大黒屋とLINEヤフーが「おてがるブランド買取」概念実証開始!AI写真即時査定、買取額に加えて「Yahoo!オークション」落札額に応じた金額を還元!
[24/05/27]
提供元:@Press
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株式会社大黒屋(本社:東京都港区、代表取締役社長:小川 浩平)は、LINEヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO 出澤 剛)が運営する日本最大級のネットオークションサービス「Yahoo!オークション」において業務提携を行い、2024年5月27日(月)よりAI買取査定サービス『おてがるブランド買取』のパイロットタイプの提供を開始します。このパイロットタイプの期間を経て、2024年7月1日(月)より正式版の提供を開始する予定です。
『おてがるブランド買取』はLINEを利用して、中古ブランド品を大黒屋が買い取り、「Yahoo!オークション」に出品し、落札金額に応じて追加の買取代金を利用者に還元するサービスです。利用者は商品を手放す前に、LINE公式アカウント上でのAI鑑定士による簡易画像査定を通じて、目安となる買取額を把握することが可能になります。また、買取に関わる登録・集荷・査定・振込などのやりとりがLINE公式アカウント上のチャットボット上で完結します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/395978/img_395978_1.png
<「おてがるブランド買取」LINE公式アカウント>https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=837hhxlz
<「おてがるブランド買取」サイトURL>https://lp.daikokuya78.com/otegaru
■ ■「おてがるブランド買取」
5月27日(月)より、提供を開始する「おてがるブランド買取」は、利用者の中古ブランド品をLINE公式アカウント上で買い取り、同商品を「Yahoo!オークション」へ一定期間出品したのち、オークション結果に応じて、追加の買取代金を還元するサービスです。やり取りはすべてLINE公式アカウント上で完結し、スムーズに行われます。お手軽に査定と買取ができるだけでなく、「Yahoo!オークション」への出品後には実質買取金額が最大5倍*に上乗せされる可能性があり、お得に利用できます。
※…条件あり、本紙下部の表を参照
【「おてがるブランド買取」利用方法】
1.「おてがるブランド買取」LINE公式アカウントを友だち追加
<「おてがるブランド買取」LINE公式アカウント>https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=837hhxlz
<「おてがるブランド買取」サイトURL>https://lp.daikokuya78.com/otegaru
2.「おてがるブランド買取」のLINE公式アカウントで「写真査定」をタップ。ガイドに沿ってブランド品の写真を送信
3.買取金額の目安を確認
4.「買取発送」をタップし、LINE公式アカウントの案内に従い、買取査定に出す商品を選択
5.大黒屋店舗もしくは自宅から商品を発送後、大黒屋鑑定士が査定。LINE公式アカウントで正式査定金額が提示される
6.正式査定金額に納得したら、買取成立
7.LINE公式アカウントにて振込銀行口座の登録の案内に従って登録後、買取額入金
8.大黒屋での買取完了後、査定内容に応じて「Yahoo!オークション」へ自動出品
9.「Yahoo!オークション」での落札価格に応じて、利用者の振込銀行口座に追加入金
●「おてがるブランド買取」LINE公式アカウント写真査定ご利用のイメージ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/395978/img_395978_2.png
【落札金額に応じた還元率】
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/395978/img_395978_5.jpg
【AI写真査定を実現する最新技術】
大黒屋では、約8年前からAI鑑定・査定及びグローバルダイナミック・プライシングの確立に着手しました。グローバル規模での買収や業務提携を通じて、日本・米国・欧州・中国を中心にブランド品のデータ収集を進め、AI技術に最も重要な教師データの構築、訓練、最適化、及び実際応用にチャレンジ。その結果、AI鑑定・査定及びグローバルダイナミック・プライシングの技術を確立しました。
■画像認識技術
入力された商品画像データをもとに、ブランド・商品カテゴリーを特定します。最新のComputer Visionライブラリと、同社が長年にわたり培ってきたブランド品データを組み合わせ、高い精度での特定を実現しております。
■ダイナミック・プライシング
