価値を生み出し続ける「次世代経営者」に必要な要素とは?SBI大学院大学、事業承継セミナー・同時ライブ配信の実施を報告
[14/04/25]
提供元:@Press
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SBI大学院大学(学長:北尾 吉孝、所在地:神奈川県横浜市)は、2014年4月22日(火)に公開講座『事業承継セミナー:事業承継/事業経営に必要な、「人間力」「経営知識」「成功例」を2時間で網羅!』を開催しましたので、その内容をご報告いたします。
当大学院は、今年度より事業承継を目的とした「次世代経営者」育成に注力する方針で、今回のセミナーは、その取り組みの一環として実施したものです。また、オンラインのビジネススクールとして、地方在住など直接来場できない方のために、ライブ配信も行いました。
■セミナー開催の背景
《日本が直面する事業承継問題、SBI大学院大学の「次世代経営者育成」への取り組み》
日本のビジネス界は今、世代交代の時期に差し掛かっています。高度成長期に創業し、我が国を支えてきた創業者たちが、引退の年代を迎えているからです。そうした状況の中、事業承継問題に直面している企業は多く、実際、年間の中小企業廃業社数29万社のうち、約7万社が「後継者不足」を廃業理由に挙げています(「週刊ダイヤモンド」第101巻、44号、2013/11/9発行)。事業承継とは、単に「跡継ぎ」がいれば事足りるというものではありません。変化が早く競争が激化している現代のグローバル社会の中で、価値を生み出し続け、永続的に勝ち残ることができるような「次世代経営者」が必要とされています。
こうした社会の要請を受け、SBI大学院大学は、「次世代経営者」を育てるための教育内容を充実させ、経営者・事業承継者・事業責任者の入学を推進し、優秀な修了生にはSBIグループからの出資も含めて包括的な支援をしていく方針です。中小企業を中心とした事業承継に際し、類まれな経営力を発揮し、時代に即したビジネスアイディアを生み出す「次世代経営者」を育成することで、我が国の経済発展に寄与することを目指しています。
■第1講「後継経営者の帝王学」
<講師>
守屋 洋(もりや ひろし)
SBI大学院大学教授・中国文学者
<講演内容>
「後継経営者の帝王学」と題し、次世代経営者に必要な「人間力」・「リーダー力」について講演を行いました。
かつて、この道一筋という生業が成り立っていたのは、日本で安定した社会が続いてきたからです。しかし、変化が早く競争が激化している現代のグローバル社会で生き残るためには、常に動乱の歴史の中で生き抜く術を説いてきた中国古典の知恵が活かされるのです。
事業承継において次世代後継者に求められる資質、素養の一つは「逆境に強いタフさ」です。タフなリーダーを目指すために大切な3つのポイントをその中国古典から、人気の平易な守屋流の語り口で指南しました。
■第2講「実例から学ぶ〜成功する事業承継」
<講師>
猪股 真(いのまた まこと)
SBI大学院大学講師・経営コンサルタント・行政書士
<講演内容>
「実例から学ぶ〜成功する事業承継」と題し、事業承継に必要な「経営知識」について講義を行いました。
中小企業における事業承継問題は、かつては家督相続でしたが、現代では、さまざまな問題を包括しています。その問題と対策について経営者の相談役として活躍している講師が、M&A成功のポイントや事業承継を巡る税金対策、事業承継で直面するトラブルと回避法など具体的、実践的な経営知識をわかりやすく解説しました。
■修了生の事業承継事例「9代目社長が語る、事業承継成功の秘訣」
<講師>
一桝 靖人(いちます やすひと)
SBI大学院大学 第7期修了生・株式会社駿河屋 代表取締役 九代目当主
<講演内容>
創業350年を超える家業を継ぎ、本学で学んだことを実際のビジネスを通して実践している同氏を招き、事業承継の成功事例として紹介しました。
事業承継の形として、業態転換を試み悩んでいた頃、知人の薦めで本大学院に入学、実践的な経営知識やリーダー学を学び、「次世代に託せるようなビジネスモデル」を作り上げ、事業承継を成功させた体験から、経営に必要な要素を語ってくれました。
《参加者はライブ視聴も合わせて約50名、若手中小経営者も多く参加》
