直木賞作家・今村翔吾が歴史小説史上初の挑戦 47都道府県を網羅した掌編集『戦国武将伝』刊行 東日本編と西日本編を12/6同時発売
[23/11/28]
提供元:@Press
提供元:@Press
株式会社 PHP 研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023年12月6日に『戦国武将伝 東日本編』『戦国武将伝 西日本編』(今村翔吾 著/各税込1,980円)を発売します。本書は著者が「歴史小説界で史上初」と断言する意欲作であると同時に、全国の書店や学校を回って書店員や読者に御礼を伝えたことで話題を呼んだ「今村翔吾のまつり旅」の集大成的作品です。
画像 : https://newscast.jp/attachments/nJw32U23TrmEJONILs5s.png『戦国武将伝 東日本編』 『戦国武将伝 西日本編』
戦国武将の生きざまを都道府県別に味わえる作品
本作は、各都道府県別に一人の戦国武将を主人公とした小説47編を、「東日本編」と「西日本編」に分冊したエンタメ戦国小説集です。織田信長のような戦国時代を代表するような武将から、歴史好きや地元民に人気のある、知る人ぞ知る武将まで、著者が選び抜いた、さまざまな武将が登場します。文献から拾い上げた逸話をもとに、戦国時代に生きる武将たちの喜びや苦悩が、笑いあり、涙ありの多様なテイストの小説として描き出されています。掌編だけを集めた作品で、しかも各都道府県の戦国武将を一人取り上げて物語を紡ぐ試みを、著者は「歴史小説界では史上初」と断言しています。
全国にいる読者や出版関係者への「恩返し」の集大成
本書執筆中の2022年1月に直木賞を受賞した著者は、受賞後に、ワゴン車で日本全国を回る「今村翔吾のまつり旅」を自ら企画し、約4カ月間でおよそ270カ所の書店や学校を訪ねました。著者が地方の武将に目を向けたり、全国の書店や学校を精力的に回ってきた背景にあるものは、自身を応援してくれる読者や出版業界、作家として認められるきっかけとなった地方の文学賞へ恩返しをしたいという、強い願いです。著者と編集者は、本書を「今村翔吾のまつり旅」の集大成的作品と位置づけ、多くの人に楽しんでもらうことを目指しました。
12月3日オープンの「佐賀之書店」で先行販売を実施
2023年12月3日には、オーナーとしてJR佐賀駅構内に「佐賀之書店」を出店し、サイン会とトークショーを開催します。当日は『戦国武将伝 東日本編/西日本編』あわせて200冊が、店頭限定で先行販売されます。佐賀之書店へのお問い合わせは、sagano-book@zusyu.co.jpまで。
12月8日(金)19時よりYouTube Liveを開催
著者が出演するYouTube Liveが、以下のとおり行われます。作品の裏話や作品を通じて読者に伝えたいメッセージなど、ここでしか聞けない話を配信予定です。
日時:12月8日(金)19時〜20時予定
配信:https://youtube.com/live/zsThpMInKsY?feature=share
著者について
今村翔吾(いまむら・しょうご)
1984年、京都府生まれ。滋賀県在住。ダンスインストラクター、作曲家、守山市埋蔵文化財調査員を経て作家デビュー。2016年、第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞、18年、『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞、同年、「童神」で第10回角川春樹小説賞を受賞(刊行時『童の神』と改題)。20年、『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、第8回野村胡堂文学賞、『じんかん』で第11回山田風太郎賞、21年、「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第6回吉川英治文庫賞、22年、『塞王の楯』で第166回直木三十五賞を受賞。
画像 : https://newscast.jp/attachments/XYvw1sGfPdGFur3UdzU1.jpg著者近影(撮影:佐賀章広)
書誌情報
タイトル: 『戦国武将伝 東日本編』
ISBN:978-4-569-85589-9
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85589-9
タイトル: 『戦国武将伝 西日本編』
ISBN:978-4-569-85590-5
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85590-5
※以下は2冊共通です
著者:今村翔吾
発売日:2023年12月6日
ページ数:320ページ
定価:1,980円(税込)
判型・製本: 四六判上製
発行:株式会社PHP研究所
※著者取材のお取り次ぎや、書評などのための献本も承っておりますので、お申し付けください。