入力された商品データをもとに、最新の市場価格を提示します。同社がグローバル規模で管理している在庫情報・商品データベースを活用し、参照する商品価格データは常に最新にアップデートされます。機械学習により、ブレを含む商品データから傾向をつかみ、商品の特定や最適な査定を実現しました。
■自然言語処理
チャット上で自由に入力される文章を解析し、鑑定や査定に活用できるデータに成形した上でシステムに取り込みます。また、査定結果の提示や買取契約の締結なども、お客様との自然な応答の中で自動的に行います。
<「おてがるブランド買取」LINE公式アカウント>https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=837hhxlz
<「おてがるブランド買取」サイトURL>https://lp.daikokuya78.com/otegaru
■ ■「おてがるブランド買取」大黒屋店舗利用
「おてがるブランド買取」は、5月27日(月)より、全国の大黒屋店舗でも提供を開始します。スタッフの案内の下、サービスの利用が可能です。
■概要:(1)買取サービスのご案内(2)買取商品のお預かり
■店舗:日本全国の大黒屋店舗
https://www.daikokuya78.com/shops
■ ■業務提携の背景
大黒屋では、従前より中古ブランド品の買取・販売、機械学習を活用した画像査定、ダイナミック・プライシング、国内外で共有するデータベース及び在庫連動システム等のITシステムを開発・運用しており、それらのシステム活用を更に拡大するため、異業種との業務提携を検討してきました。
昨年11月30日に、最大手ネットオークションサービス「Yahoo!オークション」を運営するLINEヤフーと業務提携し、「Yahoo!オークション」の顧客に対して、新しいサービスの提供及びサービスコンセプトの概念実証(POC)を開始するに至りました。
LINEヤフーが持つ国内最大規模のネットワーク顧客基盤やオークションシステムに、大黒屋の培ってきた中古ブランド品の買取・販売ノウハウ、オンライン真贋鑑定・査定技術、ダイナミック・プライシング、自然言語処理を活用したチャットボット技術等を掛け合わせることで、両社のオンライン買取・販売を強化し、流通取引総額(GMV)に大きく寄与するものと考えています。
■ ■大黒屋代表取締役社長小川浩平氏コメント
「おてがるブランド買取」の提供開始及び業務提携に伴い、大黒屋 代表取締役社長 小川浩平氏のコメントを公開します。
―LINEヤフーとの業務提携を検討したきっかけ、経緯などを教えてください。
パンデミックの影響でそのペースは更に早まりましたが、これからのビジネスはますますデジタル化していくと考えており、そういった環境ではGAFAを典型例にして膨大な顧客とデータを持っているプラットフォーマーがビジネスを展開しやすい時代だと考えます。この考え方があり、まずLINEヤフーのような大型のプラットフォームを持つ企業と業務提携することを検討しました。
更に言うと、既存ビジネスのサービスや物流の中に上手く大黒屋を組み入れられることが、我々にとっては最も理にかなった戦略だと考えていました。ほとんどの企業、特にスタートアップでは自力でロジスティクスから構築しようとしますが、その多くは非効率的だと思います。一方で、今の日本の大企業は有用な資産をたくさん持っているのにそれを上手く活用できていません。更に、通常の企業であれば提携先の既存ビジネスと食い合いが生じてしまいますが、大黒屋の事業領域はLINEヤフーと共存可能であり、シナジーを生める。こういった視点もあって今回の提携に辿り着きました。
また、大黒屋との提携を通じて、プラットフォームにブランド品の買取額としてお金を入れることができます。これは今までになかったことです。現在のビジネスにおいては、ただ物を売るだけではなくて、いかにお金を創出して流通を促進できるかという視点が有効だと考えています。こういったことを実現するに向けても、LINEヤフーは親和性が高いと考えました。
―「おてがるブランド買取」のアイデアはどのように生まれたのでしょうか?
以前から弊社が社員のノウハウに依存した労働集約型ビジネスを展開していることを自覚していて、問題意識を抱えていました。特に海外でのビジネス展開の際には、この体質のためにノウハウの移転に大変苦労しました。人が覚えられることには限りがあり、一方でデータは無限に蓄積が可能です。この特性を上手く活用することは中長期的なビジネス展開においては大きなインパクトを生むだろうと考えましたし、DXの考え方は弊社のビジネスにも相性が良いと思い、まずはデータクレンジングに取り組む必要があると捉え、真っ先に取り組みました。
当初から具体的な業務提携先やサービス内容まで明確なビジョンが持てていた訳では無いですが、こういった背景から、ノウハウのデータベース化や正規化を志したことがアイデアが生まれるきっかけにあたると思います。
―「おてがるブランド買取」は利用者にとっては手軽かつお得に利用できる買取サービスだと思います。利用者にとっての最大のメリットはどのようなことだと考えますか?
