結婚相談所マリーミー、2023年総括と今年の予測を発表 パワーカップル増加や二拠点婚など婚活市場が多様化
[24/01/30]
提供元:@Press
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累計1,000組以上の成婚実績を持つ結婚相談所マリーミー(株式会社エムエスピー、本社:東京都渋谷区、代表:植草 美幸)が、婚活関連の最新見解を発表いたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/382966/LL_img_382966_1.jpg
結婚相談所マリーミー代表 植草 美幸
【結婚相談所マリーミー】 https://marrymeweb.com/
■2023年の婚活キーワードは、「パワーカップル」「医師よりIT」「尊敬婚」
2023年は、当社マリーミーでも例年を上回るペースでカップルが誕生しました。その中で見えてきたのが、「パワーカップル」「尊敬婚の増加」「医師よりIT」という傾向です。
まず「パワーカップル」については、はっきりとした定義はありませんが、一般的には「夫婦共に年収700万円以上」と言われています(ニッセイ基礎研究所のレポート「パワーカップル世帯の動向」より)。当社マリーミーでも、男女ともに年収700万円以上の男女が成婚するケースが2023年でかなり増えました。
パワーカップルが増えた背景には、「物価が上がる一方で給料は上がらず、これからが不安だ」という経済的な背景があります。「だったら助け合おう」という同志のような感覚が生まれ、男女問わず家事・育児はできるほうがするという考え方が、特に若い世代に増えています。そのため料理が得意な男性や、調理・掃除などの家電情報に詳しい男性も見受けられます。
次に「尊敬婚の増加」ですが、「尊敬婚」とは「女性の方が年齢や年収が上で、男性もそんな女性を人として尊敬している」という男女の結婚です。最近は、初回のカウンセリングで男性に「どんな女性がいいですか?」と聞くと、「頼れる女性がいいです」と答える人も増えています。また以前は、「20代から30代前半までの女性を希望します」と言う人が圧倒的に多かったのですが、今は「30代から40代前半」と言う男性もたくさんいます。これは、必ずしも子供を持てなくても、助け合って生きていきたいと考える方が増えていることを示しています。
そして最後に「医師よりIT」ですが、長らく婚活現場では「医師との結婚」が一番人気で憧れの的でした。ただ最近は、IT企業の会社員に人気が移って来ています。理由として、「IT企業社員の高収入化」「リモートワークが出来るなど、働き方の自由度や人当たりの良さ」「医師家系などのように、過干渉な親が少ないこと」などがあげられます。
■2024年の婚活予測は、「二拠点婚」「事実婚」「子連れ再婚」
次に2024年の婚活事情を予測してみます。昨年の動向から推測できるキーワードは、「二拠点婚」「事実婚」「子連れ再婚」の増加です。
まず「二拠点婚」は、コロナ禍から少しずつ増え始めましたが、今後ますます増えていくと思われます。従来の婚活では、物理的な距離がマッチングの壁になることがありましたが、オンラインで婚活が出来るようになり、北海道と沖縄の方でも会えるようになりました。また当社マリーミーでは、海外在住者同士で、当面は別々に暮らす前提で結婚される方も複数出ています。二拠点生活は、結婚しても夫婦それぞれが住まいや働き方を選択できるということであり、結婚して家庭に入ることがゴールではない今の時代を象徴していると言えます。
次に「事実婚」ですが、女性の社会進出に合わせて、「法律婚にはこだわらない」「選択的夫婦別姓を希望する」という方が増えている実感があります。特に経営者や医師・研究職の女性は、名前が変わることに大きな不都合があったり、法律婚による遺産相続や配偶者控除のメリットもない場合、「名前を変えてまで入籍したくない」という考え方を見聞きします。芸能人でも事実婚を選ばれることが増えている中、今後もこの考え方は広がりそうです。
そして最後の「子連れ再婚」ですが、前提として、共働きの時代となり家族の形も多様化しています。夫婦が添い遂げる努力をすることはもちろん素晴らしいですが、我慢して結婚生活を続けることだけが美徳ではなく、お互いのため、子供のために離婚を選ぶ選択肢もあります。また最近は、離婚や再婚をしても、それぞれの親子で関係を良好に築いているケースが増えてきました。芸能人の男性でも、「(離婚した)前妻との娘さんと、再婚した妻と3人でディズニーランドへ出かけた」というニュースがありましたが、ステップファミリーや、子連れ再婚をした家族への理解の幅は広がっています。
日本の場合は、母親側が親権を取るケースが圧倒的に多いので、女性が再婚する際に「子連れで再婚」することは、今後もますます増えるのではないでしょうか。
これらを踏まえて、2024年も結婚相談所マリーミーは、時代に合わせた婚活のアドバイスを行ってまいります。
◆結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸(うえくさ・みゆき) 経歴
恋愛・婚活アドバイザー、株式会社エムエスピー代表取締役。
1995年、アパレル業界に特化した人材派遣会社・株式会社エムエスピーを創業。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。
以後14年間にわたり、ラジオも含めて年間約2,000人にアドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の成婚率(※)を誇る。著書は『ワガママな女におなりなさい(講談社)』『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること (諏内 えみ氏との共著、青春出版社)』『結婚の技術(中央公論新社)』など。
