「まなびポケット」が児童・生徒の小さなSOSを早期発見しサポートするための新機能「心の健康観察」の提供を開始
[24/03/29]
提供元:@Press
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NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)のクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」では、児童・生徒の毎日のメンタルヘルス状況を把握し、学校全体でサポートするための「心の健康観察」(以下 本サービス)の提供を本日3月29日より開始します。
なお、「まなびポケット」は全国で12,500校以上の学校よりお申し込みをいただき、申し込みID数は500万ID(※1)を超え、学習eポータル(※2)としてNo.1のシェア(※3)を獲得しています(2023年5月時点)。
1. 背景
文部科学省では、令和4年度の不登校児童・生徒数が過去最多となった状況を踏まえ、「誰一人取り残されない学びの保障」に向けた取組の緊急強化を図るため「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」(※4)を取りまとめ、不登校・いじめに対する方針を示しています。その中で、地方公共団体などにおいて不登校・いじめ双方に、困難を抱える児童・生徒の支援に向けたアプリケーションや、専門家の支援等を活用した心や体調の変化の早期発見・早期支援を目的とした「心の健康観察」の推進が求められています。そこでNTT Comは、児童・生徒の小さなSOSを早期に発見し、不登校・いじめの未然防止に向け学校をサポートするために本サービスを提供します。(※5)
まなびポケットは、これまでも教職員が学級状態を多角的に把握することができるアンケートツール「WEBQU」(※6)の提供により、学校による不登校・いじめの未然防止、早期発見のサポートを行ってきました。また、MEXCBT(※7)で配信される児童・生徒の自己評価型の質問紙である「ScTN質問紙」(※8)の結果を可視化する「ScTN view」では、「主体的・対話的で深い学びの実現状況」を定量的に把握し、児童・生徒の指導や学校経営改善に役立てていただくことが可能です。
上記のサービスに加え、本サービスを提供することにより、児童・生徒の毎日のメンタルヘルスを把握しやすくなり、多角度から学校側でのより迅速なサポートが可能となります。
2. 本サービスの概要
本サービスでは、まなびポケット上に表示される4つの選択肢から児童・生徒が自身のメンタルヘルスに合う選択肢を回答し、教職員はその結果を確認することができます。ネガティブな回答が続いている児童・生徒はアラート表示され、教職員による支援が必要な児童・生徒の早期発見をサポートします。また、まなびポケットのアカウントから利用できるため、既にまなびポケットをご利用中の場合、新規アカウント登録は不要であり、学校側のシステム管理の負担を軽減します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/390063/img_390063_1.png
各学校の心の健康観察のデータは、まなびポケットを利用している自治体向けのダッシュボード(※9)に連携され、サマリー情報が可視化されます。ダッシュボードは学校だけでなく教育委員会でも閲覧可能であるため、自治体内で本サービスを利用している全学校のアラート件数の推移を確認し、データから対策を検討することが可能となります。さらに、まなびポケットの保護者向けデジタル連絡機能(※10)を利用している場合は、欠席状況なども同じダッシュボード上に可視化されるため、児童・生徒の様子を一元的に確認することが可能です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/390063/img_390063_2.png
詳細は以下、サービスページをご確認ください。
https://manabipocket.ed-cl.com/kokoro/
3. 今後について
今後は、保健室の利用状況など多面的なデータをまなびポケットのダッシュボード上に一元的に可視化することで、児童・生徒が安心して学べる環境作りと教職員の業務がより効果的・効率的に進むよう支援していきます。
NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/390063/img_390063_3.png
https://www.nttdocomo.co.jp/biz/special/docomobusiness/
NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/390063/img_390063_4.png
https://www.ntt.com/about-us/re-connectx.html
(※1): ID数には、「まなびポケット」を利用する教職員、児童・生徒、保護者のIDが
含まれます。
(※2): 学習eポータルは、GIGAスクール構想で整備された一人一台環境と高速ネットワークを
活かし、ソフトウェア間の相互運用性を確立してユーザーにとっての操作性を向上
させるとともに、教育データをより良く活用するために構想された、日本の初等中等
教育向けのデジタル学習環境のコンセプトのことです。
(※3): 株式会社MM総研「小中GIGAスクールにおけるICT整備動向調査
(2023年5月時点)」より引用。
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=599%EF%BC%89%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%A6%E3%80%81%E5%AD%A6%E7%BF%92e
