ユニ・チャームと広島大学が共同研究 フィット性と吸収機能の高いナプキンを使用で「入眠と睡眠維持」が改善 〜日本睡眠学会 第35回定期学術集会にて発表〜
[14/01/16]
提供元:@Press
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ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、社長:高原 豪久)は生理用品市場を牽引するメーカーとして女性をサポートするための様々な商品やサービスを提供しています。2010年7月に日本睡眠学会 第35回定期学術集会にて、広島大学大学院総合科学研究科の林 光緒 教授と共同で、女性の生理用品の違いによる月経中の睡眠感比較についての研究を実施しました。近年の活動的な女性の増加で、質の良い睡眠が求められる傾向を受け、この研究成果についてご報告します。
「入眠と睡眠維持」 改良品と既存品の使用時の比較
http://www.atpress.ne.jp/releases/42205/img_42205_1.jpg
■研究の背景
近年、生活スタイルの変化や女性の社会進出に伴い、活動的な女性が増える傾向にあります。そのような女性は限られた時間の中で、しっかりと眠りたいため、「睡眠の質」にこだわる傾向にあります。
当社では、月経中の睡眠の変化を調べ、月経量とモレ不安が睡眠に及ぼす影響について、広島大学と共同で研究を行い、2008年6月に発表しました。当時の研究で、経血量の多い月経前半の2日間は経血がモレないよう寝返りや横寝を避け、できるだけ仰向けで寝ている人ほど睡眠の質が低下していることが明らかになりました。このことより、月経期と非月経期と比較すると睡眠時間は変わらないのに、経血のモレに対する不安から、特に月経前半2日間は顕著に睡眠の質が低下することが考察されました。さらにこの研究に続き、フィット性と吸収機能を改良した夜用ナプキンを使用することで経血量の多い時期の睡眠感がどのように変化するか、広島大学と共同で研究を行い、2010年7月日本睡眠学会 第35回定期学術集会にて発表しました。本リリースでは、2010年の研究成果についてご報告いたします。
当社では、学会発表後からも、生理用ナプキンの「厚さ」や「つけ心地」「経血のモレ」に対するニーズに応えるよう、現在に至るまで日々研究を続けています。
■研究の概要
対象:正常な周期で月経がある25歳〜40歳 40名
期間:2007年1月〜2007年8月
(経血量が多いとされる、月経1日目と2日目の2日間使用)
方法:
全体を2群に分け、P:改良品※1、Q:既存品(各2枚) を多い日の夜に3周期ずつ使用した※2。1周期ごとに絶対評価、P・Q各3周期使用終了後に相対評価を実施。
《毎朝起床時》OSA睡眠感調査票(MA版) ※3の記入
《毎晩就寝時》1日の生活日誌の記録、体調・気分・疲労に関する主観評価の記録、アクティグラフ※4による活動量の記録、月経中における生理用品の使用記録
※1 改良品=フィット性と吸収機能を改良した夜用ナプキン
※2 検証時に使用したP:改良品とQ:既存品は、現在発売している商品ではございません。
※3 睡眠感評価を行うため標準化された心理尺度
※4 体動量から睡眠と覚醒の時間帯を判定する腕時計型測定器
■研究の結果と考察
生理期間は睡眠状態が低下するが、その中でも特に経血量が多いとされる月経前半の2日間は有意に睡眠感が低下することが過去の研究から明らかになっている。
今回、生理用品の違いにより月経中の睡眠状態が改善することが確認できた。
具体的には、フィット性と吸収機能を改良した夜用ナプキンを使用することで、経血のモレ不安が軽減され、睡眠状態が改善されることが示唆された。
また、月経前半に低下していたOSA睡眠感4因子(起床時眠気、入眠と睡眠維持、疲労回復、睡眠時間)のうち、「入眠と睡眠維持」因子について有意な改善効果があった。
●就寝時生理用品ごとの製品評価について
フィット性、吸収機能の高いナプキンを就寝時に使用することで、安心してぐっすり眠れることが示唆された。
使用品に対する評価について
http://www.atpress.ne.jp/releases/42205/img_42205_2.jpg
■学会発表
当社と広島大学による共同研究の成果として、日本睡眠学会 第35回定期学術集会(日時:2010年7月1日・2日、場所:名古屋国際会議場)にて発表しました。
■研究参加メンバー
広島大学大学院 総合科学研究科 行動科学講座 林 光緒 教授
ユニ・チャーム株式会社 宮澤 清
ユニ・チャーム株式会社 小西 礼子
ユニ・チャーム株式会社 谷 文美
■広島大学大学院 林教授のコメント
「入眠と睡眠維持」因子は、「寝つきがよかった」、「ぐっすり眠れた」、「眠りが深かった」など、睡眠の質を表わす5項目で構成されています。
既存品に比べて改良品ではこれらの項目の得点が上がっていますので、改良品を用いることで睡眠の質が良好に保たれていたことが分かります。
広島大学大学院 林 光緒 教授
http://www.atpress.ne.jp/releases/42205/img_42205_3.jpg
■当社のコメント
2010年の研究で、フィット性と吸収機能が高い夜用ナプキンを使用することで、月経前半期の夜間睡眠の質を改善できることが示唆されました。この度、近年の活動的な女性の増加に伴い、質の良い睡眠を求める傾向が見られることより、研究の成果についてご報告いたします。
このように当社では、生理に関する様々な商品やサービスを提供することで、生理期間中においても、できるだけ普段どおりに快適に過ごして頂く一助になるような活動を、今後も行ってまいります。
■会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
社員数 :1,234名[グループ合計10,855名](2013年3月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売
