<For JAPAN第3弾>株式会社しちだ・教育研究所の七田 厚代表取締役のインタビューが10月30日(月)に公開!
[23/10/30]
提供元:@Press
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絆ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 宜範)が運営する「For JAPANプロジェクト」では、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。
今回、株式会社しちだ・教育研究所の七田 厚代表取締役のインタビューが10月30日(月)にFor JAPAN公式ホームページにて公開されました。
「2回のピンチを乗り越えて掴んだ発展」
https://forjapan-project.com/news/887/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/373224/LL_img_373224_1.jpg
株式会社しちだ・教育研究所 七田 厚代表取締役
■社長への就任がターニングポイント
私のターニングポイントは、24歳で社長としてこの会社を継いだときです。それまでは、グループ会社の専務として、東京から月に1回島根に来るという、今とは逆の生活を送っていました。また、グループ会社に勤めていた頃は、社長の息子という立場で、従業員の皆さんも「こうさん」と親しみを込めて呼んでくれていましたね。
しかし、社長になった途端、「社長」と呼ばれるようになり、距離を置かれたと感じました。そして、私も継いですぐは「会社を良くしていかなきゃ」と意気込んでしまい、経営に関する本をたくさん読んでは「わが社もこういうふうにしなくては!がんばろう!!」と、社員を集めて1人で盛り上がって話をしました。話が終わった後、従業員に「じゃあ、飲みに行こう!」と誘ったら誰も来ないというような空回りもありましたね。
■ピンチをチャンスに!手取り10万円を切るなか、新しいことに挑戦
このようなことがありながらも、だんだん従業員とも意気投合していきました。20人くらいで会社を回していた、30年以上前の従業員とは、未だに忘年会や新年会をするほど濃いつき合いになりましたね。
会社として1度目のピンチを迎えたのは、1998年から2000年にかけてです。自分自身の所得も手取りが10万円を切るほど金銭的に厳しく、貯金を取り崩さなければなりませんでした。
しかし、そのような状況だったからこそ、それまでは幼児までだった対象年齢を小学校低学年まで広げたり、オファーがあっても手をつけていなかった海外展開を始めたりしたほか、「見るもの」と「書くもの」しかなかった教材に、「聞くもの」もプラスして「視聴覚教材」をスタートさせるなど、新しい挑戦ができたんです。「世の中の子どもや親御さんの役に立つ仕事をしているこの会社が、淘汰されるはずがない」という思いで踏ん張った日々でしたね。家に帰り子どもたちを寝かしつけた後、また会社に来て学習ソングの歌詞をつくることもありました。その結果、2年ぐらいでそのトンネルから抜け出せました。
■2度目のピンチは1度目の危機が救った
ところが、2009年からもう1度、今度は8年くらいの長いピンチが訪れます。創始者の父が亡くなったことがきっかけとなり、16億円あった売上が、半分の8億円くらいまで落ち込んでしまったのです。私はそれまで20年間、経営者に徹して仕事をしてきたのですが、父が亡くなってからは、講演をしたり本を書いたりしなくてはいけない立場になりました。経営は、他の取締役に手伝ってもらいながらしないといけない状況でしたね。
この2回目のピンチを救ったのは、1回目のピンチの際にスタートした海外展開でした。2000年から始めた海外展開は、2008年までの9年間で6つの国と地域に広がって生徒数は3,800人になっていましたが、父亡き後は、海外展開をさらに推し進めて行こうということで、中国・香港・オーストラリアのほか、さまざまなアジアの国で「七田式」を立ち上げたんです。そこに将来性を感じた金融機関も、応援してくれました。大変な時代でしたが、特に中国ではいちばん良いときは中国全土に約100教室が開校され、生徒数も40,000人に手が届くほど伸びましたね。1回目のピンチのときに手をつけていたことが、2度目のピンチで花開いた結果、ピンチを乗り越えることができたという形です。
■新しい社屋とともに第7創業のスタート
ピンチと言えるのは、1998年頃からと2009年頃からの2回だけなのですが、実は2017年からも大変な時期がありました。それまでこの会社は30年間、営業を担当するS社と一緒に仕事をしてきたのですが、その経営者が代わったことを機に、関係がうまくいかなくなってしまったんです。その結果、30年にわたる契約関係を解消し、お互いに別の道を歩むことになりました。
