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<大規模マンションにおける日本最大級の省エネルギー実証>プラウド船橋(一街区、二街区) 2013年夏の省エネ実証結果 〜 2014年4月よりディスアグリゲーション技術による次世代見える化サービスの実証実験を開始 〜

野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/取締役社長:中井 加明三)及び株式会社ファミリーネット・ジャパン(略称:FNJ、本社:東京都渋谷区/代表取締役:堤 昭彦)は、分譲マンション「プラウド船橋 一街区・二街区(一街区・二街区 総戸数573戸 全街区総戸数:1,497戸)」(千葉県船橋市/野村不動産・三菱商事共同事業)において、昨年8月より省エネルギーへの意識及び効果に関する調査を実施しており、今般2013年夏季期間の省エネ実証の結果について、お知らせします。

今後「プラウド船橋 三街区・五街区(三街区・五街区 総戸数:686戸)」においても同様の省エネ調査を予定(2014年1月から同年11月まで)しており、現時点で約260戸強の参加応募を頂戴しております。全対象街区の当該調査への参加者は約500戸となり、同等住戸性能を有した集合住戸群での省エネルギー実証としては、日本最大級です。
なお、本調査は、共同研究機関として一般財団法人 電力中央研究所(本部:東京都千代田区/理事長:各務 正博)の参画を得て、アドバイス自動生成システムの開発や、学術的・中立的な効果検証を行っております。


<料金体系と節電情報提供の2軸でグルーピングし、節電効果を検証>
【調査目的】
(1)スマートプラン(*1)の効果検証(ピークカット効果(kWの低減)/省エネ(kWhの削減))
(2)スマートメーターのデータ分析結果をもとに作成される省エネアドバイスレポートの効果検証
(3)ディスアグリゲーション技術(*2)の性能検証
(4)【調査期間】2013年8月〜2014年11月(うち、夏季実証:2013年8月〜9月)
【調査対象】プラウド船橋 一街区・二街区の入居世帯(全573世帯)のうち、参加申込みを頂いた世帯
【参加世帯数】233世帯(参加率:40.7%(2013年12月時点))
参加世帯を料金体系(スマートプラン/従来型料金体系)、及び節電情報提供(HEMS見える化・省エネアドバイスレポート)の有無により、A〜Dの計4群にグルーピングしました。加えて、ディスアグリゲーション技術の性能検証のためディスアグリゲーション機器を設置したE群を追加しました。

表1:参加世帯のグルーピング(◯=提供あり/×=提供なし)

A群:53戸/スマートプラン/見える化画面◯/省エネアドバイスレポート×
B群:55戸/スマートプラン/見える化画面◯/省エネアドバイスレポート◯
C群:60戸/従来型料金体系/見える化画面◯/省エネアドバイスレポート◯
D群:60戸/従来型料金体系/見える化画面×/省エネアドバイスレポート×
E群: 5戸/スマートプラン/ディスアグリゲーション機器の設置


<効果検証結果(2014年冬季及び2014年夏季に更に詳細検証)>
スマートプランと見える化、省エネアドバイスレポートの提供により、夏季需給ひっ迫時間帯におけるピークカット(kW低減)効果:約11%、省エネ(kWh削減)効果:約7%という結果になりました。(*3)

図1:検証結果まとめ
http://www.atpress.ne.jp/releases/42389/img_42389_1.png

(*3) 第30回 エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス(2014/1/23〜24開催)にて学会発表予定。


■見える化について
A、B、C群においては「30分単位の電力消費量(kWh)」及び「瞬時値(その瞬間の使用電力(kW))」それぞれを表示できる見える化サービスを提供しました。

「見える化」イメージ
http://www.atpress.ne.jp/releases/42389/img_42389_2.jpg


■省エネアドバイスレポートについて
 〜お客様ご自身の節電意識向上を促す情報コンテンツの工夫〜
B、C群の2グループへは週1回/全5回郵送にて「省エネアドバイスレポート」を送付しました。レポートは、各住戸のスマートメーターで計測したデータをもとに電力消費傾向を分析し、各世帯毎に自動生成かつカスタマイズされた内容です。
今後、2014年1月以降は、プラウド船橋 三街区・五街区の調査参加者も加えた約500戸を対象に、同様のレポートを配信します。より精度を増した詳細な検証を行い、実サービス化を進めます。

