ACCESS、テンフィートライト社のスマートマンションサービス向けエネルギー管理システム(MEMS)開発を支援 -スマートフォンで、外出先からでもエアコンや照明機器の消費電力の見える化・制御を実現-
[14/03/27]
提供元:@Press
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株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下 ACCESS)は、本日、同社のECHONET Lite(※1)対応ソリューション「NetFront(R) HEMSConnect」とモバイルアプリケーション技術を用いて、マンション専門インターネット通信サービス事業者である株式会社テンフィートライト(本社:東京都中央区、代表取締役:相川 太郎、以下 テンフィートライト)と同社のスマートマンションサービス向けMEMS(※2)を共同開発した旨を発表いたしました。
テンフィートライトは、2013年、MEMS導入を推進する「MEMSアグリゲータ」(※3)として行政の採択を受けるなど、マンションのスマート化事業に積極的に取り組んでいます。この一環として、同社は、通常のMEMSに、高圧一括受電事業者との連携、マンションユーザーに対する高度な節電サポートサービス、および、遠隔からの空調や照明設備といった機器の制御・モニタリングを組み合わせ、先進的なスマートマンションをワンストップで実現するスマートマンションサービスの開発に取り組んでいます。
テンフィートライトのスマートマンションサービスが導入されたマンションでは、居住者は、お手持ちのスマートフォンやタブレットにECHONET Lite対応のアプリケーションをインストールし、その端末を宅内のスマートデバイス(エアコン、照明機器)を管理するサーバーとして活用することにより、これら機器の消費電力の見える化や制御が可能となり、共用部電力の見える化と併せマンションのスマート化が実現されます(下図参照)。また、外出中でも個人のスマートフォンやタブレットから自宅の家電を制御し、消費電力を管理することが可能となります。テンフィートライトは本サービスを、今秋には、マンション関連事業者や管理組合などに向けて提供開始する予定です。
この度ACCESSが提供するMEMSソリューションの核となる「NetFront HEMSConnect」は、ECHONET Liteの最新仕様に準拠し、HEMS(※4)やMEMS、BEMS(※5)などのエネルギー管理システム側から、スマートメータ(通信機能を備えた電力計)、情報家電に至るまで、幅広い機器に実装可能で、ECHONET Lite対応システムや機器の開発を容易にするソリューションです。組み込みソフトウェア開発におけるACCESSの技術力・ノウハウを結集し、OS非依存、省メモリ、低消費電力による高度な柔軟性を実現しています。ACCESSは、同技術を用いて、ECHONET Lite準拠のiOSおよびAndroid対応スマートフォン対応アプリケーションを開発し、テンフィートライトのスマートマンション構築を実現いたします。
テンフィートライト社のスマートマンションサービス
http://www.atpress.ne.jp/releases/44743/img_44743_1.png
テンフィートライト 代表取締役 相川 太郎氏は、
「当社お客様へ最先端のスマートマンションサービスをいち早くお届けするために、この度ACCESSを選定しました。同社製品の先進性に加えて、当社ニーズに則った製品のカスタマイズなど柔軟なサポート体制が決め手となりました。引き続き、『MEMSアグリゲータ』として、新築、既築マンションのスマートマンション化を推進するとともに、節電活動を中心に低炭素化社会の実現を図ることで、責任ある企業の一員として地球温暖化防止など社会貢献の役割を果たしてまいります」と述べています。
ACCESS 取締役 兼 最高技術責任者(CTO) 石黒 邦宏は、
「ACCESSは、スマートグリッド構想の早期実現を目指して、MEMS構築のためのソリューションなどを提供すると共に、エコーネットコンソーシアム(※6)のメンバーとして、ECHONET Lite規格の普及活動に尽力してまいりました。今後とも、事業者がスマートハウス向け管理システムや家電の市場投入を迅速化するソリューションを提供してまいります」と述べています。
【「NetFront HEMSConnect」の主な特長】
●最新仕様「ECHONET Lite v1.10」に準拠
●APPENDIX ECHONET 機器オブジェクト詳細規定 Release D対応
●OS、ネットワーク非依存 ※主なOS全て(Android、iOS、Windowsなど)に対応。
●C言語対応
