越後白雪茸研究会開催のお知らせ
[14/07/18]
提供元:@Press
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越後白雪茸研究会は2014年7月25日(金)新潟市のホテルイタリア軒において開催され、神戸大学の平井先生による“越後白雪茸の関節痛軽減作用”や、新潟薬科大学の佐藤先生による“越後白雪茸のダイエット効果”などの研究報告が予定されています。
昨今、食の健康機能は大きな社会的関心を集め、疾病予防やアンチエイジングの目的で色々な機能性食品、サプリメントが開発されています。しかしながらこれらの製品の科学的バックグラウンドについては十分に解明されているとは言い難いものも数多くあり、これらの製品が本当の意味で、人類の健康維持、増進、疾病予防などに十分な役割を果たす存在となるためには十分な科学的裏付けが必要とされています。
越後白雪茸は新潟県魚沼市で15年前に発見され、食用として生産されました。しかし栽培が難しく、大変貴重な茸でした。生産者の努力により、量産体制が確立され、研究材料としての供給も可能となり、現在までに「免疫賦活作用」や「高い抗酸化力」などが明らかにされています。機能食品や医薬品を開発のための機能性素材として魅力的な、この新潟の資源の基礎研究、臨床研究の推進を図り、それらの成果を社会に還元する事を目的に2012年に越後白雪茸研究会を立ち上げ、白雪茸の研究者および白雪茸に関心のある企業、個人が定期的に白雪茸の研究の現状など情報交換を行なってきました。
■越後白雪茸について
平成11年に新潟の山奥で発見されたときは、世界三大珍味の最高級品の白トリュフにそっくりであることから、白トリュフとして学会発表。また、マスコミからも「新潟で白トリュフ発見」と報道されました。
しかし研究が進むにつれて、白トリュフでないことがわかりました。
越後白雪茸は、遺伝子レベルの研究で、椎茸や舞茸と同じ担子菌類である特徴をもっています。
しかし担子器を形成しないため、胞子を出しません。そのため椎茸やエノキタケのようなキノコの形を作らず、栽培された環境に合わせて、様々な形に育ちます。
また、塩基配列が過去に発見されたキノコと同定できないために、新種のキノコとして世界11か国で特許が取得されています。
研究が進むにつれて、聖マリアンナ医科大学で、免疫賦活作用があることが発見されました。それを皮切りに多くの研究機関で抗酸化力、アトピー改善効果、花粉症対策、エイジングケア、メタボ対策等、様々な研究が進められています。
■越後白雪茸研究会について
当研究会は、新潟産の機能性素材の一つである越後白雪茸の健康効果に着目し、その生理機能に関する学術的研究を進め、その成果を広めるとともに人々の健康に役立つ商品開発に応用する企業や個人に資することを目的に、平成22年に発足いたしました。
研究会は研究者や健康食品業者、個人会員など幅広い会員から構成されております。
毎年、越後白雪茸に関する研究成果の報告に加えて、健康機能食品やその応用など関連する幅広い分野の最新の話題など、教育的な講演を研究会例会のプログラムを組んでおります。
【第5回越後白雪茸研究会】
日時 :平成26年7月25日(金)
14:30〜20:00
会場 :ホテル イタリア軒
〒951-8061 新潟市中央区西堀通7番町1574
TEL 025-224-5111
<学術討論>14:30〜18:30
座長 :金沢大学 理工研究域 自然システム学系 教授 松郷 誠一
挨拶 :14:30〜14:40
越後白雪茸研究会 会長 小西 徹也
新潟薬科大学 名誉教授
長春中医薬大学 客員教授
招待講演1 : 14:40〜15:30
「きのこの新しい利用法の探索」
京都菌類研究所 所長 山中 勝次
研究報告1 :15:40〜16:30
「越後白雪茸の体重増加抑制作用」
新潟薬科大学 応用生命科学部 教授 佐藤 眞治
研究報告2 :16:40〜17:30
「“蘇りレスベラ”の基礎的検討」
新潟薬科大学 薬学部 教授 渡辺 賢一
研究報告3 :17:40〜18:30
「越後白雪茸の高齢者への健康科学評価」
地域医療に対する健康科学評価センターの可能性
