“材料費は2万円以下の筋電義手が大賞”「未来のふつう」を表彰するコンテスト「Gugen」、オープンギャラリーと授賞式を実施
[13/12/27]
提供元:@Press
提供元:@Press
株式会社ピーバンドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役:田坂正樹)は、「未来のふつう」を具現化した自作ハードウェアを表彰するコンテスト「Gugen」の優秀作品を展示するオープンギャラリーを11月30日(土)〜12月2日(月)に原宿のデザインフェスタギャラリーにて開催し、続いて12月7日には株式会社ミクシィの7Fイベントスペースにて授賞式を行いました。
「Gugen2013」には、ユニークかつクオリティの高い作品が、歴代最高の応募作品数となる205作品も集まりました。作品展の会場では期間中、Gugen実行委員会が選考した約30作品を展示するとともに、楽器系作品によるライブや会場内ライトアップイベントなども実施いたしました。さらに授賞式では、優秀作品の展示および作者による6作品のプレゼンテーションが行われ、大賞1作品と優秀賞5作品が決定いたしました。
見事に大賞を獲得したのは、大阪府からご応募いただいた「筋電義手“Handie”」。山浦博志氏(メカ)・近藤玄大氏(ソフトウェア)・小西哲哉氏(デザイン)の3名によるユニット「exiii」による作品で、安価ながらも機能的でスタイリッシュな未来の節電義手です。モーター数を最小限に抑えて3Dプリンタで造形し、情報処理を自作の節電センサーとスマートフォンで行うことにより、材料費を2万円以下に抑えて、しかもファッション性も兼ね備えています。
【作品紹介URL】 http://gugen.jp/nominate
このほか、以下の5作品(順不同)が優秀作品に選ばれました。
<作品名>Universal Earphone
<応募者>松村耕平
<作品概要>耳の左右を自動的に判別するイヤホン。ステレオ音声においてL・R両チャンネルが正しく左右に付けられたイヤパッドから再生される。
<作品名>自転車用キーレスエントリーシステム「eRing」
<応募者>M2Mテックキャンパス
<作品概要>鍵なしで自転車の施解錠を行える自転車用リング錠。iOSアプリと連携して自転車をシェアしたり、移動経路を地図上に表示したりできる。
<作品名>言葉の軌跡
<応募者>衣斐秀聽
<作品概要>蓄光塗料の上をヒーリーズでLEDを明滅させながら滑走することにより、軌跡に光の文字が浮かび上がるインスタレーション。
<作品名>PocoPoco
<応募者>首都大学東京 IDEEA Lab.
<作品概要>「押す」「掴む」「回す」といった演奏方法により、誰でも簡単にループミュージックを演奏・作曲できる新しい音楽インターフェイス。
<作品名>Squama: 透明度を自由にプログラムできる未来の窓
<応募者>暦本純一
<作品概要>プログラムにより自由に透明度が変化する未来の窓。部分的に不透明にしたり、日影や日照を自由にコントロールしたりできる。
さらに、スポンサー賞として9作品が選ばれました。大賞を獲得した「Handie」および「eRing」、「言葉の軌跡」の3作品については、スポンサー賞とのダブル受賞となりました。
作品展の3日間の来場者数は計459人で、記名していただいた方268人の内、女性は約29%でした。また、授賞式の来場者数は94人で、この内、女性は約24%という結果となりました。技術系のイベントとしては女性の比率が高いことが本イベントの特徴となっています。一方、年齢層については、作品展では20〜40代が約87%、授賞式では90%と、これらの年代が高い比率を占める結果となりました。
さらに授賞式の来場者へのアンケートによると、「Gugen2013」のテーマでもある「未来のふつうを感じる作品は?」という質問に対して、「(本イベントに)満ち溢れていた」と答えた人が85%に達しました。ほかにも「面白い作品がたくさんあって楽しかった」「ぜひ継続してほしい」「来年は応募したい」といった声も数多く寄せられました。このような来場者の声からも、今回は全体的に応募作品のレベルが高かったことがうかがえます。
