ケアネット、医師1,000人に“自身の健康管理”を調査 全体の7割が健康診断・人間ドックを欠かさず受診
[13/04/10]
提供元:@Press
提供元:@Press
医師・医療従事者向け情報サービスサイトを運営する株式会社ケアネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野 元泰、証券コード:2150)は2013年3月15日、当社医師会員1,000人に対し、“自身の健康管理”に対する意識調査を実施しました。がん検診の推進・ワクチンの早期接種の推奨など、“予防医療”がいわれる昨今、普段は患者にその重要性を説く側にある医師の自己管理はどういった状況かを尋ねたものです。結果、全体の7割は健康診断・人間ドックを欠かさず受けており、「もっと早く受診していればよかった」という経験を持つ医師は全体の2割程度であることが明らかとなりました。以下、詳細をご報告いたします。
【結果概要】
◆約7割が健康診断・人間ドックを『必ず受ける』、一方で『毎回受けない』医師が1割以上存在
全体の68.7%が『毎回必ず受けている』と回答。『受けないことがある』医師は19.3%、『毎回受けない』医師は12.0%存在。世代間で大きな差は見られなかったものの、『毎回受けない』とした人の比率は年代が上がると共に漸増し、30代以下で10.6%のところ、60代以上では13.8%となった。
◆働き盛りの40代「忙しくて」、60代以上「開業して交代要員がいない」
健康診断・人間ドックを受けない(ことがある)医師に理由を尋ねたところ、最も多かったのは『忙しいから』で64.9%、働き盛りの40代では72.7%に上った。一方、若年層に比べ開業医の比率が高まる60代以上では、『院内に自身しか医師がいない/シフトを替わってもらえないから』が28.6%に上ったのと同時に『自分の健康状態は自分でわかっていると思うから』が21.4%。“受けたいのに都合がつけられない”医師と、“受けないと決めている”医師が他の世代に比して明確に表れるという結果となった。
◆2割近くの医師に『もっと早く受診すれば…』と後悔した経験あり
自身が具合を悪くした際、『もっと早く受診すれば良かった』と感じた経験がある医師は全体の17.6%。40代では20.3%となった。遅れた理由としては、健康診断と同様『忙しかったから』が69.9%と最も多かったが、次いで多い回答が『受診するほどの症状ではないと思ったから』で27.8%。「知り合いの先生が“まだ大丈夫”と過信し、忙しさも重なり受診をのばした結果、手遅れになった」など、ある程度自分で判断がつくことから招いてしまった事態、また「健康診断は受けるが、そこで引っかかっても、多忙のため受診できない」など、結果として“医者の不養生”になってしまうことを嘆く声も寄せられた。
◆立場特有の“受診への不安”、受診して患者の気持ちを実感
受診を躊躇する理由としてコメント中に複数挙がったのが、「身内の医者には診てもらいにくい」「オーダリングシステムを使える立場の人なら病名・処方が簡単にわかってしまう」など、プライバシーの漏えいを懸念する声が挙がった。また「自分の専門領域の検査を受ける場合は、結果がわかれば先が見えるから怖い」と医師ならではの不安感のほか、自身の検査や入院により「人間ドックの再検査を受けた際、病名告知前に患者さんがどれほど心配しているか実感した」「同室患者のいびきがこんなに心身に影響するのか、と」など、患者の立場・気持ちを実感したというコメントも見られた。
【健康診断・人間ドックについて】
http://www.atpress.ne.jp/releases/34667/a_1.jpg
【健康診断・人間ドックを受けない理由】
http://www.atpress.ne.jp/releases/34667/b_2.jpg
【受診が遅れた理由】
http://www.atpress.ne.jp/releases/34667/c_3.jpg
【年代別勤務先別】
http://www.atpress.ne.jp/releases/34667/d_4.jpg
調査タイトル:“自身の健康管理”に対する意識調査
調査方法 :インターネットリサーチ
調査対象 :医師・医療従事者向け専門サイト「CareNet.com」医師会員
有効回答数 :1,000サンプル
調査日時 :2013年3月15日(金)
【設問詳細】
各種がん検診の推進、ワクチンの早期接種の推奨など、早期発見および予防が謳われるようになった昨今、先生方も普段患者さんに「早めの受診を」と呼びかけていらっしゃるかと思います。
そこで先生にお尋ねします。
Q1.健康診断(人間ドック含む)について当てはまるものをお選び下さい。
・毎回必ず受けている
・受けないことがある
・毎回受けない
(Q1で「受けないことがある」「毎回受けない」を選んだ方のみ)
Q2.健康診断(人間ドック含む)を受けない理由について、当てはまるものを全てお選び下さい。(複数回答可)
・面倒だから
・忙しいから
・院内に自身しか医師がいない/シフトを替わってもらえないから
・その気になればいつでも検査できると思うから
・自分の健康状態は自分でわかっていると思うから
・健康診断・人間ドックには意味が無いと思うから
・知りたくない、怖いから
・その他( )
