第2回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査結果を発表
[13/12/27]
提供元:@Press
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与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(以下 リスモン、本社:東京都千代田区、 http://www.riskmonster.co.jp/ )は、第2回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査を発表いたしました。
1.実施概要
・調査名称 :第2回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア :全国
・調査対象企業:年間売上2,500億円以上、
従業員数5,000人以上の企業200社を抽出
・調査期間 :2013年10月26日(土)〜10月27日(日)
・調査対象者 :未成年の子供・孫をもつ20〜69歳の男女個人 400人
2.調査結果
[1]「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」/ランキング結果
第2回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査のランキング1位は「トヨタ自動車」(回答率12.3%)でした。次いで「全日本空輸(ANA)」が2位(同8.3%)、「本田技研工業(ホンダ)」が3位(同6.8%)となりました。
以下、4位「サントリー」、「三菱商事」(同5.3%)、6位「日本航空(JAL)」、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(同4.8%)、8位「タニタ」(同4.4%)、9位「東海旅客鉄道(JR東海)」(同4.3%)、10位「電通」(同4.1%)と続いております。(図表A)
業種としては、製造業が10社(トヨタ自動車、本田技研工業(ホンダ)、サントリー、タニタ、味の素、パナソニック、花王、武田薬品、キリンビール、日立製作所)と最も多く、その他交通インフラ系4社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海)、でトップ20のうち半数以上を占める結果となりました。
[2]「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」/子孫別比較
お子さんに勤めてほしい企業について集計したところ、ランキング1位は「トヨタ自動車」(回答率12.0%)となりました。次いで2位「全日本空輸(ANA)」(同9.0%)、3位「本田技研工業(ホンダ)」(同5.5%)、4位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、「楽天」(同5.0%)となっております。(図表B)
これに対して、お孫さんに勤めてほしい企業としてのランキング1位も子供同様に「トヨタ自動車」(回答率12.5%)となりました。次いで2位「本田技研工業(ホンダ)」(同8.0%)、3位「全日本空輸(ANA)」、「サントリー」(同7.5%)、5位「三菱商事」、「日本放送協会(NHK)」(同6.0%)と続く結果となっております。(図表C)
全体でのランキングトップであった「トヨタ自動車」、2位の「全日本空輸(ANA)」、3位の「本田技研工業(ホンダ)」は、いずれの集計においても高い人気を有していることが特徴として見られましたが、4位以下については、異なる結果が見受けられました。特に、お子さんに勤めてほしい企業においては、経済の流行に敏感な父母世代の感性を反映してか、「楽天」、「グーグル(Google)」「アマゾン」などのIT関連企業を初めとした新興企業が上位に食い込んできている反面、アンケート対象が祖父母世代となるお孫さんに勤めてほしい企業では、「サントリー」、「日本放送協会(NHK)」、「三井物産」など業歴の長い企業が名を連ねているほか、上位14社がすべて前年も上位20社にランクインしているなど、安定的なアンケート結果となっております。
[3]「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」/男女別比較
「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」を男女別に集計したところ、男子のお子さん・お孫さんに勤めてほしい企業としては、1位「トヨタ自動車」。2位「本田技研工業(ホンダ)」、3位「全日本空輸(ANA)」となっており、メーカーや商社が多くランクインしました。
それに対して、女子のお子さん・お孫さんに勤めてほしい企業では、1位「全日本空輸(ANA)」、2位「トヨタ自動車」、3位「日本航空(ANA)」などが上位にランクインしており、キャビンアテンダントなどの花形職の人気が反映しているようです。(図表D)