参加者からは、「守屋先生のリーダー学は何度でも聞きたい講義です。」「実践的な講義を聴き、事業承継への準備、知識を得る大切さを実感した。」「実際の成功事例が聞けて大変参考になりました。」などの声をいただきました。
《「事業承継=新たなビジネスモデル構築のチャンス」
〜SBI大学院大学が見ている未来〜》
特別な資源を持たない我が国が世界で戦っていくためには、資源として何があるのかを冷静に見極め、その資源を最大限に活用し、価値を生み出していくしかありません。「人」が重要な資源であるように、これまで培ってきた事業もまた、一つの資源です。SBI大学院大学は、「事業承継=新たなビジネスモデル構築のチャンス」と考え、これまで培ってきたノウハウや人的資産を最大限に活用し、イノベーションを起こすことができる「次世代経営者」を育成することで、我が国の経済発展に寄与することを目指しています。
《SBI大学院大学の今後 石川事務局長「ここからが始まり」》
本学事務局長の石川が、「SBI大学院大学の次世代経営者育成は始まったばかりであり、ここからが本番である」と発言している通り、今後も一般向け公開講座の開催を決定しています。次回の開催は5月10日(土) 事業企画の立案・実行の指導を専門とする講師陣による「ビジネスプランブラッシュアップ体験授業」、5月27日(火)本学副学長藤原洋による公開講座『既存事業の技術から新産業を生み出すイノベーション【テクノロジマネジメントのすすめ】』を予定しています。現代社会の中で、価値を創造し続けることができる「次世代経営者」の事業承継について、引き続き知見を公開していく所存です。
■セミナー概要
『事業承継セミナー:事業承継/事業経営に必要な、「人間力」「経営知識」「成功例」を2時間で網羅!』
主催 :SBI大学院大学
会場 :SBIマネープラザ新宿中央支店セミナールーム
(東京都新宿区西新宿1-19-5 第二明宝ビル2F)
日時 :2014年4月22日(火)19:00〜21:00
参加費:無料
※同時ライブ配信を実施
■講師紹介
・守屋 洋(もりや ひろし)
SBI大学院大学教授・中国文学者
中国古典に精通する第一人者として、著述・講演に活躍。“象牙の塔”の学問でなく、現代社会の中で中国古典の知恵がどう活かされているのかを語り、本学では中国古典に根差した「リーダー学」を開校時より担当、難解になりがちな中国古典を、平易な語り口でわかりやすく説く講義は定評があります。著書は経営者やビジネスマンに広く愛読されています。『完本 中国古典の人間学』、『「孫子の兵法」がわかる本』、『論語の人間学』、『韓非子』、『決定版・菜根譚』、『中国古典 リーダーの心得帖』、『「帝王学」講義』、『中国古典の名言録』など多数。
・猪股 真(いのまた まこと)
SBI大学院大学講師・経営コンサルタント・行政書士
許認可業種を得意とした経営と法律の両方に精通する専門家。多くのコンサルティングも手掛け、M&Aや株式公開の支援等を通じた日本経済のGDP向上に注力をしており、従来の行政書士や経営コンサルタントの枠を超えた活躍をしています。経営者の相談役/社長の右腕として、事業企画やマーケティング戦略の策定のために全国を飛び回り、執筆・講演・セミナー講師等でも活躍。著書に『【新会社法対応】自分でできる!有限会社から株式会社にする本』の他、共著として『起業の教科書』、『病院経営者が知りたい個人情報保護法対策』、『開業医が知りたい個人情報保護法対策』があります。
・一桝 靖人(いちます やすひと)
SBI大学院大学 第7期修了生・株式会社駿河屋 代表取締役 九代目当主
駿河屋は、現在自然素材にこだわる建設会社としてメディアにも多数取り上げられています。江戸時代から300年以上も営んでいた家業の材木業を、これまでの在り方で続けるのは難しいと判断した同氏は、材木業を廃業し、ルームクリーニング職人から建設会社として暖簾の継承をします。しかし不況の波にのまれ、一般建設業を続けることに疑問を感じ、本来の木材の温かみを大切にした「天然素材住宅を通じた豊かなライフスタイル」という価値を提供する、今の駿河屋を創り上げました。
■SBI大学院大学概要
大学名称 : SBI大学院大学
学長 : 北尾 吉孝
研究科・専攻 : 経営管理研究科・アントレプレナー専攻
大学の形態 : 専門職大学院(通信教育)
卒業後の学位・称号: 経営管理修士(専門職)
