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組込み製品の品質アップと開発期間短縮に!動的テストツール「CodeRecorder(コードレコーダー)」を開発、販売開始

JTAGエミュレータを中心に、組込み分野での開発環境や組込み用製品を提供する株式会社コンピューテックス(本社:京都府京都市東山区、代表取締役社長:山田 登、以下 コンピューテックス)は、組込み製品の品質アップと開発期間を短縮できる動的テストツール「CodeRecorder(コードレコーダー)」を開発し、10月11日に販売を開始しましたので、下記の通りお知らせします。

詳細ページ
http://www.computex.co.jp/products/coderecorder/


■背景
「チェックリストに漏れがある」、「思ったよりパフォーマンスが出ない」、「まれに発生する不具合が残ってしまう」など、製品テストを行うと様々な問題が発生します。製品化の最終工程でこれらの問題が発見されるとリリースの遅れとなり、ビジネスチャンスを失うことになりかねません。このような製品テストで発生する問題を解決するために「CodeRecorder」を開発しました。


■概要
「CodeRecorder」は開発段階から最終ステージまでの製品テストにおいて、様々な角度からプログラムの評価が行える動的テストツールです。テスト漏れやボトルネックの発見、発生率の低いバグを捕らえて原因を調査することが可能です。

「CodeRecorder」を使うことで、プログラムの全コード・テストの確認ができるため、テスト漏れを未然に防ぐことができます。テストしたコードと、していないコードの比率が数値化されることで、現在何%テストが終わっているかを把握することや、この製品は何%までテストされているといったように品質に基準を設けることができます。同時に関数の実行時間や周期時間も計測され、一回のテストでプログラムのさまざまな動作検証を行うことができます。関数の実行時間や周期時間が計測されることにより、プログラムのボトルネックを解析し、パフォーマンスの改善を行うことが可能です。

「CodeRecorder」は大容量の記録装置「CR-100」に何時間にも及ぶプログラムの実行を記録することで、カバレッジやプロファイラといったプログラムの検証に欠かせない機能を実現しています。また、長時間のプログラム実行を記録することで、発生率の低いバグを捕らえて、その原因解析を行うことも可能です。トレースバックという機能により、記録されたプログラムをソース・レベルで再現デバッグすることができ、バグの原因究明の期間を画期的に短縮できます。
さらに、プログラムの記録と同時にWebカメラによる動画撮影を行うことも可能です。製品の画面や動作、オペレータの操作などを撮影しておけば、その動画を再生して問題が見つかった位置から該当するプログラムへジャンプし、ソース・レベルで追跡することが可能です。

「CR-100」とターゲット・システムとの接続インターフェースはメモリ・バス、GPIO、SDIO、イーサーネットの4種類が選択できます。「CodeRecorder」の製品セットには「CR-100」本体、ソフトウェア、各種I/Fプローブ一式、電源、ケーブル類のほかに、すぐに動作確認ができる評価ボードが付属します。その他、「CR-100」で取得したデータを複数の開発者で解析する場合に使用する、ソフトウェア単体の製品も用意します。


■特長
・数時間から数日分に及ぶ長時間の実行履歴の取得が可能
・テスト中の様子をWebカメラで記録可能
・実施したテストのプログラム網羅率を把握してテスト漏れを防ぐカバレッジ機能
・プログラムのボトルネックの発見や性能評価に有効なプロファイラ機能
・プログラムの全体の流れを把握できる関数遷移機能、関数スタック機能
・プログラムの実行を遡って確認できるトレースバック機能
・動的メモリの消費量が一目で確認できるメモリ・プロファイラ機能
・テスト結果のレポートを自動生成する報告書作成機能


■販売価格
・CodeRecorder CR-100本体セット: 98万円
・CodeRecorder ソフトウェア単体:19.8万円


■「CodeRecorder」のホームページ
http://www.computex.co.jp/products/coderecorder/


■会社概要
商号   : 株式会社コンピューテックス
本社   : 京都府京都市東山区五条橋東4丁目432-13
代表者  : 代表取締役社長 山田 登
設立   : 1989年8月
事業内容 : マイコン応用製品の開発環境を中心とした自社ブランドの
       ソフトウェア、ハードウェアの企画、開発、製造、販売
URL    : http://www.computex.co.jp/
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