≪消費者の方のお問い合わせ先≫
ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センター
TEL:0120-423-001
ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
http://www.unicharm.co.jp/
「入眠と睡眠維持」 改良品と既存品の使用時の比較
http://www.atpress.ne.jp/releases/42205/img_42205_1.jpg
■研究の背景
近年、生活スタイルの変化や女性の社会進出に伴い、活動的な女性が増える傾向にあります。そのような女性は限られた時間の中で、しっかりと眠りたいため、「睡眠の質」にこだわる傾向にあります。
当社では、月経中の睡眠の変化を調べ、月経量とモレ不安が睡眠に及ぼす影響について、広島大学と共同で研究を行い、2008年6月に発表しました。当時の研究で、経血量の多い月経前半の2日間は経血がモレないよう寝返りや横寝を避け、できるだけ仰向けで寝ている人ほど睡眠の質が低下していることが明らかになりました。このことより、月経期と非月経期と比較すると睡眠時間は変わらないのに、経血のモレに対する不安から、特に月経前半2日間は顕著に睡眠の質が低下することが考察されました。さらにこの研究に続き、フィット性と吸収機能を改良した夜用ナプキンを使用することで経血量の多い時期の睡眠感がどのように変化するか、広島大学と共同で研究を行い、2010年7月日本睡眠学会 第35回定期学術集会にて発表しました。本リリースでは、2010年の研究成果についてご報告いたします。
当社では、学会発表後からも、生理用ナプキンの「厚さ」や「つけ心地」「経血のモレ」に対するニーズに応えるよう、現在に至るまで日々研究を続けています。
■研究の概要
対象:正常な周期で月経がある25歳〜40歳 40名
期間:2007年1月〜2007年8月
(経血量が多いとされる、月経1日目と2日目の2日間使用)
方法:
全体を2群に分け、P:改良品※1、Q:既存品(各2枚) を多い日の夜に3周期ずつ使用した※2。1周期ごとに絶対評価、P・Q各3周期使用終了後に相対評価を実施。
《毎朝起床時》OSA睡眠感調査票(MA版) ※3の記入
《毎晩就寝時》1日の生活日誌の記録、体調・気分・疲労に関する主観評価の記録、アクティグラフ※4による活動量の記録、月経中における生理用品の使用記録
※1 改良品=フィット性と吸収機能を改良した夜用ナプキン
※2 検証時に使用したP:改良品とQ:既存品は、現在発売している商品ではございません。
※3 睡眠感評価を行うため標準化された心理尺度
※4 体動量から睡眠と覚醒の時間帯を判定する腕時計型測定器
■研究の結果と考察
生理期間は睡眠状態が低下するが、その中でも特に経血量が多いとされる月経前半の2日間は有意に睡眠感が低下することが過去の研究から明らかになっている。
今回、生理用品の違いにより月経中の睡眠状態が改善することが確認できた。
具体的には、フィット性と吸収機能を改良した夜用ナプキンを使用することで、経血のモレ不安が軽減され、睡眠状態が改善されることが示唆された。
また、月経前半に低下していたOSA睡眠感4因子(起床時眠気、入眠と睡眠維持、疲労回復、睡眠時間)のうち、「入眠と睡眠維持」因子について有意な改善効果があった。
●就寝時生理用品ごとの製品評価について
フィット性、吸収機能の高いナプキンを就寝時に使用することで、安心してぐっすり眠れることが示唆された。
使用品に対する評価について
http://www.atpress.ne.jp/releases/42205/img_42205_2.jpg
■学会発表
当社と広島大学による共同研究の成果として、日本睡眠学会 第35回定期学術集会(日時:2010年7月1日・2日、場所:名古屋国際会議場)にて発表しました。
■研究参加メンバー
広島大学大学院 総合科学研究科 行動科学講座 林 光緒 教授
ユニ・チャーム株式会社 宮澤 清
ユニ・チャーム株式会社 小西 礼子
ユニ・チャーム株式会社 谷 文美
■広島大学大学院 林教授のコメント
「入眠と睡眠維持」因子は、「寝つきがよかった」、「ぐっすり眠れた」、「眠りが深かった」など、睡眠の質を表わす5項目で構成されています。
既存品に比べて改良品ではこれらの項目の得点が上がっていますので、改良品を用いることで睡眠の質が良好に保たれていたことが分かります。
広島大学大学院 林 光緒 教授
http://www.atpress.ne.jp/releases/42205/img_42205_3.jpg
■当社のコメント
2010年の研究で、フィット性と吸収機能が高い夜用ナプキンを使用することで、月経前半期の夜間睡眠の質を改善できることが示唆されました。この度、近年の活動的な女性の増加に伴い、質の良い睡眠を求める傾向が見られることより、研究の成果についてご報告いたします。
このように当社では、生理に関する様々な商品やサービスを提供することで、生理期間中においても、できるだけ普段どおりに快適に過ごして頂く一助になるような活動を、今後も行ってまいります。
■会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
社員数 :1,234名[グループ合計10,855名](2013年3月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売
≪消費者の方のお問い合わせ先≫
ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センター
TEL:0120-423-001
ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
http://www.unicharm.co.jp/