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衛生管理のプロが、これからの時期大切な「食中毒予防のポイント」を実演!『キッチンまわりの衛生管理も学べる料理教室』盛会のうちに終了

 アルコール除菌@キッチン ラボ(東京都渋谷区)は、2013年5月9日(木)、Harajuku Kitchen Studio(東京都渋谷区)にて、本格的な梅雨・夏の前に、家庭内で出来る除菌・衛生管理術を身につけるべく、『キッチンまわりの衛生管理も学べる料理教室』を開催いたしました。

 本料理教室では、厚生労働省が推奨する「食中毒予防の6つのポイント」の基である、衛生管理基準「HACCP」のコーディネーターで栄養士でもある若宮 寿子先生をお招きし、実際に料理をしながら、そのポイントと利便性の高いアルコール除菌スプレーの活用法についてわかりやすく紹介いたしました。また菌の専門家である衛生微生物研究センター所長の李 憲俊先生もお招きし、キッチンで雑菌が増殖しやすい場所や除菌方法についてわかりやすく解説していただきました。

 受講された生徒の方々にはキッチンまわりの衛生管理のポイントや雑菌の実態についてしっかりと学んでいただき、盛会に終わりました。


【「キッチンまわりの衛生管理も学べる料理教室」の概要】
■講義:食中毒予防の3原則と家庭でできる食中毒予防の6つのポイント
 /若宮 寿子先生

<講義内容>
◆食中毒予防するための原則、菌を“つけない”・“増やさない”・“やっつける”の3原則
 ●特に重要となる菌を“やっつける”では、以下のポイントを解説
  ・調理器具はアルコール除菌スプレーなどを使って除菌するとさらに効果的であること
  ・肉・魚・野菜などの食材は、目安として中心部の温度が75℃で1分以上加熱すること
  ・調理で使用したまな板や台ふきんなどの調理器具は洗剤で洗浄後、乾燥させること

◆具体的な方法である“買い物”“家庭での保存”“下準備”“調理”“食事”“残った食品”の予防の6つのポイント
 ●特に重要となる“下準備”および“調理”では、以下のポイントを解説
  ・生の肉や魚などで使用した調理器具は、アルコール除菌スプレーや熱湯などで除菌してから使用すること
  ・まな板や台ふきん、包丁などの調理器具は使った後すぐに洗浄・乾燥後、アルコール除菌スプレーや熱湯などにより除菌すると効果的であること
  ・肉や魚などの汁が、野菜などの生で食べる物や調理の済んだ食品にかからないこと
  ・凍結している食品を調理台に放置して解凍するのはやめ、冷蔵庫の中や電子レンジで行うこと
  ・凍結している食品は料理に使う分だけ解凍し、解凍が終わったらすぐに調理すること

 以上のことを踏まえ、「日頃のキッチンの衛生管理の見直し、簡単・安心・強力で頼りになる『高濃度のアルコール除菌スプレー』で、キッチンの気になるところを除菌して欲しい」と、生徒の方へ呼びかけられました。


■講義:台ふきんとまな板の雑菌について/李 憲俊先生

<講義内容>
◆まな板の上では調理後、軽く洗ったまな板には、400個/10cm2の雑菌が残留し、10時間後に2,500倍、12時間後に5万倍に増殖した調査結果

◆家庭の台ふきんの約8割が、1000万個/10cm2以上の雑菌で汚染されており、4時間で10倍〜60倍、12時間で900倍〜8,000倍に増殖した調査結果

 この調査結果から、まな板・台ふきん共に「風通しの良い所で乾燥させ、使用する前には、『高濃度のアルコール除菌スプレー』を吹きかけ、しっかり除菌すること」「菌はすごいスピードで増殖するため、毎日こまめに除菌すること」と強く推奨されていました。


■調理:キッチンまわりの衛生管理を学びながらの料理教室/若宮 寿子先生

<調理を行う際の衛生管理のポイントについて>
◆使用するまな板、調理台、包丁などの調理器具は、洗浄後、アルコール除菌スプレーにより除菌を行うこと

◆噴射したアルコールを拭きとる際はペーパータオルで拭くこと

 また「使用したまな板や包丁も、その都度、洗浄して欲しい。水で洗った後は水分を除去してから『高濃度のアルコール除菌スプレー』を噴霧し、除菌することを忘れないで欲しい」と、調理に気をとらわれて、アルコール除菌がおろそかにならないようにと警告されていました。


■料理教室を受講された参加者の声
今回、本料理教室を受講された参加者の方は、まな板や台ふきんの雑菌の実態について、初めて知った方も多かったようで、雑菌増殖の動画を見て大変驚かれていました。「菌の増殖を見て、いつも以上にキッチンまわりの衛生管理に気をつけないといけない。その対策法としてアルコール除菌スプレーは非常に便利で使いやすい。」との声も聞かれました。


【講師プロフィール】
■若宮 寿子(わかみや ひさこ)
料理研究家。栄養士・産業栄養指導者・FCAJ認定フードコーディネーター・米国NSF HACCP9000コーディネーターの資格を持つ。
短大卒業後8年間企業にて、栄養指導・給食管理を行い東京都知事より、栄養改善の表彰を受ける。1995年若宮ヘルシー料理教室を開催。様々な企業やレストランのフードコンサルタント、メニュー提案、衛生指導などを行う。また、農林水産省 食育レシピ監修、テレビや雑誌など各種メディアへの料理紹介と出演、生活習慣病、食育分野での講師など幅広く活動している。
※HACCPは1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の手法。この方式は国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機構(WHO)の合同機関である食品規格(CODEX)委員会から発表され、各国にその採用を推奨している国際的に認められた基準です。
ホームページ: http://www.cooklook.jp/

■李 憲俊(リ ノリトシ)
衛生微生物研究センター所長。韓国国立忠南大学助教授、一般財団法人食品薬品安全センター 秦野研究所微生物学研究室を経て、1996年に衛生微生物研究センターを開設。研究分野は、「環境および各工業製品の汚染微生物の分布や特徴」「各工業製品の汚染、劣化防止法」「抗菌・抗カビ試験方法の改良」など。
ホームページ: http://kabi.co.jp/


■アルコール除菌@キッチン ラボとは
アルコール除菌@キッチン ラボは、一般家庭のキッチンにおける衛生意識を高め、アルコール除菌スプレーの正しい使い方を伝えていくことを目的に設立された研究所です。
当研究所は、皆さまがご家庭で安心して楽しい食卓を囲めるように、アルコール除菌による清潔なキッチンの環境作りを推進してまいります。
ホームページ: http://alcohol-jokin.com/
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