2008年にスタートした「電子工作コンテスト」は、今年初めてコンセプトを大きく変えて、「Gugen」という新たなモノづくりのコンテストに生まれ変わりました。その第一歩となった今回の「Gugen2013」では、実用化を意識したさまざまなプロダクトが全国から寄せられるとともに、作品展や授賞式においても幅広い層の方々にご来場いただき、成功裏に終えることができました。今後も「Gugen」は、人々の生活をより良くするプロダクトを目指して、未来の具現化に取り組んでまいります。
■関連リンク
◆Gugen2013
http://gugen.jp/
【Gugen 運営/主催について】
主催:株式会社ピーバンドットコム
運営:Gugen 実行委員会(代表 後藤康進)
【本件に関する一般の方向けのお問い合わせ先】
Gugen 実行委員会 後藤/岡島
E-mail: gugen-contact@googlegroups.com
【株式会社 ピーバンドットコムの概要】
社名 : 株式会社ピーバンドットコム
代表者 : 代表取締役 田坂正樹
所在地 : 東京都千代田区五番町14 国際中正会館10F
設立 : 2002年4月
資本金 : 3,400万円
URL : http://www.p-ban.com/
事業内容:
プリント基板のインターネット通信販売サイト P 板.com(ピーバンドットコム)の運営
電気・電子エンジニア向け SNS @ele(アットマークエレ)の運営
<P板.comの概要>
P板.comは、株式会社ピーバンドットコムが運営する国内初の専業プリント基板ネット通販サービスです。プリント基板とは、電気製品の中に入っている電子部品同士を繋ぐケーブルとなる緑色の板で、その製造プロセス上、1デザインごとにフィルムや版を作成するため多額の初期費用が必要となります。小ロットの商品開発・製造では「その初期費用コストを回収できない」という重大な課題がありました。
そこで、P版.comでは、効率化された製造工程を構築し、初期費用を完全無料とした独自の価格体系を実現しました。また、従来のコースとは別に「イニシャル費用ありコース」も設置し、リピート性のある案件の受付にも間口を広げ、プリント基板の総合通販サイトとして、2013年11月現在でユーザー登録数は30,347名、実績取引社数は13,572社に達しました。
株式会社ピーバンドットコムは、同サイトの普及により、ユーザーとなる電子電気エンジニアの問題解決および作業環境の改善・向上を支援し、少量多品種時代における電子機器業界の製品開発サイクルを加速されることで、モノづくり産業の推進に協力しております。
「Gugen2013」には、ユニークかつクオリティの高い作品が、歴代最高の応募作品数となる205作品も集まりました。作品展の会場では期間中、Gugen実行委員会が選考した約30作品を展示するとともに、楽器系作品によるライブや会場内ライトアップイベントなども実施いたしました。さらに授賞式では、優秀作品の展示および作者による6作品のプレゼンテーションが行われ、大賞1作品と優秀賞5作品が決定いたしました。
見事に大賞を獲得したのは、大阪府からご応募いただいた「筋電義手“Handie”」。山浦博志氏(メカ)・近藤玄大氏(ソフトウェア)・小西哲哉氏(デザイン)の3名によるユニット「exiii」による作品で、安価ながらも機能的でスタイリッシュな未来の節電義手です。モーター数を最小限に抑えて3Dプリンタで造形し、情報処理を自作の節電センサーとスマートフォンで行うことにより、材料費を2万円以下に抑えて、しかもファッション性も兼ね備えています。
【作品紹介URL】 http://gugen.jp/nominate
このほか、以下の5作品(順不同)が優秀作品に選ばれました。
<作品名>Universal Earphone
<応募者>松村耕平
<作品概要>耳の左右を自動的に判別するイヤホン。ステレオ音声においてL・R両チャンネルが正しく左右に付けられたイヤパッドから再生される。
<作品名>自転車用キーレスエントリーシステム「eRing」
<応募者>M2Mテックキャンパス
<作品概要>鍵なしで自転車の施解錠を行える自転車用リング錠。iOSアプリと連携して自転車をシェアしたり、移動経路を地図上に表示したりできる。
<作品名>言葉の軌跡
<応募者>衣斐秀聽
<作品概要>蓄光塗料の上をヒーリーズでLEDを明滅させながら滑走することにより、軌跡に光の文字が浮かび上がるインスタレーション。
<作品名>PocoPoco
<応募者>首都大学東京 IDEEA Lab.
