日本発の情報セキュリティ国際会議「CODE BLUE」中間報告 5つの講演が決定、実行委員会も同時に正式発表
[13/12/11]
提供元:@Press
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2014年2月17日(月)、18日(火)に開催される世界トップクラスの情報セキュリティ専門家による国際会議CODE BLUE(主催:CODE BLUE実行委員会)は、採択した5つの講演を中間報告として発表します。同時にCODE BLUE実行委員会のメンバーを正式に発表します。
◆CFP 中間報告:5つの講演内容が決定
先月発表された2つの基調講演に加え、下記の5つの講演内容が決定しました。各講演の詳細は、公式サイトにて随時発表します。尚、現在まで応募いただいた発表論文も審査を続け、新たな応募も引き続き日本語・英語にて受け付けます。
(1) Remote Linux Exploit のトリック集
by スクハー・リー(suk-ha Lee)(wh1ant)
セキュリティの強化された最新版の現在のLinuxOSの保護機能を迂回し、リモートからの攻撃を成功させる方法と対策について詳細に説明する。
(2) ハードディスクのディザスタリカバリとファームウェア改竄攻撃への対応策
by シモガイト・ダイ(Dai Shimogaito)
自然災害や人為的措置によりストレージデバイスとしての機能を失ってしまったHDDから高いレベルでデータを復旧するための事前対策と事後対策について紹介。ハードウェアレベルではファームウェア改ざん攻撃について説明した上で、ソフトウェアレベルでの災害復旧について解説する。
(3) o-checker:悪性文書ファイル検知ツール〜ファイルサイズからにじみ出る悪意(仮)
by 大坪 雄平(Yuuhei Ootsubo)
標的型メール攻撃対策として従来の不正なコードの検知技術ではない、ファイルフォーマットに着目した構造解析のアプローチを紹介する。ファイルサイズだけでマルウェア検知が可能になった実態や、不正なコードの中身に依存しない汎用的な検知方法を実装したo-checkerについて解説する。
(4) Intel Management Engineの秘密
by イゴール・スコチンスキー(Igor Skochinsky)
最近のすべてのIntelのマザーボードのチップセットに組み込まれた専用マイクロコントローラであるIntel Management Engine(ME)はシステム電源がオフの場合でもメインCPUから独立して動作しネットワークインターフェースへの専用接続を持っている。その構造分析と攻撃を受ける可能性および対策について解説。
(5) 車載ネットワークと制御ユニットの冒険
by クリス・ヴァラセク(Chris Valasek)
車内の音響、機能強化、安全管理など自動制御を司る車載用コンピュータ電子制御ユニット(ECU)への、セキュリティ専門家としての分析結果を解説。
◆CODE BLUE実行委員会メンバーについて
今回、正式に発表となった各界を代表するCODE BLUE実行委員会のメンバーは下記の方々です。
・実行委員長
佐々木 良一 東京電機大学 教授
・実行委員(順不同、オブザーバ含む)
歌代 和正 株式会社インターネットイニシアティブ
高橋 郁夫 BLT法律事務所
菊池 浩明 明治大学
丸山 満彦 デロイトトーマツリスクサービス株式会社
山崎 圭吾 株式会社ラック
鵜飼 裕司 株式会社FFRI
新井 悠 トレンドマイクロ株式会社
竹迫 良範 SECCON実行委員長
はせがわ ようすけ ネットエージェント株式会社
篠田 佳奈 株式会社BLUE
<実行委員長からの挨拶>
本年6月の政府発表では我が国におけるセキュリティ人材は8万人不足しており、強靭で活力ある世界を率先するサイバー空間の構築のためにはグローバルに活躍できる人材育成が重要であり、国際会議の参加・開催の推進が重要とされています。しかし、世界トップクラスの専門家が集う、ベンダー中立な情報セキュリティ国際会議は少なく、以前から、日頃の研究成果の発表の場、真剣に討議ができる交流の場を求める声は多くありました。
そこで、日本から発信する情報セキュリティ国際会議「CODE BLUE」が設立されました。
本会議では領域にこだわらず、情報セキュリティに係る、創意工夫あふれるイノベーティブな研究発表をテーマに広く集める予定です。
本会議の活動が国内と国外をつなぐものであると同時に、将来大きく産と学をつなぎ、グローバルに活躍できる世界トップクラスの情報セキュリティ人材が輩出されていくことを、心より楽しみにしております。
CODE BLUE 実行委員長
東京電機大学 教授 佐々木 良一
◆CODE BLUEとは
CODE BLUEは、国内外の世界トップクラスの情報セキュリティ専門家による最新の講演を聴講し、相互に情報交換することができる、高度なセキュリティ技術の交流と教育・学習・気付きの機会を提供する国際会議です。
世界屈指のセキュリティ専門家を海外から招聘しつつ、国内・アジアの優秀な研究成果を発掘し、国際社会に発信する事を目指します。本カンファレンスではセキュリティに関する研究内容を広く深く取り扱って行く予定です。
<<国際会議 CODE BLUE 開催概要>>
会期 : 2014年2月17日(月)、2月18日(火)の2日間
会場 : 東京・御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 2F
ソラシティホール
主催 : CODE BLUE実行委員会
運営 : CODE BLUE事務局(株式会社BLUE内)
後援 : 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会 他
協賛 : 株式会社カスペルスキー、株式会社日立システムズ、
株式会社ラック、株式会社FFRI、サイボウズ・ラボ株式会社、
楽天株式会社、デロイトトーマツリスクサービス株式会社 他