神戸大学医学部附属病院薬剤部 教授 平井 みどり
懇親会 : 18:40〜20:00
ゲスト : 新潟薬科大学 学長 寺田 弘
山形大学農学部 名誉教授 貫名 学
新潟医療福祉大学 学長 山本 正治
昨今、食の健康機能は大きな社会的関心を集め、疾病予防やアンチエイジングの目的で色々な機能性食品、サプリメントが開発されています。しかしながらこれらの製品の科学的バックグラウンドについては十分に解明されているとは言い難いものも数多くあり、これらの製品が本当の意味で、人類の健康維持、増進、疾病予防などに十分な役割を果たす存在となるためには十分な科学的裏付けが必要とされています。
越後白雪茸は新潟県魚沼市で15年前に発見され、食用として生産されました。しかし栽培が難しく、大変貴重な茸でした。生産者の努力により、量産体制が確立され、研究材料としての供給も可能となり、現在までに「免疫賦活作用」や「高い抗酸化力」などが明らかにされています。機能食品や医薬品を開発のための機能性素材として魅力的な、この新潟の資源の基礎研究、臨床研究の推進を図り、それらの成果を社会に還元する事を目的に2012年に越後白雪茸研究会を立ち上げ、白雪茸の研究者および白雪茸に関心のある企業、個人が定期的に白雪茸の研究の現状など情報交換を行なってきました。
■越後白雪茸について
平成11年に新潟の山奥で発見されたときは、世界三大珍味の最高級品の白トリュフにそっくりであることから、白トリュフとして学会発表。また、マスコミからも「新潟で白トリュフ発見」と報道されました。
しかし研究が進むにつれて、白トリュフでないことがわかりました。
越後白雪茸は、遺伝子レベルの研究で、椎茸や舞茸と同じ担子菌類である特徴をもっています。
しかし担子器を形成しないため、胞子を出しません。そのため椎茸やエノキタケのようなキノコの形を作らず、栽培された環境に合わせて、様々な形に育ちます。
また、塩基配列が過去に発見されたキノコと同定できないために、新種のキノコとして世界11か国で特許が取得されています。
研究が進むにつれて、聖マリアンナ医科大学で、免疫賦活作用があることが発見されました。それを皮切りに多くの研究機関で抗酸化力、アトピー改善効果、花粉症対策、エイジングケア、メタボ対策等、様々な研究が進められています。
■越後白雪茸研究会について
当研究会は、新潟産の機能性素材の一つである越後白雪茸の健康効果に着目し、その生理機能に関する学術的研究を進め、その成果を広めるとともに人々の健康に役立つ商品開発に応用する企業や個人に資することを目的に、平成22年に発足いたしました。
研究会は研究者や健康食品業者、個人会員など幅広い会員から構成されております。
毎年、越後白雪茸に関する研究成果の報告に加えて、健康機能食品やその応用など関連する幅広い分野の最新の話題など、教育的な講演を研究会例会のプログラムを組んでおります。
【第5回越後白雪茸研究会】
日時 :平成26年7月25日(金)
14:30〜20:00
会場 :ホテル イタリア軒
〒951-8061 新潟市中央区西堀通7番町1574
TEL 025-224-5111
<学術討論>14:30〜18:30
座長 :金沢大学 理工研究域 自然システム学系 教授 松郷 誠一
挨拶 :14:30〜14:40
越後白雪茸研究会 会長 小西 徹也
新潟薬科大学 名誉教授
長春中医薬大学 客員教授
招待講演1 : 14:40〜15:30
「きのこの新しい利用法の探索」
京都菌類研究所 所長 山中 勝次
研究報告1 :15:40〜16:30
「越後白雪茸の体重増加抑制作用」
新潟薬科大学 応用生命科学部 教授 佐藤 眞治
研究報告2 :16:40〜17:30
「“蘇りレスベラ”の基礎的検討」
新潟薬科大学 薬学部 教授 渡辺 賢一
研究報告3 :17:40〜18:30
「越後白雪茸の高齢者への健康科学評価」
地域医療に対する健康科学評価センターの可能性
神戸大学医学部附属病院薬剤部 教授 平井 みどり
懇親会 : 18:40〜20:00
ゲスト : 新潟薬科大学 学長 寺田 弘
山形大学農学部 名誉教授 貫名 学
新潟医療福祉大学 学長 山本 正治