それからは、とにかく体制を整えるのが大変でした。5年たった今は落ち着いていますが、深夜12時までに帰れるかどうか、という毎日でしたね。ちょうど、その体制変更が始まった頃に息子が入社したので、3回目の大変な時期は一緒に過ごせました。
そんな会社ですが、今年、コロナが収束するタイミングで新たな社屋を建て、「第7創業」を迎えました。ちなみに、父が亡くなって新しい期間がスタートしたのを第5創業、S社から離れリスタートしたのを第6創業と呼んでいます。
今回の新社屋設立は、最初から予定していたわけではないのですが、建ててから30年を超えた前社屋にガタがきていたこと、Zoom会議が増えたにもかかわらず、個室がないことに悩んでいたタイミングで、声がかかり決意しました。今ではオンライン会議のできる会議室が6部屋あります。さらに、駐車場も100台停められるので、全員が車で出社しても問題ありません。20人集まって会議のできる大会議室もあります。ピンチを乗り越えたこれからの時代、新社屋とともに進んでいきます。
〈会社概要〉
法人名 : 株式会社しちだ・教育研究所
代表者名 : 七田 厚
企業ホームページ: https://www.shichida.co.jp/
所在地 : 〒695-8577 島根県江津市嘉久志町2345-5
事業内容 : 幼児・小学生向けの教育教材の研究開発・制作、
幼児・小学生教室の運営 など
〈For JAPANプロジェクトとは〉
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/373224/LL_img_373224_2.jpg
For JAPAN -日本の未来がココに-
For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え“日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN -日本の未来がココに-』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN -日本の未来がココに-』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。
・番組見逃し配信 : https://youtube.com/playlist?list=PLFv6b8aodEYWpP5pqGBlWMgNZh1pb9NW2
・For JAPAN公式ホームページ : https://forjapan-project.com/
・For JAPAN公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCW6QJIGCQL_lQ7_dTIe84jw
・Instagram : https://www.instagram.com/forjapanproject_official/
・Facebook : https://www.facebook.com/profile.php?id=100087877119759
・X(旧Twitter) : https://twitter.com/forjapanproject
・TikTok : https://www.tiktok.com/@forjapanproject?_t=8djAJF0hjFf&_r=1
今回、株式会社しちだ・教育研究所の七田 厚代表取締役のインタビューが10月30日(月)にFor JAPAN公式ホームページにて公開されました。
「2回のピンチを乗り越えて掴んだ発展」
https://forjapan-project.com/news/887/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/373224/LL_img_373224_1.jpg
株式会社しちだ・教育研究所 七田 厚代表取締役
■社長への就任がターニングポイント
私のターニングポイントは、24歳で社長としてこの会社を継いだときです。それまでは、グループ会社の専務として、東京から月に1回島根に来るという、今とは逆の生活を送っていました。また、グループ会社に勤めていた頃は、社長の息子という立場で、従業員の皆さんも「こうさん」と親しみを込めて呼んでくれていましたね。
しかし、社長になった途端、「社長」と呼ばれるようになり、距離を置かれたと感じました。そして、私も継いですぐは「会社を良くしていかなきゃ」と意気込んでしまい、経営に関する本をたくさん読んでは「わが社もこういうふうにしなくては!がんばろう!!」と、社員を集めて1人で盛り上がって話をしました。話が終わった後、従業員に「じゃあ、飲みに行こう!」と誘ったら誰も来ないというような空回りもありましたね。
■ピンチをチャンスに!手取り10万円を切るなか、新しいことに挑戦
このようなことがありながらも、だんだん従業員とも意気投合していきました。20人くらいで会社を回していた、30年以上前の従業員とは、未だに忘年会や新年会をするほど濃いつき合いになりましたね。
