2024年4月大学院「情報学研究科(仮称)」を開設予定!
[23/06/13]
提供元:@Press
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京都橘大学(京都市山科区、学長:日比野 英子)は、2024年4月に大学院「情報学研究科(仮称)」を開設予定であり、現在設置認可申請中です。
近年、情報社会の急速な発展に伴い、情報通信技術を活用して社会・産業における課題解決や新たな価値創出を担う人材の需要が高まっています。その一方で、IT人材の量的・質的不足(※1)、配置偏在(※2)といった課題があります。このような課題に取り組み、情報通信技術の専門性とそれらの実践・活用能力を兼ね備えた高度な人材を養成するため、情報学研究科(仮称)を新たに開設します。
特設サイト: https://www.tachibana-u.ac.jp/master_of_engineering_2024/index.html
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/358718/LL_img_358718_1.png
大学院「情報学研究科(仮称)」
人材の質的充実や配置偏在の解消においては、学部卒業生だけではなく、社会人へのリスキリングも重要です。情報学は学問として比較的新しいため、先端技術に関する学び直しのニーズは高まっています。そのため、情報分野において社会人への体系的な教育の機会を拡大することは大きな意義があると考えています。
本研究科では、主要な教育方法のひとつとしてインターネットを利用したメディア授業を取り入れます。これにより、時間や場所の制約をなくし、社会人への教育機会を充実させていきます。
なお、本研究科の設置年度は、情報工学科の第一期卒業生を輩出する2025年3月よりも1年早い2024年4月を予定しています。これは、社会課題への迅速な対応が必要だと考えたこと、また、学部生に大学院進学や高度な教育研究のロールモデルを早期に示すことによる教育的効果も期待しているためです。
詳細は、下記のとおりです。なお、計画内容は予定であり、変更することがあります。
※1:IT人材を、従来型IT人材(従来からのIT需要に対応するIT人材)と先端型IT人材(先端IT技術等に関連する市場を担うIT人材)に細分化した際に、先端型IT人材が常に不足していること。
※2:システム等のユーザー企業よりもベンダー企業に多くのIT人材が偏在していること。
1. 「情報学研究科(仮称)」の概要
設置年月 : 2024年4月
設置場所 : 京都橘大学(京都市山科区大宅山田町34)
入学定員 : 10人(収容定員20人)
学位 : 修士(工学)
特設サイト: https://www.tachibana-u.ac.jp/master_of_engineering_2024/index.html
2. 「情報学研究科(仮称)」の特色
本研究科では、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークといった基盤領域および、AIや知能ロボティクス、コンピュータグラフィックスなどの応用領域に基づく情報分野の高度な専門性と、プログラミング技術やプロジェクトマネジメント等の実践能力を養う独自のカリキュラムを構成しています。
情報系分野の学部卒業生だけでなく、情報系企業等でSEなどの専門職で働く社会人や事業会社などで情報技術を活用した戦略立案・実行を行いたい社会人なども積極的に受け入れます。
1) 養成する人材像
情報通信技術に関する卓越した専門性と実践能力を備え、社会・産業の課題解決や新たな価値創造に貢献できる人材の養成を目指します。
2) 教育の特色
●高度な専門性と将来的な需要に応える、幅広いカリキュラムが特長の専門教育
専門教育は基盤領域と応用領域からなるカリキュラムで、学生は自身の志向や課題に応じて高度な専門性を身につけます。さらに、AIやサイバーフィジカルシステム、コンピュータグラフィックスなど、近年注目を集める領域も備えており、将来的な需要が高まる知識や技術を獲得することができます。
●社会での活用・実践に重点を置いた教育研究
専門性だけでなく、社会での実践と活用にも重点を置いた教育研究を行います。プログラミング技術や価値創造のための思考法、プロジェクトマネジメントなどの実践能力を身につけるための科目が充実しています。
●時間や場所を選ばないメディア授業で社会人も受講しやすい学習環境
キャンパス内の対面授業と併せて、インターネットメディア授業(オンデマンド授業)を多くの科目で提供します。社会人学生は通学が難しい場合でもメディア授業を選択でき、時間や場所を選ばずに受講できます。メディア授業は講義系科目を対象としており、修了に必要な30単位のうち研究指導科目を除く最大22単位までをメディア授業で修得できます。
●入学前教育の充実
社会人入試からの進学者は必ずしも情報系学部・学科をバックグラウンドとはしていません。合格者のうち、その経歴・職歴から情報分野の知識を補う必要がある方には、オンラインによる入学前教育の受講が可能です。
3. 情報学研究科長・東野 輝夫教授からのメッセージ
深層学習(Deep Learning)やChatGPTの登場など、ここ10年ほどのITの急速な進化に伴い、社会が大きく変化しようとしています。その一方で、IT人材の深刻な不足が叫ばれ、とりわけ情報に関する知識・技術を高度に運用する「先端IT人材」の必要性が高まっています。
情報学研究科では、情報学科の卒業生だけでなく、情報系企業でSEなどの専門職で働く社会人や事業会社などで情報技術を活用した戦略立案・実行を行いたい社会人なども積極的に受け入れます。そして、社会人学生に向けたメディア授業の提供など、多様で柔軟な授業スタイルを提供するとともに、情報工学の学部卒業レベルの知識をキャッチアップするための入学前教育なども準備しています。ITの利活用に興味をお持ちの学生・社会人の皆さんと一緒に、様々な分野でデジタル変革(DX)の芽を育てていければと思っています。