また、父や祖父によるアンケート結果を集計したところ、交通インフラ系業種(「全日本空輸(ANA)」、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、「東海旅客鉄道(JR東海)」、「日本航空(JAL)」)や「日本放送協会(NHK)」など、事業基盤が固く安定性の高い企業が上位に選出されている一方で、母や祖母によるアンケート結果では、「タニタ」や「味の素」、「楽天」など日常生活に身近な企業が選出される傾向も見られました。(図表E)
[4]「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」/重視するイメージ
結婚相手の勤める企業についての重視するイメージは「安定している」「社員を大切にする」「将来性がある」「給料がよい」「福利厚生が充実」「堅実的」「社会的責任を果たしている」が上位となりました。「安定している」「社員を大切にしている」「給料がよい」は前回に引き続き上位として挙がっており、「海外転勤が少ない」「残業が少ない」「国内転勤が少ない」といった地域的な勤務環境に関するイメージは、前回同様に重視されにくい結果となりました。(図表F)
3.総評
2回目の実施となった「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」調査においては、記述のとおり、前回の子・孫別の調査結果に加えて、男子・女子別および父祖父・母祖母別の調査を行ったことで、ランキング結果にそれぞれの視点や思考による特徴がみられる形となりました。
子供や孫に勤めてほしい企業とは、両親や祖父母からすれば、その企業に勤めることで子供や孫が安定的で豊かな生活を送れると考えられている企業といえます。その観点では、今回のランキング上位企業のほとんどが業歴60年超であり、高い安定性を評価されている企業であることが一つの要因と捉えられることができます。(図表G)
しかし、企業の平均寿命が20〜30年といわれる昨今の経済において、厳しい競争を求められる点では、ランキング上位企業も例外ではありません。また、昔と今とでは、安定成長に求められる資質が異なるように、将来に関しても同様のことがいえます。その意味では、今の未成年が定年を迎える40年後、50年後にこれらの企業が存続している保証はどこにもありません。
今年も就職戦線がスタートしましたが、どれほどの学生が両親・祖父母が望むような企業に入社できるのか、またその中のどれほどが両親・祖父母、または本人が望むような安定的で豊かな生活を送ることができるのか、前途ある若者の頑張りに期待しています。
■リスモン調べとは
リスクモンスターが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「PRキャラクターブランド調査」、「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2013年9月末時点で9,608(内、与信管理サービス等4,770、ビジネスポータルサイト等3,471、その他1,367)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp
1.実施概要
・調査名称 :第2回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア :全国
・調査対象企業:年間売上2,500億円以上、
従業員数5,000人以上の企業200社を抽出
・調査期間 :2013年10月26日(土)〜10月27日(日)
・調査対象者 :未成年の子供・孫をもつ20〜69歳の男女個人 400人
2.調査結果
[1]「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」/ランキング結果
第2回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査のランキング1位は「トヨタ自動車」(回答率12.3%)でした。次いで「全日本空輸(ANA)」が2位(同8.3%)、「本田技研工業(ホンダ)」が3位(同6.8%)となりました。
以下、4位「サントリー」、「三菱商事」(同5.3%)、6位「日本航空(JAL)」、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(同4.8%)、8位「タニタ」(同4.4%)、9位「東海旅客鉄道(JR東海)」(同4.3%)、10位「電通」(同4.1%)と続いております。(図表A)
業種としては、製造業が10社(トヨタ自動車、本田技研工業(ホンダ)、サントリー、タニタ、味の素、パナソニック、花王、武田薬品、キリンビール、日立製作所)と最も多く、その他交通インフラ系4社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海)、でトップ20のうち半数以上を占める結果となりました。
[2]「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」/子孫別比較
お子さんに勤めてほしい企業について集計したところ、ランキング1位は「トヨタ自動車」(回答率12.0%)となりました。次いで2位「全日本空輸(ANA)」(同9.0%)、3位「本田技研工業(ホンダ)」(同5.5%)、4位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、「楽天」(同5.0%)となっております。(図表B)
