サードウェア、クラウド時代のバックアップソリューション「Bacula Enterprise Edition」を国内総代理店としてサポート開始 「Bacula Enterprise Edition version 8」も発表
[14/06/05]
提供元:@Press
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株式会社サードウェア(所在地:東京都墨田区、代表取締役:久保 元治、以下「サードウェア」)は、クラウド時代に適したマルチプラットフォーム対応の統合バックアップ製品「Bacula Enterprise Edition」について、開発元のBacula Systems S.A.社(所在地:スイス、イベルドン市、CEO:Frank Barker、以下「Bacula Systems社」)との間でマスターディストリビュータ契約を締結し、6月5日から国内における販売とサポートを開始いたしました。
昨今のICT環境は、仮想化、クラウド、ビッグデータの普及に従って、システム数とデータ量が爆発的に増加しています。またクラウドと社内システムの混在や多様なオペレーティングシステムの組み合わせなど、構成も多様化しています。このような複雑なICT環境においては、安価に導入できて故障や災害時に短時間で復旧できる統合的なバックアップシステムは不可欠です。
「Bacula Enterprise Edition」は、オープンソースの「Bacula Community Edition」をベースに、十分な検証、長期サポート、迅速なバグ修正、プラグイン(追加機能)などの機能とサポートを付加した製品で、金融機関、通信事業者、サービスプロバイダなどで数多くの採用実績があるエンタープライズ向け統合バックアップ製品です。Bacula Systems社が6月4日に発表した次期バージョン「Bacula Enterprise Edition version 8」は、仮想基盤への対応の強化と増大するデータのバックアップの効率化などの機能強化が図られています。
サードウェアは、「オープンソースによるデータ保護」戦略を掲げ、2008年より、DRBD、Heartbeat、Pacemakerを中核としたThirdware Linux-HAサポートとして提供を開始し、数多くの実績があります。DRBDは「現在の」データを強力に保護できる製品ですが、障害やコンプライアンス対応のためのバックアップも重要であると考え、強化を検討し、海外で急速に実績を伸ばしている「Bacula Enterprise Edition」に注目しました。
一方、Bacula Systems社は、海外展開を成功させるには各国のサポートベンダーとの協業が不可欠と考えていました。そのような背景から、サードウェアとの戦略が一致し、国内での「Bacula Enterprise Edition」の販売と普及を図るために事業展開することで両社は合意に達しました。今後、サードウェアは製品の販売だけでなく、製品の日本語化と日本語によるユーザサポートを提供し、Bacula Systems社は開発元として安定した製品・サポートの供給に力を集中してまいります。
「Bacula Enterprise Edition」は、サードウェアからの直接販売に加えて、バックアップ対象のアプリケーション領域に強みを持つシステムインテグレータなどの代理店経由で販売します。サポート価格は40万円/年(消費税別)からで、サードウェアでは初年度20セット、4,000万円の販売を予定しています。
「Bacula Enterprise Edition」の特長は以下のとおりです。
・マルチプラットフォーム、マルチアプリケーション対応
バックアップ対象となるオペレーティングシステム(OS)は、Windows、Linuxだけでなく、AIX、HP-UX、Solarisなど多数をサポートし、さらに、仮想化環境VMware、Oracle Database、MS SQL Server、MySQL、PostgreSQL、Microsoft製品MS Exchange Server、および各種NAS製品などの多様なアプリケーション向けのプラグインも豊富に用意されています。
・最大5,000台を制御できるスケーラビリティ
「Bacula Enterprise Edition」のバックアップコントローラは、1台で最大5,000台のバックアップ対象を管理可能です。もちろんオペレーティングシステムやアプリケーションは混在していても問題ありません。
・多様なバックアップ用ストレージのサポート
バックアップしたデータは、複数のストレージサーバに分散して保存可能です。またバックアップ先ストレージも、ハードディスク、テープ装置、テープライブラリ、USBデバイスなどに対応しています。