(※4): 文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する
調査結果及びこれを踏まえた緊急対策等について(通知)」にて記載。
(※5): 学習eポータルとしてまなびポケットをご利用中のお客様はお申込み不要です。
2026年3月末まで無料で提供します。
(※6): WEBQUとは、株式会社WEBQU教育サポート( https://www.webqu.jp/ )が提供・
管理する教職員が児童・生徒の状態を多角的に知ることができるアンケートツール
です。まなびポケットを経由しWEBQUのアンケートに回答後、結果はすぐに
教職員にフィードバックされます。詳細は下記リンクから。
https://manabipocket.ed-cl.com/feature/webqu/
(※7): MEXCBTとは、文部科学省によって開発されたオンラインの教育システムです。
詳細は下記リンクから。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/mext_00001.html
(※8): ScTN質問紙とは、一般社団法人School Transformation Networking*が提供・
管理する児童・生徒による自己評価型の質問紙です。文部科学省CBTシステム
「MEXCBT」に搭載され、全国の児童生徒が受検できます。
*( https://sctn.jp/ )
(※9): 自治体の方であれば無料で利用可能です。今後提供される機能には有償プランが
含まれます。詳細は下記リンクから。
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2023/1026.html
(※10): 無料で出欠連絡や保護者への一斉連絡が行える機能です。詳細は下記リンクから。
https://manabipocket.ed-cl.com/digital-contact-for-parents/
関連リンク
・報道発表「「まなびポケット」が令和の日本型学校教育を支える「ダッシュボード」の提供を開始」(2023年10月)
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2023/1026.html
・報道発表「NTTコミュニケーションズとNTTコノキュー、XRを活用した先進的な英語教育を実現!教室留学で国際交流♪」(2023年10月)
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2023/1018_2.html
・報道発表「学習eポータル「まなびポケット」にて児童・生徒の「主体的・対話的で深い学びの実現状況」を可視化する新機能ScTN viewを提供開始」(2023年7月)
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2023/0707_2.html
・まなびポケットサービスサイト
https://manabipocket.ed-cl.com/
なお、「まなびポケット」は全国で12,500校以上の学校よりお申し込みをいただき、申し込みID数は500万ID(※1)を超え、学習eポータル(※2)としてNo.1のシェア(※3)を獲得しています(2023年5月時点)。
1. 背景
文部科学省では、令和4年度の不登校児童・生徒数が過去最多となった状況を踏まえ、「誰一人取り残されない学びの保障」に向けた取組の緊急強化を図るため「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」(※4)を取りまとめ、不登校・いじめに対する方針を示しています。その中で、地方公共団体などにおいて不登校・いじめ双方に、困難を抱える児童・生徒の支援に向けたアプリケーションや、専門家の支援等を活用した心や体調の変化の早期発見・早期支援を目的とした「心の健康観察」の推進が求められています。そこでNTT Comは、児童・生徒の小さなSOSを早期に発見し、不登校・いじめの未然防止に向け学校をサポートするために本サービスを提供します。(※5)
まなびポケットは、これまでも教職員が学級状態を多角的に把握することができるアンケートツール「WEBQU」(※6)の提供により、学校による不登校・いじめの未然防止、早期発見のサポートを行ってきました。また、MEXCBT(※7)で配信される児童・生徒の自己評価型の質問紙である「ScTN質問紙」(※8)の結果を可視化する「ScTN view」では、「主体的・対話的で深い学びの実現状況」を定量的に把握し、児童・生徒の指導や学校経営改善に役立てていただくことが可能です。
上記のサービスに加え、本サービスを提供することにより、児童・生徒の毎日のメンタルヘルスを把握しやすくなり、多角度から学校側でのより迅速なサポートが可能となります。
2. 本サービスの概要
本サービスでは、まなびポケット上に表示される4つの選択肢から児童・生徒が自身のメンタルヘルスに合う選択肢を回答し、教職員はその結果を確認することができます。ネガティブな回答が続いている児童・生徒はアラート表示され、教職員による支援が必要な児童・生徒の早期発見をサポートします。また、まなびポケットのアカウントから利用できるため、既にまなびポケットをご利用中の場合、新規アカウント登録は不要であり、学校側のシステム管理の負担を軽減します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/390063/img_390063_1.png