シンプルに、物を売るにあたっての面倒が解消される点がまず大きなメリットだと思います。「おてがるブランド買取」では、これまで物を売るために大黒屋店舗まで足を運ばなければならなかった部分を、オンライン上で完結できる。シニア世代も若者世代も、自分に適したスタイルで二次流通市場の恩恵を、より“おてがる”に享受することができるようになる。結果的に「固定資産の流動化」を通じて、利用者ひいては社会全体に対して、より豊かな生活とSDGs社会の実現も提供できると思います。
更に、「おてがるブランド買取」は日本最大級のネットオークションサービス「Yahoo!オークション」に自動で出品される機能を持っていることで、買取り資産の流動性を高めながら、それをユーザーメリットとして還元することが出来ます。これらは今回の業務提携無しには実現出来ないことで、ユニークなポイントとなると思います。
小川 浩平
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/395978/img_395978_3.jpg
株式会社大黒屋 代表取締役社長
1979年、慶應義塾大学経済学部卒業後、総合商社トーメン(現:豊田通商)入社。1987年、コロンビア大学経済大学院修了。同年ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニーに入社し、数多くのLBO案件を手がける。1994年、香港10大財閥の一角ファー・イースト・コンソーシアム・インターナショナル・リミテッドの社長に抜擢された、日本人として唯一の経験を持つ。華僑の創業者とともに、全世界で200社に及ぶ投資先企業及び事業の経営にハンズオンで関わる。
2006年、大黒屋買収。2012年より、大黒屋代表取締役社長に就任。
■ 株式会社大黒屋
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/395978/img_395978_4.jpg
株式会社大黒屋は1947年4月に千葉県下で大黒屋質店として創業、質屋業を開始したことに始まります。その後、業容の拡大により1953年1月に株式会社として設立されました。その事業の中心は宝石・貴金属、時計、ブランド品バッグなどの販売・買取及び質預りを行っている会社です。現在は東京都港区に本社を置き、関東・中部・関西・九州で24店舗を展開しています。
【会社概要】
■会社名 株式会社 大黒屋
■創業 1947年(昭和22年)4月
■設立 1953年(昭和28年)1月
■資本金 318,095千円
■決算日 3月31日
■代表取締役 代表取締役社長 小川 浩平
■事業内容 ブランド品(バッグ・時計・宝飾品等)、ジュエリー、洋服などの買取・販売及び質屋業
■本社所在地 東京都港区港南4-1-8 リバージュ品川3F
TEL:03-3472-7740(代表)
FAX:03-3472-7741
<大黒屋公式サイトURL>https://www.daikokuya78.com/
<企業サイトURL>https://www.daikokuya78.co.jp/
『おてがるブランド買取』はLINEを利用して、中古ブランド品を大黒屋が買い取り、「Yahoo!オークション」に出品し、落札金額に応じて追加の買取代金を利用者に還元するサービスです。利用者は商品を手放す前に、LINE公式アカウント上でのAI鑑定士による簡易画像査定を通じて、目安となる買取額を把握することが可能になります。また、買取に関わる登録・集荷・査定・振込などのやりとりがLINE公式アカウント上のチャットボット上で完結します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/395978/img_395978_1.png
<「おてがるブランド買取」LINE公式アカウント>https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=837hhxlz
<「おてがるブランド買取」サイトURL>https://lp.daikokuya78.com/otegaru
■ ■「おてがるブランド買取」
5月27日(月)より、提供を開始する「おてがるブランド買取」は、利用者の中古ブランド品をLINE公式アカウント上で買い取り、同商品を「Yahoo!オークション」へ一定期間出品したのち、オークション結果に応じて、追加の買取代金を還元するサービスです。やり取りはすべてLINE公式アカウント上で完結し、スムーズに行われます。お手軽に査定と買取ができるだけでなく、「Yahoo!オークション」への出品後には実質買取金額が最大5倍*に上乗せされる可能性があり、お得に利用できます。
※…条件あり、本紙下部の表を参照
【「おてがるブランド買取」利用方法】
1.「おてがるブランド買取」LINE公式アカウントを友だち追加
<「おてがるブランド買取」LINE公式アカウント>https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=837hhxlz
<「おてがるブランド買取」サイトURL>https://lp.daikokuya78.com/otegaru
2.「おてがるブランド買取」のLINE公式アカウントで「写真査定」をタップ。ガイドに沿ってブランド品の写真を送信
3.買取金額の目安を確認
4.「買取発送」をタップし、LINE公式アカウントの案内に従い、買取査定に出す商品を選択
5.大黒屋店舗もしくは自宅から商品を発送後、大黒屋鑑定士が査定。LINE公式アカウントで正式査定金額が提示される
6.正式査定金額に納得したら、買取成立
