BSIグループジャパン(英国規格協会)、株式会社フジタにISO 19650に基づいたBIM BSI Kitemark(カイトマーク)を認証
[23/10/27]
提供元:@Press
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BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹、以下「BSIジャパン」)は、株式会社フジタ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:奥村 洋治)に対し、ISO 19650-1(※1)およびISO 19650-2(※1)に基づく「BIM BSI Kitemark(カイトマーク)」を認証しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/372855/LL_img_372855_1.jpg
2023年10月11日に行われた認証授与式にて
昨今、建設業界におけるデジタル化が急速に進んでいます。プロジェクトの開始から建設物の廃棄までのプロセスを、ビッグデータやIoT、クラウド、AI、BIM(ビルディング情報モデリング)などを駆使して、効率的に管理する手法が取り入れられ始めています。
BIMは、デジタルモデリングを使用して、初期設計から建設、保守、最終的に廃棄に至るまで、建設資産のライフサイクル全体にわたる情報管理の仕組みです。3次元モデルを含む共通データ環境において、エンジニアや所有者、建築家、請負業者間とのコラボレーションを可能にし、効率的な情報共有ができます。
ISO 19650は、BIMを使用して建設された資産のライフサイクル全体にわたって情報管理を行うための国際規格です。
BIMレベル2(※2)と同様の原則と高レベルの要件がすべて含まれ、本ISOの前身となるPAS 1192規格と密接に連携しています。本要件を満たしていることの証明は、成熟したBIMの導入を示すことになります。
BSIジャパンでは、BSI Kitemark認証および検証サービスの提供によって、お客様のBIM成熟度を証明するサービスを展開しています。今回のフジタによるBIM BSI Kitemarkの認証は、元請受託組織(※3)として、自社プロジェクトを対象に、規格に基づく文書のみならず自社標準様式を取り入れてプロセスを整備し、BIM 360を活用したCDEの構築と情報生産の実行により効率的な設計業務の遂行を証明したものとなります。今後ISO 19650を普及・推進するためには、情報マネジメントサイクルの中で、発注組織・元請受託組織・受託組織のそれぞれの役目を理解し、果たすべき役割がますます重要になってきております。
ISO 19650に関する詳細はBSIジャパンのwebサイトをご覧ください。
https://www.bsigroup.com/ja-JP/Building-Information-Modelling-BIM-ISO19650/
- 注記 -
※1:ISO 19650は、BIMを含む、建築および土木工事に関する情報の統合およびデジタル化
ISO 19650-1:2018 は、BIMを使用した情報マネジメント:概念および原則
ISO 19650-2:2018 は、BIMを使用した情報マネジメント:資産のデリバリーフェーズ
ISO 19650-3:2020 は、BIMを使用した情報マネジメント:資産の運用フェーズ
ISO 19650-5:2020 は、BIMを使用した情報マネジメント:情報マネジメントへのセキュリティを意識したアプローチ
※2:英国政府は2016年4月以降、建物やインフラストラクチャーを含む中央調達政府プロジェクトに入札する建設サプライヤーに対して、BIMレベル2で作業することを要求しています。英国ではBIMの成熟度によって、レベル0からレベル3まで設定されています。
※3:元請受託組織 発注者の要件を受託(請負)し協力会社などに発注する組織
■株式会社フジタのコメント
― 認証取得を決められた目的
BIMを基軸としたDXを推進していくため、国際規格に準拠した仕組みを構築することは有効な施策であると考えたためです。
― 構築で工夫した点
今回、設計をターゲットに認証を依頼しました。設計のISO 9001、ISO 14001に準拠したマネジメントシステムに基づく既存の業務プロセスをベースに、ISO 19650に必要な仕組みを追加する方針で構築しました。
― 審査の感想など
親会社である大和ハウス工業株式会社からのご紹介もあり、BSIジャパン様に依頼しました。審査という厳しい目線だけではなく、今後の業務プロセス改善に向けたアドバイスを丁寧にしていただき、大変感謝しております。
■BSIジャパン 代表取締役社長 漆原 将樹のコメント
フジタ様のスローガンである“高”環境づくりを体現すべく、全社をあげて取り組まれたKitemark認証は、技術を基盤とした提案力を更に高め、ITインフラの構築を更に加速させていくことと思います。今回の認証は、ISO 9001やISO 14001など、既に保有していたマネジメントシステムを活かし、それらにBIMを上手く融合させることで、無駄のない仕組みを構築されたと伺っております。このチャレンジは、まさにISOの目指すところである業務の標準化や効率化、また製品やサービスの品質や安全性の向上において、より社会からの信頼を深めることにつながると確信しています。
今回の認証取得への意欲的なチャレンジに認証機関として携わることができ、まことに光栄でございます。