【レポート一部抜粋(イメージ)】※サンプル参照
http://www.atpress.ne.jp/releases/42389/img_42389_3.jpg


<日々の生活にて、無理をしない省エネルギー実践に向けての施策>
今回の調査の中では、調査参加者様のご自宅での省エネルギーとりわけ節電へのお願いをすることに加えて、夏季需給ひっ迫時間帯に近隣施設への外出滞在を促すクールシェアも呼びかけました。クールシェアリング推進の意味も込めて、調査参加者様へのインセンティブとして、イオンギフトカード及びWAONカードの配布及びWAONポイント付与を行っております。


<【今後の展開】ディスアグリゲーション技術を用いた次世代見える化サービスの実証実験を開始>
2014年4月より、これまでの実証内容に加え、「ディスアグリゲーション技術」を用いた次世代の電力見える化サービスの実証実験も開始します。本サービスは、インフォメティス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:只野 太郎)より技術提供を受け、夏季実証において、性能検証を進めてまいりましたが、4月より、実サービスとしての利用を想定したトライアルとして、一部対象世帯へサービスの提供を行います。また、今後、専有部にとどまらず、共用部でのサービス利用も見込み、検証を進めてまいります。


(*2)【ディスアグリゲーション技術とは】
従来の電力見える化における「使用電力総量の見える化」「規定回路(ブレーカー)毎の見える化」をより発展させ、電力波形から何の家電かを自動識別、様々な家電を個別に電力使用量を計測、見える化する新しい技術です。

■特徴(1) 施工の省力化とコストダウン
電力センサーを1箇所に取り付けるだけで計測可能となるので、設置にかかる施工を省力化し、コストダウンを図ることができます。
■特徴(2) 様々な家電を見える化
ブレーカー単位や、専用のコンセントタップが必要なく、コンセントに接続された様々な家電の電力使用状況を計測することができます。したがって、掃除機等、使う場所が毎回異なる家電も見える化の対象とすることができます。
■特徴(3) 利用するほど精度が向上する学習型プログラム
AI型のアルゴリズムプログラムを取り入れており、導入世帯で電力使用データが蓄積されるのに比例し、識別精度が上がります。また、他世帯のデータも集積することで、新たに購入した家電も電力波形も自動で識別できるようになります。

(ディスアグリゲーション技術イメージ)
http://www.atpress.ne.jp/releases/42389/img_42389_4.jpg

今後も本調査の期間中、自宅節電以外のサービス面からの省エネルギー支援を更に検討し、日々の生活にて無理をしない省エネルギー実践の工夫、コツを発見することを通して、更なるスマートマンション・スマートコミュニティの普及推進に貢献してまいります。

(*1)enecoQ(エネコック)及びスマートプランについて
当システムは、野村不動産株式会社とFNJが共同で開発した電力消費のピークシフトを目指すマンション・エネルギー・マネジメントシステムです。各マンションの電力利用状況を管理し、共用部の電力利用を制御、全体として大きな電力需要をカットし、その効果を情報として集約するシステムです。専有部では、HEMSとスマートメーターを設置し、新電気料金「スマートプラン」を導入します。電気の同時利用を控え料金が割安になることで、電力利用のピークシフトを促す仕組みです。この試みは居住者に無理なく省エネ行動を習慣化させ、持続可能なシステムとして今後普及促進されることを意図しました。

(参考資料:スマートマンションエネルギーシステム enecoQ概念図)
http://www.atpress.ne.jp/releases/42389/img_42389_5.jpg


<プラウド船橋 一街区〜五街区 物件概要>
http://www.atpress.ne.jp/releases/42389/img_42389_8.jpg


省エネアドバイスレポート サンプル1
http://www.atpress.ne.jp/releases/42389/img_42389_6.jpg
省エネアドバイスレポート サンプル2
http://www.atpress.ne.jp/releases/42389/img_42389_7.jpg
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