Q3.ご自身が心身の具合を悪くした際、結果として「もっと早く受診すればよかった」と感じた経験はありますか。
・ある
・ない
(Q3で「ある」とした方のみ)
Q4.その時に受診しなかった、受診が遅れた理由で当てはまるものをお選び下さい。(複数回答可)
・面倒だったから
・忙しかったから
・院内に自身しか医師がいない/シフトを替わってもらえなかったから
・受診するほどの症状ではないと思ったから
・自覚症状がなかったから
・知りたくなかった、怖かったから
・その他( )
Q5.コメントをお願いします。(ご自身の体調管理、受診・治療へのハードル、健康診断・人間ドックに対して思うこと、ご自身が患者の立場となった際に感じたこと、ご自身や周囲の先生方が体調を崩した際のエピソードなど、どういったことでも結構です)
※コメントは添付資料よりご確認いただけます。
<添付資料>
http://www.atpress.ne.jp/releases/34667/e_5.pdf
【『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)について】
11万人の医師会員を含む、18万人の医療従事者向け臨床医学情報専門サイトです(会員制、無料)。日々の診療に役立つ情報、“臨床力”の向上に役立つ医学・医療コンテンツを提供しています。コモンディジーズの診療アップデートを実践的に簡潔にまとめあげた『特集』、多忙な医師がスピーディーに医薬品情報(病態・作用メカニズム等)を習得できる『薬剤情報』、世界の主要医学ニュースを紹介する『ジャーナル四天王』、各種学会レポート、動画インタビュー等、医師・医療従事者の効率的な情報収集を支援するサービスとなっています。
【株式会社ケアネット 会社概要】 http://www.carenet.co.jp
◇所在地 :〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル
◇設立 :1996年7月1日
◇代表者 :代表取締役社長 大野 元泰
◇公開市場:東証マザーズ(証券コード:2150)
◇事業内容:
<製薬企業向けの医薬営業支援サービス、マーケティング調査サービス>
・インターネットによる医薬営業支援サービス 『MRPlus(R)』
・インターネットによる市場調査システム『eリサーチ(TM)』
<医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス>
・医師・医療従事者の生涯学習サイト『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)会員制・無料
http://www.carenet.com
・医学教育研修プラットフォーム『CareNet CME』
http://cme.carenet.com/
・調剤薬局の薬剤師向け教育メディア『ProファーマCH』
http://www.pro-pharma.jp/
・開業医向け医薬情報・動画サイト『医楽座』
http://irakuza.carenet.com
・医学映像教材『ケアネットDVD』
【結果概要】
◆約7割が健康診断・人間ドックを『必ず受ける』、一方で『毎回受けない』医師が1割以上存在
全体の68.7%が『毎回必ず受けている』と回答。『受けないことがある』医師は19.3%、『毎回受けない』医師は12.0%存在。世代間で大きな差は見られなかったものの、『毎回受けない』とした人の比率は年代が上がると共に漸増し、30代以下で10.6%のところ、60代以上では13.8%となった。
◆働き盛りの40代「忙しくて」、60代以上「開業して交代要員がいない」
健康診断・人間ドックを受けない(ことがある)医師に理由を尋ねたところ、最も多かったのは『忙しいから』で64.9%、働き盛りの40代では72.7%に上った。一方、若年層に比べ開業医の比率が高まる60代以上では、『院内に自身しか医師がいない/シフトを替わってもらえないから』が28.6%に上ったのと同時に『自分の健康状態は自分でわかっていると思うから』が21.4%。“受けたいのに都合がつけられない”医師と、“受けないと決めている”医師が他の世代に比して明確に表れるという結果となった。
◆2割近くの医師に『もっと早く受診すれば…』と後悔した経験あり
自身が具合を悪くした際、『もっと早く受診すれば良かった』と感じた経験がある医師は全体の17.6%。40代では20.3%となった。遅れた理由としては、健康診断と同様『忙しかったから』が69.9%と最も多かったが、次いで多い回答が『受診するほどの症状ではないと思ったから』で27.8%。「知り合いの先生が“まだ大丈夫”と過信し、忙しさも重なり受診をのばした結果、手遅れになった」など、ある程度自分で判断がつくことから招いてしまった事態、また「健康診断は受けるが、そこで引っかかっても、多忙のため受診できない」など、結果として“医者の不養生”になってしまうことを嘆く声も寄せられた。
◆立場特有の“受診への不安”、受診して患者の気持ちを実感
