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6月10日は時の記念日。『あかし本 』〜時のまちを創る 海のまちに生きる〜から「時のまちを創る」編を公開5/1から


6月10日は「時の記念日」。これを記念して、『あかし本 時のまちを創る 海のまちに生きる』(神戸新聞明石総局・著、ペンコム・刊=明石市)より、「時のまちを創る」編を5月1日から公開します。この機会に「時」について考えてみませんか。
画像 : https://newscast.jp/attachments/UR5Msy3H4TogdP59wzmw.jpg『あかし本』より、6月10日の時の記念日をあめに、「 時のまちを創る」編を公開
『あかし本』は、副題に、「時のまちを創る 海のまちに生きる」とあるように、明石の代名詞でもある「時」と「海」について詳しく紹介した本です。
著者は神戸新聞明石総局。神戸新聞明石版で連載された「トキのまち明石から」(2014年6月11日〜2015年6月18日)と「ウミのまち明石から」(2015年3月15日〜2016年2月14日)を、一部加筆・修正して収録しています。
本書の「おわりに」で当時の明石総局長 武田さんが、「知っているようで、実はあまり知らない。知られているようで、それほど知られていない。ふるさとの宝」と書いているように、知りすぎていて、有名だからこそ、なかなか新たな切り口が見つけられず、そのため、手つかずだったテーマにチャレンジした意欲的な連載でした。
「明石」の2大テーマを知るうえで、これ以上の本はもう生まれないかもしれません。
6月10日の時の記念日を前に、「時のまちを創る」編を公開しますので、ぜひ「時のまち明石」に触れてみてください。
「時の記念日」とは
画像 : https://newscast.jp/attachments/I1Eut7eHxDHYcUOSmoW3.jpg「時の記念日」とは(『あかし本』より)
6月10日は「時の記念日」。
日本標準時子午線が通る明石では、目に見えない「時」を特徴と捉え、「時のまち」を掲げてきました。
1920(大正9)年6月10日、東京。正午に大砲や汽笛が鳴り響き、鐘が打ち鳴らされた。盛大に「時の記念日」が誕生。
契機は、同年5〜7月に東京教育博物館(国立科学博物館の前身)で開催された「時」展覧会。22万人が入場、好評を博しました。記念日当日と前日には、時間尊重を促す宣伝ビラが配られています。日付の由来として「千二百五十年前畏くも 天智天皇が漏刻(水時計)を用ゐ給ひて報時の事を行はせられました日」と記されています。(『あかし本』より)
『あかし本』 時のまちを創る・編の目次紹介
『あかし本』 時のまちを創る・編の目次を紹介します。
【時のまちを創る】
第1部 子午線を感じる
 
明石市東部には、日本標準時の基準となる東経135度、子午線が通る。
「時の記念日」の6月10日は、市内各地で関連イベントがあり、にぎわった。
第1部は、目に見えない「時」や「子午線」が感じられる活動や出来事を紹介する。
花いっぱい 見えない線 市民が飾る
教育者の思い 標識が伝える時の意味
こだわりのずれ 天文経度で象徴は不動
通過記念証 時の重み 配り続け51回
月照寺の茶室 幻想小説生んだ時空間
未来ICT研究所 標準時刻む時計?古里?へ
標識巡り 点と点結ぶ「文化遺産」
第2部 子午線を旅する 
マンホール──京丹後市 足元からまちの特色発信
干支──豊岡市 地域に根付く看板と石碑
科学館──西脇市 広がる宇宙 子どもも体感
小学校の碑──三木市 児童の心に輝く「宝物」
日時計──神戸市西区 古代からの知恵感じて
交流──淡路市 自治体同士の縁 結ぶ
シゴセンジャー──和歌山市 時と平和守るため参上
第3部 子午線を創造する 52
ヘアメークアーティスト──歯朶原諭子さん 日中融合のテイスト
画家、絵本作家──たなかしんさん 基準の地 英国へ夢の旅
ネイリスト──佐藤めぐみさん 輝く指先の3Dアート
中華料理人、飾り切り──曹大剛さん 12市貫くピンクの線
色えんぴつのアーティスト──TONさん 格子模様 宇宙のリズム
建築士──黒木大亮さん 無限に循環する構造体
カメラマン──田村直史さん 永遠に回り続けるもの
帽子デザイナー──オオタアキさん 物事つなぐ虹の架け橋
子午線テーマアートずらり作品展 「新聞から飛び出した作品」をイメージ
第4部 記念日をひもとく
イベント 市民手作り、継承が魅力
祭り まちとまちとの縁結び
太鼓 江戸時代からの文化財
うるう秒 正確な1秒、時刻に関心を
子午線 地の利活用 学び楽しむ
公募 歌や絵画、尊さ考える
祝日化 暦の大切さを伝えたい
5月1日から6月10日まで、『あかし本』 時のまちを創る・編を公開
画像 : https://newscast.jp/attachments/ivBU1medwL0SgQkEPG9b.jpg
6月10日の「時の記念日」を記念して、時のまち・明石の出版社ペンコムでは、『あかし本 時のまちを創る 海のまちに生きる』より、「 時のまちを創る・編」を公開します。Webブラウザーからそのままお読みいただけます。
この機会にぜひ、ご覧ください。
?公開ページ:https://pencom.co.jp/tameshiyomi/11akashibon/
著者紹介
神戸新聞
1898年2月創刊。本社は神戸市中央区。兵庫県内に9つの支社・総局、東京、大阪に支社を置く。発行部数は朝刊51万1052部、夕刊16万9269部(2016年7〜12月、ABC部数)で兵庫県内最多。1995年1月の阪神・淡路大震災では神戸・三宮の本社屋が全壊し新聞製作システムが壊滅したが、京都新聞社の協力で休刊することなく発行を続けた。2012年11月に電子版「神戸新聞NEXT(ネクスト)」を創刊。
15年3月には「もっといっしょに」を合言葉に、地域の課題解決にも取り組む「地域パートナー宣言」を発表している。関連企業にサンテレビジョン、ラジオ関西、デイリースポーツ、京阪神エルマガジン社などがある。
書籍基本情報
・タイトル:あかし本 時のまちを創る 海のまちに生きる
・著者:神戸新聞明石総局
・発売日:2017年6月16日
・定価:本体1,800円(税別)
・判型:A5判
・ページ数:168ページ フルカラー
・ISBN: 978-4-295-40101-8
・発行:株式会社ペンコム
・発売:株式会社インプレス
出版社概要
商号 :株式会社ペンコム
代表者:代表取締役 増田幸美
所在地:兵庫県明石市人丸町2−20
設立 :2010年12月24日
URL :https://pencom.co.jp/

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