入学定員 : 正科生60名(春期生・秋期生各30名募集)
最低修業年限 : 2年
修了要件 : 34単位以上
所在地 : 神奈川県横浜市太田町2-23
横浜メディア・ビジネスセンター6階
URL : http://www.sbi-u.ac.jp/
当大学院は、今年度より事業承継を目的とした「次世代経営者」育成に注力する方針で、今回のセミナーは、その取り組みの一環として実施したものです。また、オンラインのビジネススクールとして、地方在住など直接来場できない方のために、ライブ配信も行いました。
■セミナー開催の背景
《日本が直面する事業承継問題、SBI大学院大学の「次世代経営者育成」への取り組み》
日本のビジネス界は今、世代交代の時期に差し掛かっています。高度成長期に創業し、我が国を支えてきた創業者たちが、引退の年代を迎えているからです。そうした状況の中、事業承継問題に直面している企業は多く、実際、年間の中小企業廃業社数29万社のうち、約7万社が「後継者不足」を廃業理由に挙げています(「週刊ダイヤモンド」第101巻、44号、2013/11/9発行)。事業承継とは、単に「跡継ぎ」がいれば事足りるというものではありません。変化が早く競争が激化している現代のグローバル社会の中で、価値を生み出し続け、永続的に勝ち残ることができるような「次世代経営者」が必要とされています。
こうした社会の要請を受け、SBI大学院大学は、「次世代経営者」を育てるための教育内容を充実させ、経営者・事業承継者・事業責任者の入学を推進し、優秀な修了生にはSBIグループからの出資も含めて包括的な支援をしていく方針です。中小企業を中心とした事業承継に際し、類まれな経営力を発揮し、時代に即したビジネスアイディアを生み出す「次世代経営者」を育成することで、我が国の経済発展に寄与することを目指しています。
■第1講「後継経営者の帝王学」
<講師>
守屋 洋(もりや ひろし)
SBI大学院大学教授・中国文学者
<講演内容>
「後継経営者の帝王学」と題し、次世代経営者に必要な「人間力」・「リーダー力」について講演を行いました。
かつて、この道一筋という生業が成り立っていたのは、日本で安定した社会が続いてきたからです。しかし、変化が早く競争が激化している現代のグローバル社会で生き残るためには、常に動乱の歴史の中で生き抜く術を説いてきた中国古典の知恵が活かされるのです。
事業承継において次世代後継者に求められる資質、素養の一つは「逆境に強いタフさ」です。タフなリーダーを目指すために大切な3つのポイントをその中国古典から、人気の平易な守屋流の語り口で指南しました。
■第2講「実例から学ぶ〜成功する事業承継」
<講師>
猪股 真(いのまた まこと)
SBI大学院大学講師・経営コンサルタント・行政書士
<講演内容>
「実例から学ぶ〜成功する事業承継」と題し、事業承継に必要な「経営知識」について講義を行いました。
中小企業における事業承継問題は、かつては家督相続でしたが、現代では、さまざまな問題を包括しています。その問題と対策について経営者の相談役として活躍している講師が、M&A成功のポイントや事業承継を巡る税金対策、事業承継で直面するトラブルと回避法など具体的、実践的な経営知識をわかりやすく解説しました。
■修了生の事業承継事例「9代目社長が語る、事業承継成功の秘訣」
<講師>
一桝 靖人(いちます やすひと)
SBI大学院大学 第7期修了生・株式会社駿河屋 代表取締役 九代目当主
<講演内容>
創業350年を超える家業を継ぎ、本学で学んだことを実際のビジネスを通して実践している同氏を招き、事業承継の成功事例として紹介しました。
事業承継の形として、業態転換を試み悩んでいた頃、知人の薦めで本大学院に入学、実践的な経営知識やリーダー学を学び、「次世代に託せるようなビジネスモデル」を作り上げ、事業承継を成功させた体験から、経営に必要な要素を語ってくれました。
《参加者はライブ視聴も合わせて約50名、若手中小経営者も多く参加》
参加者からは、「守屋先生のリーダー学は何度でも聞きたい講義です。」「実践的な講義を聴き、事業承継への準備、知識を得る大切さを実感した。」「実際の成功事例が聞けて大変参考になりました。」などの声をいただきました。
《「事業承継=新たなビジネスモデル構築のチャンス」
〜SBI大学院大学が見ている未来〜》
