GfK Japan調べ:タブレット端末の利用実態調査
[14/04/23]
提供元:@Press
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ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、タブレット端末の購入者や購入予定者など約1,400名に対してタブレット端末の購入状況、利用状況、購入意向に関するアンケート調査を実施し、その調査結果を発表した。
【概要】
・タブレット端末購入は買い替え/買い増し層が増加。4割へ。
・購入意向は、既にタブレット端末を使用しているユーザーの方が、使用経験が無いユーザーより高い。
・新規と2回目以降の購入者では、購入時の参考情報源に違いがみられる。
【買い替え、買い増しが増加】
リテール市場(※1)におけるタブレット端末の販売台数は右肩上がりの増加を続けていたが、2013年下半期は上半期を下回る結果となった(※2)(図1)。前年同期比をみると、2013年第3四半期(7-9月)までは50%以上の成長が続いていたが、2013年第4四半期(10-12月)は14%増となった。また、2014年第1四半期(1-3月)の販売台数は前年並みにとどまった。
成長鈍化の一因としては、購入層の拡大が伸び悩んでいる事が挙げられる。昨年12月に実施した調査によると、タブレット端末の購入者のうち、新規購入の割合は減少傾向にあり、3カ月以内の購入では6割を下回った(図2)。また、タブレット端末使用者の4人に1人は「1年以内の購入を検討している」と回答しており、買い替え/買い増し需要は今後も高まると推測される。
タブレット端末の買い替え/買い増しが増加する一方で、新規購入の増加には課題がありそうだ。タブレット端末を購入した事が無い消費者の6割が「タブレット端末に興味が無い」と回答している。興味が無い理由として、「パソコンやスマートフォンで事足りる」「通信費が高い」等の理由とあわせて、「具体的な使用用途のイメージが湧かない」が多く挙げられた。タブレット端末は一度使用されると利便性が認識され、積極的な買い替えや買い増しが行われる。市場拡大のためには、タブレット端末の使用経験が無い消費者に対し、具体的な使用用途のイメージや利便性を訴求する事がより重要となるであろう。
図1: リテール市場におけるタブレット端末の販売数量推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/45708/img_45708_1.png
図2: 購入時期別 新規/買い替え比率
http://www.atpress.ne.jp/releases/45708/img_45708_2.png
【初回購入者の多くは店頭展示製品や店員の勧めを参考にする】
初回購入者と2回目以降の購入者では、購入時の行動や動機に違いが見られた。購入時に参考とした情報源では、初回購入者は「店頭展示製品」「店員の勧め」が高く、2回目以降の購入者は「メーカーウェブサイト」が最も高い結果となった。機種・メーカーの選定については、2回目以降の購入者の約半数は、購入時に「機種をひとつに絞っていた」と回答している。それに対し、初回購入者の3割以上は購入時にメーカーやモデルを特に決めていない事が分かった。また、2回目以降の購入者の購入理由として、「端末やOS独自のアプリやコンテンツを利用したいから」「電子書籍を読むため」が初回購入者より10ポイント以上高かった。ユーザー層の裾野を広げる鍵として、ターゲットに合わせたプロモーションや訴求ポイントの工夫が必要である事が伺えた。
※ 当リリースに掲載した調査内容は、当社作成「タブレット端末利用実態調査 調査結果報告書」より抜粋。
「タブレット端末利用実態調査 調査結果報告書」概要
- 調査期間 :2013年12月
- 調査方法 :インターネット調査
- サンプル数:18,000(プレ調査)、1,400(本調査)
※ 回答者は、18歳〜69歳の男女(一般消費者)
- 調査項目 :プレ調査(18,000サンプル)
タブレット端末の使用・購入意向、デジタル機器の使用状況
:本調査(1,400サンプル:購入者、使用者、購入意向者)
タブレット端末の購入状況、タブレット端末の使用状況、
タブレット端末の購入意向
各調査項目において、男女別、年代別、購入回数別、使用期間別の比較調査を実施。
※1. メーカーダイレクトを除くB2C市場
※2. 全国の有力家電・IT製品取扱店(量販店、携帯電話専門店、ネット通販等)の販売実績を基に 市場規模相当に拡大推計
