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積水ハウス ノイエ 新技術導入で良質な木造住宅をさらに一歩先へ「基礎ダイレクトジョイント構法」で耐震性の向上を実現

積水ハウスグループの積水ハウス ノイエ株式会社(以下、積水ハウス ノイエ)は、より一層地震に強い「安全・安心」な家を実現するために積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」で標準採用している技術「基礎ダイレクトジョイント構法」と「高強度耐力壁」を2023年8月1日(火)から導入します。これまでも、広く普及している在来木造住宅でありながら確かな施工品質とともに積水ハウスクオリティを実現してきましたが、今回の導入により、耐震性が向上し、より一層お客様の安全・安心な住まいと良質な住宅ストック形成に貢献します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/363880/LL_img_363880_1.png
積水ハウス ノイエに導入する「基礎ダイレクトジョイント構法」

【基礎ダイレクトジョイント構法導入で耐震性の向上が実現】
地震発生時には建物には様々な力がかかりますが、その中でも特に大きな力がかかるのが基礎と柱、柱と梁の接合部です。独自技術である「基礎ダイレクトジョイント構法」は、木造住宅の弱点とされていた接合部においてその強さを発揮します。一般的な木造工法では基礎の上に土台を設置し、その上に柱を建てます。基礎と柱の間に土台があるため、基礎からくる地震発生時のエネルギーは土台を介して伝わることとなり、土台の固定方法によっては接合部が弱点になる場合がありました。
そもそも土台は、上部構造の水平や直線性を保つことが役割ですが、基礎とアンカーボルトの施工精度がきわめて高い積水ハウスのシャーウッドでは、土台を使わず基礎と柱を専用の構造用金物で直接緊結する「基礎ダイレクトジョイント構法」を採用しました。それにより土台をなくしたことで、どの方向からの力にも均質な強さを発揮し、柱の抜けや倒壊が起きづらい「安全・安心」で強い構造体が実現しました。積水ハウス ノイエは、この積水ハウスが2004年より木造住宅「シャーウッド」で培った「基礎ダイレクトジョイント構法」を導入することでさらなる耐震性の向上を実現します。


【積水ハウス ノイエの進化】
2020年 積水ハウス ノイエ 在来木造工法で販売開始
2021年 独自の1660デザイン基礎(メタルフォームの採用と大型デザイン基礎)の導入
2023年 基礎ダイレクトジョイント構法、高強度耐力壁、許容応力度設計による構造計算の導入

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/363880/LL_img_363880_2.png
基礎ダイレクトジョイント構法

【2025年法改正(4号特例の縮小)に対応】
近年、太陽光発電や省エネ設備の設置といったゼロエネルギー化の促進に伴い、建築物の重量が大きくなり地震による被害リスクが懸念されています。これにより木造建築物に関するさらなる構造安全性の確保が必要な状況となってきており、国は2025年4月からZEH水準の断熱性能を持つ木造住宅向けの基準を新設し、構造設計図書の提出を必須化とするなどのいわゆる4号特例※の縮小が予定されています。
積水ハウス ノイエでは、2025年の法改正に先立ち、全棟、許容応力度設計による構造計算を行い、確実に構造安全性を確認する運用に変更し、一層の安心をお届けします。
また「耐力壁」については、今までも一般的な木造住宅の耐力壁より厳しい評価基準で設計してきましたが、「基礎ダイレクトジョイント構法」の導入により「高強度耐力壁」を活用し、プランによっては大きな開口(窓)がとれるようになるなど提案力アップも魅力となります。

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在来木造工法と「基礎ダイレクトジョイント構法」の開口幅の違い

【積水ハウス ノイエの長所を活かし マーケットに訴求】
今回の「基礎ダイレクトジョイント構法」の導入に伴い、積水ハウス ノイエではこれまで提携先のプレカット会社で行ってきた部材加工について、生産体制を変更します。これにより、設計から、構造計算、生産、施工、アフターサービスまでを積水ハウスグループが一貫して取り組む形へと変更し、一層の品質の向上に努めてまいります。コンパクトな住宅を安全かつ経済的につくる積水ハウス ノイエの長所を活かしながらマーケットに訴求し、2025年度には年間1,000棟ベースへの成長へと規模拡大を目指します。
積水ハウス ノイエは、積水ハウスの安全・安心、施工品質、暮らしやすさを、手の届きやすい価格で合理的にお求めになりたい方への最適な選択肢として追求し続けていきます。

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左:導入前 基礎の上に土台を設置 右:導入後「基礎ダイレクトジョイント構法」

※審査省略制度(いわゆる「4号特例」):建築基準法第6条の4に基づき、建築確認の対象となる木造住宅等の小規模建築物(建築基準法第6条第1項 第4号に該当する建築物)において、建築士が設計を行う場合には、構造関係規定等の審査が省略される制度。


【積水ハウス ノイエ 今回の耐震性向上にむけた新たな導入点】
積水ハウスグループが持つ、基礎・アンカーボルトの高い施工精度とシャーウッドで培った技術により実現。

1. 柱脚(基礎ダイレクトジョイント構法)
2. 耐力壁(高強度耐力壁)
3. 計算方法(構造安全性の確認のため、許容応力度設計による構造計算)


【積水ハウス ノイエについて】
■積水ハウス ノイエ株式会社とは
積水ハウス ノイエは、世界一の累積建築戸数258万戸を超える積水ハウスグループの企業です。積水ハウスの基本理念に基づく良質な木造住宅を、確かな施工品質でお届けし、引渡し後も積水ハウスのアフターサービスをお約束します。多くの実績に裏付けられたノウハウをもとに安心の住まいをお届けいたします。

■積水ハウス ノイエの強み
・積水ハウス基準の「施工品質」「耐震性能」「快適性能」
積水ハウスの建築実績を支えてきた積水ハウス建設が100%責任施工を行い、長期優良住宅への適合や、耐震等級3に適合する安定した強度を発揮。また冬でも暖かく夏でも涼しい部屋を実現。
・積水ハウスの建築実績が生んだ「ライフスタイルパッケージ」提案
積水ハウスが60年培ってきた実績と住生活に関する調査・研究・知見を踏まえ、パッケージスタイルで、お客様のライフスタイルに最適なプランを提案。
・積水ハウスだから安心 ずっと続く「アフターサポート」
オーナーズデスクが365日年中無休でお客様からのご相談を受け付けし、的確かつ迅速に対応。積水ハウスと同じく、お引渡し後、積水ハウスのカスタマーズセンターが定期点検から補修・メンテナンスまでを担当。安心のサポート体制で快適な住まいを持続。

■積水ハウス ノイエ株式会社 会社概要
・名称 : 積水ハウス ノイエ株式会社
・営業開始: 2020年2月1日
・所在地 : 大阪市北区大淀中1-1-90 梅田スカイビル ガーデンファイブ4F
・出資 : 積水ハウス100%出資
・事業内容: 木造軸組構法による戸建住宅の販売・設計・施工
(施工:積水ハウス建設各社、アフターサービス:積水ハウス)
・販売拠点: 全国10ヵ所
(東北営業所、東京営業所、神奈川営業所、埼玉営業所、
関東営業所、中部営業所、近畿北陸営業所、関西営業所、
中国営業所、九州営業所)
→8/1から東京営業所と神奈川営業所が
東京神奈川営業所に合併予定(全国9ヵ所に)
・会社HP : https://www.noie.sekisuihouse.co.jp/

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/363880/LL_img_363880_5.png
積水ハウス ノイエ外観・内観
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