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沢井製薬株式会社(本社：大阪市淀川区、代表取締役社長：澤井 光郎)は、6月24日(月)〜7月31日(水)の期間、ジェネリック医薬品にまつわる体験談(エピソード)を募集する「わたしとジェネリック」エピソードキャンペーンを開催いたしました。このたび応募1,269通の中から入賞24作品を選定し、9月25日(水)にコーポレートサイト( http://www.sawai.co.jp/ )で発表いたします。


◆企画の目的
・実際に使用した患者さんの生の声を医療関係者や患者さんに届ける。
政府の普及促進策等もあり、ジェネリック医薬品の認知は、以前と比べて高まっています。その一方で、「価格が安い＝品質に疑問が残る」、「何となく不安で、使用に踏み切れない」といったご意見があるのも事実です。そこで企業発の情報ではなく、同キャンペーンで集まった、ジェネリック医薬品を実際に使用した患者さん(第三者)の生の声をお届けすることで、ジェネリック医薬品への理解をより深めていただく一助にしたいと考えています。

・ジェネリック医薬品を使用した患者さんの生の声を聴く。
ジェネリック医薬品を通じて体験した患者さんの体験談(生の声)は、我々ジェネリック医薬品メーカーにとって貴重な財産であり、当社の企業理念「なによりも患者さんのために」を実感できるものと捉えています。


◆入賞作品
2013年度は、1,269通もの応募をいただき、厳正なる審査の結果、＜大賞＞1作品(次項参照)、＜優秀賞＞5作品、＜ジェネちゃん賞＞18作品が決定いたしました。
寄せられたエピソードには、「子どもの薬に関する自学勉強を手伝ったことで、ジェネリックに関する知識と親子の絆が深まった。」という父親のエピソード、「両親が主治医から薦められたジェネリックのおかげで、経済的負担が軽減しただけでなく、精神的なストレスも減って喜んでいる。」という娘からのエピソードなど、具体的な体験談が寄せられています。
※入賞作品は9月25日より、沢井製薬コーポレートサイト内で、入賞作品24作品を公開いたします。
また入賞作品をまとめた冊子を作成し、希望者への送付も行います。
http://www.sawai.co.jp/generic/us/episode/index.html


◆受賞作品(大賞)
Y・Tさん　45歳　男性
「子どもと学んだジェネリック」
「お父さん、ジェネリックって知っとる？」小6の次男が声をかけてきた。「普通の薬より安い薬やろ！」と勢い良く答えた私。でも次男に「そんな説明じゃ自学勉強できんし、もっと分かりやすく教えて」と言われました。
そこで、二人で図書館へ行ったり、インターネットで調べたり。次男は「安いだけじゃなくて品質も同じだし、お父さんが払うお金も節約できる薬なんだ」と感心していました。せっかくなので、市役所の医療保険の係へ行ってジェネリックの説明を聞くことにしました。説明を受けた後、息子が「お父さんだけじゃなく、市のお金も助かるいい薬なんやね。どうしたら使うことができるんですか？」と市の職員に聞くと「皆さんに使ってもらいたくて、ジェネリックカードを作って置いてあるんです」と私たちに1枚くれました。
子どもとの自学勉強を通じてジェネリックの効果を知ることができ、普通の薬より安い薬としか理解していないことに気づきました。また、貴重な時間を一緒に過ごし親子でふれあうこともできました。
健康に感謝しつつ、息子とカードを使える日を楽しみにしています。


◆当社代表取締役社長　澤井 光郎のコメント
今年の「わたしとジェネリック」エピソードキャンペーンも、1,269通ものご応募をいただき、ジェネリック医薬品に対する患者さんの関心の高さを表す結果となりました。
今年のエピソードの傾向は、今までの「ジェネリックに替えて経済的負担が軽減した」ことに加えて、「経済的な負担の軽減が、精神的な負担の軽減にも繋がった」というものが目立ち、ジェネリックが果たす役割の意義深さを改めて実感しております。また、ジェネリックを介した医師・薬剤師の先生方とのコミュニケーションや、ジェネリックお願いカード・お願いシールといった、依頼の際に補助的な役割を果たすツールの有用性に関するエピソードも多く寄せられ、医療現場で確実にジェネリックが広がり、患者さんのお役に立っていることが確認できました。
当社は「なによりも患者さんのために」という企業理念を掲げております。このキャンペーンで寄せられた、患者さんの生の声を全従業員に周知させることで、我々の使命の大きさを再確認させ、患者さん、医療関係者の皆さんのお役に立つ企業であり続けられるよう励んでまいります。