・習熟度や目的に応じた管理インタフェース
豊富なGUI/ナビゲーション機能により、ユーザレベルの方でも簡単にバックアップ設定・リストアを実行可能です。また、リモート管理や管理作業の自動化のためのコマンドベースの管理ツールも提供。
・わかりやすく安価なサポート費用
「Bacula Enterprise Edition」は、ソフトウェア使用権とインシデントサポートをセットにしたサブスクリプションモデルを採用し、バックアップ対象の台数ランクに応じた料金体系を採っています。また、オプションの各種プラグインも、利用台数に関係なく定額で提供。従来製品にありがちなストレージ容量や1台ごとの課金といった複雑な料金ではないため、きわめてわかりやすく、ユーザ企業にとってもライセンス管理の手間とコストがかかりません。
・サービスプロバイダ向け機能とサポートを提供
「Bacula Enterprise Edition」は管理用APIを公開しているため、サービスプロバイダは独自のコントロールパネルを作成して各社のお客様ごとに提供することが可能です。また、利用台数に応じた従量制料金体系も用意しており、既に多くのサービスプロバイダ、データセンタ、MSPにおいて顧客向けバックアップ基盤として「Bacula Enterprise Edition」が利用されています。
また、「Bacula Enterprise Edition version 8」の主な強化点は以下のとおりです。
・仮想環境への対応の強化
従来のVMwareに加えて、新たにKVM環境でもハイパーバイザ・レベルでのバックアップをサポートします。
・重複排除によるネットワーク転送量の抑制
データ量の増大に伴ってバックアップジョブの負荷と処理時間が増大傾向にあります。このため、バックアップ可能時間に処理を終了しないといった課題が浮上しています。新機能Global Endpoint Deduplicationは、ネットワーク転送時に重複排除を行い、ネットワークトラフィック量を減らすとともにバックアップ・リストア時間の短縮を実現します。
■Bacula Systems社からのメッセージ
この発表にあたって、Bacula Systems社セールス&マーケティング副社長のAristide Caraccio氏から、以下のエンドースメントメッセージをいただいております。
「我々は、サードウェアとのパートナーシップ確立を通じて、最新のエンタープライズ向けソリューションを必要とする多数の日本のお客様に、オープンソースBaculaを提供できるようになったことを嬉しく思っています。同時にこの提携によって、プロプライエタリ製品による天文学的な費用とベンダーロックインに悩んでいたお客様に『Bacula Enterprise Edition』を提供できるようになったことを意味しています。」
■「Bacula Enterprise Edition」の詳細な紹介資料について
「Bacula Enterprise Edition」の詳細な資料は以下のURLでご覧いただけます。
・株式会社サードウェアホームページ
http://www.3ware.co.jp/product/bacula-enterprise-edition/summary
・「Bacula Enterprise Edition」紹介資料(PDF形式)
http://download.3ware.co.jp/files/Introduction_of_Bacula.pdf
■株式会社サードウェアについて
株式会社サードウェアは、Linuxにおけるデータ保護、高可用性・高信頼性システムをリードする企業です。
2008年に開始したThirdware Linux-HAサポートにおいては、リアルタイムのデータレプリケーション、高可用性、災害対策を実現する、DRBD、Heartbeat、Pacemakerのインシデントサポート、ユーザ教育、システム構築サービスなどを提供しています。2年連続で年率150%の成長を達成し、提携先のLINBIT社(所在地:オーストリア、ウィーン市)から「パートナー・オブ・ザ・イヤー2013」のアワードを受賞しています。
URL: http://www.3ware.co.jp/
■Bacula Systems S.A.について
Bacula Systems S.AはBaculaシステムの開発とサポートを目的として、2008年7月にスイス連邦のイベルドン市で設立され、2011年からサポートビジネスを本格化、年率150%を超える高い成長を実現しています。
創業者でありBaculaのメイン開発者のKern Sibbaldは、オートデスク社の創業者であり、2004年にBaculaのオープンソース開発を開始しました。
