日本電業工作がトンネル作業現場で1,200m以上のWi-Fiエリア化に成功 工事現場の無線IT利用化を「おくだけWi-Fi」が強力サポート
[13/12/26]
提供元:@Press
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日本電業工作株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本 眞、略称:DENGYO)はこの度、工事現場向け「FalconWAVE(R)おくだけWi-Fi」を利用したWi-Fiエリア化実証実験においてトンネル作業現場での最大1,248mのWi-Fiエリア化に成功しました。
本実験は、2013年12月20日に商品発表された「現場の助っ人シリーズFalconWAVE(R)おくだけWi-Fi」の実力試験を、トンネル点検作業中の作業現場内で行ないました。アンテナ専門メーカーならではの長距離伝播性に優れた高性能アンテナと、小型・低消費電力の自立型無線装置FalconWAVE(R)のパッケージシステムにより、様々な工事現場の用途に合わせWi-Fiエリア化が簡単に構築できることが確認されました。
【背景】
建設工事作業現場では、iPhoneやタブレット端末のモバイル機器が急速に普及し、屋内・屋外を問わずIT機器の無線利用機会が増加しています。しかしながら高層ビルの建設現場やトンネル掘削現場などでは、事業者によるエリアサービスが悪い場合が多く、電波の不感地となっています。
これらの工事現場でIT機器を利用しようとした場合には、有線による方法で独自に通信手段を確保することが求められ、大規模な配線工事や電気工事による整備のために莫大な費用が必要でした。
【試験概要】
「現場の助っ人シリーズFalconWAVE(R)おくだけWi-Fi」のWi-Fiアクセスポイントとしての実力測定を、トンネル点検作業中の作業現場での持ち込みフィールドトライアルにて実施しました。
(1)指向性アンテナでの吹込み式エリア化試験
(2)全方向オムニアンテナでのエリア化試験
トンネル条件:全長1.2Km(R:100の湾曲部、途中2箇所あり)
トンネル寸法:高さ/横幅3.4m
試験項目 :伝送速度試験iperf
映像・音声伝送試験
http://www.atpress.ne.jp/releases/41987/img_41987_1.jpg
【試験結果】
抗口に設けられたアクセスポイントから指向性アンテナでトンネル内に電波を吹き込んでのエリア化試験でも対象トンネル内1.2kmのすべてのWi-Fiエリア化を確認。またオムニアンテナを利用したエリア化試験でも半径800m以上のWi-Fiエリア化が確認できたことにより、「おくだけWi-Fi」がトンネル工事現場でのWi-Fiエリア化に有効な手段であることが確認できました。
(1)指向性アンテナを用いた吹込み式エリア化試験
指向性アンテナをトンネル抗口付近に1台設置すれば全長1.2Kmのトンネル内すべてをWi-Fiエリア化できることが確認できました。
(2)全方向オムニアンテナを用いたエリア化試験
全長1.2Kmの対象トンネルのうちWi-Fiエリア化された範囲は840mであることを確認。オムニアンテナをサービスエリア内の中心に1台設置すれば、半径800mで直径1.6Kmの範囲をエリア化できることが確認できました。
http://www.atpress.ne.jp/releases/41987/img_41987_2.jpg
【製品の効果】
今回実証実験に利用した「現場の助っ人シリーズ おくだけWi-Fi」は、Wi-Fiエリア化のための機器がすべてパッケージ化されているので、購入後、必要な現場に持ち込み簡単な初期設定作業を行なえば、直ぐに対象工事現場がWi-Fiエリア化できるシステムです。
http://www.atpress.ne.jp/releases/41987/img_41987_3.jpg
1.高性能アンテナにより業界トップレベルの屋外Wi-Fiアクセス化を実現
日本電業工作が開発した高性能オムニアンテナをアクセスポイントに設置すれば、設置ポイントを中心に両端半径800m(約1.6km)の広大なエリアをWi-Fiエリア化することが可能です。また、高性能指向性アンテナを片端に設置すればサービスが必要な作業現場約1.2kmをエリア化することが可能になります。
2.簡単に設置でき移動も簡単
「現場の助っ人シリーズ おくだけWi-Fi」は、必要な機器が完全にパッケージ化されたシステムで、工事現場での設置・移動や設定作業が簡単に行えます。
また、搭載されている無線装置の消費電力は、わずか2.5Wと業界トップレベルの低消費を実現しており、小型蓄電池による商用電源に制約されない可搬性を活用し、トンネル内を自由に移動しながら必要な情報収集/伝達が可能となりました。
【今後の展開】
今後は、2014年2月より、全国の建設・土木工事現場を中心に製品販売を行う予定です。既に発表している「風速・足場倒壊監視システム」「資材盗難監視システム」と併せて「現場の助っ人シリーズ」として製品のラインナップ充実化を図ります。
■製品詳細サイト
http://www.den-gyo.com/supporter/index.html
「現場の助っ人シリーズ」は、2014年3月4日(火)〜3月7日(金)に東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2014」に出展する予定のほか、12月20日に東京で実施された商品発表会と同様イベントを西日本の工事現場関係者を対象に大阪で開催する予定で、近日中に日程をWebに公開いたします。
<日本電業工作(DENGYO)について>