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
■ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
URL: https://www.gfk.com/jp
【概要】
・タブレット端末購入は買い替え/買い増し層が増加。4割へ。
・購入意向は、既にタブレット端末を使用しているユーザーの方が、使用経験が無いユーザーより高い。
・新規と2回目以降の購入者では、購入時の参考情報源に違いがみられる。
【買い替え、買い増しが増加】
リテール市場(※1)におけるタブレット端末の販売台数は右肩上がりの増加を続けていたが、2013年下半期は上半期を下回る結果となった(※2)(図1)。前年同期比をみると、2013年第3四半期(7-9月)までは50%以上の成長が続いていたが、2013年第4四半期(10-12月)は14%増となった。また、2014年第1四半期(1-3月)の販売台数は前年並みにとどまった。
成長鈍化の一因としては、購入層の拡大が伸び悩んでいる事が挙げられる。昨年12月に実施した調査によると、タブレット端末の購入者のうち、新規購入の割合は減少傾向にあり、3カ月以内の購入では6割を下回った(図2)。また、タブレット端末使用者の4人に1人は「1年以内の購入を検討している」と回答しており、買い替え/買い増し需要は今後も高まると推測される。
タブレット端末の買い替え/買い増しが増加する一方で、新規購入の増加には課題がありそうだ。タブレット端末を購入した事が無い消費者の6割が「タブレット端末に興味が無い」と回答している。興味が無い理由として、「パソコンやスマートフォンで事足りる」「通信費が高い」等の理由とあわせて、「具体的な使用用途のイメージが湧かない」が多く挙げられた。タブレット端末は一度使用されると利便性が認識され、積極的な買い替えや買い増しが行われる。市場拡大のためには、タブレット端末の使用経験が無い消費者に対し、具体的な使用用途のイメージや利便性を訴求する事がより重要となるであろう。
図1: リテール市場におけるタブレット端末の販売数量推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/45708/img_45708_1.png
図2: 購入時期別 新規/買い替え比率
http://www.atpress.ne.jp/releases/45708/img_45708_2.png
【初回購入者の多くは店頭展示製品や店員の勧めを参考にする】
初回購入者と2回目以降の購入者では、購入時の行動や動機に違いが見られた。購入時に参考とした情報源では、初回購入者は「店頭展示製品」「店員の勧め」が高く、2回目以降の購入者は「メーカーウェブサイト」が最も高い結果となった。機種・メーカーの選定については、2回目以降の購入者の約半数は、購入時に「機種をひとつに絞っていた」と回答している。それに対し、初回購入者の3割以上は購入時にメーカーやモデルを特に決めていない事が分かった。また、2回目以降の購入者の購入理由として、「端末やOS独自のアプリやコンテンツを利用したいから」「電子書籍を読むため」が初回購入者より10ポイント以上高かった。ユーザー層の裾野を広げる鍵として、ターゲットに合わせたプロモーションや訴求ポイントの工夫が必要である事が伺えた。
※ 当リリースに掲載した調査内容は、当社作成「タブレット端末利用実態調査 調査結果報告書」より抜粋。
「タブレット端末利用実態調査 調査結果報告書」概要
- 調査期間 :2013年12月
- 調査方法 :インターネット調査
- サンプル数:18,000(プレ調査)、1,400(本調査)
※ 回答者は、18歳〜69歳の男女(一般消費者)
- 調査項目 :プレ調査(18,000サンプル)
タブレット端末の使用・購入意向、デジタル機器の使用状況
:本調査(1,400サンプル:購入者、使用者、購入意向者)
タブレット端末の購入状況、タブレット端末の使用状況、
タブレット端末の購入意向
各調査項目において、男女別、年代別、購入回数別、使用期間別の比較調査を実施。
※1. メーカーダイレクトを除くB2C市場
※2. 全国の有力家電・IT製品取扱店(量販店、携帯電話専門店、ネット通販等)の販売実績を基に 市場規模相当に拡大推計
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
■ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
URL: https://www.gfk.com/jp