24時間監視で異常を早期発見し“突風・竜巻”被害を未然に防ぐ業界初「風速・足場倒壊監視システム」を全国工事現場へ展開!
[13/09/20]
提供元:@Press
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セミカスタマイズできる無線ネットワークモジュール「フレキシブルセンサ」を提供する日本電業工作株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本 眞)は、昨今多発している異常気象による強風・突風による足場倒壊の危険から安全を守る『風速・足場倒壊監視システム』を開発しました。
当社工事部や工事会社 株式会社ミライト(本社:東京都江東区、代表取締役社長:鈴木 正俊)との協力のもと行った足場倒壊のノウハウ研究を基に、風速センサとマグネットセンサを組合せた、業界初の当システムを全国工事現場に向けて展開していきます。
無線センサネットワーク「フレキシブルセンサ」
http://www.den-gyo.com/solution/solution10_a.html
現状の工事現場では、風速監視は吹流しを目視している現場が多く、風速計で計測する場合は実際に人が足を運んで測定する必要がありました。無線センサネットワークを利用した本システムでは、風速が設定した基準値を超えた場合や建物と足場のズレを検知した場合に、直接管理者にSMSアラームを送ることができ、現場から離れていてもリアルタイムに風速値の状況が確認できることが最大のメリットとなっております。
【製品概要】
足場上部に「風速センサ」「マグネットセンサ(足場倒壊検知)」をつけ、風速データを定期的に管理者にお知らせするとともに、何か異常があった際にアラームを発報するシステム。
■風速センサ
・平均風速を定刻通知
・設定風速超過でアラーム通知可能
・過去の風速データを確認可能
毎日決まった時間に風速データを管理者の携帯電話にSMSでお知らせします。早朝に設定すれば、始業前に現場の風速が確認できるので、その日の工事可否や準備物品を現場に行く前に判断できます。また、設定風速を超過するとアラーム通知することも可能なので、風速10m/sを超した場合など危険値の目安としてメールを受け取ることもできます。早朝や夜間、休みの日など、現場にいなくても風速の状況がわかるので、人件費や移動費といったコストを抑制して管理することが可能です。
■マグネットセンサ(足場倒壊検知)
・建物本体と足場のズレを検知
足場倒壊は上部が風を受けて倒壊が始まることが多いため、建物本体上部と足場にマグネットセンサを設置し、そのズレを検知した時に、管理者の携帯電話にSMSでお知らせします。少しのズレを検知することで、その後起こると予想される足場の倒壊を防止、二次災害を防ぐことができます。
【構成】
図1:風速センサ、マグネットセンサが異常を検知し、直接管理者にSMSを送信
http://www.atpress.ne.jp/releases/38815/A_1.jpg
図2:強風による足場倒壊までの推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/38815/B_2.png
図3:センサの動きとSMS表示
http://www.atpress.ne.jp/releases/38815/C_3.jpg
【製品の特長】
このシステムは、平均消費電力が0.36Wと低消費電力なので太陽光パネルで運用できます。240mm×240mmの小型太陽光パネルと2Ahの小型鉛蓄電池で24時間システム運用するので、商用電源が確保できない屋外の工事現場に最適です。太陽光パネルは不日照運用日数3日(※)を確保します。 ※搭載するセンサ、通知頻度により運用日数は異なります。
データ通信ネットワークに3G回線を利用することでセンサから直接管理者へSMSアラームを送ることができ、新たにゲートウェイを敷設する必要がなく、監視ネットワークを構築できます。本体内には自販機管理などに使用されている日本電業工作社製のFOMAルーフトップアンテナが内蔵されていますので確実な情報伝送が可能となります。
【工事現場での実証実験に成功!】
システムは、ミライト社の工事現場で実際にご利用いただき、風速センサとマグネットセンサのデータ情報を管理者の方の携帯電話にお知らせする実験を行いました。
風速データは毎日7:00の定刻通知と、瞬間風速10m/sを超した際のアラーム通知を設定。マグネットセンサは作業員の方が足場倒壊の模擬でマグネットセンサを離したところ、そのズレを検知しアラーム発報しました。風速センサとマグネットセンサの2段階アラーム監視で、足場倒壊防止には最適だとトライアルは大成功しました。
【解決した問題】
