ワイヤレスでアナログ信号の出力・制御が可能なリモートI/Oノードを販売
[24/06/28]
提供元:@Press
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画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/400264/img_400264_1.jpg
セイコーインスツル株式会社(社長:遠藤洋一、本社:千葉県千葉市、以下SII)は、920MHz帯無線を使い、手軽に電力や温度・湿度・CO2などの計測、見える化や、Modbus機器の制御ができる無線センサーネットワーク「ミスター省エネ」から、計測機器やセンサが測定したデータを無線で受信し、アナログ信号に変換、出力することで各種機器の制御が可能なリモートI/Oノードを販売開始しました。
今回、販売開始したリモートI/Oノード:2AO(SW-42A0-1000)は、計器類や各種センサの測定データを受信したベースからの無線コマンドを受け、電流・電圧のアナログ信号[電流(4-20mA)・電圧(0-10V)]を出力することで、空調用バルブの開閉度制御やファン風量、モータの出力制御などができます。またリピータ機能を搭載しており、ベースを介さずにデータの送受信が可能になるため、ベース設置のための配線工事が減り、工期短縮や工事費用削減を実現、さらに遠隔監視・遠隔制御による省人化や省エネを可能にします。
<リモートI/Oノード:2AOの特長>
1.2系統のアナログ出力
2系統の絶縁型アナログ出力を搭載しており、電圧(0-10V)および電流(4-20mA)の出力を個別に設定できます。異なる種類の計器やセンサの設置に柔軟に対応し、安定した信号伝送が可能です。流量計や圧力計などのセンサからのデータを基に、調節弁やポンプに電流のアナログ信号を出力して自動制御を行ったり、温度センサからのデータを基にヒーターやクーラーなどへ電圧のアナログ信号を出力し、適切な温度を維持するといった制御を行うことが可能です。
2.リピータ機能搭載
ミスター省エネシリーズの特定のセンサデータを、ベースを介さずに受信し、アナログ信号に変換して出力、各種機器を自動制御できるリピータ機能を搭載しました。これによりベースの設置工事が不要になります。
3.配線不要で安定した通信が可能
920MHzの特定小電力無線の通信モジュールを採用しており、2.4GHz帯に比べて障害物の影響を受けにくく、工場内や建物内でも安定した通信が可能です。各種センサノードの追加が簡単に行えるため、既存のインフラに大きな変更を加えることなくシステムを柔軟に拡張できます。
無線センサーネットワーク「ミスター省エネ」は2012年の販売開始以来、数多くの導入実績とともにお客様のニーズに応えた幅広い製品ラインアップを取り揃えています。電力、電流、温度、湿度、CO2、照度、振動、パルスの見える化やModbus機器の制御を行うノードなどを組み合わせてお使いいただくことにより、省人化、省エネや脱炭素社会に向けた様々な課題解決に貢献いたします。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/400264/img_400264_2.png
<価格> オープン価格
<出荷開始時期> 2024年6月