住民主導のコミュニティ形成イベント「住民文化祭」開催〜 “いざという時に助け合える”共助型マンションをつくる 〜
[14/01/31]
提供元:@Press
提供元:@Press
株式会社つなぐネットコミュニケーションズ(代表取締役社長:石塚 和男、本社:東京都千代田区、以下 つなぐネット)は、特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールなどと共同で、マンション住民同士での交流を活性化するプログラム「第2回 住民文化祭」を、東京都江東区の大規模マンションにて2013年11月30日(土)に開催しました。
つなぐネットでは、運営するマンション生活情報サイト「マンション・ラボ」にて、放課後NPOアフタースクールとともに、マンションでのコミュニティづくりサポートする「マンションアフタースクールプロジェクト」を発足(2012年)。
「住民文化祭」は、このプロジェクトの『マンション居住者自身でコミュニティづくりができるプログラム』として企画され、第1回を2013年4月に開催しました。
「第2回 住民文化祭」は、第1回よりもマンション主導型へとステップアップし、マンション住民が実行委員として、定期的に企画や運営について意見交換を行い準備を進めました。
当日は、マンションエントランスに特設スペースを設置し、住民が準備から開催まで主体的に行いました。個性の異なる参加型イベント6つが行われ、“子どもから大人まで”世代を越えた交流が広がりました。
■防災意識が薄れる中で求められるコミュニティづくり
東日本大震災以降、マンションでも防災・防犯などの面においてコミュニティの大切さが再認識されました。つなぐネットの意識調査でも、「防犯、防災力の向上につながるから」、「助け合いがうまれるから」、「トラブルの防止につながるから」という理由から『マンションでの交流(ご近所づきあい)』を「必要」とした人は全体の82%にまで上りました。(※1)
一方で、2013年 経済広報センターの調査では、2人に1人は「最近は徐々に防災への意識が薄れている」という回答結果が出ました。防災意識が薄れてきた理由として「テレビや新聞、ラジオなどで防災情報を見聞きする機会が少なくなった」ことなどがあげられています。(※2)
世間全体の防災意識が薄れつつある中、いつ起きるかわからない災害に備えるため、楽しさを共有して生まれる自然なコミュニティづくりが求められていると言えます。
※1 マンション内のご近所づきあい・コミュニティ形成に関する意識調査
http://www.tsunagunet.com/info/2012/0417.html
※2 災害への備えと対応に関する意識・実態調査報告書 - 経済広報センター
■参加型イベントで“楽しい!”を共有 〜 住民に広がる交流の輪 〜
1回目は子どもを対象としたイベントがメインであったことを受け、2回目は“子どもも大人も”楽しめるように「参加型イベント」を中心に企画しました。住民が主催者として、講師として、発表者としてイベントに参加し、“楽しい!”を共有することで自然と会話が生まれ、住民がお互いを知ることができます。当日は、音楽、グルメ、趣味を通じて、“その日限りで終わらない関係づくり”へ繋がる世代を越えた交流が広がりました。
<音楽を通じて>
・楽器づくりワークショップ
音楽教室の講師を招き、空のペットボトルやスーパーのトレーなどの廃材を利用した楽器作りに子どもたちが挑戦しました。母親も手伝いながら一緒に作ることで、「お友達のお母さん同士」として顔見知りになったという方もいました。
・子どもも大人も楽しめる音楽会
子ども達が手作りした楽器を手に、住民音楽家による楽器演奏に合わせて「あまちゃん」から「ドレミの歌」まで大人から子どもまで一緒に歌い、手をたたき、会場が音楽で一体となりました。
<特技・趣味を通じて>
・住民による作品展示
展示スペースでは、住民の方々の作品が飾られました。作品の作り手である住民と見学にきた住民の方との会話も生まれ、話が弾む場面も。多くの方に楽しんでいただくことで作品作りの励みになると笑顔でおっしゃる方もいました。
<作品づくりを通じて>
・フォトボードづくりワークショップ
インスタントカメラで子どもたちを撮影し、その写真を貼り付けるフォトボードを子ども達自身が作成しました。子どもの真剣な表情に、思わずお母さんも一緒になって作りだし、親子での共作となることも。2時間以上も延長されるほどの大盛況となりました。
<グルメを通じて>
・ワインテイスティング
