TICAD V(第5回アフリカ開発会議)サイドイベント「ルワンダと日本の間で起こっている情報技術(ICT)によるイノベーション」シンポジウムを6月3日 横浜にて開催
[13/05/17]
提供元:@Press
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神戸情報大学院大学( http://www.kic.ac.jp )は、JICA(国際協力機構)、JETRO(日本貿易振興機構)との共催により、TICAD V(第5回アフリカ開発会議)の公式サイドイベントとして、「ルワンダと日本の間で起こっている情報技術(ICT)によるイノベーション」シンポジウムを2013年6月3日に開催します。
アジアやアフリカ等の途上国では、携帯電話やOSS(オープンソース・ソフトウェア)等、ICT(情報通信技術)の急激な普及が進んでおり、それに伴い、先進国とは異なるユニークなイノベーションが起こっています。
例えば、ケニアで生まれた携帯電話のSMS機能を使った送金システム「M-PESA」は、人口の40%も占めると言われる銀行口座が持てない貧困層にも、手軽に利用できるモバイルバンキングとして広く普及しています。
欧米ではICTを用いた途上国開発を「ICT4D(Information and Communication Technology for Development)」と呼び、修士課程教育に取り入れる等、対応が既にはじまっています。国際協力大国と言える日本でも、近年この重要性が認識されはじめています。
そして、今、日本の産官学の主導によって「ICT4D」が進んでいる国があります。悲劇的な紛争の過去を乗り越え、「アフリカの奇跡」とまで言われる発展を遂げたルワンダです。大統領の強いリーダーシップにより、国家戦略としてICTによるイノベーションが推し進められています。
そこに、日本の産業界からは、ICTベンチャー企業のレックスバート・コミュニケーションズ株式会社が、現地ICT企業との提携によりソフトウェア開発業務(オフショア開発)を行っており、これをJETRO(日本貿易振興機構)が支援しています。
また、学術界からは、ICT専門職大学院の神戸情報大学院大学が、現地ICT商工会議所やJICA(国際協力機構)との提携により人材育成を行っています。今後これら日本の産官学が協調することで、ルワンダが目指すICTによるイノベーションの実現に、より貢献することを目指しています。
このようなアフリカで起こりつつある日本主導の動きについて、より広く一般の方にも知っていただきたく、TICAD V(第5回アフリカ開発会議)の公式サイドイベントとして、次のシンポジウムを開催します。
<シンポジウム概要>
テーマ :「ルワンダと日本の間で起こっている情報技術(ICT)によるイノベーション」
日時 :2013年6月3日(月) 12時30分〜14時00分
内容 :
「アフリカの奇跡」と呼ばれ、ICTによるイノベーションを目指すルワンダと日本との間で深まりつつある産学連携・民間連携の取組実例を両国の当事者から紹介し、今後の将来性と可能性についてパネルディスカッションします。
パネラー:
・ルワンダ共和国 ICT関係者(登壇者調整中)
・元JICA専門家、現ルワンダ青年ICT省シニアアドバイザー及び
ルワンダ商工会議所エグゼクティブアドバイザー 山中 敦史
(JICAからルワンダ共和国へ専門家として派遣され、国家ICT戦略の策定に関わる。)
・レックスバート・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役 田中 秀和
(ルワンダ共和国ICT企業へのソフトウェア開発業務委託を行う日本のICTベンチャー企業。)
・神戸情報大学院大学 学長 炭谷 俊樹
(元マッキンゼー・アンド・カンパニーコンサルタント。探究型人材の育成を提唱・実践している。神戸情報大学院大学、東京大学i.schoolに加え、昨年はルワンダ現地でも探究実践の研修を実施した。ルワンダICT企業や政府関係者の間で、“Tankyu”が合言葉になっている。)
会場 : パシフィコ横浜 アネックスホール(神奈川県横浜市)
参加費: 無料
主催 : 神戸情報大学院大学
共催 : JICA(国際協力機構)、JETRO(日本貿易振興機構)
スケジュールPDF:
http://www.ticad.net/ja/ticadv/img/side_event20130508ja.pdf
*TICADとは(外務省ホームページより)
http://www.ticad.net/ja/index.html
Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以降、日本政府が主導し、国連アフリカ担当事務総長特別顧問室(UN-OSAA)、国連開発計画(UNDP)及び世界銀行等と共同で開催しています。
5年に1回の首脳級会合に加えて、閣僚級会合等を開催しており、2008年5月には、横浜において4回目となるTICAD IV(第4回アフリカ開発会議)を開催しました。
参加者:アフリカ諸国、開発パートナー諸国及びアジア諸国、
国際機関及び地域機関、民間セクターやNGO等市民社会の代表等
<神戸情報大学院大学について>
2005年の開学以来、「人間力のある高度ICT人材の育成」を使命に掲げ、ICTの技術関連スキルだけでなく、自ら課題を発見し技術や人間力を用い解決に導く力を「探究実践」プログラムによって育成しています。同プログラムは、本学以外にも東京大学i.school(イノベーションスクール)や、アフリカ ルワンダ共和国のICT商工会議所等で採用され、定評をいただいています。
