OBIGO inc. がコネクテッドカーのための統合開発環境を日本でも提供・サポート開始
[14/07/10]
提供元:@Press
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HTML5ウェブプラットフォームソリューションを多岐にわたり提供しているOBIGO(本社:韓国 板橋(パンギョ)、CEO:David Hwang)が、ウェブアプリケーションフレームワークの統合開発環境を日本でも提供・サポートを開始することを発表しました。
コネクテッドカーの核心はスマートフォンやクラウドにつながることだと言われます。これにより今まで車の開発には参加していなかった多くの企業が関わることとなり、工程が複雑となってくることは明らかです。初期の段階から統合環境を使って開発できることが、手戻りの少ない開発を行うポイントとなります。
コネクテッドカーの開発における上流工程ではOEMがシステム全体の要件を定義することが定例です。基本的要請は自動車本来の“走る、曲がる、止まる”に由来するものです。さらに、スマートフォンやクラウドと繋がることで、運転者にどのような快適な車室環境を適用するかもOEMが車づくりのブランディングコンセプトに合わせ定義します。特に車に要求されるものとして、交通事故を防ぐためのISO26262(自動車用機能安全規格)のような安全性の要件は車には特に重要となります。車がネットワークにつながることによって、プライバシー侵害や経済的損害だけでなく、悪意の外部者が車をコントロールする可能性を立証した論文が最近メディアを賑わしています。セイフティに関係するコネクテッドカーのセキュリティ要件はさらに重要度を増していると言えます。
システムの基本的なスコープがハイレベルに要件定義された次には、これらの要件はTier1、Tier2と呼ばれる機器メーカーとエンベデッドソフト開発業者が実際にコーディングをするための仕様となってきます。さらに最終的には、コネクテッドカーではCP(コンテンツプロバイダ)やアグリゲータの開発するサービスもシステムの一部となります。加えてコネクティビティのためにはW3C(World Wide Web Consortium)やGENIVI(R)(ジェニビー:車載インフォテイメントオープンソース開発アライアンス)などが策定する規格にも適合する必要もあります。
手戻り工数最小化
http://www.atpress.ne.jp/releases/48572/img_48572_1.jpg
エミュレータによるデバッキングイメージ1
http://www.atpress.ne.jp/releases/48572/img_48572_2.jpg
エミュレータによるデバッキングイメージ2
http://www.atpress.ne.jp/releases/48572/img_48572_3.jpg
これらを踏まえて、OBIGOは上流から下流まで、多くの開発者が関わる工程において手戻りを少なくするためのエミュレータによる開発環境を提供することになりました。この統合環境は、PC上で自動車のコックピットを再現し、各開発業者が担当分野の機能を他の機能と統合的にチェックしながら作りこみができるものです。
この環境を使えば、開発の初期の段階から完成度の高い作りこみが可能となり、ハイレベルの要件定義に対しても、エミュレータ上で実機と同じように確認しながら実装を行うことができます。各作業段階で要件のチェックをすることにより、バグを早期に発見でき、開発の手戻りを最小限にすることが可能となります。コードの変更がそのままシミュレータの画面にリアルタイムに反映でき、実機と同様な検証ができます。ウェブアプリに関してもインタラクティブなHTML5開発ツールと連携し、幅広い開発が可能となります。
これらの全てのツールがOBIGO製品として標準搭載され、さらに顧客側(OEM、Tier1/2、CPなど)の開発作業をサポートするための体制も充実しています。なお、コネクテッドカーに開発されたソフトウェアを導入し、コネクティビティを実現するためにはその他の細かい仕組みも必要になりますので、7月17日にはさらにカーコネクティビティソリューションに特化した新製品を発表する予定です。
OBIGIOツールによるデバッキング項目
http://www.atpress.ne.jp/releases/48572/img_48572_4.jpg
<OBIGO Inc. について>
2003年3月韓国ソウルに設立。1997年からモバイルソフトウェア産業にて豊かなインターネットサービスとソフトウェア製品を世界的に先導しながら提供してきました。また、スマートフォン製品を1998年より8億ユニット出荷しており2013年での全世界のマーケットシェアは15%に到達し、140の国々で使用されています。
現在、OBIGOはウェブサービス企業へと進化しつつあります。取引先企業は韓国だけでなく世界中の大手企業に拡がっています。日本ではモバイルソフトウェアソリューションを2011年より展開しOEMに、2012年には500万のライセンスを携帯OEMに提供しています。また、自動車ティアワン、OEMにもコネクティビティソリューションを提供しています。
自動車、IPTV及びモバイルソフトウェアソリューション、ウェブアプリケーション及びサービスなどの事業領域を持つHTML5 ウェブプラットフォームソリューション企業であるOBIGOは、組み込み系開発業界において様々なインターネットサービス及びソフトウェアソリューションを持つ先導的な企業と言えます。
今後も組込み系開発業界の世界的な傾向を先導しつつ、検証された革新的ソリューションをいち早く世界市場へ提供して参ります。
その範囲は自動車、スマートフォン、スマートTVその他にも電子製品などに多岐にわたり使用されるHTML5ブラウザ、ウェブランタイム、そしてウェブアプリケーションが含まれています。
<会社概要>
社名 : OBIGO Inc.(オビゴ)
所在地: 韓国 板橋(パンギョ)
