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PHP総研が2014年に日本が注視すべきグローバル・リスク10を発表

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)の政策シンクタンクPHP総研では、この度、『2014年版PHPグローバル・リスク分析』を発表しました。

 PHP総研グローバル・リスク分析プロジェクトは、来たる2014年に日本が注視すべきグローバルなリスクを展望する「2014年版PHPグローバル・リスク分析」レポートをまとめ、このたび発表いたしました。好評をいただいた2012年版、2013年版に続く第三回目のレポートとなります。国際政治、地域情勢、国際金融、国際経済、軍事、エネルギーの専門家が集中的な検討を行い、その結果を、代表執筆者が中心になってまとめたものです。本レポートでは、まず「グローバル・オーバービュー」において、各リスクがおかれているグローバルな文脈を描出しています。その上で、2014年に日本が着目すべき10のグローバル・リスクについて分析し、あわせてそれが日本にもたらすインプリケーションを提示しました。続いて、「システム×デザイン思考による集合知リスク分析」を用いて、各リスクがいかに相互に連関しているかを図示し、方法論についても解説しました。最後に、以上の分析全体をふまえて、日本の政策への全体的なインプリケーションを考察しています。

 本レポートが皆様の活動に有益な視点を提供することを願ってやみません。


◆Global Risks 2014

 【1】新南北戦争がもたらす米国経済のジェットコースター化
 【2】米国の量的緩和縮小による新興国の低体温化
 【3】改革志向のリコノミクスが「倍返し」する中国の社会的矛盾
 【4】「手の焼ける隣人」韓国が狂わす朝鮮半島を巡る東アジア戦略バランス
 【5】2015年共同体創設目前で大国に揺さぶられツイストするASEAN諸国
 【6】中央アジア・ロシアへと延びる「不安定のベルト地帯」
 【7】サウジ「拒否」で加速される中東秩序の液状化 
 【8】過激派の聖域が増殖するアフリカ大陸「テロのラリー」
 【9】米 - イラン核合意で揺らぐ核不拡散体制
 【10】過剰コンプライアンスが攪乱する民主国家インテリジェンス

◆代表執筆者

 池内 恵(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
 柿原国治(航空幕僚監部人事教育部人事計画課長 1等空佐)
 金子将史(政策シンクタンクPHP総研主席研究員)
 菅原 出(国際政治アナリスト)
 林 伴子(東京大学公共政策大学院客員准教授)
 保井俊之(慶應義塾大学大学院SDM特別招聘教授)

※詳細はこちらからご覧になれます。
http://research.php.co.jp/research/foreign_policy/policy/PHP_GlobalRisks.php

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【PHP総研について】
「政策シンクタンク PHP総研」は、松下幸之助が設立したPHP研究所のシンクタンクです。民間独立という自由な立場から、政治・行政、財政・経済、外交・安全保障、地域経営、教育など幅広い分野に渡り、研究・提言を行っています。専属研究員による調査研究、外部専門家とのコラボレーションによる研究プロジェクトが、実践的な政策アイディアを創造するためのエンジンとなっています。これまでに、「グローバル・リスク分析」、「『先進的安定化勢力・日本』のグランド・ストラテジー」、「地域主権型道州制」、「日本の対中総合戦略」、「自治体公共施設の有効活用」、「学校運営改善モデル」、「マニフェスト白書」など、多くの研究・提言を発表してきました。
http://research.php.co.jp/
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