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オリンピックを盛り上げるキーワードは「自分事」 クチコミプラットフォーム「buzzLife」アンケートレポート

インタラクティブ・マーケティングをワンストップで手がける株式会社イーライフ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:藤原 誠一郎)は、同社が運営するクチコミプラットフォーム「buzzLife」(バズライフ、 http://www.buzzlife.jp/ )の会員約19万人に対して、2020年開催の東京オリンピックに関するアンケート調査を行いました。

buzzLife会員は、商品の新しい価値を発見する「創造的消費」を行い周囲と積極的に交わる、いわゆるアクティブ・コンシューマーの要素が強く、無報酬の活動にも関わらずbuzzLifeの諸活動に積極参加し自分の意見を発信する特徴があります。今回は「東京オリンピック開催決定」をテーマにアンケートを実施したところ、約2,139名の会員から自由記述を伴う回答が寄せられました。

※この「buzzLife」アンケート結果は、「buzzLife」ホームページ内でも公開しています。
URL: http://www.buzzlife.jp/survey/2013/131102/


■歓迎ムードのオリンピック、その理由

・あなたはオリンピックが東京で開催されることについてどう思いますか?(n=2,139)
http://www.atpress.ne.jp/releases/40570/1_1.png

2020年の東京オリンピック開催決定。2016年の招致失敗もあり、「今度こそ」の思いで見守っていた人も多いと思います。その開催決定について尋ねてたところ、全体で65%が「うれしい」と回答。『時差が無く観られる。うまくいけばチケットも手に入れられて見に行ける。』(40代女性)とやはりトップレベルの競技が直接見られることが第一の理由。また、『景気上昇が期待できる。』(70代男性)『日本に活気が出て元気になれそうだから。』(30代女性)と、経済面を始め日本によい影響を与えそうという期待も大きいようです。
逆に「うれしくない」は10%弱。『開催自体は楽しみですが、テロとか治安など、それに伴う心配も増えるのでは。』(30代女性)、『税金ばかり高くなって庶民には何もメリットがないから』(40代女性)など治安や経済面での不安が多く見られました。とくに都内在住者には身近な出来事でもあり、『きっとこれから色々工事や整備が始まって、街中がごちゃごちゃしそう。』(40代女性)といった不安も。うれしさ半分・不安半分といったところのようです。そのほか、『オリンピックより先に震災や放射線対策に人手とお金を遣うべきではないかと思う。』(30代女性)と、他にやるべきことがあるという意見も見られました。


■特にうれしいのは東京五輪体験者と既婚者・子どもありの人

概ね歓迎ムードの東京オリンピック。年代別で見ると、年代が上がるにつれて「うれしい」が多い傾向にあります。その理由を自由記述で答えてもらったところ、『前回での東京オリンピックの感動がまた味わえるから。』(50代女性)『前回のオリンピックの興奮が今も忘れることができません。若い人たちにも世界の祭典「オリンピック」を、身近で経験してもらいたい。』(70代女性)と、50代以上では前回の東京オリンピックの実体験が影響しているようです。

また、既婚者や子どものいる回答者も、未婚者・子どものいない回答者と比べて「うれしい」が多くなっています。FAでは『7年後ってすごいなと実感しています。家族全員に、プラス7しました!』(40代女性)、『娘が7年後は11歳。家族で開会式をみたい。娘たちにも外国の人との異文化交流をさせてあげたい。』(30代女性)と、7年後という間近な未来に自分や家族の姿を想像して楽しみにする様子が見られます。


■うれしいけど生活の変化は期待薄

・東京オリンピックによって、あなたの生活は変わると思いますか?(n=2,139)
http://www.atpress.ne.jp/releases/40570/2_2.png

次に、東京オリンピック開催で生活に変化があるかどうかを予想してもらったところ、「変わらないと思う」が半数強、「変わると思う」はその半分にとどまりました。
こちらもそれぞれの理由を尋ねたところ、「変わらない」派で多かったのが『東京などには経済効果はあると思いますが地方まで効果はないと思います。』(30代女性)など、東京以外に住んでいる人の意見。経済効果はありそうとしながらも、東京の外には広がらないと見ているようです。そのほか、『例え潤ったとしても、自分自身の生活はそこまで変わらないと思う。影響がある仕事をしているわけでもないので。』(20代女性)、『東京オリンピックが一過性のものなので、生活そのものに影響は与えない』(50代男性)など、仮に経済が上向きになってもそれが個人まで波及するか、オリンピック終了後も継続するのかといった点への疑問も見られました。
逆に「変わる」派の意見は、『海外から観光客がふえたり、建設業など雇用がふえたりして、景気がよくなると思います。』(30代女性)と、やはり経済面への効果が多いようです。『経済の回復も期待してます』(30代女性)と期待込みの意見も見られます。また『いろんなことが頑張れるようになると思う。東京に行く楽しみが出来た!』(30代女性)と、自分のこれからの目標になるという意見や、都内在住者からは『交通、道路の整備などは良くなると思う。』(40代女性)とインフラ面の向上を挙げる声もありました。
なお、上の年代・既婚・子どもありで「変わる」がやや多い傾向がありましたが、「うれしいかどうか」に比べてその差は少ないようです。うれしさ・期待感が変化予想にそのままつながっているわけではなく、変化は変化として冷静に考えている様子が見られます。


■オリンピックを「自分事」にする
まとめると、「前回オリンピックの実体験(上の年代)」または「7年後の自分がイメージできるかどうか(既婚・子どもあり)」がうれしさを決める要因と言えそうです。また都内在住者は自分の生活への影響が大きいことから、オリンピックについてもポジ・ネガ含めて具体的にとらえている傾向があります。オリンピック開催を盛り上げるには、7年後の私たちの暮らしをイメージさせ、開催を自分事として捉えさせる働きかけが必要といえるでしょう。


≪調査概要≫
調査対象  :「buzzLife」会員登録者
調査地域  :全国
調査実施日 :2013年9月10日(火)〜23日(月)
有効回答者数:2,139名


【株式会社イーライフ 会社概要】
商号    : 株式会社イーライフ
代表者   : 代表取締役 藤原 誠一郎
所在地   : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-29-9
        日本パーティビル2F
設立    : 1999年9月
主な事業内容: インタラクティブ・マーケティング戦略/
        インタラクティブ・マーケティング基盤構築/
        対顧客コミュニケーション/調査・分析
URL     : http://www.elife.co.jp/
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