夕方からは大人の時間。専門家をお招きし、共用施設であるパーティールームでワインテイスティングを行いました。ここでのポイントは、ワインの銘柄。産地をしぼり、オーストラリアやチリの安くて美味しいワインにすることで、ワインの知識や美味しさを、日常にも取り入れて楽しんでいただけるようにしました。
・居酒屋交流会
お酒やジュース、おつまみを片手に、大人中心の交流会を開催。お酒も入り、カジュアルな雰囲気の中で会話が弾みました。また、交流会を通じて当日のイベントを振り返り、次回のイベントの企画につなげることができました。
■今後の取り組み 〜 コミュニティ形成・活性化プログラムへ 〜
つなぐネットでは、今後もこうした事例をもとにコミュニティ形成・活性化プログラムを開発し、他のマンションでも展開してまいります。マンションの規模や住民の特性にあわせ、マンションの抱える課題の解決をサポートいたします。
■株式会社つなぐネットコミュニケーションズ 会社概要
丸紅株式会社、三菱地所株式会社、東京建物株式会社の合弁会社として、2001年1月よりマンション向けITサービスを提供。2007年のマンション向け緊急地震速報サービス「SCOOP」提供開始以来、防災セミナー・イベントのほか、防災マニュアルや備蓄品選定など、マンションの地震対策向上につながる活動や、居住者間の交流を促進するコミュニティ形成支援を積極的に行ってまいりました。「マンション生活をより豊かに」という理念のもと、マンションライフに役立つ情報発信にも取り組んでいます。
代表 : 代表取締役社長 石塚 和男(イシヅカ カズオ)
所在地 : 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル
設立 : 2001年1月24日
URL : http://www.tsunagunet.com/
事業内容: マンション向けインターネット接続サービス「e-mansion(イーマンション)」運営のほか、ITを活用したマンション商品企画、マンション管理業務支援など。
※マンション向けインターネットサービス「e-mansion」導入実績(2013年12月末付)
サービス中物件 :2,217棟 202,030戸
サービス中および契約済み物件:2,361棟 217,030戸
【マンション・ラボ( http://www.mlab.ne.jp/ )概要】
マンションライフを、より豊かにするための情報を提供するサイト。防災やコミュニティ、エコ、インテリアなどをテーマに、専門家たちとともにマンションに特化したオリジナルな情報を発信しているほか、研究も行なっています。また、読者であるマンション居住者を対象に、マンションライフに関する様々なアンケートも実施し公開しています。
つなぐネットでは、運営するマンション生活情報サイト「マンション・ラボ」にて、放課後NPOアフタースクールとともに、マンションでのコミュニティづくりサポートする「マンションアフタースクールプロジェクト」を発足(2012年)。
「住民文化祭」は、このプロジェクトの『マンション居住者自身でコミュニティづくりができるプログラム』として企画され、第1回を2013年4月に開催しました。
「第2回 住民文化祭」は、第1回よりもマンション主導型へとステップアップし、マンション住民が実行委員として、定期的に企画や運営について意見交換を行い準備を進めました。
当日は、マンションエントランスに特設スペースを設置し、住民が準備から開催まで主体的に行いました。個性の異なる参加型イベント6つが行われ、“子どもから大人まで”世代を越えた交流が広がりました。
■防災意識が薄れる中で求められるコミュニティづくり
東日本大震災以降、マンションでも防災・防犯などの面においてコミュニティの大切さが再認識されました。つなぐネットの意識調査でも、「防犯、防災力の向上につながるから」、「助け合いがうまれるから」、「トラブルの防止につながるから」という理由から『マンションでの交流(ご近所づきあい)』を「必要」とした人は全体の82%にまで上りました。(※1)
一方で、2013年 経済広報センターの調査では、2人に1人は「最近は徐々に防災への意識が薄れている」という回答結果が出ました。防災意識が薄れてきた理由として「テレビや新聞、ラジオなどで防災情報を見聞きする機会が少なくなった」ことなどがあげられています。(※2)
世間全体の防災意識が薄れつつある中、いつ起きるかわからない災害に備えるため、楽しさを共有して生まれる自然なコミュニティづくりが求められていると言えます。
※1 マンション内のご近所づきあい・コミュニティ形成に関する意識調査
http://www.tsunagunet.com/info/2012/0417.html