これに対して、お孫さんに勤めてほしい企業としてのランキング1位も子供同様に「トヨタ自動車」(回答率12.5%)となりました。次いで2位「本田技研工業(ホンダ)」(同8.0%)、3位「全日本空輸(ANA)」、「サントリー」(同7.5%)、5位「三菱商事」、「日本放送協会(NHK)」(同6.0%)と続く結果となっております。(図表C)
全体でのランキングトップであった「トヨタ自動車」、2位の「全日本空輸(ANA)」、3位の「本田技研工業(ホンダ)」は、いずれの集計においても高い人気を有していることが特徴として見られましたが、4位以下については、異なる結果が見受けられました。特に、お子さんに勤めてほしい企業においては、経済の流行に敏感な父母世代の感性を反映してか、「楽天」、「グーグル(Google)」「アマゾン」などのIT関連企業を初めとした新興企業が上位に食い込んできている反面、アンケート対象が祖父母世代となるお孫さんに勤めてほしい企業では、「サントリー」、「日本放送協会(NHK)」、「三井物産」など業歴の長い企業が名を連ねているほか、上位14社がすべて前年も上位20社にランクインしているなど、安定的なアンケート結果となっております。
[3]「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」/男女別比較
「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」を男女別に集計したところ、男子のお子さん・お孫さんに勤めてほしい企業としては、1位「トヨタ自動車」。2位「本田技研工業(ホンダ)」、3位「全日本空輸(ANA)」となっており、メーカーや商社が多くランクインしました。
それに対して、女子のお子さん・お孫さんに勤めてほしい企業では、1位「全日本空輸(ANA)」、2位「トヨタ自動車」、3位「日本航空(ANA)」などが上位にランクインしており、キャビンアテンダントなどの花形職の人気が反映しているようです。(図表D)
また、父や祖父によるアンケート結果を集計したところ、交通インフラ系業種(「全日本空輸(ANA)」、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、「東海旅客鉄道(JR東海)」、「日本航空(JAL)」)や「日本放送協会(NHK)」など、事業基盤が固く安定性の高い企業が上位に選出されている一方で、母や祖母によるアンケート結果では、「タニタ」や「味の素」、「楽天」など日常生活に身近な企業が選出される傾向も見られました。(図表E)
[4]「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」/重視するイメージ
結婚相手の勤める企業についての重視するイメージは「安定している」「社員を大切にする」「将来性がある」「給料がよい」「福利厚生が充実」「堅実的」「社会的責任を果たしている」が上位となりました。「安定している」「社員を大切にしている」「給料がよい」は前回に引き続き上位として挙がっており、「海外転勤が少ない」「残業が少ない」「国内転勤が少ない」といった地域的な勤務環境に関するイメージは、前回同様に重視されにくい結果となりました。(図表F)
3.総評
2回目の実施となった「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」調査においては、記述のとおり、前回の子・孫別の調査結果に加えて、男子・女子別および父祖父・母祖母別の調査を行ったことで、ランキング結果にそれぞれの視点や思考による特徴がみられる形となりました。
子供や孫に勤めてほしい企業とは、両親や祖父母からすれば、その企業に勤めることで子供や孫が安定的で豊かな生活を送れると考えられている企業といえます。その観点では、今回のランキング上位企業のほとんどが業歴60年超であり、高い安定性を評価されている企業であることが一つの要因と捉えられることができます。(図表G)
しかし、企業の平均寿命が20〜30年といわれる昨今の経済において、厳しい競争を求められる点では、ランキング上位企業も例外ではありません。また、昔と今とでは、安定成長に求められる資質が異なるように、将来に関しても同様のことがいえます。その意味では、今の未成年が定年を迎える40年後、50年後にこれらの企業が存続している保証はどこにもありません。
今年も就職戦線がスタートしましたが、どれほどの学生が両親・祖父母が望むような企業に入社できるのか、またその中のどれほどが両親・祖父母、または本人が望むような安定的で豊かな生活を送ることができるのか、前途ある若者の頑張りに期待しています。
■リスモン調べとは
リスクモンスターが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「PRキャラクターブランド調査」、「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2013年9月末時点で9,608(内、与信管理サービス等4,770、ビジネスポータルサイト等3,471、その他1,367)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp