GfK Japan調べ:エアコン販売動向
[13/10/18]
提供元:@Press
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ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、家電量販店におけるエアコンの販売動向を発表した。
【概要】
・2013年度上半期(4〜9月)の販売台数は前年比7%増。
・2010年度を境に冬季の市場規模が拡大。北海道・東北地区における伸長が続く。
【2013年度上半期の販売は2010年に次ぐ高水準】
2013年度上半期(4〜9月)におけるエアコンの販売台数は前年比7%増となった。春シーズンの好調な推移と、早い梅雨明けと猛暑により販売が伸長した(図1)。小部屋向けからリビング向けまで幅広いクラスで前年上半期を上回る高い需要がみられた。過去10年の上半期の販売台数と比較すると、2013年度上半期は猛暑とエコポイント制度の恩恵を受けた2010年度に次ぐ水準であったとみられる。エアコンの省エネ性能は年々向上し、買い替えることで節電が見込まれる。故障や不調による買い替え需要に加え、強い節電意識もエアコン販売を後押ししている。
図1:エアコン上半期販売台数推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/39853/1_1.png
【2010年度を境に冬季需要が拡大】
エアコン販売は6〜8月の3カ月で年間販売台数の過半を占めるが、近年は冬場の販売も増えており、店頭では他の電気暖房製品と比較してエアコンの高い省エネ性が強くアピールされている。冬シーズン(10〜2月)の販売は2010年度にエコポイント制度を追い風に拡大し、以降高い水準にある(図2)。2010年度以降とそれ以前の3年間の平均販売台数を比べると、2010〜2012年度は、2007〜2009年度の約1.4倍となった。
図2:エアコン 冬シーズン販売台数推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/39853/2_2.png
冬季販売では、これまでエアコンの使用が少なかった北日本の動向が注目される。下半期(10〜3月)の地区別販売台数推移をみると、関東以西の地区は2010年度がピークであるのに対し、北海道・東北地区は年々拡大が続く(図3)。省エネ性能の向上や暖房機能の強化により、同地区でもエアコンを取り入れる消費者が増えていると推測される。ただ、全国に占める同地区の数量構成比(2012年度下半期)は、電気ヒーターでは10%に達するのに対し、エアコンでは4%といまだ限定的であり、今後の更なる伸長が見込まれる。
図3:エアコン下半期地区別販売推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/39853/3_3.png
≪GfK Japanのデータについて≫
全国有力家電量販店より、毎日POSデータを収集。モデル別であらゆるカテゴリーの動向を調査している。多くの市場データが出荷時点を捉えているのに対し、販売時点で実需を細かく追っているのが特徴である。
また、同様に総合量販店(GMS)や地域家電店、インターネットチャネルなどからも販売データを収集している。
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
■ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
URL: http://www.gfkrt.com/japan/
【概要】
・2013年度上半期(4〜9月)の販売台数は前年比7%増。
・2010年度を境に冬季の市場規模が拡大。北海道・東北地区における伸長が続く。
【2013年度上半期の販売は2010年に次ぐ高水準】
2013年度上半期(4〜9月)におけるエアコンの販売台数は前年比7%増となった。春シーズンの好調な推移と、早い梅雨明けと猛暑により販売が伸長した(図1)。小部屋向けからリビング向けまで幅広いクラスで前年上半期を上回る高い需要がみられた。過去10年の上半期の販売台数と比較すると、2013年度上半期は猛暑とエコポイント制度の恩恵を受けた2010年度に次ぐ水準であったとみられる。エアコンの省エネ性能は年々向上し、買い替えることで節電が見込まれる。故障や不調による買い替え需要に加え、強い節電意識もエアコン販売を後押ししている。
図1:エアコン上半期販売台数推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/39853/1_1.png
【2010年度を境に冬季需要が拡大】
エアコン販売は6〜8月の3カ月で年間販売台数の過半を占めるが、近年は冬場の販売も増えており、店頭では他の電気暖房製品と比較してエアコンの高い省エネ性が強くアピールされている。冬シーズン(10〜2月)の販売は2010年度にエコポイント制度を追い風に拡大し、以降高い水準にある(図2)。2010年度以降とそれ以前の3年間の平均販売台数を比べると、2010〜2012年度は、2007〜2009年度の約1.4倍となった。
図2:エアコン 冬シーズン販売台数推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/39853/2_2.png
冬季販売では、これまでエアコンの使用が少なかった北日本の動向が注目される。下半期(10〜3月)の地区別販売台数推移をみると、関東以西の地区は2010年度がピークであるのに対し、北海道・東北地区は年々拡大が続く(図3)。省エネ性能の向上や暖房機能の強化により、同地区でもエアコンを取り入れる消費者が増えていると推測される。ただ、全国に占める同地区の数量構成比(2012年度下半期)は、電気ヒーターでは10%に達するのに対し、エアコンでは4%といまだ限定的であり、今後の更なる伸長が見込まれる。
図3:エアコン下半期地区別販売推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/39853/3_3.png
≪GfK Japanのデータについて≫
全国有力家電量販店より、毎日POSデータを収集。モデル別であらゆるカテゴリーの動向を調査している。多くの市場データが出荷時点を捉えているのに対し、販売時点で実需を細かく追っているのが特徴である。
また、同様に総合量販店(GMS)や地域家電店、インターネットチャネルなどからも販売データを収集している。
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
■ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
URL: http://www.gfkrt.com/japan/