●省メモリ、低消費電力
●スピード開発が可能なサンプル・アプリケーション
●移植が簡単なソースコードを提供
●全機器オブジェクト対応
●機器オブジェクトを自由に選択可能
●組み込み支援サポートの提供
●親和性の高い家電向けブラウザ「NetFront(R) Browser」や、新世代のIPアドレスであるIPv6対応センサーネットワーク製品「ZebOS(R) Smart Objects」と組み合わせることで、IPv6環境下でのHEMSシステムの開発がさらに容易になります。
「NetFront HEMSConnect」に関する詳細は、
http://jp.access-company.com/products/itelectoronics/hemsconnect/ をご覧ください。
※1 ECHONET Liteとは、エコーネットコンソーシアムが策定した、スマートハウス・HEMSを支える日本発の標準通信規格。
※2 MEMS(Mansion Energy Management System)とは、マンション内の家庭で使用される電力消費量などを計測して把握することにより、空調や照明設備といった機器の制御やデマンドピークの抑制を行う効率的なエネルギー管理システム。
※3 MEMSアグリゲータとは、エネルギー集中管理システムを保有する事業者で、マンションなどの集合住宅にMEMSを導入し、エネルギー管理支援サービスやMEMSから得られる情報を活用する継続的なサービスを通じて10%以上の節電を目標に事業を行う、SIIに登録を受けた事業者のことです。
※4 HEMS(Home Energy Management System)とは、家電等のエネルギー消費機器の制御、創蓄(創エネ・蓄エネ)の制御を通じて、省エネと快適性・利便性を両立させる住宅のエネルギー管理システム。
※5 BEMS(Building Energy Management System)とは、ビルのエネルギー管理システム。
※6 エコーネットコンソーシアムとは、CO2排出量の削減、ホームセキュリティやホームヘルスケアの高度化に対応するため、家電機器の遠隔制御/モニタリング等に活用できるホームネットワークの基盤ソフトウェアおよびハードウェアの開発、並びに「エコーネット規格」の基盤技術の確立を目的として1997年に設立された業界団体。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、 http://jp.access-company.com/ をご覧ください。
※ACCESS、ACCESSロゴ、NetFrontは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
※iOSは、CiscoからApple社に使用を許諾された登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
テンフィートライトは、2013年、MEMS導入を推進する「MEMSアグリゲータ」(※3)として行政の採択を受けるなど、マンションのスマート化事業に積極的に取り組んでいます。この一環として、同社は、通常のMEMSに、高圧一括受電事業者との連携、マンションユーザーに対する高度な節電サポートサービス、および、遠隔からの空調や照明設備といった機器の制御・モニタリングを組み合わせ、先進的なスマートマンションをワンストップで実現するスマートマンションサービスの開発に取り組んでいます。
テンフィートライトのスマートマンションサービスが導入されたマンションでは、居住者は、お手持ちのスマートフォンやタブレットにECHONET Lite対応のアプリケーションをインストールし、その端末を宅内のスマートデバイス(エアコン、照明機器)を管理するサーバーとして活用することにより、これら機器の消費電力の見える化や制御が可能となり、共用部電力の見える化と併せマンションのスマート化が実現されます(下図参照)。また、外出中でも個人のスマートフォンやタブレットから自宅の家電を制御し、消費電力を管理することが可能となります。テンフィートライトは本サービスを、今秋には、マンション関連事業者や管理組合などに向けて提供開始する予定です。
この度ACCESSが提供するMEMSソリューションの核となる「NetFront HEMSConnect」は、ECHONET Liteの最新仕様に準拠し、HEMS(※4)やMEMS、BEMS(※5)などのエネルギー管理システム側から、スマートメータ(通信機能を備えた電力計)、情報家電に至るまで、幅広い機器に実装可能で、ECHONET Lite対応システムや機器の開発を容易にするソリューションです。組み込みソフトウェア開発におけるACCESSの技術力・ノウハウを結集し、OS非依存、省メモリ、低消費電力による高度な柔軟性を実現しています。ACCESSは、同技術を用いて、ECHONET Lite準拠のiOSおよびAndroid対応スマートフォン対応アプリケーションを開発し、テンフィートライトのスマートマンション構築を実現いたします。
