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マンション大規模修繕を行うセラフ榎本 「外壁タイル浮き検出AIシステム」のプロトタイプが完成

マンション大規模修繕を主軸とする株式会社セラフ榎本(所在地:埼玉県川口市、代表取締役:榎本 修、以下 「当社」という)は、かねてより開発を進めている「外壁劣化検出AIシステム」の新規ラインナップとして、AIを用いて外壁タイルの浮き想定箇所を検出する「外壁タイル浮き検出AIシステム」(以下「本システム」という)のプロトタイプを開発したことを発表しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/377247/LL_img_377247_1.png
「外壁タイル浮き検出AIシステム」による解析中の様子

当社では2019年よりドローン外壁調査診断事業に注力しており、100件以上のドローン調査で得た画像データをもとに、AI解析技術を開発しました。

外壁タイルの浮き状況はこれまで人が解析していましたが、撮影した膨大な量の赤外線画像の編集及び解析に時間がかかることや、専門的な知識が必要であること、見落としのリスク、解析者によるばらつきなどの課題がありました。
本システムは、劣化状況を確認したい写真をソフトへ取り込むだけで外壁劣化箇所を検出。解析後は赤外線画像内の浮き想定箇所にマークが付くため、ひと目で劣化を判別できます。これにより、解析労力削減による低コスト化や解析の迅速化、報告書の短納期化、さらにAIと人間がダブルチェックすることで、より精度の高い外壁調査診断サービスを提供することが可能です。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/377247/LL_img_377247_2.png
左:ドローンで撮影した赤外線画像 右:AIにより解析された画像

〈本システムを用いた外壁劣化状況診断の手順〉
1. ドローンに搭載された赤外線カメラで建物の外壁タイル面を撮影する。
2. 撮影した赤外線画像を本システム搭載ソフトへ転送し解析する。
3. AIにより解析済みの写真をプロの検査員がダブルチェック。


〈メリット〉
・解析労力削減による低コスト化
・解析の迅速化
・報告書の短納期化
・AIと人間のダブルチェックによる見落としの減少
・AIによる判断の統一

今後当社は、今回完成したプロトタイプを試験的に導入しながら継続的にAIの改良を行い、精度の向上を目指すとしています。

※協力:一般財団法人 材料科学技術振興財団


〈株式会社セラフ榎本〉
昭和38年創業。今年で創業60周年を迎えた。ビル・マンションの大規模修繕工事を主軸とし、ドローン外壁調査診断などのドローン事業にも全力を注いでいる。そのほかペットリフォーム事業も展開。社会貢献活動としてドローン災害協定を2020年4月に川口市と締結。

TEL : 048-265-1883
本社所在地: 〒333-0847 埼玉県川口市芝中田2-34-16
社員数 : 90名
HP : https://www.sei.ne.jp/
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