準備なし、イメージ漠然の老後プラン クチコミプラットフォーム「buzzLife」アンケートレポート
[13/04/17]
提供元:@Press
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インタラクティブ・マーケティングをワンストップで手がける株式会社イーライフ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:藤原 誠一郎)は、同社が運営するクチコミプラットフォーム「buzzLife」(バズライフ、 http://www.buzzlife.jp/ )の会員約19万人に対して、老後に関するアンケート調査を行いました。
「buzzLife」会員は、商品の新しい価値を発見する「創造的消費」を行い周囲と積極的に交わる、いわゆるアクティブ・コンシューマーの要素が強く、無報酬の活動にも関わらず「buzzLife」の諸活動に積極参加し自分の意見を発信する特徴があります。今回は「老後のプラン」をテーマにアンケートを実施したところ、約11,519名の会員から自由記述を伴う回答が寄せられました。
※この「buzzLife」アンケート結果は、「buzzLife」ホームページ内でも公開しています。
URL: http://www.buzzlife.jp/survey/2013/130401/
■老後の準備、60代でもしていない人の方が多い!
まず、老後のために準備していること(65歳以上の人は「65歳以前に老後の準備をしていたこと」)の有無を尋ねてみました。その結果、「いいえ(準備していない)」人が全体の7割。年代が上がるにつれて「ない」人の割合は減っていきますが、老後を迎える60代以上でも過半数が「ない」という驚きの結果になりました。
・あなたは、老後(65才以降)の生活に対して何か準備していることはありますか?
※65才以上の方は、65才以前に老後の準備をしていましたか?
http://www.atpress.ne.jp/releases/34946/1_1.png
ちなみに、準備をしている人にその内容を尋ねたところ、『介護保険・個人年金を掛けています』(30代女性)『計画的に貯蓄し、債券や株式で運用しています。』(50代女性)など、ほとんどが金銭面の準備を挙げています。それ以外では、『趣味の仲間との付き合い ダンス、盆栽等』(50代男性)『健康に留意し、なるべく子供の世話にならないよう節約生活をおくる』(50代女性)と、交友関係の充実や健康管理についての言及がみられました。
■老後の準備はだんだん先送りに
老後の準備が意外とされていない現状が明らかになりましたが、では世間一般で老後の準備を始めるのはどのくらいからだと思われているでしょうか?全体では「50代」が最も多く34.2%、次いで「40代」26.0%、「30代」「50代」がそれぞれ11%強となっています。しかしこれを年代別で見ると、20〜40代の回答者は「40代」「50代」が最も多いのですが、50・60代以上の回答者では「40代」が減って「60代前半」が増加。つまり、自分の年代が上がるにつれて世間が老後の準備を始めるであろう年代も上がる、「先送り」のような傾向が見られました。若い頃は「40歳を過ぎたら考えよう」と漠然と思っていたものが、いざ自分がその歳になると「もう少ししたら考えよう」と、自分自身の老後の準備を先送りし、かつ世間もそうであって欲しいという気持ちの表れかもしれません。
・世の中の人は、老後の生活について、どのくらいの年代から準備を始めると思いますか?
