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“繁華街の人出は増加傾向”ポストコロナの商圏分析に役立つ人流データ「あさひる統計」が2月28日アップデート

株式会社楽しいチリビジ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:真野 栄一)は、地理情報システム向けの曜日時間帯別の推計人口統計データ「あさひる統計」を2023年2月28日にアップデートいたしました。
本データは、年に4回のアップデートを行っており、今回は対象期間として2022年10〜12月の四半期分を加えました。この時期は第7波が収束してから第8波がピークを迎えるまでの期間でしたが、休日の繁華街や夜の街の人出はコロナ前を上回るレベルまで増えていることが、本製品から作成した地図で知ることができます。
小売や外食、サービス業や時間貸駐車場など、立地を考慮する小売や不動産業界で、最新状況を反映した売上予測などの高精度な商圏分析の際に、統計データやその代替となるデータの一つとして活用されています。

「あさひる統計」
http://chiri.biz/products/asahiru/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/347115/LL_img_347115_1.png
東京都心の前四半期との比較


2022年10〜12月の東京都心部の午後の人口を、前の四半期(2022年7〜9月)と比較した地図です。この時期は第7波が収束したのち第8波がピークに至るタイミングでしたが、外出制限は行われませんでした。本製品から作成した地図から読み取れるのは、平日昼間の都心部のオフィス街では滞在人口が大幅に増加しており、テレワークからオフィスへの出勤の頻度が増加したことが推測できます。また、繁華街の人出も増加しており、全般的に外出の頻度が増加していることが窺えます。

【リニューアルのポイント】
分析対象期間をアップデート
2022年12月までの最新データを対象としました。


【「あさひる統計」とは】
1.サービス開発の背景:商圏分析の課題
現在一般的な商圏分析では、総務省が発表している国勢調査が主な情報源として利用されています。5年に1回実施される調査では居住地をもとにした夜間人口を示すため、通勤や通学、買い物などで流動的な昼間人口を示すことはできません。また、特に宅地開発や都市開発などが活発に行われている地域では、時間経過したデータの正確性に問題がありました。さらに、分析単位は最小でも500m四方(または町丁字)なので、狭い商圏の分析を必要とする小売や流通サービスにおいて正確な小地域分析が難題でした。

2.製品の概要
「あさひる統計」は、スマートフォンのアプリから得られる位置情報データを統計処理し、125m四方という小地域において、人口を曜日時間帯別に推計した人口統計データです。スマートフォンなどから間接的に得られた情報を推計して、現実社会の状態を把握することができる「オルタナティブデータ」の一つとなっています。
1年間の集計を平均化した年間集計版および3ヶ月ごとのデータを集計した四半期版を125mメッシュ単位という小地域単位で、四半期ごとにアップデートした最新版を提供しています。
通勤・通学はもちろん、買い物・旅行などの流動性の高い人口を曜日や時間帯ごとに地理情報システムを通じてマップ化することができます。それにより、これまで課題であった、昼間時間帯の正確な分析、人口流動性の高い地域の人口動態把握、狭域な商圏分析に活用ができます。また、年4回という高頻度で更新しますので、季節ごとの変化の把握も可能となります。

3.「あさひる統計」の特長詳細
(1)昼間の人口分布が分かる
スマートフォンの位置情報をもとにしたビッグデータを活用しており、国勢調査などの従来の人口統計では把握できなかった、買い物客や業務上で移動をしている就業者など、流動性の高い地域における人口を時間帯別に求めることができます。

(2)狭域の精細な人口動向が分かる
125m四方という狭い単位でデータ提供されるため、これまで困難であったコンビニエンスストアやコインパーキング、自動販売機などの狭域の地域分析にも効果的に対応できます。

(3)年4回の更新サービスによって最新状況を反映
「あさひる統計」は、年に4回更新しています。年間集計版と四半期集計版に加え、毎月集計版の提供も開始しました。3ヶ月おきに最新の「その街の今」を知ることができます。

(4)地域の特長が一目で分かる地域区分コードを採用
地域区分コードとは、時間帯別の推計人口の時間帯別平日/休日別の変動パターンをコード化したものです。夜間人口が多い「住宅街」、飲食店や居酒屋などが集中する「歓楽街」、オフィスビルや学校、工場など仕事の場として昼間に人が集まる「ビジネス街」、ショッピングに出かける場所や公園、観光地などレジャーに対応する地域である「お買い物とレジャー」の4種類のコードで地域区分によって、地域の特長を一目で理解することができます。
また、このコードを時系列的に比較することで、人流の変化に応じた都市の構造変化を理解することができます。

(5)導入しやすいライセンス体系と価格
携帯電話の通信ログなどのビッグデータを応用した人口推計データは、他にもここ数年登場しつつあります。しかし、利用上の制約や、高価格などの要因で導入をためらう小売・流通企業が多いのも事実です。「あさひる統計」は一般的なエリアマーケティングでの利用を前提にしたライセンス体系と価格を実現しており、従来製品と比べて導入が容易です。

4.「あさひる統計」の概要
【データ提供エリア】
日本全国 (提供単位は都道府県)

【データの構成単位】
地域標準メッシュ拡張 (6次メッシュ相当の約125m四方)単位
※メッシュ地図データは製品に含みます

【データ対象期間】
・年間集計版(2022年1月〜2022年12月の1年間)
・四半期集計版(2022年10月〜12月の3ヶ月間)
・毎月集計版(2022年10月、11月、12月の3ファイル)
※年4回更新予定(期間ライセンスユーザーには更新版を無償提供)

【出典データ】
・Profile Passport連携アプリ (株式会社ブログウォッチャー)

【提供フォーマット】
MapInfo形式(*.tab) またはシェープ形式(*.shp)

【希望小売価格(全国一括)】
年間集計版、四半期集計版はセットで提供します。

・年間ライセンス:契約期間中の更新データを年4回提供
デスクトップ(1ユーザー)…1,500,000円/年
サーバ(4コアCPU) …6,000,000円/年

・永久ライセンス:ライセンスはいつまでも有効ですが、更新データ提供はありません
デスクトップ(1ユーザー)…2,625,000円

・毎月集計版は上記各ライセンスのオプションとして提供…500,000円

※都道府県単位の場合は1都道府県あたり、東京、大阪は上記全国一括価格の20%、埼玉、千葉、神奈川、愛知、兵庫、福岡、北海道は15%、その他の都道府県は10%となります
※価格はいずれも税別です


■会社概要
商号 : 株式会社楽しいチリビジ
代表 : 代表取締役 真野 栄一
所在地 : 〒210-0011 神奈川県川崎市川崎区富士見1-2-1-114
設立 : 2007年5月1日
事業内容 : (1)地理情報システムのコンサルティング
(2)地理情報システムの開発および販売
ウェブページ: http://www.chiri.biz/

<関連動画>
あさひる統計v1903による時間帯別人口分布(平日の東京)
https://youtu.be/c9hce3RP9mk
あさひる統計v1903による時間帯別人口分布(休日の東京)
https://youtu.be/uamLtmIEVkc
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