各学校の心の健康観察のデータは、まなびポケットを利用している自治体向けのダッシュボード(※9)に連携され、サマリー情報が可視化されます。ダッシュボードは学校だけでなく教育委員会でも閲覧可能であるため、自治体内で本サービスを利用している全学校のアラート件数の推移を確認し、データから対策を検討することが可能となります。さらに、まなびポケットの保護者向けデジタル連絡機能(※10)を利用している場合は、欠席状況なども同じダッシュボード上に可視化されるため、児童・生徒の様子を一元的に確認することが可能です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/390063/img_390063_2.png
詳細は以下、サービスページをご確認ください。
https://manabipocket.ed-cl.com/kokoro/
3. 今後について
今後は、保健室の利用状況など多面的なデータをまなびポケットのダッシュボード上に一元的に可視化することで、児童・生徒が安心して学べる環境作りと教職員の業務がより効果的・効率的に進むよう支援していきます。
NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/390063/img_390063_3.png
https://www.nttdocomo.co.jp/biz/special/docomobusiness/
NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/390063/img_390063_4.png
https://www.ntt.com/about-us/re-connectx.html
(※1): ID数には、「まなびポケット」を利用する教職員、児童・生徒、保護者のIDが
含まれます。
(※2): 学習eポータルは、GIGAスクール構想で整備された一人一台環境と高速ネットワークを
活かし、ソフトウェア間の相互運用性を確立してユーザーにとっての操作性を向上
させるとともに、教育データをより良く活用するために構想された、日本の初等中等
教育向けのデジタル学習環境のコンセプトのことです。
(※3): 株式会社MM総研「小中GIGAスクールにおけるICT整備動向調査
(2023年5月時点)」より引用。
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=599%EF%BC%89%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%A6%E3%80%81%E5%AD%A6%E7%BF%92e
(※4): 文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する
調査結果及びこれを踏まえた緊急対策等について(通知)」にて記載。
(※5): 学習eポータルとしてまなびポケットをご利用中のお客様はお申込み不要です。
2026年3月末まで無料で提供します。
(※6): WEBQUとは、株式会社WEBQU教育サポート( https://www.webqu.jp/ )が提供・
管理する教職員が児童・生徒の状態を多角的に知ることができるアンケートツール
です。まなびポケットを経由しWEBQUのアンケートに回答後、結果はすぐに
教職員にフィードバックされます。詳細は下記リンクから。
https://manabipocket.ed-cl.com/feature/webqu/
(※7): MEXCBTとは、文部科学省によって開発されたオンラインの教育システムです。
詳細は下記リンクから。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/mext_00001.html
(※8): ScTN質問紙とは、一般社団法人School Transformation Networking*が提供・
管理する児童・生徒による自己評価型の質問紙です。文部科学省CBTシステム
「MEXCBT」に搭載され、全国の児童生徒が受検できます。
*( https://sctn.jp/ )
(※9): 自治体の方であれば無料で利用可能です。今後提供される機能には有償プランが
含まれます。詳細は下記リンクから。
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2023/1026.html
(※10): 無料で出欠連絡や保護者への一斉連絡が行える機能です。詳細は下記リンクから。
https://manabipocket.ed-cl.com/digital-contact-for-parents/
関連リンク
・報道発表「「まなびポケット」が令和の日本型学校教育を支える「ダッシュボード」の提供を開始」(2023年10月)
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2023/1026.html
・報道発表「NTTコミュニケーションズとNTTコノキュー、XRを活用した先進的な英語教育を実現!教室留学で国際交流♪」(2023年10月)
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2023/1018_2.html
・報道発表「学習eポータル「まなびポケット」にて児童・生徒の「主体的・対話的で深い学びの実現状況」を可視化する新機能ScTN viewを提供開始」(2023年7月)
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2023/0707_2.html
・まなびポケットサービスサイト
https://manabipocket.ed-cl.com/