特別な資源を持たない我が国が世界で戦っていくためには、資源として何があるのかを冷静に見極め、その資源を最大限に活用し、価値を生み出していくしかありません。「人」が重要な資源であるように、これまで培ってきた事業もまた、一つの資源です。SBI大学院大学は、「事業承継=新たなビジネスモデル構築のチャンス」と考え、これまで培ってきたノウハウや人的資産を最大限に活用し、イノベーションを起こすことができる「次世代経営者」を育成することで、我が国の経済発展に寄与することを目指しています。
《SBI大学院大学の今後 石川事務局長「ここからが始まり」》
本学事務局長の石川が、「SBI大学院大学の次世代経営者育成は始まったばかりであり、ここからが本番である」と発言している通り、今後も一般向け公開講座の開催を決定しています。次回の開催は5月10日(土) 事業企画の立案・実行の指導を専門とする講師陣による「ビジネスプランブラッシュアップ体験授業」、5月27日(火)本学副学長藤原洋による公開講座『既存事業の技術から新産業を生み出すイノベーション【テクノロジマネジメントのすすめ】』を予定しています。現代社会の中で、価値を創造し続けることができる「次世代経営者」の事業承継について、引き続き知見を公開していく所存です。
■セミナー概要
『事業承継セミナー:事業承継/事業経営に必要な、「人間力」「経営知識」「成功例」を2時間で網羅!』
主催 :SBI大学院大学
会場 :SBIマネープラザ新宿中央支店セミナールーム
(東京都新宿区西新宿1-19-5 第二明宝ビル2F)
日時 :2014年4月22日(火)19:00〜21:00
参加費:無料
※同時ライブ配信を実施
■講師紹介
・守屋 洋(もりや ひろし)
SBI大学院大学教授・中国文学者
中国古典に精通する第一人者として、著述・講演に活躍。“象牙の塔”の学問でなく、現代社会の中で中国古典の知恵がどう活かされているのかを語り、本学では中国古典に根差した「リーダー学」を開校時より担当、難解になりがちな中国古典を、平易な語り口でわかりやすく説く講義は定評があります。著書は経営者やビジネスマンに広く愛読されています。『完本 中国古典の人間学』、『「孫子の兵法」がわかる本』、『論語の人間学』、『韓非子』、『決定版・菜根譚』、『中国古典 リーダーの心得帖』、『「帝王学」講義』、『中国古典の名言録』など多数。
・猪股 真(いのまた まこと)
SBI大学院大学講師・経営コンサルタント・行政書士
許認可業種を得意とした経営と法律の両方に精通する専門家。多くのコンサルティングも手掛け、M&Aや株式公開の支援等を通じた日本経済のGDP向上に注力をしており、従来の行政書士や経営コンサルタントの枠を超えた活躍をしています。経営者の相談役/社長の右腕として、事業企画やマーケティング戦略の策定のために全国を飛び回り、執筆・講演・セミナー講師等でも活躍。著書に『【新会社法対応】自分でできる!有限会社から株式会社にする本』の他、共著として『起業の教科書』、『病院経営者が知りたい個人情報保護法対策』、『開業医が知りたい個人情報保護法対策』があります。
・一桝 靖人(いちます やすひと)
SBI大学院大学 第7期修了生・株式会社駿河屋 代表取締役 九代目当主
駿河屋は、現在自然素材にこだわる建設会社としてメディアにも多数取り上げられています。江戸時代から300年以上も営んでいた家業の材木業を、これまでの在り方で続けるのは難しいと判断した同氏は、材木業を廃業し、ルームクリーニング職人から建設会社として暖簾の継承をします。しかし不況の波にのまれ、一般建設業を続けることに疑問を感じ、本来の木材の温かみを大切にした「天然素材住宅を通じた豊かなライフスタイル」という価値を提供する、今の駿河屋を創り上げました。
■SBI大学院大学概要
大学名称 : SBI大学院大学
学長 : 北尾 吉孝
研究科・専攻 : 経営管理研究科・アントレプレナー専攻
大学の形態 : 専門職大学院(通信教育)
卒業後の学位・称号: 経営管理修士(専門職)
入学定員 : 正科生60名(春期生・秋期生各30名募集)
最低修業年限 : 2年
修了要件 : 34単位以上
所在地 : 神奈川県横浜市太田町2-23
横浜メディア・ビジネスセンター6階
URL : http://www.sbi-u.ac.jp/