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ハイレゾ録音対応 気軽にバイノーラル録音が可能なイヤホン型マイク「RM-ATZ19」を5月中旬より発売!

ラディウス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:香田 進)は、ICレコーダーなどの録音機器に接続することで気軽にバイノーラル録音を楽しむことができるイヤホン型マイク「RM-ATZ19」を、2023年5月中旬に発売いたします。

「RM-ATZ19」製品ページURL: https://www.radius.co.jp/products/rm-atz19/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/353258/LL_img_353258_1.jpg
RM-ATZ19_メインイメージ1


■製品特長
(1) 気軽にバイノーラル録音が可能
左右のイヤホン筐体に内蔵された高性能マイクにより高品質なバイノーラル録音が可能なイヤホン型マイクです。
一般的に、バイノーラル録音では人の頭部や耳の形状を模したダミーヘッドなどの特殊なマイクが用いられます。本製品は、さまざまなイヤホン製品の開発で培ったノウハウを活かし、まるでリスニングイヤホン製品のような、安定した装着感とコンパクトなデザインを実現しました。
お手持ちの録音機器に接続するだけで、ロケーションに左右されず気軽にバイノーラル録音が可能なため、これからライブ配信や、アウトドア・ASMRなどの動画制作を始めたいという方にも最適です。

(2) ハイレゾ録音対応
RM-ATZ19はマイク製品として日本オーディオ協会のハイレゾマークを取得しています。
30Hz〜40,000Hzの広帯域を収音可能で、より再現性が高く臨場感あふれるバイノーラル音声のハイレゾ録音に対応しています。
※録音機器がハイレゾ録音に対応している必要があります。

(3) さまざまな「聴こえ方」の再現が可能
録音方法次第で、さまざまな「聴こえ方」を再現することができます。
例えば楽器演奏を録音する場合、奏者がRM-ATZ19を装着することで演奏中の奏者自身の聴こえ方が再現された音声(主観的な音声)の録音が、演奏の聞き手がRM-ATZ19を装着することで演奏中の聞き手の聴こえ方が再現された音声(客観的な音声)の録音が可能です。
個人で客観的な音声の録音を行う場合は、人の頭部形状を模したマネキンなどの耳にRM-ATZ19を固定することで、簡易的に客観的音声のバイノーラル録音を再現することができます。
※RM-ATZ19の製品ページにて実際に録音した音声をご試聴いただけます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/353258/LL_img_353258_7.jpg
録音方法_イメージ

(4) 繊細かつ表現力豊かな録音を可能にする
「プリモ社製小型エレクトレットコンデンサマイクロホン」搭載
ステージ用のボーカルマイクや放送局・スタジオ用の集音マイクといった様々な分野で高性能のマイク関連製品を提供する、株式会社プリモ製の小型エレクトレットコンデンサマイクロホンを搭載。極めてフラットな周波数特性と高い感度により、低域から高域まで繊細かつ表現力豊かに録音が可能です。同マイクロホンを搭載する集音器(聴力補助機器)製品用イヤホンマイクの開発で培った集音技術のノウハウを活かし、より分析的で、リアリティに特化したバイノーラル録音性能を実現しました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/353258/LL_img_353258_8.jpg
エレクトレットコンデンサマイクロホン_イメージ

(5) バイノーラル音声の聴取に最適な「FLW構造ドライバー」搭載
録音中のモニターやICレコーダーに収録した音声の高品位な聴取を可能にする「FLW(Floating Lead Wire)構造ドライバー」を搭載しました。ボイスコイルのリード線を、振動板に干渉することなくPCBに接続する「空中配線」により、ダイナミックドライバーで起こりうる振動板への偏った負荷を軽減。全帯域にわたってノイズが少なくクリアな出音が特徴です。
楽曲リスニングイヤホン用のドライバーをベースに、バイノーラル音声の聴取や分析に特化したモニター向けのチューニングを施しています。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/353258/LL_img_353258_9.jpg
FLW構造ドライバー_イメージ

(6) ケーブルにストレスを与えない「45°プラグモールド」
ケーブルの取り回しの際にストレスが加わりやすいプラグモールド部には、一般的なI型とL型の中間にあたる45度形状を採用しました。
イヤホン用のジャックとマイク用のジャックの搭載位置は、録音機器によって異なります。RM-ATZ19は、機器のさまざまな接続位置や使用環境に柔軟に対応し、断線の原因となるケーブルへのストレスを軽減します。