近年、情報社会の急速な発展に伴い、情報通信技術を活用して社会・産業における課題解決や新たな価値創出を担う人材の需要が高まっています。その一方で、IT人材の量的・質的不足(※1)、配置偏在(※2)といった課題があります。このような課題に取り組み、情報通信技術の専門性とそれらの実践・活用能力を兼ね備えた高度な人材を養成するため、情報学研究科(仮称)を新たに開設します。
特設サイト: https://www.tachibana-u.ac.jp/master_of_engineering_2024/index.html
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/358718/LL_img_358718_1.png
大学院「情報学研究科(仮称)」
人材の質的充実や配置偏在の解消においては、学部卒業生だけではなく、社会人へのリスキリングも重要です。情報学は学問として比較的新しいため、先端技術に関する学び直しのニーズは高まっています。そのため、情報分野において社会人への体系的な教育の機会を拡大することは大きな意義があると考えています。
本研究科では、主要な教育方法のひとつとしてインターネットを利用したメディア授業を取り入れます。これにより、時間や場所の制約をなくし、社会人への教育機会を充実させていきます。
なお、本研究科の設置年度は、情報工学科の第一期卒業生を輩出する2025年3月よりも1年早い2024年4月を予定しています。これは、社会課題への迅速な対応が必要だと考えたこと、また、学部生に大学院進学や高度な教育研究のロールモデルを早期に示すことによる教育的効果も期待しているためです。
詳細は、下記のとおりです。なお、計画内容は予定であり、変更することがあります。
※1:IT人材を、従来型IT人材(従来からのIT需要に対応するIT人材)と先端型IT人材(先端IT技術等に関連する市場を担うIT人材)に細分化した際に、先端型IT人材が常に不足していること。
※2:システム等のユーザー企業よりもベンダー企業に多くのIT人材が偏在していること。
1. 「情報学研究科(仮称)」の概要
設置年月 : 2024年4月
設置場所 : 京都橘大学(京都市山科区大宅山田町34)
入学定員 : 10人(収容定員20人)
学位 : 修士(工学)
特設サイト: https://www.tachibana-u.ac.jp/master_of_engineering_2024/index.html
2. 「情報学研究科(仮称)」の特色
本研究科では、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークといった基盤領域および、AIや知能ロボティクス、コンピュータグラフィックスなどの応用領域に基づく情報分野の高度な専門性と、プログラミング技術やプロジェクトマネジメント等の実践能力を養う独自のカリキュラムを構成しています。
情報系分野の学部卒業生だけでなく、情報系企業等でSEなどの専門職で働く社会人や事業会社などで情報技術を活用した戦略立案・実行を行いたい社会人なども積極的に受け入れます。
1) 養成する人材像
情報通信技術に関する卓越した専門性と実践能力を備え、社会・産業の課題解決や新たな価値創造に貢献できる人材の養成を目指します。
2) 教育の特色
●高度な専門性と将来的な需要に応える、幅広いカリキュラムが特長の専門教育
専門教育は基盤領域と応用領域からなるカリキュラムで、学生は自身の志向や課題に応じて高度な専門性を身につけます。さらに、AIやサイバーフィジカルシステム、コンピュータグラフィックスなど、近年注目を集める領域も備えており、将来的な需要が高まる知識や技術を獲得することができます。
●社会での活用・実践に重点を置いた教育研究
専門性だけでなく、社会での実践と活用にも重点を置いた教育研究を行います。プログラミング技術や価値創造のための思考法、プロジェクトマネジメントなどの実践能力を身につけるための科目が充実しています。
●時間や場所を選ばないメディア授業で社会人も受講しやすい学習環境
キャンパス内の対面授業と併せて、インターネットメディア授業(オンデマンド授業)を多くの科目で提供します。社会人学生は通学が難しい場合でもメディア授業を選択でき、時間や場所を選ばずに受講できます。メディア授業は講義系科目を対象としており、修了に必要な30単位のうち研究指導科目を除く最大22単位までをメディア授業で修得できます。
●入学前教育の充実
社会人入試からの進学者は必ずしも情報系学部・学科をバックグラウンドとはしていません。合格者のうち、その経歴・職歴から情報分野の知識を補う必要がある方には、オンラインによる入学前教育の受講が可能です。
3. 情報学研究科長・東野 輝夫教授からのメッセージ
深層学習(Deep Learning)やChatGPTの登場など、ここ10年ほどのITの急速な進化に伴い、社会が大きく変化しようとしています。その一方で、IT人材の深刻な不足が叫ばれ、とりわけ情報に関する知識・技術を高度に運用する「先端IT人材」の必要性が高まっています。
情報学研究科では、情報学科の卒業生だけでなく、情報系企業でSEなどの専門職で働く社会人や事業会社などで情報技術を活用した戦略立案・実行を行いたい社会人なども積極的に受け入れます。そして、社会人学生に向けたメディア授業の提供など、多様で柔軟な授業スタイルを提供するとともに、情報工学の学部卒業レベルの知識をキャッチアップするための入学前教育なども準備しています。ITの利活用に興味をお持ちの学生・社会人の皆さんと一緒に、様々な分野でデジタル変革(DX)の芽を育てていければと思っています。