これまで目視であった風速データを数値として「見える化」することで、これまで現場監督の経験やカンに頼っていた判断を明確にするとともに、管理者が現場にいなくても、現場の状況を把握することが可能となりました。そのため事前に工事可否の判断ができたり、作業中に危険値の警告を受け取ることができたり、現場の状況をリアルタイムに把握することができるようになりました。
また足場のズレを早期に検知することにより、足場倒壊やそれに伴う二次災害を未然に防ぐことが可能になります。工事現場の作業員のみだけでなく、近隣住民への安心・安全を考慮したシステムとなります。
装置は太陽光パネルで運用可能なので、商用電源がない屋外でも設置が可能。3G回線を利用することで、ネットワーク設備がいらず、無線ネットワークを構築できます。それゆえ取り付け、設定、取り外しが簡単なので、次の現場に流用ができ、現場監督や作業員の負担になることなく導入できます。また、工事現場の安全対策の強化につながります。
【今後の予定】
今後は、2013年末までに製品商用を目指し、安全管理に取り組む全国の建設業者、工事会社に製品展開を行う予定です。
また、こちらの製品は、下記展示会に出展いたします。
9月25日〜 9月27日「センサエキスポジャパン2013」(東京ビッグサイト)
10月 2日〜10月 4日「危機管理産業展2013」(東京ビッグサイト)
10月30日〜11月 1日「メンテナンス・テクノショー」(東京ビッグサイト)
【フレキシブルセンサ仕様】
無線インターフェース:
Wi-Fi/NTTドコモ FOMAユビキタスモジュール ※別途回線契約が必要
※特定小電力無線(920MHz)対応も開発中
搭載インターフェース:ADC/I2C/SPI/UART/GPIO
搭載センサ :風速/開閉/温湿度/人感/3軸加速度
搭載センサ数 :最大3個
電源 :電池/AC電源/太陽電池
センサ本体サイズ :305mm×290.4mm
動作温度 :0〜40℃
動作湿度 :25RH〜85RH(%)
<日本電業工作(DENGYO)について>
1947年の創立以来、日本の通信事業発展に貢献し、通信インフラの実現を支える技術・製品を数多く創出してきました。アンテナ・フィルタといったコアビジネスの研究開発はもとより、中長期的な革新技術の創出にも積極的に取り組んでいます。
商号 : 日本電業工作株式会社
所在地 : 〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-15 JPR市ヶ谷ビル
代表者 : 代表取締役社長 岩本 眞
設立 : 1947年(昭和22年)6月17日
資本金 : 3億3,000万円
売上高 : 94億円
従業員数: 266名(平成23年3月期)
URL : http://www.den-gyo.com/
当社工事部や工事会社 株式会社ミライト(本社:東京都江東区、代表取締役社長:鈴木 正俊)との協力のもと行った足場倒壊のノウハウ研究を基に、風速センサとマグネットセンサを組合せた、業界初の当システムを全国工事現場に向けて展開していきます。
無線センサネットワーク「フレキシブルセンサ」
http://www.den-gyo.com/solution/solution10_a.html
現状の工事現場では、風速監視は吹流しを目視している現場が多く、風速計で計測する場合は実際に人が足を運んで測定する必要がありました。無線センサネットワークを利用した本システムでは、風速が設定した基準値を超えた場合や建物と足場のズレを検知した場合に、直接管理者にSMSアラームを送ることができ、現場から離れていてもリアルタイムに風速値の状況が確認できることが最大のメリットとなっております。
【製品概要】
足場上部に「風速センサ」「マグネットセンサ(足場倒壊検知)」をつけ、風速データを定期的に管理者にお知らせするとともに、何か異常があった際にアラームを発報するシステム。
■風速センサ
・平均風速を定刻通知
・設定風速超過でアラーム通知可能
・過去の風速データを確認可能
毎日決まった時間に風速データを管理者の携帯電話にSMSでお知らせします。早朝に設定すれば、始業前に現場の風速が確認できるので、その日の工事可否や準備物品を現場に行く前に判断できます。また、設定風速を超過するとアラーム通知することも可能なので、風速10m/sを超した場合など危険値の目安としてメールを受け取ることもできます。早朝や夜間、休みの日など、現場にいなくても風速の状況がわかるので、人件費や移動費といったコストを抑制して管理することが可能です。
■マグネットセンサ(足場倒壊検知)
・建物本体と足場のズレを検知
足場倒壊は上部が風を受けて倒壊が始まることが多いため、建物本体上部と足場にマグネットセンサを設置し、そのズレを検知した時に、管理者の携帯電話にSMSでお知らせします。少しのズレを検知することで、その後起こると予想される足場の倒壊を防止、二次災害を防ぐことができます。
