ボードコンピュータ製品の開発・製造をする独Kontron社が、アジア太平洋地域での事業拡大のため、日本法人設立
[14/07/15]
提供元:@Press
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ECT(Embedded Computing Technology)企業としてグローバルに事業を展開するKontron AG(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、7月14日、日本法人であるKontron Japanを東京都渋谷区に設立しました。
ゼネラルマネージャーには世界的なIT企業で長年役員を務めてきた林 曉(はやし さとる)が就任いたしました。
Kontronは、いわゆる組込みコンピュータ(ECT:Embedded Computer Technology)と言われる産業機器の制御などに用いられるボードコンピュータ製品の開発・製造企業です。ドイツを本拠に、世界15ヶ国に拠点をもち、日本は16ヶ国目の拠点となります。
日本市場で成功するためには、日本のマーケットを熟知し、有効なセールスチャネルを持つパートナーとの関係強化や、パートナーとその顧客に安心して製品を導入いただくためのサポート体制が不可欠と理解したうえでの再参入となります。
日本市場進出の第一段階として、Kontronがグローバルに主要ビジネスドメインとして位置付けている3つの事業分野、IND(産業)、COM(通信)、ATD(航空・運輸・防衛)に関する海外での開発・納入実績を、日本国内当該市場のキープレイヤー企業に積極的に紹介していくとともに、セールスパートナー企業の開拓に力を入れていきます。
「KontronのIoT(Internet of Things)、SYMKLOUD、IFE(In Flight Entertainment)などの革新的なテクノロジーとソリューションは、ヨーロッパ、北米、新興市場など世界のあらゆるマーケットで導入されてきました。私たちの優れた技術力とサポート力は、日本のお客様の製品開発リードタイムの短縮化と利益率改善に貢献できるものと考えています。」(CEO Rolf Schwirz)
以下、主要3ドメインに関する日本市場への取り組みです。
INDに属する製造オートメーションに関しては、Kontronの本拠・ドイツが主導するIndustrie 4.0(※1)をはじめ、「第4次産業革命」として製造現場に大きなICT投資を喚起しており、ドイツをはじめ各国の製造現場にKontronが納入してきた最新ソリューションは、これから本格化する日本国内での新技術導入検討に大いに貢献できるものとなります。
COMについては、ATCAなどグローバル市場で高い評価を得ている製品についての日本国内での需要は一巡していますが、SDN(※2)、NFV(※3)など、通信制御技術のバーチャル化に関する新技術が注目を集める中、Kontronのキャリア・グレード・サーバー製品がインフラの中核製品となることが期待されます。
ATDでは、KontronのIFEソリューションが、日本の航空各社で高い評価を得られると期待されています。乗客は、機内でそれぞれ所有の機器でインターネットやビデオ観賞を楽しむこと(BYOD)ができます。
KontronのIFE技術を利用することにより、乗客は費用対効果の高いソリューションを楽しむことができ、航空会社は競合他社との差別化できるサービスを提供することができます。
「日本支所を設立したことで、日本のお客様やパートナー様にしっかりと貢献していく体制が整いました。日本市場でもKontronのECTとIoTソリューションに対して高い評価が得られると確信しています。また、日本のお客様もより製品を早く市場に導入するために、標準組込みコンピュータ製品をより積極的に活用する動きが顕著になってきており、良いタイミングだと思います。」(林ゼネラルマネージャー)
まずは従来からのセールスパートナー様のご要望に応えるための体制づくりを進めながら、11月のEmbeddedTechnology 2014/組込み総合技術展出展に向けたマーケティング活動に注力することになります。
(※1) ドイツ政府が産官学の総力を結集しモノづくりの高度化を目指す国家的戦略プロジェクト。
(※2) Software Defined Network
ネットワークの構成、機能、性能などをソフトウェアの操作だけで動的に設定、変更できるネットワーク。
(※3) Network Functions Virtualization
ネットワークを制御する通信機器の機能をソフトウェアとして実装し、汎用サーバの仮想化されたOS上で実行する方式。
■Kontronについて
Kontronは、組込みコンピューティング技術のグローバル・リーダーです。従業員の30%以上が研究開発に従事するKontronでは、世界の組込みコンピューティング・プラットフォームを推進する標準規格をいくつも開発してきました。
Kontronの提供する長期製品供給、ローカルでのエンジニアリングおよびサポート、付加価値サービスは、OEMやシステムインテグレータによる持続可能かつ実行可能な組込みソリューションの構築を支えます。
Kontronは顧客と緊密に連携し、組込みアプリケーション対応のプラットフォームやカスタム・ソリューションを開発することで、顧客がコア・コンピタンスに集中できるよう支援します。その結果、製品の商品化を加速し、トータルコストを削減し、最先端で信頼性の高い組込み技術によってアプリケーション全体の改善を実現します。
Kontronは、「KBC」として、ドイツTecDAX証券取引所に上場しています。
詳細については、以下のサイトでご覧いただけます。
http://www.kontron.com/
■Kontron Japanについて
社名 : Kontron Japan
