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“ワクワク”シニアと“不安”な若者〜生活者の感情測定調査より〜

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京、社長:秋山創一)は、生活者と社会を広く洞察していくために
生活者の感情測定調査を開始しました。

「人は行動する前に、心が動いている」。
人の心の動きを捉えることが、その先に起こる事象の予測に繋がるとの仮説に基づき、当社では生活者の『今の気分』を測定する定点調査を開始しました。本調査で得られる生活者の気分の変動と、既存の行動捕捉データの変動との関連性を読み解き、未来予測に繋げていく取組みです。

この調査では様々な『今の気分』を測定していますが、今回は『ワクワク度』と『不安度』について、
2013年7月調査から得られた年代別の特徴をご紹介します。
※今の気分を「どのくらいそう感じているか」という度合いで質問し、『ワクワク』や『不安』の他、幸せ・希望・誇らしさ・
だるさ・焦り・沈み・イライラなどの感情についても0%、10%、20%、・・・100%の11段階で回答を得ています。

『ワクワク度』では若者で低く、シニアで高い傾向、逆に『不安度』は若者で高く、シニアで低い結果となっています。
若者(10〜20代)から出てきた感情に影響を与えているエピソードを解析していくと、
勉強や就職、仕事など見えない未来に対する『不安』、やらなければいけないことは山積みにも関わらず出来ていないことで、さらに『不安』を増長している様子がうかがえました。

 逆に、シニア層(60代以上)のエピソード解析からは、
加齢による健康不安を持ちつつも、リタイアにより仕事上のストレスがなくなったことが手伝って、新たな人生の楽しみ方を見つけ、心地よい生活を送っていることが見えてきました。
今、団塊世代を中心に“元気”で“活動的な”シニアが注目されることが多いですが、『気持ち』の面からもその様子を垣間見ることができました。これも、『心』と『行動』の連動のひとつと言えるのではないでしょうか。

今後は、時系列での『今の気分』の動きや、既存データとの連動の検証結果などについてご報告させていただく予定です。

本調査結果の詳細についてはお問い合わせ下さい。
@Pressリリースへ
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