1947年の創立以来、日本の通信事業発展に貢献し、通信インフラの実現を支える技術・製品を数多く創出してきました。アンテナ・フィルタといったコアビジネスの研究開発はもとより、中長期的な革新技術の創出にも積極的に取り組んでいます。資本金:3億3,000万円、売上高:94億円、従業員数:266名(平成23年3月期)。
本実験は、2013年12月20日に商品発表された「現場の助っ人シリーズFalconWAVE(R)おくだけWi-Fi」の実力試験を、トンネル点検作業中の作業現場内で行ないました。アンテナ専門メーカーならではの長距離伝播性に優れた高性能アンテナと、小型・低消費電力の自立型無線装置FalconWAVE(R)のパッケージシステムにより、様々な工事現場の用途に合わせWi-Fiエリア化が簡単に構築できることが確認されました。
【背景】
建設工事作業現場では、iPhoneやタブレット端末のモバイル機器が急速に普及し、屋内・屋外を問わずIT機器の無線利用機会が増加しています。しかしながら高層ビルの建設現場やトンネル掘削現場などでは、事業者によるエリアサービスが悪い場合が多く、電波の不感地となっています。
これらの工事現場でIT機器を利用しようとした場合には、有線による方法で独自に通信手段を確保することが求められ、大規模な配線工事や電気工事による整備のために莫大な費用が必要でした。
【試験概要】
「現場の助っ人シリーズFalconWAVE(R)おくだけWi-Fi」のWi-Fiアクセスポイントとしての実力測定を、トンネル点検作業中の作業現場での持ち込みフィールドトライアルにて実施しました。
(1)指向性アンテナでの吹込み式エリア化試験
(2)全方向オムニアンテナでのエリア化試験
トンネル条件:全長1.2Km(R:100の湾曲部、途中2箇所あり)
トンネル寸法:高さ/横幅3.4m
試験項目 :伝送速度試験iperf
映像・音声伝送試験
http://www.atpress.ne.jp/releases/41987/img_41987_1.jpg
【試験結果】
抗口に設けられたアクセスポイントから指向性アンテナでトンネル内に電波を吹き込んでのエリア化試験でも対象トンネル内1.2kmのすべてのWi-Fiエリア化を確認。またオムニアンテナを利用したエリア化試験でも半径800m以上のWi-Fiエリア化が確認できたことにより、「おくだけWi-Fi」がトンネル工事現場でのWi-Fiエリア化に有効な手段であることが確認できました。
(1)指向性アンテナを用いた吹込み式エリア化試験
指向性アンテナをトンネル抗口付近に1台設置すれば全長1.2Kmのトンネル内すべてをWi-Fiエリア化できることが確認できました。
(2)全方向オムニアンテナを用いたエリア化試験
全長1.2Kmの対象トンネルのうちWi-Fiエリア化された範囲は840mであることを確認。オムニアンテナをサービスエリア内の中心に1台設置すれば、半径800mで直径1.6Kmの範囲をエリア化できることが確認できました。
http://www.atpress.ne.jp/releases/41987/img_41987_2.jpg
【製品の効果】
今回実証実験に利用した「現場の助っ人シリーズ おくだけWi-Fi」は、Wi-Fiエリア化のための機器がすべてパッケージ化されているので、購入後、必要な現場に持ち込み簡単な初期設定作業を行なえば、直ぐに対象工事現場がWi-Fiエリア化できるシステムです。
http://www.atpress.ne.jp/releases/41987/img_41987_3.jpg
1.高性能アンテナにより業界トップレベルの屋外Wi-Fiアクセス化を実現
日本電業工作が開発した高性能オムニアンテナをアクセスポイントに設置すれば、設置ポイントを中心に両端半径800m(約1.6km)の広大なエリアをWi-Fiエリア化することが可能です。また、高性能指向性アンテナを片端に設置すればサービスが必要な作業現場約1.2kmをエリア化することが可能になります。
2.簡単に設置でき移動も簡単
「現場の助っ人シリーズ おくだけWi-Fi」は、必要な機器が完全にパッケージ化されたシステムで、工事現場での設置・移動や設定作業が簡単に行えます。
また、搭載されている無線装置の消費電力は、わずか2.5Wと業界トップレベルの低消費を実現しており、小型蓄電池による商用電源に制約されない可搬性を活用し、トンネル内を自由に移動しながら必要な情報収集/伝達が可能となりました。
【今後の展開】
今後は、2014年2月より、全国の建設・土木工事現場を中心に製品販売を行う予定です。既に発表している「風速・足場倒壊監視システム」「資材盗難監視システム」と併せて「現場の助っ人シリーズ」として製品のラインナップ充実化を図ります。
■製品詳細サイト
http://www.den-gyo.com/supporter/index.html
「現場の助っ人シリーズ」は、2014年3月4日(火)〜3月7日(金)に東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2014」に出展する予定のほか、12月20日に東京で実施された商品発表会と同様イベントを西日本の工事現場関係者を対象に大阪で開催する予定で、近日中に日程をWebに公開いたします。
<日本電業工作(DENGYO)について>
1947年の創立以来、日本の通信事業発展に貢献し、通信インフラの実現を支える技術・製品を数多く創出してきました。アンテナ・フィルタといったコアビジネスの研究開発はもとより、中長期的な革新技術の創出にも積極的に取り組んでいます。資本金:3億3,000万円、売上高:94億円、従業員数:266名(平成23年3月期)。