7.LINE公式アカウントにて振込銀行口座の登録の案内に従って登録後、買取額入金
8.大黒屋での買取完了後、査定内容に応じて「Yahoo!オークション」へ自動出品
9.「Yahoo!オークション」での落札価格に応じて、利用者の振込銀行口座に追加入金
●「おてがるブランド買取」LINE公式アカウント写真査定ご利用のイメージ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/395978/img_395978_2.png
【落札金額に応じた還元率】
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/395978/img_395978_5.jpg
【AI写真査定を実現する最新技術】
大黒屋では、約8年前からAI鑑定・査定及びグローバルダイナミック・プライシングの確立に着手しました。グローバル規模での買収や業務提携を通じて、日本・米国・欧州・中国を中心にブランド品のデータ収集を進め、AI技術に最も重要な教師データの構築、訓練、最適化、及び実際応用にチャレンジ。その結果、AI鑑定・査定及びグローバルダイナミック・プライシングの技術を確立しました。
■画像認識技術
入力された商品画像データをもとに、ブランド・商品カテゴリーを特定します。最新のComputer Visionライブラリと、同社が長年にわたり培ってきたブランド品データを組み合わせ、高い精度での特定を実現しております。
■ダイナミック・プライシング
入力された商品データをもとに、最新の市場価格を提示します。同社がグローバル規模で管理している在庫情報・商品データベースを活用し、参照する商品価格データは常に最新にアップデートされます。機械学習により、ブレを含む商品データから傾向をつかみ、商品の特定や最適な査定を実現しました。
■自然言語処理
チャット上で自由に入力される文章を解析し、鑑定や査定に活用できるデータに成形した上でシステムに取り込みます。また、査定結果の提示や買取契約の締結なども、お客様との自然な応答の中で自動的に行います。
<「おてがるブランド買取」LINE公式アカウント>https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=837hhxlz
<「おてがるブランド買取」サイトURL>https://lp.daikokuya78.com/otegaru
■ ■「おてがるブランド買取」大黒屋店舗利用
「おてがるブランド買取」は、5月27日(月)より、全国の大黒屋店舗でも提供を開始します。スタッフの案内の下、サービスの利用が可能です。
■概要:(1)買取サービスのご案内(2)買取商品のお預かり
■店舗:日本全国の大黒屋店舗
https://www.daikokuya78.com/shops
■ ■業務提携の背景
大黒屋では、従前より中古ブランド品の買取・販売、機械学習を活用した画像査定、ダイナミック・プライシング、国内外で共有するデータベース及び在庫連動システム等のITシステムを開発・運用しており、それらのシステム活用を更に拡大するため、異業種との業務提携を検討してきました。
昨年11月30日に、最大手ネットオークションサービス「Yahoo!オークション」を運営するLINEヤフーと業務提携し、「Yahoo!オークション」の顧客に対して、新しいサービスの提供及びサービスコンセプトの概念実証(POC)を開始するに至りました。
LINEヤフーが持つ国内最大規模のネットワーク顧客基盤やオークションシステムに、大黒屋の培ってきた中古ブランド品の買取・販売ノウハウ、オンライン真贋鑑定・査定技術、ダイナミック・プライシング、自然言語処理を活用したチャットボット技術等を掛け合わせることで、両社のオンライン買取・販売を強化し、流通取引総額(GMV)に大きく寄与するものと考えています。
■ ■大黒屋代表取締役社長小川浩平氏コメント
「おてがるブランド買取」の提供開始及び業務提携に伴い、大黒屋 代表取締役社長 小川浩平氏のコメントを公開します。
―LINEヤフーとの業務提携を検討したきっかけ、経緯などを教えてください。
パンデミックの影響でそのペースは更に早まりましたが、これからのビジネスはますますデジタル化していくと考えており、そういった環境ではGAFAを典型例にして膨大な顧客とデータを持っているプラットフォーマーがビジネスを展開しやすい時代だと考えます。この考え方があり、まずLINEヤフーのような大型のプラットフォームを持つ企業と業務提携することを検討しました。
更に言うと、既存ビジネスのサービスや物流の中に上手く大黒屋を組み入れられることが、我々にとっては最も理にかなった戦略だと考えていました。ほとんどの企業、特にスタートアップでは自力でロジスティクスから構築しようとしますが、その多くは非効率的だと思います。一方で、今の日本の大企業は有用な資産をたくさん持っているのにそれを上手く活用できていません。更に、通常の企業であれば提携先の既存ビジネスと食い合いが生じてしまいますが、大黒屋の事業領域はLINEヤフーと共存可能であり、シナジーを生める。こういった視点もあって今回の提携に辿り着きました。
また、大黒屋との提携を通じて、プラットフォームにブランド品の買取額としてお金を入れることができます。これは今までになかったことです。現在のビジネスにおいては、ただ物を売るだけではなくて、いかにお金を創出して流通を促進できるかという視点が有効だと考えています。こういったことを実現するに向けても、LINEヤフーは親和性が高いと考えました。
―「おてがるブランド買取」のアイデアはどのように生まれたのでしょうか?