URL: http://www.baculasystems.com/
■Baculaの実績
・「Bacula Community Edition」のソースコードは、200万回以上ダウンロードされています。
・欧米におけるBaculaユーザには、オーストリア銀行、Swisscom、シスコシステムズ、NASA、DHL、ローレンス・リバモア国立大学などがあります(「Bacula Enterprise Edition」紹介資料(PDF)をご覧ください)。
昨今のICT環境は、仮想化、クラウド、ビッグデータの普及に従って、システム数とデータ量が爆発的に増加しています。またクラウドと社内システムの混在や多様なオペレーティングシステムの組み合わせなど、構成も多様化しています。このような複雑なICT環境においては、安価に導入できて故障や災害時に短時間で復旧できる統合的なバックアップシステムは不可欠です。
「Bacula Enterprise Edition」は、オープンソースの「Bacula Community Edition」をベースに、十分な検証、長期サポート、迅速なバグ修正、プラグイン(追加機能)などの機能とサポートを付加した製品で、金融機関、通信事業者、サービスプロバイダなどで数多くの採用実績があるエンタープライズ向け統合バックアップ製品です。Bacula Systems社が6月4日に発表した次期バージョン「Bacula Enterprise Edition version 8」は、仮想基盤への対応の強化と増大するデータのバックアップの効率化などの機能強化が図られています。
サードウェアは、「オープンソースによるデータ保護」戦略を掲げ、2008年より、DRBD、Heartbeat、Pacemakerを中核としたThirdware Linux-HAサポートとして提供を開始し、数多くの実績があります。DRBDは「現在の」データを強力に保護できる製品ですが、障害やコンプライアンス対応のためのバックアップも重要であると考え、強化を検討し、海外で急速に実績を伸ばしている「Bacula Enterprise Edition」に注目しました。
一方、Bacula Systems社は、海外展開を成功させるには各国のサポートベンダーとの協業が不可欠と考えていました。そのような背景から、サードウェアとの戦略が一致し、国内での「Bacula Enterprise Edition」の販売と普及を図るために事業展開することで両社は合意に達しました。今後、サードウェアは製品の販売だけでなく、製品の日本語化と日本語によるユーザサポートを提供し、Bacula Systems社は開発元として安定した製品・サポートの供給に力を集中してまいります。
「Bacula Enterprise Edition」は、サードウェアからの直接販売に加えて、バックアップ対象のアプリケーション領域に強みを持つシステムインテグレータなどの代理店経由で販売します。サポート価格は40万円/年(消費税別)からで、サードウェアでは初年度20セット、4,000万円の販売を予定しています。
「Bacula Enterprise Edition」の特長は以下のとおりです。
・マルチプラットフォーム、マルチアプリケーション対応
バックアップ対象となるオペレーティングシステム(OS)は、Windows、Linuxだけでなく、AIX、HP-UX、Solarisなど多数をサポートし、さらに、仮想化環境VMware、Oracle Database、MS SQL Server、MySQL、PostgreSQL、Microsoft製品MS Exchange Server、および各種NAS製品などの多様なアプリケーション向けのプラグインも豊富に用意されています。
・最大5,000台を制御できるスケーラビリティ
「Bacula Enterprise Edition」のバックアップコントローラは、1台で最大5,000台のバックアップ対象を管理可能です。もちろんオペレーティングシステムやアプリケーションは混在していても問題ありません。
・多様なバックアップ用ストレージのサポート
バックアップしたデータは、複数のストレージサーバに分散して保存可能です。またバックアップ先ストレージも、ハードディスク、テープ装置、テープライブラリ、USBデバイスなどに対応しています。
・習熟度や目的に応じた管理インタフェース
豊富なGUI/ナビゲーション機能により、ユーザレベルの方でも簡単にバックアップ設定・リストアを実行可能です。また、リモート管理や管理作業の自動化のためのコマンドベースの管理ツールも提供。
・わかりやすく安価なサポート費用