(7) 風切り音を軽減するウィンドスクリーン
屋外での録音時に役立つ、着脱式のウィンドスクリーン(風防)を付属。強風時などに発生する風切り音を約20dB※1軽減し、よりクリアな音声※2を録音することができます。
※1 当社調べ。
※2 録音環境によっては、風切り音が十分に軽減されない場合があります。

(8) ディープマウントイヤーピース
耳のより奥の広いエリアでフィットする独自形状の「ディープマウントイヤーピース」を付属。豊かな低音再生とイヤホンの落下防止を両立する極めて安定した装着感を実現します。抗菌仕様のため永く清潔にご使用いただけます。
また、分析的な聴取に最適なモニター用イヤーピースも付属しており、目的に応じてご活用いただけます。

・ディープマウントイヤーピース:先太りの形状。装着感と低音再生に優れ、音楽的な聴取に適しています。
・モニター用イヤーピース :先細りの形状。人の声や環境音の再生に優れ、分析的な聴取に適しています。

(9) アジャスタブルポート
装着感に合わせてイヤーピースの位置を2段階で調節可能な「アジャスタブルポート」を採用。イヤホンをしっかりフィットさせることで、低音再生能力の向上と長時間にわたる収録での耳へのストレスを軽減することができます。


■バイノーラルとは
バイノーラル(binaural)とは「両耳の」、モノラル(monaural)とは「片耳の」という意味があります。
広義には、録音された2チャンネルの音声をステレオ音声、1チャンネルの音声をモノラル音声といいますが、通常のステレオ録音された音声やモノラル録音された音声をイヤホンで再生すると、音像は頭内定位(頭の中で音声が鳴っているように感じる)します。一方、ステレオ音声の一種であるバイノーラル音声は、再生される音像が頭外定位(頭の外で音声が鳴っているように感じる)し、まるで実際にその場にいるかのような、よりリアリティあふれた感覚が得られるという特徴があります。それは、バイノーラル録音された音声には、耳まで直接届く音声の他に頭部の形状や質感などによる音響的な影響の情報が含まれているからです。
人が実際に音声を聴取する際、左右の耳の間には障害物となる鼻や頬が存在し、音源から左右の耳に届く音波は同じにはなりません。バイノーラル録音された音声はその違いをリアルに再現することができるのです。
録音した人の体験を、音声を通じてそのまま届けることができるため、自身で思い出を振り返るだけでなく、ライブ配信や動画・音楽制作などの素材として活用できます。
※頭部による音響的な影響には個人差があり、聞き手が同じ感覚を得られない場合があります。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/353258/LL_img_353258_15.jpg
バイノーラル録音説明_イメージ


■製品仕様
<マイク仕様>
指向性 :無指向性
マイク感度 :-43dB
録音周波数特性:30Hz〜40,000Hz
インピーダンス:1.1kΩ
最大入力音圧 :127dB
S/N比 :70dB
動作電圧 :2.0V〜5.5V
消費電流 :110μA Max

<イヤホン仕様>
型式 :ダイナミック型
ドライバー :φ12.5mm
出力音圧レベル:116±3dB
再生周波数特性:10Hz〜20,000Hz
インピーダンス:16Ω±15%
最大入力 :100mW

<共通仕様>
プラグ :Φ3.5mm 金メッキステレオミニプラグ×2(マイク/イヤホン)
ケーブル長さ:約110cm
質量 :約19g(ケーブル含む)
付属品 :ディープマウントイヤーピース(XS,S,M,L)/
モニター用イヤーピース(XS,S,M,L)/ウィンドスクリーン/
収納ポーチ/取扱説明書(保証書)
発売時期 :2023年5月中旬
希望小売価格:オープン(店頭予想価格25,500円前後(税込))


■会社概要
商号 : ラディウス株式会社
所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座5-15-8 時事通信ビル 11F
代表者 : 代表取締役 香田 進
設立 : 1996年3月
事業内容: オーディオ機器・オーディオアクセサリー関連機器開発/販売
携帯電話・スマートフォン用関連機器開発/販売
記録用Blu-rayディスク・記録用DVDメディア開発/販売
コンピューター周辺機器・ビデオ編集機器及び
周辺機器の研究及び開発/販売
資本金 : 9,000万円
URL : https://www.radius.co.jp/

*記載されている製品名などは一般に各社の商標または登録商標です。
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