本社 : 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-11-5 Cross Office 5B
代表者 : ゼネラルマネージャー 林 曉(はやし さとる)
URL : http://www.kontron.com/
ゼネラルマネージャーには世界的なIT企業で長年役員を務めてきた林 曉(はやし さとる)が就任いたしました。
Kontronは、いわゆる組込みコンピュータ(ECT:Embedded Computer Technology)と言われる産業機器の制御などに用いられるボードコンピュータ製品の開発・製造企業です。ドイツを本拠に、世界15ヶ国に拠点をもち、日本は16ヶ国目の拠点となります。
日本市場で成功するためには、日本のマーケットを熟知し、有効なセールスチャネルを持つパートナーとの関係強化や、パートナーとその顧客に安心して製品を導入いただくためのサポート体制が不可欠と理解したうえでの再参入となります。
日本市場進出の第一段階として、Kontronがグローバルに主要ビジネスドメインとして位置付けている3つの事業分野、IND(産業)、COM(通信)、ATD(航空・運輸・防衛)に関する海外での開発・納入実績を、日本国内当該市場のキープレイヤー企業に積極的に紹介していくとともに、セールスパートナー企業の開拓に力を入れていきます。
「KontronのIoT(Internet of Things)、SYMKLOUD、IFE(In Flight Entertainment)などの革新的なテクノロジーとソリューションは、ヨーロッパ、北米、新興市場など世界のあらゆるマーケットで導入されてきました。私たちの優れた技術力とサポート力は、日本のお客様の製品開発リードタイムの短縮化と利益率改善に貢献できるものと考えています。」(CEO Rolf Schwirz)
以下、主要3ドメインに関する日本市場への取り組みです。
INDに属する製造オートメーションに関しては、Kontronの本拠・ドイツが主導するIndustrie 4.0(※1)をはじめ、「第4次産業革命」として製造現場に大きなICT投資を喚起しており、ドイツをはじめ各国の製造現場にKontronが納入してきた最新ソリューションは、これから本格化する日本国内での新技術導入検討に大いに貢献できるものとなります。
COMについては、ATCAなどグローバル市場で高い評価を得ている製品についての日本国内での需要は一巡していますが、SDN(※2)、NFV(※3)など、通信制御技術のバーチャル化に関する新技術が注目を集める中、Kontronのキャリア・グレード・サーバー製品がインフラの中核製品となることが期待されます。
ATDでは、KontronのIFEソリューションが、日本の航空各社で高い評価を得られると期待されています。乗客は、機内でそれぞれ所有の機器でインターネットやビデオ観賞を楽しむこと(BYOD)ができます。
KontronのIFE技術を利用することにより、乗客は費用対効果の高いソリューションを楽しむことができ、航空会社は競合他社との差別化できるサービスを提供することができます。
「日本支所を設立したことで、日本のお客様やパートナー様にしっかりと貢献していく体制が整いました。日本市場でもKontronのECTとIoTソリューションに対して高い評価が得られると確信しています。また、日本のお客様もより製品を早く市場に導入するために、標準組込みコンピュータ製品をより積極的に活用する動きが顕著になってきており、良いタイミングだと思います。」(林ゼネラルマネージャー)
まずは従来からのセールスパートナー様のご要望に応えるための体制づくりを進めながら、11月のEmbeddedTechnology 2014/組込み総合技術展出展に向けたマーケティング活動に注力することになります。
(※1) ドイツ政府が産官学の総力を結集しモノづくりの高度化を目指す国家的戦略プロジェクト。
(※2) Software Defined Network
ネットワークの構成、機能、性能などをソフトウェアの操作だけで動的に設定、変更できるネットワーク。
(※3) Network Functions Virtualization
ネットワークを制御する通信機器の機能をソフトウェアとして実装し、汎用サーバの仮想化されたOS上で実行する方式。
■Kontronについて
Kontronは、組込みコンピューティング技術のグローバル・リーダーです。従業員の30%以上が研究開発に従事するKontronでは、世界の組込みコンピューティング・プラットフォームを推進する標準規格をいくつも開発してきました。
Kontronの提供する長期製品供給、ローカルでのエンジニアリングおよびサポート、付加価値サービスは、OEMやシステムインテグレータによる持続可能かつ実行可能な組込みソリューションの構築を支えます。
Kontronは顧客と緊密に連携し、組込みアプリケーション対応のプラットフォームやカスタム・ソリューションを開発することで、顧客がコア・コンピタンスに集中できるよう支援します。その結果、製品の商品化を加速し、トータルコストを削減し、最先端で信頼性の高い組込み技術によってアプリケーション全体の改善を実現します。
Kontronは、「KBC」として、ドイツTecDAX証券取引所に上場しています。
詳細については、以下のサイトでご覧いただけます。
http://www.kontron.com/
■Kontron Japanについて
社名 : Kontron Japan
本社 : 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-11-5 Cross Office 5B
代表者 : ゼネラルマネージャー 林 曉(はやし さとる)
URL : http://www.kontron.com/