CEO : David Hwang
設立 : 2003年
URL : http://www.obigo.com/ (Japaneseを選択で和文対応)
http://www.obigo.com/main_jp.ob?page=0 (和文ダイレクト)
コネクテッドカーの核心はスマートフォンやクラウドにつながることだと言われます。これにより今まで車の開発には参加していなかった多くの企業が関わることとなり、工程が複雑となってくることは明らかです。初期の段階から統合環境を使って開発できることが、手戻りの少ない開発を行うポイントとなります。
コネクテッドカーの開発における上流工程ではOEMがシステム全体の要件を定義することが定例です。基本的要請は自動車本来の“走る、曲がる、止まる”に由来するものです。さらに、スマートフォンやクラウドと繋がることで、運転者にどのような快適な車室環境を適用するかもOEMが車づくりのブランディングコンセプトに合わせ定義します。特に車に要求されるものとして、交通事故を防ぐためのISO26262(自動車用機能安全規格)のような安全性の要件は車には特に重要となります。車がネットワークにつながることによって、プライバシー侵害や経済的損害だけでなく、悪意の外部者が車をコントロールする可能性を立証した論文が最近メディアを賑わしています。セイフティに関係するコネクテッドカーのセキュリティ要件はさらに重要度を増していると言えます。
システムの基本的なスコープがハイレベルに要件定義された次には、これらの要件はTier1、Tier2と呼ばれる機器メーカーとエンベデッドソフト開発業者が実際にコーディングをするための仕様となってきます。さらに最終的には、コネクテッドカーではCP(コンテンツプロバイダ)やアグリゲータの開発するサービスもシステムの一部となります。加えてコネクティビティのためにはW3C(World Wide Web Consortium)やGENIVI(R)(ジェニビー:車載インフォテイメントオープンソース開発アライアンス)などが策定する規格にも適合する必要もあります。
手戻り工数最小化
http://www.atpress.ne.jp/releases/48572/img_48572_1.jpg
エミュレータによるデバッキングイメージ1
http://www.atpress.ne.jp/releases/48572/img_48572_2.jpg
エミュレータによるデバッキングイメージ2
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これらを踏まえて、OBIGOは上流から下流まで、多くの開発者が関わる工程において手戻りを少なくするためのエミュレータによる開発環境を提供することになりました。この統合環境は、PC上で自動車のコックピットを再現し、各開発業者が担当分野の機能を他の機能と統合的にチェックしながら作りこみができるものです。
この環境を使えば、開発の初期の段階から完成度の高い作りこみが可能となり、ハイレベルの要件定義に対しても、エミュレータ上で実機と同じように確認しながら実装を行うことができます。各作業段階で要件のチェックをすることにより、バグを早期に発見でき、開発の手戻りを最小限にすることが可能となります。コードの変更がそのままシミュレータの画面にリアルタイムに反映でき、実機と同様な検証ができます。ウェブアプリに関してもインタラクティブなHTML5開発ツールと連携し、幅広い開発が可能となります。
これらの全てのツールがOBIGO製品として標準搭載され、さらに顧客側(OEM、Tier1/2、CPなど)の開発作業をサポートするための体制も充実しています。なお、コネクテッドカーに開発されたソフトウェアを導入し、コネクティビティを実現するためにはその他の細かい仕組みも必要になりますので、7月17日にはさらにカーコネクティビティソリューションに特化した新製品を発表する予定です。
OBIGIOツールによるデバッキング項目
http://www.atpress.ne.jp/releases/48572/img_48572_4.jpg
<OBIGO Inc. について>
2003年3月韓国ソウルに設立。1997年からモバイルソフトウェア産業にて豊かなインターネットサービスとソフトウェア製品を世界的に先導しながら提供してきました。また、スマートフォン製品を1998年より8億ユニット出荷しており2013年での全世界のマーケットシェアは15%に到達し、140の国々で使用されています。
現在、OBIGOはウェブサービス企業へと進化しつつあります。取引先企業は韓国だけでなく世界中の大手企業に拡がっています。日本ではモバイルソフトウェアソリューションを2011年より展開しOEMに、2012年には500万のライセンスを携帯OEMに提供しています。また、自動車ティアワン、OEMにもコネクティビティソリューションを提供しています。
自動車、IPTV及びモバイルソフトウェアソリューション、ウェブアプリケーション及びサービスなどの事業領域を持つHTML5 ウェブプラットフォームソリューション企業であるOBIGOは、組み込み系開発業界において様々なインターネットサービス及びソフトウェアソリューションを持つ先導的な企業と言えます。
今後も組込み系開発業界の世界的な傾向を先導しつつ、検証された革新的ソリューションをいち早く世界市場へ提供して参ります。
その範囲は自動車、スマートフォン、スマートTVその他にも電子製品などに多岐にわたり使用されるHTML5ブラウザ、ウェブランタイム、そしてウェブアプリケーションが含まれています。
<会社概要>
社名 : OBIGO Inc.(オビゴ)
所在地: 韓国 板橋(パンギョ)
CEO : David Hwang
設立 : 2003年
URL : http://www.obigo.com/ (Japaneseを選択で和文対応)
http://www.obigo.com/main_jp.ob?page=0 (和文ダイレクト)