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インクルーシブ水泳教室を4月2日「世界自閉症啓発デー」に開催!

2023年4月2日世界自閉症啓発デーに、Swimmy株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:菅原 優)はインクルーシブ水泳教室を開催します!「障害の有無にとらわれず、すべての子どもが水泳を楽しめる場」を創出します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/350741/LL_img_350741_1.jpg
インクルーシブ水泳教室

【背景】
「水泳を習いたいけど、教えてもらえる場所がない!」多くの発達障害児とその保護者が抱える社会課題です。
日本全国にはスイミングスクールは沢山ありますが、発達障害児を受け入れてくれる教室はほんのわずかです。発達障害児(7〜19歳)にとって「水泳が実施率No.1のスポーツレクリエーション」(※1)であるため、私たちSwimmyはもっと発達障害児が水泳を学べる環境が必要だと考えています。
また文部科学省はインクルーシブ教育について、『「インクルーシブ教育システム」とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」から排除されないこと』(※1)と述べていますが、障害者のスポーツ実施率や実施機会という観点において、いまなお十分な対策が取られているとは言い難い状況です。
(※1)文部科学省「1. 共生社会の形成に向けて」


【目的】
(1)「発達障害児」といわゆる「健常児」の垣根を超え、子どもたちがインクルーシブに水泳を学べる環境の創出を目指します。
(2)参加した子どもが自己肯定感を得ると同時に、人々の多様な在り方を認め、助け合えるようになることを目指します。
(3)本イベントの情報を積極的に発信することで、インクルーシブ教育の普及と、障害者スポーツの認知度拡大を目指します。


【データで見る発達障害児のスポーツ実施】
日本で発達障害と診断されている人はおよそ48万人とされています。これは2018年に厚生労働省が行った「平成28年生活のしづらさなどに関する調査」の結果から推計されたものです。
発達障害児は増加傾向にあるにもかかわらず、発達障害児のスポーツ実施率は低い状態が続いています。
発達障害児の「3日以上スポーツをやっている割合」は18.4%(※2)であるのに対し、子ども全体では約80%(※3)です。発達障害児と子ども全体を比較すると「3日以上スポーツをやっている割合」に4倍以上の差があるのです。
さらに、発達障害児の「過去1年間にスポーツを行っていない割合」は33.6%(※2)にもなります。
(※2)笹川スポーツ財団(2018)「地域における障害者スポーツ普及促進事業」
(※3)笹川スポーツ財団(2019)「子ども・青少年のスポーツライフ・データ2019」

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/350741/LL_img_350741_2.jpeg
※2グラフ
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/350741/LL_img_350741_3.jpeg
※3グラフ


【インクルーシブ水泳教室】
■特徴
(1)「障害の有無にかかわらず、泳げる子どもが泳げない子どもに水泳を教える」といった学習方法にもチャレンジします。
(2)インクルーシブ教育のため、発達の特性にとらわれず、幅広い個性をもった子どもたちが参加します。発達障害児でなくても参加できます!

■開催日時
2023年4月2日(日)
(1)14:00〜14:45
(2)15:15〜16:00

■場所
マイ・エス・スイミング国立(東京都国立市富士見台4丁目30-1)
https://www.mys-swimming.com/

■対象
・小学生(幼児・中学生はご相談ください)

■クラス
・水慣れ
- 水中につかることに抵抗があり、顔を水につけることができない子どものクラス
- 指導内容:水遊び(バブリング、ボビングなど)

・初級
- 水に慣れていて、水泳の基本動作を学べる子どものクラス
- 指導内容:水泳基礎(だるま浮き、節浮き、らっこ浮き、バタ足など)

・子ども先生
- クロールが12.5m以上泳げる子どものクラス
※子ども先生は最初の20分は通常レッスン、
後半20分は水慣れクラスと初級クラスの泳げない生徒のサポート
- 指導内容:クロール基礎、クロールの息つぎ、他の子どもに水泳を教える際の注意点

■参加費
・無料

■インストラクター
・坂本 奈穂(さかもと なほ)
ONE TENTHスイミングスクール代表

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/350741/LL_img_350741_4.jpeg
坂本 奈穂