受診を躊躇する理由としてコメント中に複数挙がったのが、「身内の医者には診てもらいにくい」「オーダリングシステムを使える立場の人なら病名・処方が簡単にわかってしまう」など、プライバシーの漏えいを懸念する声が挙がった。また「自分の専門領域の検査を受ける場合は、結果がわかれば先が見えるから怖い」と医師ならではの不安感のほか、自身の検査や入院により「人間ドックの再検査を受けた際、病名告知前に患者さんがどれほど心配しているか実感した」「同室患者のいびきがこんなに心身に影響するのか、と」など、患者の立場・気持ちを実感したというコメントも見られた。
【健康診断・人間ドックについて】
http://www.atpress.ne.jp/releases/34667/a_1.jpg
【健康診断・人間ドックを受けない理由】
http://www.atpress.ne.jp/releases/34667/b_2.jpg
【受診が遅れた理由】
http://www.atpress.ne.jp/releases/34667/c_3.jpg
【年代別勤務先別】
http://www.atpress.ne.jp/releases/34667/d_4.jpg
調査タイトル:“自身の健康管理”に対する意識調査
調査方法 :インターネットリサーチ
調査対象 :医師・医療従事者向け専門サイト「CareNet.com」医師会員
有効回答数 :1,000サンプル
調査日時 :2013年3月15日(金)
【設問詳細】
各種がん検診の推進、ワクチンの早期接種の推奨など、早期発見および予防が謳われるようになった昨今、先生方も普段患者さんに「早めの受診を」と呼びかけていらっしゃるかと思います。
そこで先生にお尋ねします。
Q1.健康診断(人間ドック含む)について当てはまるものをお選び下さい。
・毎回必ず受けている
・受けないことがある
・毎回受けない
(Q1で「受けないことがある」「毎回受けない」を選んだ方のみ)
Q2.健康診断(人間ドック含む)を受けない理由について、当てはまるものを全てお選び下さい。(複数回答可)
・面倒だから
・忙しいから
・院内に自身しか医師がいない/シフトを替わってもらえないから
・その気になればいつでも検査できると思うから
・自分の健康状態は自分でわかっていると思うから
・健康診断・人間ドックには意味が無いと思うから
・知りたくない、怖いから
・その他( )
Q3.ご自身が心身の具合を悪くした際、結果として「もっと早く受診すればよかった」と感じた経験はありますか。
・ある
・ない
(Q3で「ある」とした方のみ)
Q4.その時に受診しなかった、受診が遅れた理由で当てはまるものをお選び下さい。(複数回答可)
・面倒だったから
・忙しかったから
・院内に自身しか医師がいない/シフトを替わってもらえなかったから
・受診するほどの症状ではないと思ったから
・自覚症状がなかったから
・知りたくなかった、怖かったから
・その他( )
Q5.コメントをお願いします。(ご自身の体調管理、受診・治療へのハードル、健康診断・人間ドックに対して思うこと、ご自身が患者の立場となった際に感じたこと、ご自身や周囲の先生方が体調を崩した際のエピソードなど、どういったことでも結構です)
※コメントは添付資料よりご確認いただけます。
<添付資料>
http://www.atpress.ne.jp/releases/34667/e_5.pdf
【『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)について】
11万人の医師会員を含む、18万人の医療従事者向け臨床医学情報専門サイトです(会員制、無料)。日々の診療に役立つ情報、“臨床力”の向上に役立つ医学・医療コンテンツを提供しています。コモンディジーズの診療アップデートを実践的に簡潔にまとめあげた『特集』、多忙な医師がスピーディーに医薬品情報(病態・作用メカニズム等)を習得できる『薬剤情報』、世界の主要医学ニュースを紹介する『ジャーナル四天王』、各種学会レポート、動画インタビュー等、医師・医療従事者の効率的な情報収集を支援するサービスとなっています。
【株式会社ケアネット 会社概要】 http://www.carenet.co.jp
◇所在地 :〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル
◇設立 :1996年7月1日
◇代表者 :代表取締役社長 大野 元泰
◇公開市場:東証マザーズ(証券コード:2150)
◇事業内容:
<製薬企業向けの医薬営業支援サービス、マーケティング調査サービス>
・インターネットによる医薬営業支援サービス 『MRPlus(R)』
・インターネットによる市場調査システム『eリサーチ(TM)』
<医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス>
・医師・医療従事者の生涯学習サイト『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)会員制・無料
http://www.carenet.com
・医学教育研修プラットフォーム『CareNet CME』
http://cme.carenet.com/
・調剤薬局の薬剤師向け教育メディア『ProファーマCH』
http://www.pro-pharma.jp/
・開業医向け医薬情報・動画サイト『医楽座』
http://irakuza.carenet.com
・医学映像教材『ケアネットDVD』