【構成】
図1:風速センサ、マグネットセンサが異常を検知し、直接管理者にSMSを送信
http://www.atpress.ne.jp/releases/38815/A_1.jpg
図2:強風による足場倒壊までの推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/38815/B_2.png
図3:センサの動きとSMS表示
http://www.atpress.ne.jp/releases/38815/C_3.jpg
【製品の特長】
このシステムは、平均消費電力が0.36Wと低消費電力なので太陽光パネルで運用できます。240mm×240mmの小型太陽光パネルと2Ahの小型鉛蓄電池で24時間システム運用するので、商用電源が確保できない屋外の工事現場に最適です。太陽光パネルは不日照運用日数3日(※)を確保します。 ※搭載するセンサ、通知頻度により運用日数は異なります。
データ通信ネットワークに3G回線を利用することでセンサから直接管理者へSMSアラームを送ることができ、新たにゲートウェイを敷設する必要がなく、監視ネットワークを構築できます。本体内には自販機管理などに使用されている日本電業工作社製のFOMAルーフトップアンテナが内蔵されていますので確実な情報伝送が可能となります。
【工事現場での実証実験に成功!】
システムは、ミライト社の工事現場で実際にご利用いただき、風速センサとマグネットセンサのデータ情報を管理者の方の携帯電話にお知らせする実験を行いました。
風速データは毎日7:00の定刻通知と、瞬間風速10m/sを超した際のアラーム通知を設定。マグネットセンサは作業員の方が足場倒壊の模擬でマグネットセンサを離したところ、そのズレを検知しアラーム発報しました。風速センサとマグネットセンサの2段階アラーム監視で、足場倒壊防止には最適だとトライアルは大成功しました。
【解決した問題】
これまで目視であった風速データを数値として「見える化」することで、これまで現場監督の経験やカンに頼っていた判断を明確にするとともに、管理者が現場にいなくても、現場の状況を把握することが可能となりました。そのため事前に工事可否の判断ができたり、作業中に危険値の警告を受け取ることができたり、現場の状況をリアルタイムに把握することができるようになりました。
また足場のズレを早期に検知することにより、足場倒壊やそれに伴う二次災害を未然に防ぐことが可能になります。工事現場の作業員のみだけでなく、近隣住民への安心・安全を考慮したシステムとなります。
装置は太陽光パネルで運用可能なので、商用電源がない屋外でも設置が可能。3G回線を利用することで、ネットワーク設備がいらず、無線ネットワークを構築できます。それゆえ取り付け、設定、取り外しが簡単なので、次の現場に流用ができ、現場監督や作業員の負担になることなく導入できます。また、工事現場の安全対策の強化につながります。
【今後の予定】
今後は、2013年末までに製品商用を目指し、安全管理に取り組む全国の建設業者、工事会社に製品展開を行う予定です。
また、こちらの製品は、下記展示会に出展いたします。
9月25日〜 9月27日「センサエキスポジャパン2013」(東京ビッグサイト)
10月 2日〜10月 4日「危機管理産業展2013」(東京ビッグサイト)
10月30日〜11月 1日「メンテナンス・テクノショー」(東京ビッグサイト)
【フレキシブルセンサ仕様】
無線インターフェース:
Wi-Fi/NTTドコモ FOMAユビキタスモジュール ※別途回線契約が必要
※特定小電力無線(920MHz)対応も開発中
搭載インターフェース:ADC/I2C/SPI/UART/GPIO
搭載センサ :風速/開閉/温湿度/人感/3軸加速度
搭載センサ数 :最大3個
電源 :電池/AC電源/太陽電池
センサ本体サイズ :305mm×290.4mm
動作温度 :0〜40℃
動作湿度 :25RH〜85RH(%)
<日本電業工作(DENGYO)について>
1947年の創立以来、日本の通信事業発展に貢献し、通信インフラの実現を支える技術・製品を数多く創出してきました。アンテナ・フィルタといったコアビジネスの研究開発はもとより、中長期的な革新技術の創出にも積極的に取り組んでいます。
商号 : 日本電業工作株式会社
所在地 : 〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-15 JPR市ヶ谷ビル
代表者 : 代表取締役社長 岩本 眞
設立 : 1947年(昭和22年)6月17日
資本金 : 3億3,000万円
売上高 : 94億円
従業員数: 266名(平成23年3月期)
URL : http://www.den-gyo.com/