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画家・千住博が世界を志す芸術家を徹底育成 『千住博 ザ・スーパー・アートスクール』 5月より受講選考のための出願開始

京都造形芸術大学(学長:千住博)では、東北芸術工科大学(学長:根岸吉太郎)とともにプロデュースする社会人向けスクール「芸術学舎」の東京拠点である「東京芸術学舎」にて、2013年8月より、新講座『千住博 ザ・スーパー・アートスクール』を開講することとなりました。
本講座では受講選考を実施し、少数の合格者のみが参加できる形態をとります。受講生は研究生という立場で切磋琢磨し、作家として自立、活動できる基盤を固めていきます。


『千住博 ザ・スーパー・アートスクール』は、芸術学舎学舎長の千住博が指導教授となり、日本を牽引し、世界に発信できる芸術家の養成をめざします。単に講義を聴き、実技指導を受ける受動的な講座ではなく、年間4回の開講のなかで、指導教授である千住博が受講生一人ひとりと相談の上、毎回個別の課題を出題し、問題点や成功例を全員で共有するゼミ形式で進行します。

また、ゲスト講師にヴェネツィア・ビエンナーレに出品経験のある多彩な国際作家を招き、偏ることのない幅広い視点から、これからの芸術と芸術家について考えていきます。


【芸術学舎とは】
芸術学舎は、京都造形芸術大学と東北芸術工科大学が企画・プロデュースし、画家の千住博が学舎長をつとめる社会人のためのアートカレッジです。アーティスト、デザイナー、研究者、芸道者をはじめ、両大学に集う第一線で活躍する講師陣による多彩なプログラムにより、仕事や家庭をもつ方々に本格的に芸術を学ぶ機会を提供しています。 http://gakusha.jp/


【『千住博 ザ・スーパー・アートスクール』開催概要】

■定員
12名 ※受講にあたっては、受講選考があります。

■出願期間
2013年5月10日(金)〜5月29日(水)【消印有効】

■選考料
無料

■合格発表日
2013年6月12日(水) AM10:00〜

■出願手続き方法
募集要項は、芸術学舎webサイト内( http://gakusha.jp/senju/ )よりPDFデータをダウンロードの上、ご使用ください。

■出願資格
満22歳以上で、芸術に関わる研究・制作活動経験を有する方であれば、出身校、在学校等の学歴や研究・制作ジャンルなどは問いません。なお、講座の補助的手段、出願書類の受理通知等、一部の事務連絡にE-mailを使用しますので、インターネットへの接続およびE-mailの送受信環境が必要です。

■選考内容
出願書類に基づき、これまでの研究・制作活動内容、および出願書類に記載された研究計画から総合的に判断します。出願書類は、(1)受講志願書、(2)志願理由・研究計画書、(3)経歴書、(4)ポートフォリオ(作品資料集)の4点です。詳細につきましては、募集要項にてご確認ください。

■受講料
100,000円(税込)

■日程(全4回)
2013年 8月4日(日)、10月14日(月・祝)、12月1日(日)
2014年 2月16日(日)
※上記日程は研究、制作成果の発表と合評の場となります。別途、千住博教授と研究生のメーリングリストを設け、各自が取り組む研究、制作をフォローアップしていきます。

■時間
各回120分×3講時(360分)で開講
1講時:10:00〜12:00、2講時:13:00〜15:00、3講時:15:10〜17:10

■会場
京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
(東京都港区北青山1-7-15)

■問合せ
芸術学舎 外苑キャンパス事務室 TEL:0120-530-920
(電話受付時間 10:00〜17:00、土曜日は16:00まで、日・木・祝除く)

■開催日程等
・第1回 2013年8月4日(日) オリエンテーション、研究制作テーマに関するプレゼンテーション、および合評
 講師:千住博

・第2回 2013年10月14日(月・祝) 中間プレゼンテーション(1)、および合評
 講師:千住博、椿昇

・第3回 2013年12月1日(日) 中間プレゼンテーション(2)、および合評
 講師:千住博、宮島達男、椿昇、やなぎみわ

・第4回 2014年2月16日(日) 最終プレゼンテーション、および合評
 講師:千住博、椿昇


【講師プロフィール】
■千住博 <画家、芸術学舎学舎長>
東京藝術大学大学院修了。2007年〜2012年京都造形芸術大学学長を務める。
1993年東洋人として初めて米国の美術誌「ギャラリーガイド」の表紙を飾る。1995年ヴェネツィア・ビエンナーレ絵画部門優秀賞を東洋人初受賞。1998年より伊東市に建立された京都大徳寺聚光院別院の襖絵を手がけ、2002年完成。2006年フィラデルフィア松風荘襖絵完成。2010年東京国際空港(羽田空港)拡張工事に伴い国際ターミナルのアートプロデュースを手がける。またAPEC2010の絵画を担当。光州ビエンナーレ、成都ビエンナーレに出品。現代における代表的な絵画の担い手として注目される。代表作に「フラット・ウォーター」シリーズ、「ウォーターフォール(滝)」シリーズなど。


■宮島達男 <現代美術家、京都造形芸術大学・東北芸術工科大学副学長>
東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。1988年にヴェネツィア・ビエンナーレのアペルト部門への参加を皮切りに、国内外での重要な現代美術展に多数参加。1996年より「時の蘇生」柿の木プロジェクト、ピースシャドウプロジェクトを推進。1990年、ACCの招きでニューヨーク滞在。1990〜1991年、DAADの招きでベルリンに滞在。1993年、カルティエ現代美術財団の招きでパリ滞在。1993年、ジュネーブ大学コンペティション優勝。1998年、第5回日本現代芸術振興賞受賞。1998年、ロンドン・インスティテュート名誉博士。1999年にはヴェネツィア・ビエンナーレ日本館にて大作『Mega Death』を展示し話題を集める。


■椿昇 <現代美術家、京都造形芸術大学美術工芸学科長>
1953年京都市生まれ。1989年「アゲインスト・ネーチャー展」。1993年ヴェネツィア・ビエンナーレ・アペルト。2001年横浜トリエンナーレ。2003年水戸芸術館で「国連少年展」。2005年「占領下の物語II」美術担当。マサチューセッツ工科大学レジデンス。2009年京都国立近代美術館「GOLD/WHITE/BLACK」展。2010年六本木アートナイトメインアーティスト、瀬戸内国際芸術祭で2つのプロジェクト制作。2011年、妙心寺退蔵院障壁画プロジェクト、金沢21世紀美術館ワークショップ。2012年霧島アートの森「PREHISTORIC_PH」展。瀬戸内トリエンナーレ2013、小豆島醤の郷+坂手港エリアディレクターを務める。


■やなぎみわ <現代作家、演出家、京都造形芸術大学教授>
京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1993年、京都で初個展を開催し、1996年以降、海外の展覧会にも多数参加。2009年ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表作家。近年は演劇公演を行い、近代日本における諸芸術運動の成立・混淆をテーマとする『1924三部作』や「PANORAMA 〜パノラマ〜」を美術館や劇場で上演している。 http://www.yanagimiwa.net/
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