<作品概要>「押す」「掴む」「回す」といった演奏方法により、誰でも簡単にループミュージックを演奏・作曲できる新しい音楽インターフェイス。
<作品名>Squama: 透明度を自由にプログラムできる未来の窓
<応募者>暦本純一
<作品概要>プログラムにより自由に透明度が変化する未来の窓。部分的に不透明にしたり、日影や日照を自由にコントロールしたりできる。
さらに、スポンサー賞として9作品が選ばれました。大賞を獲得した「Handie」および「eRing」、「言葉の軌跡」の3作品については、スポンサー賞とのダブル受賞となりました。
作品展の3日間の来場者数は計459人で、記名していただいた方268人の内、女性は約29%でした。また、授賞式の来場者数は94人で、この内、女性は約24%という結果となりました。技術系のイベントとしては女性の比率が高いことが本イベントの特徴となっています。一方、年齢層については、作品展では20〜40代が約87%、授賞式では90%と、これらの年代が高い比率を占める結果となりました。
さらに授賞式の来場者へのアンケートによると、「Gugen2013」のテーマでもある「未来のふつうを感じる作品は?」という質問に対して、「(本イベントに)満ち溢れていた」と答えた人が85%に達しました。ほかにも「面白い作品がたくさんあって楽しかった」「ぜひ継続してほしい」「来年は応募したい」といった声も数多く寄せられました。このような来場者の声からも、今回は全体的に応募作品のレベルが高かったことがうかがえます。
2008年にスタートした「電子工作コンテスト」は、今年初めてコンセプトを大きく変えて、「Gugen」という新たなモノづくりのコンテストに生まれ変わりました。その第一歩となった今回の「Gugen2013」では、実用化を意識したさまざまなプロダクトが全国から寄せられるとともに、作品展や授賞式においても幅広い層の方々にご来場いただき、成功裏に終えることができました。今後も「Gugen」は、人々の生活をより良くするプロダクトを目指して、未来の具現化に取り組んでまいります。
■関連リンク
◆Gugen2013
http://gugen.jp/
【Gugen 運営/主催について】
主催:株式会社ピーバンドットコム
運営:Gugen 実行委員会(代表 後藤康進)
【本件に関する一般の方向けのお問い合わせ先】
Gugen 実行委員会 後藤/岡島
E-mail: gugen-contact@googlegroups.com
【株式会社 ピーバンドットコムの概要】
社名 : 株式会社ピーバンドットコム
代表者 : 代表取締役 田坂正樹
所在地 : 東京都千代田区五番町14 国際中正会館10F
設立 : 2002年4月
資本金 : 3,400万円
URL : http://www.p-ban.com/
事業内容:
プリント基板のインターネット通信販売サイト P 板.com(ピーバンドットコム)の運営
電気・電子エンジニア向け SNS @ele(アットマークエレ)の運営
<P板.comの概要>
P板.comは、株式会社ピーバンドットコムが運営する国内初の専業プリント基板ネット通販サービスです。プリント基板とは、電気製品の中に入っている電子部品同士を繋ぐケーブルとなる緑色の板で、その製造プロセス上、1デザインごとにフィルムや版を作成するため多額の初期費用が必要となります。小ロットの商品開発・製造では「その初期費用コストを回収できない」という重大な課題がありました。
そこで、P版.comでは、効率化された製造工程を構築し、初期費用を完全無料とした独自の価格体系を実現しました。また、従来のコースとは別に「イニシャル費用ありコース」も設置し、リピート性のある案件の受付にも間口を広げ、プリント基板の総合通販サイトとして、2013年11月現在でユーザー登録数は30,347名、実績取引社数は13,572社に達しました。
株式会社ピーバンドットコムは、同サイトの普及により、ユーザーとなる電子電気エンジニアの問題解決および作業環境の改善・向上を支援し、少量多品種時代における電子機器業界の製品開発サイクルを加速されることで、モノづくり産業の推進に協力しております。