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鳥の羽根「フェザー」を原料にした新しいバイオ素材『ReFEZER』を開発

株式会社リファインバースグループ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:越智 晶)は、これまで活用されにくかった鳥の羽根「フェザー」を原料とし、その主成分であるタンパク質「ケラチン」に特殊な加工を加えた新しいバイオ素材『ReFEZER』を開発いたしました。


【ReFEZERの特徴】
■羽根を活用し、高付加価値素材へ
鳥の羽根は畜産の副産物として、世界中で大量に発生しています。そのごく一部は、寝具や衣料、肥料・飼料の原料になっているものの、すべてが活用されているわけではありません。リファインバースは、この羽根の主成分であるタンパク質「ケラチン」に着目し、独自に開発した技術により、高付加価値なバイオ素材に生まれ変わらせました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/350956/LL_img_350956_1.jpg
鳥の羽根(イメージ)

■生分解性により、きれいな地球へ
ReFEZERは、環境に優しい生分解性も大きな特徴の一つです。一般的な生分解性プラスチックは、分解する条件が限られていましたが、ReFEZERは土壌中や海洋でも生分解性を発揮します。この特徴により、ReFEZERはマイクロプラスチック問題の解決に貢献します。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/350956/LL_img_350956_2.jpg
生分解性バイオ素材 ReFEZER

■ケラチン由来素材が、土壌の豊かさへ
一般的に生分解性プラスチックは水とCO2に分解されるだけでした。ReFEZERは、窒素を多く含むタンパク質「ケラチン」を原料としているため、分解されて植物に必要な栄養となり土壌を豊かにします。


■独自の技術を融合し、誰もが使えるバイオ素材へ
バイオ由来の素材は様々な開発が進められていますが、いずれも石油由来プラスチックと比べると大幅なコスト高になることが課題でした。ReFEZERは、これまでに当グループが培ってきた独自の微粉砕技術とバイオテクノロジーを融合し、石油由来プラスチックに対して十分なコスト競争力を持った新しいバイオ素材です。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/350956/LL_img_350956_3.jpg
ReFEZERを使用した成形体
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/350956/LL_img_350956_4.jpg
ReFEZERと繊維の複合化品

なお、2023年6月期の当社連結業績に与える影響は軽微であると考えております。

当社は、廃棄物を資源としてとらえ新たな素材へと生まれ変わらせる素材メーカーとして、今後も独自のリサイクル技術・事業の開発を積極的に進めてまいります。


【会社概要】
社名 : 株式会社リファインバースグループ
代表 : 代表取締役社長 越智 晶
所在地: 東京都千代田区有楽町2-2-1
URL : https://r-inverse.com/
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