http://www.atpress.ne.jp/releases/34946/2_2.png
■老後のイメージ――漠然としている不安と楽しみ
準備を何となく先送りにしてしまう老後ですが、ではどんなイメージをもっているのでしょうか?老後の不安と楽しみについて、自由記述で回答してもらいました。
まず不安ですが、頻出単語では「年金」「お金」「生活費」など経済面、「健康」「病気」など健康面が多いようです。『夫婦の健康面が一番不安(介護、医療費等)』(50代男性)と、健康・経済両面の不安も見られます。
また、トップテンにはありませんが、12位に「子ども」という単語も上がっています。子どもに関する不安とは?子どもの有無で係り受けを分析したところ、子なしの回答者では「老後を見てくれる子どもがいない」という不安、対して子ありの回答者では、「介護などで子どもに迷惑をかけてしまうのではないか」という不安があるようです。同様の傾向は未既婚の違いでも見られ、家族がいる人にはいる人の、いない人にはいない人の不安がそれぞれあるようです。
・老後の生活について、あなたが「不安」に思っていることを教えてください。
http://www.atpress.ne.jp/releases/34946/3_3.png
一方、楽しみでは「旅行」「趣味」「時間」「のんびり」といった単語も。自由回答でも『主人と2人で暇に任せて旅行する』(40代女性)『趣味の世界に専念できる』(70代男性)といった回答が多く、のんびり旅行や趣味を楽しむ、時間を自由に使う、といったイメージでしょうか。また、『孫の顔を見ること』(50代女性)など、子や孫の成長を楽しみにする様子も見られました。
まとめると、老後は経済面・健康面に不安を抱えつつも、自由な時間と旅行や趣味・孫を楽しみにしている――そんな漠然としたイメージがあるようです。そして特筆すべきこととして、実際老後を迎えた60代以上でも『老後夫婦で旅行をすること』(70代男性)など回答に具体的な記述が少ないこと。「老後」という言葉が漠然としていて、いざ自分がそう呼ばれる年代になってもどこか自分のことのように感じられない――そんな様子もうかがえます。
・老後の生活について、あなたが「楽しみ」に思っていることを教えてください。
http://www.atpress.ne.jp/releases/34946/4_4.png
■求められる新たな老後プラン
「老後のプラン」をテーマに準備から不安・楽しみまでを見てきましたが、老後の準備をしていない人が多く、準備する年代も先送りの傾向があること、また老後のイメージも子どもの有無などで若干の違いはあるものの漠然としており、明確なプランがないまま老後を迎える人も多そう――という実態が明らかになりました。
『悠々自適は一年で飽きます、仕事に代わるライフワークを』(60代男性)といった老後世代の声もあり、老後のライフスタイルや時間の過ごし方について魅力的な提案にニーズがありそうです。
≪調査概要≫
調査対象 :「buzzLife」会員登録者
調査地域 :全国
調査実施日 :2013年3月14日(木)〜17日(日)
有効回答者数:11,519名
【株式会社イーライフ 会社概要】
商号 : 株式会社イーライフ
代表者 : 代表取締役CEO 藤原 誠一郎
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-29-9
日本パーティビル2F
設立 : 1999年9月
主な事業内容: インタラクティブ・マーケティング戦略/
インタラクティブ・マーケティング基盤構築/
対顧客コミュニケーション/調査・分析
URL : http://www.elife.co.jp/
「buzzLife」会員は、商品の新しい価値を発見する「創造的消費」を行い周囲と積極的に交わる、いわゆるアクティブ・コンシューマーの要素が強く、無報酬の活動にも関わらず「buzzLife」の諸活動に積極参加し自分の意見を発信する特徴があります。今回は「老後のプラン」をテーマにアンケートを実施したところ、約11,519名の会員から自由記述を伴う回答が寄せられました。
※この「buzzLife」アンケート結果は、「buzzLife」ホームページ内でも公開しています。
URL: http://www.buzzlife.jp/survey/2013/130401/
■老後の準備、60代でもしていない人の方が多い!
まず、老後のために準備していること(65歳以上の人は「65歳以前に老後の準備をしていたこと」)の有無を尋ねてみました。その結果、「いいえ(準備していない)」人が全体の7割。年代が上がるにつれて「ない」人の割合は減っていきますが、老後を迎える60代以上でも過半数が「ない」という驚きの結果になりました。
・あなたは、老後(65才以降)の生活に対して何か準備していることはありますか?
※65才以上の方は、65才以前に老後の準備をしていましたか?