大学院大学ウェブサイト:
http://www.kic.ac.jp/
ルワンダ発の“探究実践”ウェブサイト:
http://tankyu.rw/
アジアやアフリカ等の途上国では、携帯電話やOSS(オープンソース・ソフトウェア)等、ICT(情報通信技術)の急激な普及が進んでおり、それに伴い、先進国とは異なるユニークなイノベーションが起こっています。
例えば、ケニアで生まれた携帯電話のSMS機能を使った送金システム「M-PESA」は、人口の40%も占めると言われる銀行口座が持てない貧困層にも、手軽に利用できるモバイルバンキングとして広く普及しています。
欧米ではICTを用いた途上国開発を「ICT4D(Information and Communication Technology for Development)」と呼び、修士課程教育に取り入れる等、対応が既にはじまっています。国際協力大国と言える日本でも、近年この重要性が認識されはじめています。
そして、今、日本の産官学の主導によって「ICT4D」が進んでいる国があります。悲劇的な紛争の過去を乗り越え、「アフリカの奇跡」とまで言われる発展を遂げたルワンダです。大統領の強いリーダーシップにより、国家戦略としてICTによるイノベーションが推し進められています。
そこに、日本の産業界からは、ICTベンチャー企業のレックスバート・コミュニケーションズ株式会社が、現地ICT企業との提携によりソフトウェア開発業務(オフショア開発)を行っており、これをJETRO(日本貿易振興機構)が支援しています。
また、学術界からは、ICT専門職大学院の神戸情報大学院大学が、現地ICT商工会議所やJICA(国際協力機構)との提携により人材育成を行っています。今後これら日本の産官学が協調することで、ルワンダが目指すICTによるイノベーションの実現に、より貢献することを目指しています。
このようなアフリカで起こりつつある日本主導の動きについて、より広く一般の方にも知っていただきたく、TICAD V(第5回アフリカ開発会議)の公式サイドイベントとして、次のシンポジウムを開催します。
<シンポジウム概要>
テーマ :「ルワンダと日本の間で起こっている情報技術(ICT)によるイノベーション」
日時 :2013年6月3日(月) 12時30分〜14時00分
内容 :
「アフリカの奇跡」と呼ばれ、ICTによるイノベーションを目指すルワンダと日本との間で深まりつつある産学連携・民間連携の取組実例を両国の当事者から紹介し、今後の将来性と可能性についてパネルディスカッションします。
パネラー:
・ルワンダ共和国 ICT関係者(登壇者調整中)
・元JICA専門家、現ルワンダ青年ICT省シニアアドバイザー及び
ルワンダ商工会議所エグゼクティブアドバイザー 山中 敦史
(JICAからルワンダ共和国へ専門家として派遣され、国家ICT戦略の策定に関わる。)
・レックスバート・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役 田中 秀和
(ルワンダ共和国ICT企業へのソフトウェア開発業務委託を行う日本のICTベンチャー企業。)
・神戸情報大学院大学 学長 炭谷 俊樹
(元マッキンゼー・アンド・カンパニーコンサルタント。探究型人材の育成を提唱・実践している。神戸情報大学院大学、東京大学i.schoolに加え、昨年はルワンダ現地でも探究実践の研修を実施した。ルワンダICT企業や政府関係者の間で、“Tankyu”が合言葉になっている。)
会場 : パシフィコ横浜 アネックスホール(神奈川県横浜市)
参加費: 無料
主催 : 神戸情報大学院大学
共催 : JICA(国際協力機構)、JETRO(日本貿易振興機構)
スケジュールPDF:
http://www.ticad.net/ja/ticadv/img/side_event20130508ja.pdf
*TICADとは(外務省ホームページより)
http://www.ticad.net/ja/index.html
Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以降、日本政府が主導し、国連アフリカ担当事務総長特別顧問室(UN-OSAA)、国連開発計画(UNDP)及び世界銀行等と共同で開催しています。
5年に1回の首脳級会合に加えて、閣僚級会合等を開催しており、2008年5月には、横浜において4回目となるTICAD IV(第4回アフリカ開発会議)を開催しました。
参加者:アフリカ諸国、開発パートナー諸国及びアジア諸国、
国際機関及び地域機関、民間セクターやNGO等市民社会の代表等
<神戸情報大学院大学について>
2005年の開学以来、「人間力のある高度ICT人材の育成」を使命に掲げ、ICTの技術関連スキルだけでなく、自ら課題を発見し技術や人間力を用い解決に導く力を「探究実践」プログラムによって育成しています。同プログラムは、本学以外にも東京大学i.school(イノベーションスクール)や、アフリカ ルワンダ共和国のICT商工会議所等で採用され、定評をいただいています。
大学院大学ウェブサイト:
http://www.kic.ac.jp/
ルワンダ発の“探究実践”ウェブサイト:
http://tankyu.rw/