テンフィートライト社のスマートマンションサービス
http://www.atpress.ne.jp/releases/44743/img_44743_1.png
テンフィートライト 代表取締役 相川 太郎氏は、
「当社お客様へ最先端のスマートマンションサービスをいち早くお届けするために、この度ACCESSを選定しました。同社製品の先進性に加えて、当社ニーズに則った製品のカスタマイズなど柔軟なサポート体制が決め手となりました。引き続き、『MEMSアグリゲータ』として、新築、既築マンションのスマートマンション化を推進するとともに、節電活動を中心に低炭素化社会の実現を図ることで、責任ある企業の一員として地球温暖化防止など社会貢献の役割を果たしてまいります」と述べています。
ACCESS 取締役 兼 最高技術責任者(CTO) 石黒 邦宏は、
「ACCESSは、スマートグリッド構想の早期実現を目指して、MEMS構築のためのソリューションなどを提供すると共に、エコーネットコンソーシアム(※6)のメンバーとして、ECHONET Lite規格の普及活動に尽力してまいりました。今後とも、事業者がスマートハウス向け管理システムや家電の市場投入を迅速化するソリューションを提供してまいります」と述べています。
【「NetFront HEMSConnect」の主な特長】
●最新仕様「ECHONET Lite v1.10」に準拠
●APPENDIX ECHONET 機器オブジェクト詳細規定 Release D対応
●OS、ネットワーク非依存 ※主なOS全て(Android、iOS、Windowsなど)に対応。
●C言語対応
●省メモリ、低消費電力
●スピード開発が可能なサンプル・アプリケーション
●移植が簡単なソースコードを提供
●全機器オブジェクト対応
●機器オブジェクトを自由に選択可能
●組み込み支援サポートの提供
●親和性の高い家電向けブラウザ「NetFront(R) Browser」や、新世代のIPアドレスであるIPv6対応センサーネットワーク製品「ZebOS(R) Smart Objects」と組み合わせることで、IPv6環境下でのHEMSシステムの開発がさらに容易になります。
「NetFront HEMSConnect」に関する詳細は、
http://jp.access-company.com/products/itelectoronics/hemsconnect/ をご覧ください。
※1 ECHONET Liteとは、エコーネットコンソーシアムが策定した、スマートハウス・HEMSを支える日本発の標準通信規格。
※2 MEMS(Mansion Energy Management System)とは、マンション内の家庭で使用される電力消費量などを計測して把握することにより、空調や照明設備といった機器の制御やデマンドピークの抑制を行う効率的なエネルギー管理システム。
※3 MEMSアグリゲータとは、エネルギー集中管理システムを保有する事業者で、マンションなどの集合住宅にMEMSを導入し、エネルギー管理支援サービスやMEMSから得られる情報を活用する継続的なサービスを通じて10%以上の節電を目標に事業を行う、SIIに登録を受けた事業者のことです。
※4 HEMS(Home Energy Management System)とは、家電等のエネルギー消費機器の制御、創蓄(創エネ・蓄エネ)の制御を通じて、省エネと快適性・利便性を両立させる住宅のエネルギー管理システム。
※5 BEMS(Building Energy Management System)とは、ビルのエネルギー管理システム。
※6 エコーネットコンソーシアムとは、CO2排出量の削減、ホームセキュリティやホームヘルスケアの高度化に対応するため、家電機器の遠隔制御/モニタリング等に活用できるホームネットワークの基盤ソフトウェアおよびハードウェアの開発、並びに「エコーネット規格」の基盤技術の確立を目的として1997年に設立された業界団体。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、 http://jp.access-company.com/ をご覧ください。
※ACCESS、ACCESSロゴ、NetFrontは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
※iOSは、CiscoからApple社に使用を許諾された登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。