「Bacula Enterprise Edition」は、ソフトウェア使用権とインシデントサポートをセットにしたサブスクリプションモデルを採用し、バックアップ対象の台数ランクに応じた料金体系を採っています。また、オプションの各種プラグインも、利用台数に関係なく定額で提供。従来製品にありがちなストレージ容量や1台ごとの課金といった複雑な料金ではないため、きわめてわかりやすく、ユーザ企業にとってもライセンス管理の手間とコストがかかりません。
・サービスプロバイダ向け機能とサポートを提供
「Bacula Enterprise Edition」は管理用APIを公開しているため、サービスプロバイダは独自のコントロールパネルを作成して各社のお客様ごとに提供することが可能です。また、利用台数に応じた従量制料金体系も用意しており、既に多くのサービスプロバイダ、データセンタ、MSPにおいて顧客向けバックアップ基盤として「Bacula Enterprise Edition」が利用されています。
また、「Bacula Enterprise Edition version 8」の主な強化点は以下のとおりです。
・仮想環境への対応の強化
従来のVMwareに加えて、新たにKVM環境でもハイパーバイザ・レベルでのバックアップをサポートします。
・重複排除によるネットワーク転送量の抑制
データ量の増大に伴ってバックアップジョブの負荷と処理時間が増大傾向にあります。このため、バックアップ可能時間に処理を終了しないといった課題が浮上しています。新機能Global Endpoint Deduplicationは、ネットワーク転送時に重複排除を行い、ネットワークトラフィック量を減らすとともにバックアップ・リストア時間の短縮を実現します。
■Bacula Systems社からのメッセージ
この発表にあたって、Bacula Systems社セールス&マーケティング副社長のAristide Caraccio氏から、以下のエンドースメントメッセージをいただいております。
「我々は、サードウェアとのパートナーシップ確立を通じて、最新のエンタープライズ向けソリューションを必要とする多数の日本のお客様に、オープンソースBaculaを提供できるようになったことを嬉しく思っています。同時にこの提携によって、プロプライエタリ製品による天文学的な費用とベンダーロックインに悩んでいたお客様に『Bacula Enterprise Edition』を提供できるようになったことを意味しています。」
■「Bacula Enterprise Edition」の詳細な紹介資料について
「Bacula Enterprise Edition」の詳細な資料は以下のURLでご覧いただけます。
・株式会社サードウェアホームページ
http://www.3ware.co.jp/product/bacula-enterprise-edition/summary
・「Bacula Enterprise Edition」紹介資料(PDF形式)
http://download.3ware.co.jp/files/Introduction_of_Bacula.pdf
■株式会社サードウェアについて
株式会社サードウェアは、Linuxにおけるデータ保護、高可用性・高信頼性システムをリードする企業です。
2008年に開始したThirdware Linux-HAサポートにおいては、リアルタイムのデータレプリケーション、高可用性、災害対策を実現する、DRBD、Heartbeat、Pacemakerのインシデントサポート、ユーザ教育、システム構築サービスなどを提供しています。2年連続で年率150%の成長を達成し、提携先のLINBIT社(所在地:オーストリア、ウィーン市)から「パートナー・オブ・ザ・イヤー2013」のアワードを受賞しています。
URL: http://www.3ware.co.jp/
■Bacula Systems S.A.について
Bacula Systems S.AはBaculaシステムの開発とサポートを目的として、2008年7月にスイス連邦のイベルドン市で設立され、2011年からサポートビジネスを本格化、年率150%を超える高い成長を実現しています。
創業者でありBaculaのメイン開発者のKern Sibbaldは、オートデスク社の創業者であり、2004年にBaculaのオープンソース開発を開始しました。
URL: http://www.baculasystems.com/
■Baculaの実績
・「Bacula Community Edition」のソースコードは、200万回以上ダウンロードされています。
・欧米におけるBaculaユーザには、オーストリア銀行、Swisscom、シスコシステムズ、NASA、DHL、ローレンス・リバモア国立大学などがあります(「Bacula Enterprise Edition」紹介資料(PDF)をご覧ください)。