きらぼしキャピタルは、食糧や環境などの様々な地球レベルの課題解決に取り組むアルガルバイオ社を応援します。藻類株の育種・培養の研究を進め、多様な藻類データを保有している会社は当社以外にはありません。藻類は環境負荷が少なく、タンパク質を多く含む性質など様々な機能性が注目され、無限の可能性を秘めています。きらぼしキャピタルはきらぼしグループと共に、藻類の商業化実現に向けて、当社のビジネスの成長に伴走していきます。
【当社コメント】
代表取締役社長 木村 周
1st Closingに続いて、多くの投資家の皆様よりご支援を頂き、シリーズB資金調達2nd Closingを実施しました。気候変動といった世界的な社会課題に加えて、ウクライナや中国情勢に加えて急速な円安など事業環境は絶え間なく変化している中で、より持続可能な社会創りに貢献できるイノベーションに対する期待が国内外でより高まっています。社員一同、ひとつ一つ藻類の「可能性」を「カタチ」にして、創業以来の想いである「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」、を実現して参ります。
■アルガルバイオについて
東京大学発ベンチャーとして「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をミッションに、健康・食糧・環境といった産業領域に最適な藻類技術をパートナー企業へ提供するバイオファウンダリーを構築しております。用途や目的生産物に最適な藻類種を当社保有の藻類ライブラリーとそれに付随する蓄積データからスクリーニングするとともに、育種改良や培養製法の最適化を通じて事業化・実用化に必要な“藻類技術パッケージ”をお客様へ提供していくバイオファウンダリー型の藻類開発プラットフォームとして様々な藻類由来のプロダクトやソリューションを開発中です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/340802/LL_img_340802_2.jpg
研究施設イメージ
<沿革>
2018年3月 株式会社アルガルバイオ設立(本社:東葛テクノプラザ)
2018年4月 シード資金調達(0.4億円)
2018年10月 東大柏ベンチャープラザに研究所を開設
2019年4月 培養技術センター開所(柏市船戸)
2019年7月 公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金「2019年度助成事業」交付
2019年11月 シリーズA資金調達(4億円)
2019年11月 Forbes Japan“200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”選定
2020年7月 NEDO「シード期の研究開発型スタートアップに対する
事業化支援助成金」採択
2020年11月 Forbes JAPAN“200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”に2年連続選定
2021年8月 Forbes Asia 100 to Watchに選出
2021年9月 週刊東洋経済「すごいベンチャー100」に選出
2021年9月 Falling Walls2021のWinnerに選出
2022年2月 「第38回ビジネスプラン発表会
あすのちばを支えるビジネスチャレンジコンテスト」大賞受賞
2022年2月 J-TECH STARTUP 2021に認定
2022年4月 NEDO「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/
CO2有効利用拠点における技術開発/
研究拠点におけるCO2有効利用技術開発・
実証事業(基礎研究エリア)」採択
2022年7月 シリーズB資金調達1st Closing(5.9億円)
2022年11月 Forbes Japan“200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”に3年連続選定
2022年11月 藻類サプリメント「Moneru」CES2023 Innovation Awards受賞
(Food&Ag Tech部門)
<会社概要>
企業名 : 株式会社アルガルバイオ(Algal Bio Co., Ltd.)
代表者 : 代表取締役社長 木村 周
本社所在地: 〒277-0882 千葉県柏市柏の葉5-4-6
設立 : 2018年3月
事業内容 : 藻類及びその成分の研究開発、生産及び販売
URL : https://algalbio.co.jp/