■株式会社フジタについて
会社名: 株式会社フジタ
所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-25-2 修養団SYDビル
代表者: 代表取締役社長 奥村 洋治
創立 : 1910年12月
設立 : 2002年10月
URL : https://www.fujita.co.jp/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/372855/LL_img_372855_1.jpg
2023年10月11日に行われた認証授与式にて
昨今、建設業界におけるデジタル化が急速に進んでいます。プロジェクトの開始から建設物の廃棄までのプロセスを、ビッグデータやIoT、クラウド、AI、BIM(ビルディング情報モデリング)などを駆使して、効率的に管理する手法が取り入れられ始めています。
BIMは、デジタルモデリングを使用して、初期設計から建設、保守、最終的に廃棄に至るまで、建設資産のライフサイクル全体にわたる情報管理の仕組みです。3次元モデルを含む共通データ環境において、エンジニアや所有者、建築家、請負業者間とのコラボレーションを可能にし、効率的な情報共有ができます。
ISO 19650は、BIMを使用して建設された資産のライフサイクル全体にわたって情報管理を行うための国際規格です。
BIMレベル2(※2)と同様の原則と高レベルの要件がすべて含まれ、本ISOの前身となるPAS 1192規格と密接に連携しています。本要件を満たしていることの証明は、成熟したBIMの導入を示すことになります。
BSIジャパンでは、BSI Kitemark認証および検証サービスの提供によって、お客様のBIM成熟度を証明するサービスを展開しています。今回のフジタによるBIM BSI Kitemarkの認証は、元請受託組織(※3)として、自社プロジェクトを対象に、規格に基づく文書のみならず自社標準様式を取り入れてプロセスを整備し、BIM 360を活用したCDEの構築と情報生産の実行により効率的な設計業務の遂行を証明したものとなります。今後ISO 19650を普及・推進するためには、情報マネジメントサイクルの中で、発注組織・元請受託組織・受託組織のそれぞれの役目を理解し、果たすべき役割がますます重要になってきております。
ISO 19650に関する詳細はBSIジャパンのwebサイトをご覧ください。
https://www.bsigroup.com/ja-JP/Building-Information-Modelling-BIM-ISO19650/
- 注記 -
※1:ISO 19650は、BIMを含む、建築および土木工事に関する情報の統合およびデジタル化
ISO 19650-1:2018 は、BIMを使用した情報マネジメント:概念および原則
ISO 19650-2:2018 は、BIMを使用した情報マネジメント:資産のデリバリーフェーズ
ISO 19650-3:2020 は、BIMを使用した情報マネジメント:資産の運用フェーズ
ISO 19650-5:2020 は、BIMを使用した情報マネジメント:情報マネジメントへのセキュリティを意識したアプローチ
※2:英国政府は2016年4月以降、建物やインフラストラクチャーを含む中央調達政府プロジェクトに入札する建設サプライヤーに対して、BIMレベル2で作業することを要求しています。英国ではBIMの成熟度によって、レベル0からレベル3まで設定されています。
※3:元請受託組織 発注者の要件を受託(請負)し協力会社などに発注する組織
■株式会社フジタのコメント
― 認証取得を決められた目的
BIMを基軸としたDXを推進していくため、国際規格に準拠した仕組みを構築することは有効な施策であると考えたためです。
― 構築で工夫した点
今回、設計をターゲットに認証を依頼しました。設計のISO 9001、ISO 14001に準拠したマネジメントシステムに基づく既存の業務プロセスをベースに、ISO 19650に必要な仕組みを追加する方針で構築しました。
― 審査の感想など
親会社である大和ハウス工業株式会社からのご紹介もあり、BSIジャパン様に依頼しました。審査という厳しい目線だけではなく、今後の業務プロセス改善に向けたアドバイスを丁寧にしていただき、大変感謝しております。
■BSIジャパン 代表取締役社長 漆原 将樹のコメント
フジタ様のスローガンである“高”環境づくりを体現すべく、全社をあげて取り組まれたKitemark認証は、技術を基盤とした提案力を更に高め、ITインフラの構築を更に加速させていくことと思います。今回の認証は、ISO 9001やISO 14001など、既に保有していたマネジメントシステムを活かし、それらにBIMを上手く融合させることで、無駄のない仕組みを構築されたと伺っております。このチャレンジは、まさにISOの目指すところである業務の標準化や効率化、また製品やサービスの品質や安全性の向上において、より社会からの信頼を深めることにつながると確信しています。
今回の認証取得への意欲的なチャレンジに認証機関として携わることができ、まことに光栄でございます。
■株式会社フジタについて
会社名: 株式会社フジタ
所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-25-2 修養団SYDビル
代表者: 代表取締役社長 奥村 洋治
創立 : 1910年12月
設立 : 2002年10月
URL : https://www.fujita.co.jp/