以前から弊社が社員のノウハウに依存した労働集約型ビジネスを展開していることを自覚していて、問題意識を抱えていました。特に海外でのビジネス展開の際には、この体質のためにノウハウの移転に大変苦労しました。人が覚えられることには限りがあり、一方でデータは無限に蓄積が可能です。この特性を上手く活用することは中長期的なビジネス展開においては大きなインパクトを生むだろうと考えましたし、DXの考え方は弊社のビジネスにも相性が良いと思い、まずはデータクレンジングに取り組む必要があると捉え、真っ先に取り組みました。
当初から具体的な業務提携先やサービス内容まで明確なビジョンが持てていた訳では無いですが、こういった背景から、ノウハウのデータベース化や正規化を志したことがアイデアが生まれるきっかけにあたると思います。
―「おてがるブランド買取」は利用者にとっては手軽かつお得に利用できる買取サービスだと思います。利用者にとっての最大のメリットはどのようなことだと考えますか?
シンプルに、物を売るにあたっての面倒が解消される点がまず大きなメリットだと思います。「おてがるブランド買取」では、これまで物を売るために大黒屋店舗まで足を運ばなければならなかった部分を、オンライン上で完結できる。シニア世代も若者世代も、自分に適したスタイルで二次流通市場の恩恵を、より“おてがる”に享受することができるようになる。結果的に「固定資産の流動化」を通じて、利用者ひいては社会全体に対して、より豊かな生活とSDGs社会の実現も提供できると思います。
更に、「おてがるブランド買取」は日本最大級のネットオークションサービス「Yahoo!オークション」に自動で出品される機能を持っていることで、買取り資産の流動性を高めながら、それをユーザーメリットとして還元することが出来ます。これらは今回の業務提携無しには実現出来ないことで、ユニークなポイントとなると思います。
小川 浩平
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/395978/img_395978_3.jpg
株式会社大黒屋 代表取締役社長
1979年、慶應義塾大学経済学部卒業後、総合商社トーメン(現:豊田通商)入社。1987年、コロンビア大学経済大学院修了。同年ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニーに入社し、数多くのLBO案件を手がける。1994年、香港10大財閥の一角ファー・イースト・コンソーシアム・インターナショナル・リミテッドの社長に抜擢された、日本人として唯一の経験を持つ。華僑の創業者とともに、全世界で200社に及ぶ投資先企業及び事業の経営にハンズオンで関わる。
2006年、大黒屋買収。2012年より、大黒屋代表取締役社長に就任。
■ 株式会社大黒屋
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/395978/img_395978_4.jpg
株式会社大黒屋は1947年4月に千葉県下で大黒屋質店として創業、質屋業を開始したことに始まります。その後、業容の拡大により1953年1月に株式会社として設立されました。その事業の中心は宝石・貴金属、時計、ブランド品バッグなどの販売・買取及び質預りを行っている会社です。現在は東京都港区に本社を置き、関東・中部・関西・九州で24店舗を展開しています。
【会社概要】
■会社名 株式会社 大黒屋
■創業 1947年(昭和22年)4月
■設立 1953年(昭和28年)1月
■資本金 318,095千円
■決算日 3月31日
■代表取締役 代表取締役社長 小川 浩平
■事業内容 ブランド品(バッグ・時計・宝飾品等)、ジュエリー、洋服などの買取・販売及び質屋業
■本社所在地 東京都港区港南4-1-8 リバージュ品川3F
TEL:03-3472-7740(代表)
FAX:03-3472-7741
<大黒屋公式サイトURL>https://www.daikokuya78.com/
<企業サイトURL>https://www.daikokuya78.co.jp/