(※) 成婚退会者数÷全体退会者数で算出。2022年1月以降の統計における成婚率は82%。
●結婚相談所マリーミー https://marrymeweb.com/
●植草 美幸オフィシャルブログ https://ameblo.jp/miyureia/
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結婚相談所マリーミー代表 植草 美幸
【結婚相談所マリーミー】 https://marrymeweb.com/
■2023年の婚活キーワードは、「パワーカップル」「医師よりIT」「尊敬婚」
2023年は、当社マリーミーでも例年を上回るペースでカップルが誕生しました。その中で見えてきたのが、「パワーカップル」「尊敬婚の増加」「医師よりIT」という傾向です。
まず「パワーカップル」については、はっきりとした定義はありませんが、一般的には「夫婦共に年収700万円以上」と言われています(ニッセイ基礎研究所のレポート「パワーカップル世帯の動向」より)。当社マリーミーでも、男女ともに年収700万円以上の男女が成婚するケースが2023年でかなり増えました。
パワーカップルが増えた背景には、「物価が上がる一方で給料は上がらず、これからが不安だ」という経済的な背景があります。「だったら助け合おう」という同志のような感覚が生まれ、男女問わず家事・育児はできるほうがするという考え方が、特に若い世代に増えています。そのため料理が得意な男性や、調理・掃除などの家電情報に詳しい男性も見受けられます。
次に「尊敬婚の増加」ですが、「尊敬婚」とは「女性の方が年齢や年収が上で、男性もそんな女性を人として尊敬している」という男女の結婚です。最近は、初回のカウンセリングで男性に「どんな女性がいいですか?」と聞くと、「頼れる女性がいいです」と答える人も増えています。また以前は、「20代から30代前半までの女性を希望します」と言う人が圧倒的に多かったのですが、今は「30代から40代前半」と言う男性もたくさんいます。これは、必ずしも子供を持てなくても、助け合って生きていきたいと考える方が増えていることを示しています。
そして最後に「医師よりIT」ですが、長らく婚活現場では「医師との結婚」が一番人気で憧れの的でした。ただ最近は、IT企業の会社員に人気が移って来ています。理由として、「IT企業社員の高収入化」「リモートワークが出来るなど、働き方の自由度や人当たりの良さ」「医師家系などのように、過干渉な親が少ないこと」などがあげられます。
■2024年の婚活予測は、「二拠点婚」「事実婚」「子連れ再婚」
次に2024年の婚活事情を予測してみます。昨年の動向から推測できるキーワードは、「二拠点婚」「事実婚」「子連れ再婚」の増加です。
まず「二拠点婚」は、コロナ禍から少しずつ増え始めましたが、今後ますます増えていくと思われます。従来の婚活では、物理的な距離がマッチングの壁になることがありましたが、オンラインで婚活が出来るようになり、北海道と沖縄の方でも会えるようになりました。また当社マリーミーでは、海外在住者同士で、当面は別々に暮らす前提で結婚される方も複数出ています。二拠点生活は、結婚しても夫婦それぞれが住まいや働き方を選択できるということであり、結婚して家庭に入ることがゴールではない今の時代を象徴していると言えます。
次に「事実婚」ですが、女性の社会進出に合わせて、「法律婚にはこだわらない」「選択的夫婦別姓を希望する」という方が増えている実感があります。特に経営者や医師・研究職の女性は、名前が変わることに大きな不都合があったり、法律婚による遺産相続や配偶者控除のメリットもない場合、「名前を変えてまで入籍したくない」という考え方を見聞きします。芸能人でも事実婚を選ばれることが増えている中、今後もこの考え方は広がりそうです。
そして最後の「子連れ再婚」ですが、前提として、共働きの時代となり家族の形も多様化しています。夫婦が添い遂げる努力をすることはもちろん素晴らしいですが、我慢して結婚生活を続けることだけが美徳ではなく、お互いのため、子供のために離婚を選ぶ選択肢もあります。また最近は、離婚や再婚をしても、それぞれの親子で関係を良好に築いているケースが増えてきました。芸能人の男性でも、「(離婚した)前妻との娘さんと、再婚した妻と3人でディズニーランドへ出かけた」というニュースがありましたが、ステップファミリーや、子連れ再婚をした家族への理解の幅は広がっています。
日本の場合は、母親側が親権を取るケースが圧倒的に多いので、女性が再婚する際に「子連れで再婚」することは、今後もますます増えるのではないでしょうか。
これらを踏まえて、2024年も結婚相談所マリーミーは、時代に合わせた婚活のアドバイスを行ってまいります。
◆結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸(うえくさ・みゆき) 経歴
恋愛・婚活アドバイザー、株式会社エムエスピー代表取締役。
1995年、アパレル業界に特化した人材派遣会社・株式会社エムエスピーを創業。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。
以後14年間にわたり、ラジオも含めて年間約2,000人にアドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の成婚率(※)を誇る。著書は『ワガママな女におなりなさい(講談社)』『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること (諏内 えみ氏との共著、青春出版社)』『結婚の技術(中央公論新社)』など。
(※) 成婚退会者数÷全体退会者数で算出。2022年1月以降の統計における成婚率は82%。
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●植草 美幸オフィシャルブログ https://ameblo.jp/miyureia/