参加料金 : 早期割引 3万円(11月8日〜1月5日)/
通常価格 3万5千円(1月6日〜1月31日)/
最終申込 4万円(2月1日〜2月7日)/当日 4万5千円
その他 : 事前登録受付中。全編同時通訳付き。
公式サイト: http://www.codeblue.jp/
◆CFP 中間報告:5つの講演内容が決定
先月発表された2つの基調講演に加え、下記の5つの講演内容が決定しました。各講演の詳細は、公式サイトにて随時発表します。尚、現在まで応募いただいた発表論文も審査を続け、新たな応募も引き続き日本語・英語にて受け付けます。
(1) Remote Linux Exploit のトリック集
by スクハー・リー(suk-ha Lee)(wh1ant)
セキュリティの強化された最新版の現在のLinuxOSの保護機能を迂回し、リモートからの攻撃を成功させる方法と対策について詳細に説明する。
(2) ハードディスクのディザスタリカバリとファームウェア改竄攻撃への対応策
by シモガイト・ダイ(Dai Shimogaito)
自然災害や人為的措置によりストレージデバイスとしての機能を失ってしまったHDDから高いレベルでデータを復旧するための事前対策と事後対策について紹介。ハードウェアレベルではファームウェア改ざん攻撃について説明した上で、ソフトウェアレベルでの災害復旧について解説する。
(3) o-checker:悪性文書ファイル検知ツール〜ファイルサイズからにじみ出る悪意(仮)
by 大坪 雄平(Yuuhei Ootsubo)
標的型メール攻撃対策として従来の不正なコードの検知技術ではない、ファイルフォーマットに着目した構造解析のアプローチを紹介する。ファイルサイズだけでマルウェア検知が可能になった実態や、不正なコードの中身に依存しない汎用的な検知方法を実装したo-checkerについて解説する。
(4) Intel Management Engineの秘密
by イゴール・スコチンスキー(Igor Skochinsky)
最近のすべてのIntelのマザーボードのチップセットに組み込まれた専用マイクロコントローラであるIntel Management Engine(ME)はシステム電源がオフの場合でもメインCPUから独立して動作しネットワークインターフェースへの専用接続を持っている。その構造分析と攻撃を受ける可能性および対策について解説。
(5) 車載ネットワークと制御ユニットの冒険
by クリス・ヴァラセク(Chris Valasek)
車内の音響、機能強化、安全管理など自動制御を司る車載用コンピュータ電子制御ユニット(ECU)への、セキュリティ専門家としての分析結果を解説。
◆CODE BLUE実行委員会メンバーについて
今回、正式に発表となった各界を代表するCODE BLUE実行委員会のメンバーは下記の方々です。
・実行委員長
佐々木 良一 東京電機大学 教授
・実行委員(順不同、オブザーバ含む)
歌代 和正 株式会社インターネットイニシアティブ
高橋 郁夫 BLT法律事務所
菊池 浩明 明治大学
丸山 満彦 デロイトトーマツリスクサービス株式会社
山崎 圭吾 株式会社ラック
鵜飼 裕司 株式会社FFRI
新井 悠 トレンドマイクロ株式会社
竹迫 良範 SECCON実行委員長
はせがわ ようすけ ネットエージェント株式会社
篠田 佳奈 株式会社BLUE
<実行委員長からの挨拶>
本年6月の政府発表では我が国におけるセキュリティ人材は8万人不足しており、強靭で活力ある世界を率先するサイバー空間の構築のためにはグローバルに活躍できる人材育成が重要であり、国際会議の参加・開催の推進が重要とされています。しかし、世界トップクラスの専門家が集う、ベンダー中立な情報セキュリティ国際会議は少なく、以前から、日頃の研究成果の発表の場、真剣に討議ができる交流の場を求める声は多くありました。
そこで、日本から発信する情報セキュリティ国際会議「CODE BLUE」が設立されました。
本会議では領域にこだわらず、情報セキュリティに係る、創意工夫あふれるイノベーティブな研究発表をテーマに広く集める予定です。
本会議の活動が国内と国外をつなぐものであると同時に、将来大きく産と学をつなぎ、グローバルに活躍できる世界トップクラスの情報セキュリティ人材が輩出されていくことを、心より楽しみにしております。
CODE BLUE 実行委員長
東京電機大学 教授 佐々木 良一
◆CODE BLUEとは
CODE BLUEは、国内外の世界トップクラスの情報セキュリティ専門家による最新の講演を聴講し、相互に情報交換することができる、高度なセキュリティ技術の交流と教育・学習・気付きの機会を提供する国際会議です。
世界屈指のセキュリティ専門家を海外から招聘しつつ、国内・アジアの優秀な研究成果を発掘し、国際社会に発信する事を目指します。本カンファレンスではセキュリティに関する研究内容を広く深く取り扱って行く予定です。
<<国際会議 CODE BLUE 開催概要>>
会期 : 2014年2月17日(月)、2月18日(火)の2日間
会場 : 東京・御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 2F
ソラシティホール
主催 : CODE BLUE実行委員会
運営 : CODE BLUE事務局(株式会社BLUE内)
後援 : 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会 他
協賛 : 株式会社カスペルスキー、株式会社日立システムズ、
株式会社ラック、株式会社FFRI、サイボウズ・ラボ株式会社、
楽天株式会社、デロイトトーマツリスクサービス株式会社 他
参加料金 : 早期割引 3万円(11月8日〜1月5日)/
通常価格 3万5千円(1月6日〜1月31日)/
最終申込 4万円(2月1日〜2月7日)/当日 4万5千円
その他 : 事前登録受付中。全編同時通訳付き。
公式サイト: http://www.codeblue.jp/