「経歴」
立命館大学 卒業 高等学校の教員(保健体育・社会)として勤務。その後、一般企業で勤務するなど多方面で活躍。

「競技歴」
国民体育大会 出場/日本学生選手権 B決勝出場 WORLD CUP 11位/高校インターハイ入賞

「指導歴」
8年間:高校水泳部指導、障害児への水泳指導

「資格」
中学校教諭一種免許状(社会・保健体育)、高等学校教諭一種免許状(保健体育)、障がい者スポーツ指導員

・菅原 優(すがはら ゆう)
Swimmy株式会社 代表取締役
1児のパパ
NPO法人スーパーダディ協会 スポーツ隊長

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/350741/LL_img_350741_5.jpeg
菅原 優

「経歴」
1987年7月5日生まれ
広島県福山市出身
東京学芸大学教育学部生涯スポーツ専攻 卒業
中・高等学校保健体育教員免許 取得

「水泳指導歴」
14年間(2017年〜2021年は毎年300レッスン以上)

■Swimmy代表 菅原 優のコメント
私たちSwimmyは、東京都を中心に水泳指導を行っています。
対象は幼児〜小学生で、形式は個人レッスン・集団レッスンです。現在の会員数は400名近くになります。
会社を設立して4年が経ちますが、

・日本のインクルーシブ教育の遅れ
・障害児が水泳を学べる環境の少なさ

といいう社会課題を毎日のように感じています。

インクルーシブ教育とは、子どもたちが障害の有無に関わらず、多様性が尊重された環境で一緒に学ぶ仕組みのことをいいます。
日本では、インクルーシブ教育が、他の先進国より大きな遅れをとっています。
実際2022年に、国連より「インクルーシブ教育の権利を保障すべき」と勧告を受けています。

2012年に日本政府はインクルーシブ教育に取り組み始めます。有識者会議はこれまで散々行われてきました。
そしてやっと2024年に文部科学省がモデル事業を開始するということが発表されました。

親からすると「子どものこの1年の大切さを理解してほしい」「早く教育を変えてほしい」と言いたいところでしょうが、日本の教育改革は鈍いままです。
もちろん現場には、まだまだインクルーシブ教育が行き渡っていません。
むしろ、障害児を「主流の教育現場」から追いやっている感じすらします。

今回の「インクルーシブ教育を目指した 水泳教室」はとても小さな活動です。
でも、日本のインクルーシブ教育の一助を担えればと願い、ベストを尽くします!

今回は、マイ・エス・国立スイミングさんのご厚意で、施設を借りられることになりました。このような活動にご理解いただき、大変感謝しております。
また今回の活動はSwimmy株式会社の寄付により開催いたします。


■その他の取り組み
・学芸大学との共同研究
東京学芸大学と「全国で実施できる発達障害児を対象とした水泳教室の仕組みづくり」と題して共同研究を実施しています。水泳が発達障害児に与える良い効果などもあわせて検証できればと考えています。

・指導者研修
発達障害児に水泳を教える際には、指導者の知識も重要であるため、今回参加する指導者には研修を実施します。発達障害児に関する知識を学び、水泳指導を行う上での注意事項を伝えると共に、具体的な事例を用いて発達障害児に対する接し方や指導法の講義を行い、ロールプレイや個別事例を挙げつつディスカッションを行います。

[研修内容]
・ 発達障害について(発達障害の種類、特性、配慮ポイント)
・ 発達障害児に水泳指導をする前の事前準備
・ 発達障害児に指導する際のポイント
・ 水泳で得られる効果とは

■発達障害児のための水泳教室『ONE TENTHスイミングスクール』
https://www.swimmy-ss.com/para


【会社概要】
会社名 : Swimmy株式会社
所在地 : 東京都港区浜松町2-2-15 2F
代表者 : 代表取締役 菅原 優
設立 : 2019年1月28日
URL : https://www.swimmy-ss.com/
https://www.swimmy-ss.com/para
事業内容: スポーツ指導事業、ヘルスケア事業、スポーツイベント事業、
スポーツマーケティング事業
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