会社として1度目のピンチを迎えたのは、1998年から2000年にかけてです。自分自身の所得も手取りが10万円を切るほど金銭的に厳しく、貯金を取り崩さなければなりませんでした。
しかし、そのような状況だったからこそ、それまでは幼児までだった対象年齢を小学校低学年まで広げたり、オファーがあっても手をつけていなかった海外展開を始めたりしたほか、「見るもの」と「書くもの」しかなかった教材に、「聞くもの」もプラスして「視聴覚教材」をスタートさせるなど、新しい挑戦ができたんです。「世の中の子どもや親御さんの役に立つ仕事をしているこの会社が、淘汰されるはずがない」という思いで踏ん張った日々でしたね。家に帰り子どもたちを寝かしつけた後、また会社に来て学習ソングの歌詞をつくることもありました。その結果、2年ぐらいでそのトンネルから抜け出せました。
■2度目のピンチは1度目の危機が救った
ところが、2009年からもう1度、今度は8年くらいの長いピンチが訪れます。創始者の父が亡くなったことがきっかけとなり、16億円あった売上が、半分の8億円くらいまで落ち込んでしまったのです。私はそれまで20年間、経営者に徹して仕事をしてきたのですが、父が亡くなってからは、講演をしたり本を書いたりしなくてはいけない立場になりました。経営は、他の取締役に手伝ってもらいながらしないといけない状況でしたね。
この2回目のピンチを救ったのは、1回目のピンチの際にスタートした海外展開でした。2000年から始めた海外展開は、2008年までの9年間で6つの国と地域に広がって生徒数は3,800人になっていましたが、父亡き後は、海外展開をさらに推し進めて行こうということで、中国・香港・オーストラリアのほか、さまざまなアジアの国で「七田式」を立ち上げたんです。そこに将来性を感じた金融機関も、応援してくれました。大変な時代でしたが、特に中国ではいちばん良いときは中国全土に約100教室が開校され、生徒数も40,000人に手が届くほど伸びましたね。1回目のピンチのときに手をつけていたことが、2度目のピンチで花開いた結果、ピンチを乗り越えることができたという形です。
■新しい社屋とともに第7創業のスタート
ピンチと言えるのは、1998年頃からと2009年頃からの2回だけなのですが、実は2017年からも大変な時期がありました。それまでこの会社は30年間、営業を担当するS社と一緒に仕事をしてきたのですが、その経営者が代わったことを機に、関係がうまくいかなくなってしまったんです。その結果、30年にわたる契約関係を解消し、お互いに別の道を歩むことになりました。
それからは、とにかく体制を整えるのが大変でした。5年たった今は落ち着いていますが、深夜12時までに帰れるかどうか、という毎日でしたね。ちょうど、その体制変更が始まった頃に息子が入社したので、3回目の大変な時期は一緒に過ごせました。
そんな会社ですが、今年、コロナが収束するタイミングで新たな社屋を建て、「第7創業」を迎えました。ちなみに、父が亡くなって新しい期間がスタートしたのを第5創業、S社から離れリスタートしたのを第6創業と呼んでいます。
今回の新社屋設立は、最初から予定していたわけではないのですが、建ててから30年を超えた前社屋にガタがきていたこと、Zoom会議が増えたにもかかわらず、個室がないことに悩んでいたタイミングで、声がかかり決意しました。今ではオンライン会議のできる会議室が6部屋あります。さらに、駐車場も100台停められるので、全員が車で出社しても問題ありません。20人集まって会議のできる大会議室もあります。ピンチを乗り越えたこれからの時代、新社屋とともに進んでいきます。
〈会社概要〉
法人名 : 株式会社しちだ・教育研究所
代表者名 : 七田 厚
企業ホームページ: https://www.shichida.co.jp/
所在地 : 〒695-8577 島根県江津市嘉久志町2345-5
事業内容 : 幼児・小学生向けの教育教材の研究開発・制作、
幼児・小学生教室の運営 など
〈For JAPANプロジェクトとは〉
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/373224/LL_img_373224_2.jpg
For JAPAN -日本の未来がココに-
For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え“日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN -日本の未来がココに-』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN -日本の未来がココに-』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。
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