※2 災害への備えと対応に関する意識・実態調査報告書 - 経済広報センター
■参加型イベントで“楽しい!”を共有 〜 住民に広がる交流の輪 〜
1回目は子どもを対象としたイベントがメインであったことを受け、2回目は“子どもも大人も”楽しめるように「参加型イベント」を中心に企画しました。住民が主催者として、講師として、発表者としてイベントに参加し、“楽しい!”を共有することで自然と会話が生まれ、住民がお互いを知ることができます。当日は、音楽、グルメ、趣味を通じて、“その日限りで終わらない関係づくり”へ繋がる世代を越えた交流が広がりました。
<音楽を通じて>
・楽器づくりワークショップ
音楽教室の講師を招き、空のペットボトルやスーパーのトレーなどの廃材を利用した楽器作りに子どもたちが挑戦しました。母親も手伝いながら一緒に作ることで、「お友達のお母さん同士」として顔見知りになったという方もいました。
・子どもも大人も楽しめる音楽会
子ども達が手作りした楽器を手に、住民音楽家による楽器演奏に合わせて「あまちゃん」から「ドレミの歌」まで大人から子どもまで一緒に歌い、手をたたき、会場が音楽で一体となりました。
<特技・趣味を通じて>
・住民による作品展示
展示スペースでは、住民の方々の作品が飾られました。作品の作り手である住民と見学にきた住民の方との会話も生まれ、話が弾む場面も。多くの方に楽しんでいただくことで作品作りの励みになると笑顔でおっしゃる方もいました。
<作品づくりを通じて>
・フォトボードづくりワークショップ
インスタントカメラで子どもたちを撮影し、その写真を貼り付けるフォトボードを子ども達自身が作成しました。子どもの真剣な表情に、思わずお母さんも一緒になって作りだし、親子での共作となることも。2時間以上も延長されるほどの大盛況となりました。
<グルメを通じて>
・ワインテイスティング
夕方からは大人の時間。専門家をお招きし、共用施設であるパーティールームでワインテイスティングを行いました。ここでのポイントは、ワインの銘柄。産地をしぼり、オーストラリアやチリの安くて美味しいワインにすることで、ワインの知識や美味しさを、日常にも取り入れて楽しんでいただけるようにしました。
・居酒屋交流会
お酒やジュース、おつまみを片手に、大人中心の交流会を開催。お酒も入り、カジュアルな雰囲気の中で会話が弾みました。また、交流会を通じて当日のイベントを振り返り、次回のイベントの企画につなげることができました。
■今後の取り組み 〜 コミュニティ形成・活性化プログラムへ 〜
つなぐネットでは、今後もこうした事例をもとにコミュニティ形成・活性化プログラムを開発し、他のマンションでも展開してまいります。マンションの規模や住民の特性にあわせ、マンションの抱える課題の解決をサポートいたします。
■株式会社つなぐネットコミュニケーションズ 会社概要
丸紅株式会社、三菱地所株式会社、東京建物株式会社の合弁会社として、2001年1月よりマンション向けITサービスを提供。2007年のマンション向け緊急地震速報サービス「SCOOP」提供開始以来、防災セミナー・イベントのほか、防災マニュアルや備蓄品選定など、マンションの地震対策向上につながる活動や、居住者間の交流を促進するコミュニティ形成支援を積極的に行ってまいりました。「マンション生活をより豊かに」という理念のもと、マンションライフに役立つ情報発信にも取り組んでいます。
代表 : 代表取締役社長 石塚 和男(イシヅカ カズオ)
所在地 : 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル
設立 : 2001年1月24日
URL : http://www.tsunagunet.com/
事業内容: マンション向けインターネット接続サービス「e-mansion(イーマンション)」運営のほか、ITを活用したマンション商品企画、マンション管理業務支援など。
※マンション向けインターネットサービス「e-mansion」導入実績(2013年12月末付)
サービス中物件 :2,217棟 202,030戸
サービス中および契約済み物件:2,361棟 217,030戸
【マンション・ラボ( http://www.mlab.ne.jp/ )概要】
マンションライフを、より豊かにするための情報を提供するサイト。防災やコミュニティ、エコ、インテリアなどをテーマに、専門家たちとともにマンションに特化したオリジナルな情報を発信しているほか、研究も行なっています。また、読者であるマンション居住者を対象に、マンションライフに関する様々なアンケートも実施し公開しています。