http://www.atpress.ne.jp/releases/34946/1_1.png
ちなみに、準備をしている人にその内容を尋ねたところ、『介護保険・個人年金を掛けています』(30代女性)『計画的に貯蓄し、債券や株式で運用しています。』(50代女性)など、ほとんどが金銭面の準備を挙げています。それ以外では、『趣味の仲間との付き合い ダンス、盆栽等』(50代男性)『健康に留意し、なるべく子供の世話にならないよう節約生活をおくる』(50代女性)と、交友関係の充実や健康管理についての言及がみられました。
■老後の準備はだんだん先送りに
老後の準備が意外とされていない現状が明らかになりましたが、では世間一般で老後の準備を始めるのはどのくらいからだと思われているでしょうか?全体では「50代」が最も多く34.2%、次いで「40代」26.0%、「30代」「50代」がそれぞれ11%強となっています。しかしこれを年代別で見ると、20〜40代の回答者は「40代」「50代」が最も多いのですが、50・60代以上の回答者では「40代」が減って「60代前半」が増加。つまり、自分の年代が上がるにつれて世間が老後の準備を始めるであろう年代も上がる、「先送り」のような傾向が見られました。若い頃は「40歳を過ぎたら考えよう」と漠然と思っていたものが、いざ自分がその歳になると「もう少ししたら考えよう」と、自分自身の老後の準備を先送りし、かつ世間もそうであって欲しいという気持ちの表れかもしれません。
・世の中の人は、老後の生活について、どのくらいの年代から準備を始めると思いますか?
http://www.atpress.ne.jp/releases/34946/2_2.png
■老後のイメージ――漠然としている不安と楽しみ
準備を何となく先送りにしてしまう老後ですが、ではどんなイメージをもっているのでしょうか?老後の不安と楽しみについて、自由記述で回答してもらいました。
まず不安ですが、頻出単語では「年金」「お金」「生活費」など経済面、「健康」「病気」など健康面が多いようです。『夫婦の健康面が一番不安(介護、医療費等)』(50代男性)と、健康・経済両面の不安も見られます。
また、トップテンにはありませんが、12位に「子ども」という単語も上がっています。子どもに関する不安とは?子どもの有無で係り受けを分析したところ、子なしの回答者では「老後を見てくれる子どもがいない」という不安、対して子ありの回答者では、「介護などで子どもに迷惑をかけてしまうのではないか」という不安があるようです。同様の傾向は未既婚の違いでも見られ、家族がいる人にはいる人の、いない人にはいない人の不安がそれぞれあるようです。
・老後の生活について、あなたが「不安」に思っていることを教えてください。
http://www.atpress.ne.jp/releases/34946/3_3.png
一方、楽しみでは「旅行」「趣味」「時間」「のんびり」といった単語も。自由回答でも『主人と2人で暇に任せて旅行する』(40代女性)『趣味の世界に専念できる』(70代男性)といった回答が多く、のんびり旅行や趣味を楽しむ、時間を自由に使う、といったイメージでしょうか。また、『孫の顔を見ること』(50代女性)など、子や孫の成長を楽しみにする様子も見られました。
まとめると、老後は経済面・健康面に不安を抱えつつも、自由な時間と旅行や趣味・孫を楽しみにしている――そんな漠然としたイメージがあるようです。そして特筆すべきこととして、実際老後を迎えた60代以上でも『老後夫婦で旅行をすること』(70代男性)など回答に具体的な記述が少ないこと。「老後」という言葉が漠然としていて、いざ自分がそう呼ばれる年代になってもどこか自分のことのように感じられない――そんな様子もうかがえます。
・老後の生活について、あなたが「楽しみ」に思っていることを教えてください。
http://www.atpress.ne.jp/releases/34946/4_4.png
■求められる新たな老後プラン
「老後のプラン」をテーマに準備から不安・楽しみまでを見てきましたが、老後の準備をしていない人が多く、準備する年代も先送りの傾向があること、また老後のイメージも子どもの有無などで若干の違いはあるものの漠然としており、明確なプランがないまま老後を迎える人も多そう――という実態が明らかになりました。
『悠々自適は一年で飽きます、仕事に代わるライフワークを』(60代男性)といった老後世代の声もあり、老後のライフスタイルや時間の過ごし方について魅力的な提案にニーズがありそうです。
≪調査概要≫
調査対象 :「buzzLife」会員登録者
調査地域 :全国
調査実施日 :2013年3月14日(木)〜17日(日)
有効回答者数:11,519名
【株式会社イーライフ 会社概要】
商号 : 株式会社イーライフ
代表者 : 代表取締役CEO 藤原 誠一郎
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-29-9
日本パーティビル2F
設立 : 1999年9月
主な事業内容: インタラクティブ・マーケティング戦略/
インタラクティブ・マーケティング基盤構築/
対顧客コミュニケーション/調査・分析
URL : http://www.elife.co.jp/